2010年11月15日月曜日

高校の同窓会を期に、バンド結成

 40数年ぶりに再会したメンバーで゛バンドやろう!゛と、ジェームスが提案。皆乗り気で早速計画進行中 (左より元ブラ・バン・クラブリーダーのTHくん、ギター・マンドリンクラブのAYAさん、同じくTAKAとジェームス) All Photo by TAKA

長野の高校同窓会が銀座のホテルで開かれ、60数名の同窓生が集まって賑やかに一夜交歓会をした。例年は長野駅近くのホテルが会場なのだが、四年に一度は会場を東京に移して海外や大阪・名古屋住人にも便を計らうのが通例となっているのだ。

会が始まり、皆で乾杯し料理が出始めると共に、AYAさん率いるハワイアンバンドの歌と演奏がはじまった。何と、フラガールも登場し踊りが加わったではないか! 幹事も粋なアトラクションを用意したな、と感心しきり。
会場のあちこちでは、旧交を温めあったり、卒業後初めての顔合わせで驚きあったり、和やかな交歓が続いた。この会の恒例で、一学年で9組あったクラスの1組から、出席者全員が前に出て近況を話し、それが9組まで続くのだ。現在の仕事や退職後の日々、孫の話や昔憧れていたクラスメイトの話まで、皆夫々の近況を報告しあった。
幼馴染の猪瀬直樹君とも久し振りの再会、彼は今東京都福知事の激務の中にいるので、健康に留意してまた会おうと語り合った(写真左)。
当時の高校は進学校だったため、1クラス40人位の中では女子は2~3人、男子生徒からは皆憧れの゛マドンナ゛だった。(写真左からAiさん・Rin子さん、Xさん、Ayaさん、Nori子さん、Yさん。ごめんなさい、X・Yさん名前が思い出せない!)
 □
さて、冒頭のバンド結成の話だが、言いだしっぺのジェームスMRくんは、゛白雪姫と七人のおじさんたち゛というバンドでドラムをたたいて、東京フォーラムやNHKホールでライブ出演をしたと言うではないか ! また、AYAさんは、「アロハアイカネ」というハワイアンバンドのリーダーで、スチールGtとヴォーカルを担当、都内や近郊でライブ出演を続けているし、Pf の演奏もOKとのこと。THくんは、現在三つのバンド掛け持ちでアルトサックスを吹いていて、ジャズやボサノヴァのレパートリーもかなりあるとのこと。ここにわたしのGtとVoが加われば、なんか面白いことができそうだ!

そんな話をしていたら、YRくんが顔をみせて、おれもやるよと。彼は今、「日本ルイ・アームストロング協会」の理事をしていて、デキシーランドジャズのバンド司会をしていると言う。というわけで、思いもよらない展開となってきたが、音楽好きの仲間が集まって何か楽しいことが出来たらいいな、と。現在いろいろ構想しているが、近々一度皆で集まって音合わせをしてみたいと思っている。
同窓会終了後、近くの居酒屋での二次会。合唱クラブの面々とブラ・バンとギタ・マンクラブメンバーの合同会となリ、大いに飲み、語り、笑いあった。とても愉快な夜だった。
後日、KZくんが送ってくれた9組面々のフォト、右よりKZ、IS、KB、TAKA、KM、STの各くん達 Photo by Kawasaki

2010年11月14日日曜日

木立ちダリアの花と飯桐の実が色づけば、晩秋の気配


 □薄紫の可憐な花が次々と開く木立ちダリア、花は天井を見上げるくらいの高さにある。 All Photo by TAKA



木立ちダリアは不思議で愛らしい花だ。木々が色づく晩秋のこの時期は花も少なく、サザンカやツワブキ、冬桜や実紫などが彩りを見せてくれるくらいで、紅葉した木々も木枯らしに葉を散らしていく。そんな季節のさらっとした大気の空の下、樹高が4~5mにも及ぶ枝の天辺に花を開かせる。
久し振りに訪れた小石川植物園では、この花が晩秋の風物誌で、これを目当てに来園する人もちらほら。ただし、あまり知られていないのは、他の植物園ではほとんど見かけない種類の花だからかも知れない。メキシコ原産のキク科の花だが、この植物園の原木はもう何年もかけて幹が育っているので、春先に芽吹いた芽が枝となり、半年くらいの間に伸びて晩秋に枝先で開花する。花後剪定しこれを毎年繰り返すと数mに達してしまう。別名で゛皇帝ダリア゛と呼ばれているそうな。のっぽの木に愛らしい花というのも、なかなか珍しい取り合わせだと思う。
強風による倒壊予防のため、アルミや竹のポールで添え木されたのっぽの木立ちダリア(フォト左)
落ち葉の散り敷く鬱蒼とした植物園内をゆっくりと散策する 。スズカケノ木やユリノキの巨木、トキワマンサクや菩提樹の大木は、明治初年に旧小石川養生所から東京大学に引き継がれた当時に外国から移植された歴史を持っている。そのため、園内は都心にあるとは思えないくらい、静寂に満ちて木の香が漂い、昼なお暗い樹林にいると不思議な落ち着きを感じる(フォト下)。


 一時、この植物園は私のサンクチュアリだった。ここで、初春の寒桜に始まって、シナマンサク・レンギョウ・木蓮・梅・桜・花菖蒲・ハンカチの木・熱帯睡蓮等々を見て、季節の移り変わりを感じ、美しい花々を見ることがとても魂に潤いを与えてくれた。木々や花のこともここでずいぶんと覚えた。

枝に連なる飯桐の赤い実を見るのも晩秋の楽しみだ。(フォト上)。ご飯を包む葉として使われたのが由来でこの木の名前がついたと聞くが、高い樹の先に実をつけるのでほとんどこの実を知らない人が多い。生花に枝と実ごと使われたり、初冬にこの実が熟す頃ヒヨドリが大挙して群がり実を食べつくしてしまうことで、ご存知の方がいるかもしれない。

日本庭園では、ドウダンツツジが紅葉し始め、朱赤の葉を色づかせていた。イチョウの大木も、葉が黄に色づき、ハラハラと風に舞い始めている。しばらく続いている穏やかな秋の日和だが、冬はもうすぐにやってくる。

2010年11月11日木曜日

乾燥季節の備えは、花梨の蜂蜜漬け、焼酎漬けで

 □


右から、花梨の焼酎漬け、蜂蜜漬け、3年棒番茶ので作ったうがい液 All Photo by TAKA
秋晴れのさらっとした日和が続いて、とても心地よい季節だが、程無く木枯らしの吹きすさぶ冬がやってくる。風邪を引きやすい季節でもあり、インフルエンザの流行も心配されるので、例年のごとく喉対策を準備した。私の対策としては、まず外出から帰っての゛手洗いとうがい゛だが、うがい液を3年棒番茶の煮出しに塩を加えてつくる。カテキン効果と消毒をかねて、゛ガラガラッ、プー゛が欠かせない。それから、花梨のスライスを蜂蜜に入れて漬け込む。もひとつ、同じくスライスを焼酎に入れて漬ける。これらを食事後とか、夜寝る前とか、ちょっと喉がイガイガしたときに、お湯で割って飲む。まあ、お婆ちゃんの知恵袋みたいなものだが、これがなかなかよろしい。あと、扁桃腺が腫れ気味のときは、バンテリンなどの炎症剤を幹部に塗るのも即効の効果がある。やはり、歌唄いは喉が命だから、こまめに気を使って喉を痛めない対策を日々欠かせないですよね!
10月の終わりの話だが、音友のRYOさんとHIDEさんから誘いがあって、今年も多摩川の河川敷で干物会をやった。沼津から取り寄せたサザエ、千葉の爺ちゃん婆ちゃんでやっている干物屋から取り寄せた、アジ・金目鯛・エボ鯛・イカなどを、バーベキューの炭火網で焼いて、美味しいお酒や飲み物とともに皆で飲んで食べようという、まことに気楽なメンバーたちが揃って、にぎやかに楽しんだ。子供たちも大いに飲んで食べた。焼肉や野菜焼き、私が持参した松露の卵焼き(前日、築地に買出しに出かけた折入手したもの)も登場して、いやはやお腹一杯になってしまった。
聞けば、対岸の川崎市側では、ごみ対策の費用が膨大に掛かるということで、河川敷使用を有料(一人500円)にしたとのこと。これで年間数千万円の費用をまかなうとのことだ。たしかにごみの散らかる河川敷は景観上もよろしくないとは思うが、こちらの狛江市側は、バーベキューの後はごみ袋持参で皆後片付けをしっかりやっている。狛江市は、全国でも有数のゴミ袋有料の自治体なので、市民の意識がしっかりしているのだと思う。
穏やかな秋の日の、楽しい干物会だった。

2010年11月1日月曜日

アルカフェでのライブは、ソロにチャレンジ

  □ライブには毎回駆けつけてくれる学友のTOくん、ニューミュージックの歌で見事な喉をご披露 Photo by Tuchiya
私のホームグランドであるAlcafeでのライブも3回目となった。今回は、共演者なしの一人ライブなので、選曲や歌・伴奏・ギターソロの組み合わせに色々工夫をしてみた。前々から、ギターのソロ演奏は自分にとっても課題だったので、まだまだ満足とは言えないけれども、それが実現できたことが大きな収穫だった。
日曜日の夜という、何かとご都合がある時間帯にもにもかかわらず、6名のお客さんが来場され、私の歌と演奏を楽しんでくださった。2nd ステージでは皆さんが壇に上がり、歌や演奏を披露してくださり、とても和やかなひと時を過ごすことができたのは、感謝・感謝であった。この店でよくライブ出演をされている、主婦シンガーソングライターの゛さとう・まき゛さんも駆けつけてくれた。彼女の、日常を題材にした抱腹絶倒のオリジナル・ソングを、私はとても敬愛している(残念ながら1stを聴いて帰られた)。お店には、満員御礼でなくて申し訳ないけれども、私的にはライブ終了後テーブルを囲んで、皆さんとゆっくり話して交流できる位がちょうどいいと思っている。アルカフェは、暖色系のインテリアと座り心地のいい椅子、明るいライティングと整ったPA環境、そして、ステージと客席の程よい距離などで、とても気持ちよく歌い演奏できる。チャージや飲み物代もリーズナブルなのはありがたい。私はこの夜、曲表現のグレードも良く、細部に声が通って、とても気持ちよくパーフォマンスできたと感じた。自分でも納得のライブだった。
ライブの演奏曲を載せておきます。
1. Samba De Uma Nota Só たったひとつの音でできたサンバ
2. Palpite Infeliz 嫌な予感   
3. The Shadow of Your Smile いそしぎ  
4. Heart On Heart 想い重ねて  TAKA Original
5. Corcovado コーコバードゥ  
6. 黄昏のビギン
7.  O Pato アヒル     
8. Antonico アントニコ(ピンキーとキラーズ・「恋の季節」をはさんで) 
9. Beside You あなたの側で  TAKA Original


今回も、演奏曲の紹介を兼ねたプログラムとポルトガル語歌詞訳・オリジナル曲歌詞を載せた小冊子を作り、皆さんに差し上げた。ライブの後で曲の歌詞内容を巡って、いろいろと話が弾んだ。
ボサ友のタッキーとセツコさんが遊びに来てくれて、タッキーは弾き語りで「Só Danço Samba」と「Este Seu Olhar」などを、セツ子さんは「イパネマの娘」と「小舟」を披露してくれた。タッキーはステージが心地よかったようで、「ここは歌いやすい!」と喜んでいた。せつ子さんも持ち前のきれいな声で、皆のお褒めをいただいた。(写真左・ Photo by TAKA 下も)
INさんとTUさんは、60年代のアメリカン・ポップスがお好きとか。店置きのアコギを引っ張り出して、お二人で「ジャマイカ・フェアウェル」をデュオで気持ちよさそうに歌ってくれた。(写真右)
学友のTO君は、カラオケ好きでいろいろな歌のレパートリーを持っている。この夜は、「恋人よ」と「少年時代」を持参の歌詞メモで歌った。私には初めての曲伴奏だったが、店置きの歌本コードを見ながら、同世代の強みで無事アシストできた。TO君からは、゛ライブの楽しみは、TAKAの新しいオリジナル曲を聞けること゛と言われ、年2回のライブには必ず新曲を披露する決意を新たにした。




ログラム・ノートにも記したが、詞:カルロス美希、曲:TAKAのコンビで作った最新作は「Beside You あなたの側で」。ふとしたきっかけで、心のうちに沸き起こるかけがえのない人への想いを、ゆったりとしたバラードで歌った曲です。これからも、ライブの最後に皆さんと一緒に歌えたらいいなぁ、と思っています。ここに、その歌詞を載せ、来場の皆さんへの感謝の気持ちとしたい。
みんな、ありがとう!また、次回のライブでお会いしましょう!
Beside You あなたの側で

作詞 カルロス美希
作曲 T A K A

     いつまでも 側にいて

     いつまでも 変わらぬあなたでいて


   ① 手と手をつなぎ 肩をよせあって

     ふたりで歩く 静かな夕暮れ

     夜空の星たちは キラリ瞬いて

     そよ風は ほほを そっとなでていく


     いつまでも 側にいて

     いつまでも 変わらぬあなたでいて

   ② ふいに嵐が きて ふたりを 襲う夜

     離れ離れ~に 引き裂こうとしても

     強くにぎった手を 決して離さないで

     雨のあと 空に 七色の虹


     いつまでも 側にいて

     いつまでも 変わらぬあなたでいて


   ③ 時は過ぎ 人は 去っていく~とも

     花は咲き やがて 散っていく~とも    

     巡りあえた日から 続く長い道で

     じっと見つめあう ふた~つの瞳


     いつまでも 側にいて

     いつまでも 変わらぬあなたでいて

                                                                      2010/08/29/ by TAKA