2010年1月24日日曜日

SPRING RAIN 春の雨


          
      ライブ演奏の後、お客と出演者でウクレレを弾きながら盛り上がりました! アルカフェにて Photo by TAKA
恒例のアルカフェ・ショートライブ(1/9)に出演し、私はボサノヴァの新しいレパートリーを4曲歌った。Samba Em Preludio(予兆のサンバ)、Palpite Infeliz(嫌な予感)、Samba De Uma Nota Só(たった一つの音で出来たサンバ)、O Pto(アヒル)。ポルトガル語の発音や文法が次第に解って来たので、より歌が滑らかになって来たようだ。実際、お客さんに゛滑らかなポルトガル語ですね!゛と言われるとちょっと嬉しい。
今年の春のライブは、4月17日(土)にここのアルカフェで、5月15日(土)に地元のadd9thでやることに決まったので、リハやショートライブとセッションをしながら、当日に向かって準備をしていくつもり。また詳しい内容はこのブログやリーフレットで紹介しますので、どうぞお楽しみにしていてください。
この日のライブの後で面白かったのは、出演者の一人マッキーが、ウクレレを弾きながら歌い始めると、出演者やお客たちが一緒になって店のウクレレを弾きながらわいわい歌ったことだった。アメリカ民謡の「ゆかいな牧場」は、よく知られている歌(童謡?)だが、♪ ○ ○ ○ ○ E - I - E - I - O ~、その節回しで、

   お正月はうれしいな~ お酒が飲める~♪
   3月はさくら咲く~ お酒が飲める~♪  
   7月は七夕だ~ お酒が飲める~♪
   9月は私の誕生日~ お酒が飲める~♪
   12月はクリスマス~ お酒が飲める~♪  .....

なんのことはない、これが延々と続くのだが、次から次にアドリブの言葉が出てきて皆で大いに笑ってしまった。でも、歌の力と言うか、コミュニケーションというか、一緒に楽しんで歌える歌はそう多くはないので、かく言う私も曲を作る上で色々考えさせられてしまった。ボサノヴァでも、皆で歌える曲は少ないと思うが、Tristeza や Carinhoso のような素敵な歌も確かにある。ただし、ポルトガル語の解る人に限られてしまうけれども...いつか、皆で歌えるようなオリジナル曲を作りたいな、というのは希望としてありますね。
新曲が出来上がった。凍える心を溶かし、命をよみがえらせる、温かな春の雨を思って作った曲です。春のライブで歌うつもりです。軽快なmarcha(マーチ)のリズムで、マイナーに始まりメジャーで終わる曲です。


       SPRING RAIN 春 の 雨


作詞 カルロス美希 作曲 TAKA

       ①あの日から 冷たい雨が降りつづいた

       花の咲かない庭 蝶も飛んでこない

       光を失った月が ぽつんと独り

       壊れた愛が 古人形のように 転がっている


       心に灯る願いはひとつ

       いつか会える あなたに会える そのぬくもりを抱きしめて


       ②つらくて長い冬 凍える身をすくませた

       そよ風の吹かない森 小鳥のさえずりもない

       見えない青空は 遥かのかなた

       昨日の愛が 難破船のように沈んでいる


       心に灯る願いはひとつ

       きっと会える あなたに会える そのぬくもりを抱きしめて


       ③温かな春の雨が 懐かしい

       花よひらいて咲け そよ風よ吹け

       光よ降りそそげ 雲を切り裂いて

       木の芽が息吹き 命がよみがえるだろう


       あなたを想う願いはひとつ

       いつか会える きっと会える そのぬくもりを抱きしめて


       あなたを想う願いはひとつ

       いつか会える きっと会える そのぬくもりを抱きしめて
10’/01/19 by TAKA

2010年1月3日日曜日

初詣は、近くの大国魂神社へ


       新年明けましておめでとうございます。
       皆様には、今年も健康で幸多き年であることを祈ります。
       本年もよろしくお願いいたします。

       □ 参拝客で賑わう府中大国魂神社、今年の願い事は何かな? All Photo by TAKA

ここ数年、初詣は近くの府中大国魂神社に行くことにしている。有名な明治神宮や川崎大師などの超混雑振りは避けて、ゆっくり参拝できるこの神社が気に入っている。狛江に越してきてからはご近所のよしみということもあるが、驚くなかれ、伝えられている創立は紀元111年! 古事記によると景行天皇(日本武尊の父)の御世というから1,900年の歴史を持つ由緒ある神社だ。実際に律令時代には、ここに国府がおかれ、武蔵国を司る国司が国内祭務を総轄したという。「大国魂大神(おおくにたまのおおかみ)」が祭神で、平成23年に迎える゛御鎮座1,900年祭゛の準備が進められている。



神社の大鳥居の前には、ケヤキ並木から続く欅の巨木が2本、新年のしめ縄を飾られて厳かな雰囲気(左)/ 参道は、奉賀のちょうちんが沢山飾られ、屋台の店がずぅ~っと続く(中) / 授与所で買い求めた身体安全のお守りと、縁結び携帯ストラップ用のお守り、色鮮やかできれい(右)

去年のお守りをお炊き所に納め、手水舎で手を清めてから本殿に向かう。参拝客に並んで本殿にお参りし賽銭を上げてから今年の願い事を祈った。今年は、日々健康であること、またいいライブが出来ること、そして会いたい人に会えること、の三つだった。参拝後、おみくじ所で六角箱から棒をひいて取り出すと、なんと、大吉だぁ~!! 揃いの法被を着た氏子青年会がつくる甘酒をふうふう言って飲みながら、今年の運勢の良さを喜んで思わず顔がほころんだ。
ここ年末年始の一週間は、地元add9th での忘年会セッション(26日)、ショーロバンドROSA ROXAの音や金時でのライブ鑑賞(28日)、中掃除にお節ちつくり(31日)、弟とお節ち料理とお酒を楽しみ(1日)、そして初詣(3日)、とあっという間に過ぎてしまった。最近お節ち料理を自宅で作る人も減っている様だが、お節ち料理には、日本の家庭料理の基本がぎっしりと詰まっている。生か、煮るか、焼くか、食材を産直や市場などで入手し、調理の手順を確かめながら家族と自分のために一品づつ作ることは、大切な季節の行事と私は思っている。お節ち料理はたいへんマクロビォテックなものと私は捉えているし、現にとても美味しくて身体にもよい。市販のものは、味付けもかなり濃いし、保存料も入ったりしているし、買ってただ並べるのもつまらないと思うけれども...


今年の我が家のお節ち、三段お重はしないで去年と同じ丸お重にした。左より時計回りに、丹波の黒豆、数の子(無漂白のものを塩抜きして味付け)、田作り(ごまめ)、大丸重は、鮭の昆布巻き(羅臼昆布)、紫蘇と辛子明太子とナチュラルチーズをはさんだ紅白蒲鉾(いちうろこ製)、 松露特製出汁巻き卵(これは買いました!)、車海老の煮物、三浦大根と人参の紅白なます。これに加えて、前に紹介した、白身魚とサーモンの紫蘇・おぼろ昆布重ね(09.12.1)。これらを純米吟醸酒とともに美味しくいただきました!

例年この時期には、一年間のことを振り返り、出来たことできなかったこと、まあまあ出来たこと不十分だったことなどを項目別にチェックすることにしている。去年の正月に書いた課題を省みて、それを踏まえつつ新らしい2010年の課題を書き記す。なに、1ページで書けてしまう位で、仕事のこと、健康維持のこと、趣味のボサノヴァやライブのこと、花巡り・マクロビォテック料理のこと等々を簡単なメモで記すことにしている。私はそのなかに、今年3月で1歳になる赤ちゃんと母親となった娘に会うことを加えた。娘とはいろいろ訳があってもう10年以上あっていないが、おめでとうの言葉を伝えたいと思う。
もうひとつ、このお休み中に出来たことなのだが、ボサノヴァ・ギターの基本となる゛テンションコード゛を整理することが出来た。中村善郎師匠のおかげで、2年間のレッスンはとてもためになった。それをメジャー系、マイナー系、セブンス系ごとに、6弦・5弦ルートと上4弦に別けて、12フレット全部に対応できるコード表に整理できた。これで、ボサノヴァのギター演奏、KEY変更、作曲のコード選びにすばやく対応することが出来る。前から気になっていたことなので、やってみてよかったと思っている。人に教えるのにも、ずいぶんと判りやすいにちがいない。
<TAKAライブ出演のお知らせ>
1月10日(日)荻窪アルカフェ 19:30~ アルカフェスタ・ショートライブ(ボサノヴァ4曲弾き語り)
1月31日(日)荻窪アルカフェ 19:30~ アルカフェスタ・ショートライブ(Taka・Vo/Gt & Tamtam・Fl)
では皆様、今年もよい年でありますように!