2011年1月17日月曜日

椿珈琲店の゙かようかい゙は、歌と演奏の夕べ

     □今宵も続く歌とライブ演奏のひととき、マスターのレキントGt にウッチー(Pf)・KNさん(Ba)・TAKA(Uk)がコラボして、昭和歌謡で盛り上がる! Photo by Takaco & TAKA
ここ半年ほど前から、ご近所喜多見の椿珈琲店に出かけることが多く、毎回音楽仲間との交流や美味しいお酒と食采を楽しませてもらっている。このブログでも、「秋の食彩とボサノヴァを楽しむ会・10.10/17」、「第一回:和食と音楽のコラボ10.6/25」や「椿珈琲店の夜は更け行く・10.6/2」で紹介しているが、とにかく地元のミュージシャンや常連さんが集う店なので、寛いだ心地よい時間が過ごせる。
火曜日の夜は゛かようかい゛と称して、店に通う皆さんが色々な歌曲を楽しんでいるうちにレパートリーが沢山に増えてしまい、とうとう店主の茂子ママが歌本を独自に作ってしまった(歌詞と一部コード入り)。その歌本がもう4冊にもなる! 昭和歌謡・演歌・ニューミュージック・シャンソン・唱歌・70年代アメリカンポップス...等々。メンバー達の好きな歌を集めたら100曲以上になってしまった。
マスターのコレクションであるクラシックGt、アコースティックGt、ベース、レキントGt、ウクレレなどを自由に弾かせてもらい、お店のデジタルピアノやクラベス・マラカス・三針まで登場して、なかなか賑やかな歌と演奏となる。これをバックに、生オケで歌を唄えるので、歌い手は相当気持ち良い。歌の合間は、ソロ演奏とアドリブが入り、カウンターメロディも入ってくるので、ライブハウスも顔負けである。
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右から、ドラマーの桐さん・タッキー・TI子さん・HS子さん、熱の入った演奏に拍手ぅ~! (上)今宵は着物姿の泉さん(右から二人め)、オリジナル曲を沢山持っていて、この店でもよくご披露してくれる。私の好きな「Faraway」は、YOU-TUBEでも動画で見られる。このお店でのライブ・バージョンです。

http://www.youtube.com/watch?v=1YlP1LBTlqw
私はこの店でGtの伴奏をすることが多いのだが、時折ウクレレも弾く。興が乗れば、ポル語のボサノヴァも歌うし、仏語のシャンソンも歌ったり。でも、もっぱら昭和歌謡ですね。集う年代からしても50~60代のメンバーが多いので、自分達の青春時代の歌に人気があるようだ。また、オリジナル曲の新作ができたときは、皆さんに披露して感想を言ってもらう。「Beside You あなたの側で」は、マスターがまず、゛タカさん、この曲いいよぉ~゛と言ってくれたので、とても励みになった。

いつも美味しい肴とお酒を用意してくれる茂子ママ、お値段も良心的なのでメンバー達は感謝している(左)。友のウッチー、いつもはGtを弾いているが、今宵はキーボードでマスターのレキントを引き立てる。好きな歌は、「その名はフジヤマ!」(右)
さて、年明けの゛かようかい゛は新年会となり、唄とお酒の後で、読み人ウッチーによる「百人一首」の仁義なき戦いとなった。こんなゲームになぜ夢中になるのか!という位に盛り上がり、戦意むき出しの激しいゲームとなった。勝者はタカ子さん、やはり教養の地が出たようです。

百人一首に興じるメンバーの皆さん、右からタカ子さん、ハジメさん、茂子ママ、HSさん、マスター(左)



今宵は着物姿で出かけた私。「百人一首」が終わった後で、今度は「ぼんずめくり」を楽しんでしまった。(右)

2011年1月10日月曜日

ファイナルの『プリント・ミュージック』を使ってみて

昨年暮れに入手した作譜ソフト『final PrintMusic2010』を使い、譜面を作成している。前々からの課題であったので、とても重宝している点と、まだまだ不十分の点とがあるので紹介したいと思う。
私自身がソロ演奏でGtを弾き語りし歌を唄う時には、メロディラインやコードはほぼ頭に入っているので、譜面は必要なく、確認のための歌詞カードがあれば用が足りる。しかし、歌手や他の楽器演奏者とコラボするときには、譜面が要る。イントロやエンディングの確認、またどのKEYで歌い演奏するのかで用意する譜面も違ってくる。とくに、曲のKEYによってコード進行もガラリ変わるので、この対応がなかなか厄介ではある。Gt弾きはよくお判りのことと思うが、半音や1度程度のKEY変更であれば、コードも平行移動でほぼ対応できるが、2度3度~となってくると同じ指パターンではコードが作れないケースが出てくる。キャリアのあるプロであればそんな事は訳もないだろうが、こちとらアマやセミプロは、事前の確認(KEYとCORD)を経て本番に臨むことが多い。
最近私もバンドを組んで、ピアニスト・ベーシスト・ドラマー・サックス奏者達とコラボする機会が増えた。また、新しいもうひとつのバンドを準備しつつある。演奏者には夫々得意なKEYがあるし、歌い手も歌える音域があるし、楽器によっては(例えばサックスなど)♭系のKEYに設定してあるものがあるし...皆で気持ちよく演奏し・歌うKEY設定をするのが一仕事ではある。
ま、そこで PrintMusic の活用となったわけだが、機能はまだ半分も使っていない。ただ、良い面と悪い面と両方あるので、少々述べてみたいと思う。

<便利でよい点>
①五線譜への入力は、お玉じゃくしをひとつづつPCのカーソルで入れる方法と、MIDI(PC直結のUSB鍵盤)でピアノを弾きながら入力する方法と両方あるが、私は当面前者でやっている。
入力したメロディは、「プレイバック」で実音として確認できるので、音符のミスや小節くり返しなどの適正がすぐわかり対応できる。これはとても助かる。再生音もピアノ・ギター・フルート・コーラスなど、あらゆる楽器に対応しているので便利。
②作成した譜面に和音コードをつける場合、コードツールを活用すると、ボサノヴァ・ジャズなどのあらゆるテンション・コードが瞬時に入力できる。そして、転調する場合も瞬時にKEY変更ができるのはとても助かる。上の譜面はCMajで作成したが、これを1度下げてBbMajに転調した場合、お玉じゃくしもコードも瞬時に変えて作成できる。これだけでも、この作譜ソフトを使う意味があると思う。
<不便な点>
③歌詞は、音符に合わせて下部に一音ごと入力できる。メロディと歌詞を確認するのに便利ではあるのだが、英語と日本語とにしか対応していない(高価な上級ソフトでは他の言語も可能とか)。
つまり、ラテン系言語(フランス語・イタリー語・ポルトガル語・スペイン語など)は、á ç é ê ó などの母音アクセントが沢山あるのだが、これにまったく対応できない。厄介な方法で入力できはするのだが、字体が限られるし通常使える字体とはマッチしない。これが一番の弱点である。当面私は出来上がった譜面に手書きでアクセントを入れてはいるが...。
とはいえ、これからの音楽活動に必要なツールを使いこなして、作成した譜面で独自の音作りをし、ライブ演奏に備えたいと思っている。不十分な点はあるが、このソフトはなかなか良いので、当面譜面作りが続きそうである。
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2011年1月1日土曜日

今年のお節は、三段重ねで

10品のお節料理をお重に詰め合わせて、今年の健康を願いながら美味しくいただくお正月です。Photo by TAKA
新年明けましておめでとうございます。

寒波と大雪に見舞われた地方も多い暮れでしたが、我が家の狛江は晴天の正月です。例年、お正月はお節料理を作って、自宅でゆっくりと過ごすのが続いていますが、今年も美味しいお酒とともにお節を楽しむ三が日です。
黒豆:マメ(健康)に暮らせますように
鮭の昆布巻き:昆布は「よろこぶ」に繫がり、一家の繁栄を願う縁起物
数の子:子孫の繁栄を願って
田作り(ごまめ):豊作を願う縁起物
紅白なます:紅白の色は、太古から平和のシンボル
紅白蒲鉾:同じく、おめでたい祝いの色
栗きんとん:きんとんの黄金色は「財をなす」縁起物
鮭と白身魚の紫蘇・おぼろ昆布重ね:紅白のおめでた色に、紫蘇・昆布をプラス
今年はこれらに
出汁巻き卵:伊達巻に変えて築地松露のものを入手
アワビの酒蒸し:車海老の煮しめにかえて、酢味噌をかけていただく。
豆を水で戻したり、煮物は基本の出し汁(私は、羅臼昆布と桜海老を使う)で煮たり、彩りを考えて紫蘇・明太子・ナチュラルチーズなどを添えたり、「生か、焼くか、蒸すか、煮るか...」の日本料理の基本を確かめながら調理を進めていく。今回は、゛焼く゛がないけれども、お節料理には素材の鮮度を確かめなが素材を生かして調理するノウハウがぎっしりと詰まっている。色々思い起こしながら調理するのはとても楽しい。                                        




では、皆さまのご健康とご多幸を祈って! 
今年もよろしくお願いします

今年は何年か振りに、着物を着て初詣でした。(府中大国魂神社にて、おみくじは゛吉゛でした)




                                
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