2011年12月29日木曜日

今年のトリは、かようかいの歌とお酒でした。

今宵も歌とお酒で盛り上がって! 「 かようかい」の皆さんと共に夜は更けゆく。 後列左から、YOさん、TAKA、ハジメちゃん、イズミちゃん、キリさん。前列はシゲコママ、マスター、ウッチー、HIさん。Photo by Takky
今月は師走ということもあって、歌と演奏とお酒の集いがもっぱらでありましたが、最後は地元の音楽好きの皆さんが集まる゛かようかい゛がトリとなったのであります。ご多忙だったり、身内の不幸があったりで、来られなかった常連メンバーの方も居られたが、喜多見の「椿」はギターの伴奏に乗ってこの夜も楽しい歌が続いた。
今年は未曾有の大震災があり、原発事故の影響とその対応に追われた年でもあったが、おかげ様で多くの音楽家達のライブに寄らせていただき、また、共に歌と演奏を楽しむ会にも参加加させていただいて、とても有意義な一年だった。また私にとっては自身の歌と演奏を、ボサノヴァ・ワールドポップス・オリジナルソングを通じてご披露する機会が重なり、共にバンドを組んでのライブも実現し充実した一年でもあった。佐藤真規さんとのジョイントライブ(5月)、Jovial TAKA Bandのライブ(8月)、ザ・タペストリーのライブ(11月)、多くのお客様に来場いただき、楽しんでいただけたことがとても嬉しかった。皆様の応援に感謝し、また音楽表現に加わって素敵なサウンドを作っていただいたミュージシャンの皆様にとても感謝している。
新しいレパートリーが増えたボサノヴァやワールド・ポップスの曲もさることながら、オリジナル・ソングとして、「ときめきの夜」、「君はいま輝いている」(2曲は作詞・作曲TAKA)、そして最新の曲「愛とも知らないで」(作詞TAKA、作曲QP村山)の3曲を創れたことも特筆に価することであった。最近の私の曲は、初期の曲と変わってきている。シンプルに言えば、言葉とメロディで私の世界を表現することから、音楽を楽しむ場で共に歌ったりより共感できる世界を目指している曲へとシフトしている、とでも言えようか。このスタンスは当面変わらない様に思っている。もう何曲か曲作りができたら、自分の気に入ったオリジナル・ソングを集めてCDを作ろうかな、などと夢を見ているのだが。その時は、色々な方に協力いただかなくては。
今年は10月に体調を崩し、しばし休養することもあったが、おかげ様で快復し仕事の地域サービスと音楽活動に励むことが出来たのは何よりのことだった。健康でいることがすべてのベースになるので、来年も体調を整えながら精進したいと思う。このブログを覗いてくださる方たちにも、来年の健康とご多幸を祈りつつ、ご愛顧を感謝したいと思っている。
それでは皆様、1年間ありがとうございました。
良いお年を!!

2011年12月21日水曜日

バンドの忘年会は、美味しいお鮨とお酒で話も弾んで!

                              □美味しいお鮨をすっかり平らげてご満悦のメンバー諸君 Photo by Kouzu


我等がバンド:ザ・タペストリーの忘年会は、リハを続けてきた本拠地・梅ヶ丘の「美登利寿司総本店」で賑々しく開かれた(12/20)。これを心待ちにしていたメンバー各位は、定刻夜7時にお店に集合した。我々がリハをして来た゛リンキイ・ディンク・スタジオはこのお店のすぐ隣りのビルにあり、リハの日には、この有名寿司店の周りをぐるりと並ぶお客の待ち姿を何時も見ていたので、よもやこの店で会食するなどとは思いもよらなかったのである。リハを終わった後での一杯は、ちょっと離れた中華屋に寄って、生ビールと餃子の定例メニューで盛り上がっていたのだが、今宵は違うのである!

今宵のコースは、『板さんおまかせのにぎり寿司』(忘年会特別メニュー:3,150円)に好みのお酒を加えたものだったが、幹事の私は、メルパルク長野でのライブが好評に終わり、ギャラをいただいた時点ですぐお店に予約を入れた(手回しがいいのですよ!!)。他にもコースが2つあるのだが、品数が多くて我等には食べきれないだろうと思いこのコースにした。
寒空の下で入店を待つお客の列を尻目に、満席のフロアを通って3階へ上がると、すでに料理が並べられて準備が整っていた。冒頭の写真は、すでに食べ尽くしてしまった後もので、お寿司の写真は撮り忘れた。皆、早く食べたくて焦っていたからね。替わりに、HPの写真を載せます(左)。この品数に加えてマグロ中落ちの小巻きや子持ち昆布の大巻き、車海老入りの赤味噌汁とデザートのプリンなど、ほんとに豪華な寿司会となった。普段はビールばかり飲んでいるヨッシーも、今宵は食べに食べた。
ご存知の方も居られると思うが、このお店のネタは新鮮この上なく、また握りシャリは少なめでネタがこの上なく大きい。名物のアナゴは一匹丸ごとだからね。私は30代の初め、赤堤に一軒家を借りて住んでいた時期があって、通りを挟んで向かい側に南田洋子・長門裕之のお宅があり(二人とも鬼籍に入っているが)、近くの世田谷牧場には牛が100頭ほど飼われていた。風のある日は、牛の糞の臭いが漂ってくるようなのどかな風景が広がっていた。食品スーパーオオゼキの本店(東松原)によく買い物に行ったし、小田急線はまだ高架になっていなくて、近くの梅ヶ丘駅北口に美登利寿司のお店があった。その頃から美味しいと評判だったので、時折寿司をつまみに出かけたが、最近のように店前に行列などなかった。何かの変化がお店にあって、ここ10数年ほどの間に出店があり人気が高くなったのだと思うが、昔を知る私にはちょっと感慨が深い。
お寿司を食べながら、生ビール・冷酒・燗酒を各自飲みながら、今回のライブについて色々と話した。機材をレンタルしてくれた楽器屋さんから、当日の歌と演奏録音CDをいただいたので、各自に配布し、また、マッキーが最前列のテーブルで録音されたCDを持ってきたくれたので、これも各自持ち帰って聴く事にした。QP村山からはオリジナル新曲のお披露目があった。『愛とも知らないで』というラブ・バラード曲で、作詞はTAKA、作曲はQP村山、曲のコードは私が付けた。いずれ近いうちにライブでご披露することになると思う。
満腹・大満足のあとで、すぐ近くのジャズバー゛TAKE FIVE゛に席を移して、今後の展望を語り合った。来年の秋にバンド主催のライブを都内で開くこと、そのために新しいレパートリーと、このバンドならではのサウンドを創って行くこと、より音楽性を高めて聴きに来てくださる方の満足につなげていくこと、などを確認しあった。ほんとに楽しい忘年会だった。そして、新しいステップを踏み出した集いだった。メンバーのシローは残念ながら欠席だった。替わりに、学友のKZ君がAYAさんの誘いで駆けつけてきてくれ、我等に加わって大いに飲み話して行ってくれた。

2011年12月15日木曜日

シャンパンとパニーニのボサノヴァ会は、ほろ酔いの午後だった。

            □ラスト曲の「All of Me」は、全員で歌えや踊れやの大盛り上がりとなった。Photo by TAKA

山教室(中村善郎)代表のタッキーからご案内があり、また、STさんからも「ギターを持たないで、気軽に来て下さいね!」と、私の腰を気遣っていただいたお誘いがあり、ほんとに何も持たず、差し入れのお酒も持たずに(けっこう重いので、ごめんなさい!)ボサノヴァ会に寄らせていただいた。日曜日の昼間、田園都市線・高津駅近くの゛スタジオ・アンジェ゛という、ピアノのあるイベントスペースが会場で、私が着いた昼時にはすでに多くのボサノヴァ愛好者の皆さんが集まっていた。

「ボサノヴァ練習会」と名打ってはいたが、朝10時スタート、昼食を挟んで午後6時まで、途中参加・途中退場自由、差し入れ歓迎、会費2,500円、というまことにゆる~い参加条件なので気軽に参加できた。ここに掲載した画像とボサノヴァ会のレポートはあくまで私見であり、昼・シャン(昼間ッパラからのシャンペン!)ですっかり気持ち良くなって皆さんの披露された曲目もうろ覚え、写真も気紛れで撮ったものばかりなので、そこの所はご容赦いただきたいと思う。

私自身は、田町教室で中村師匠に3年間、ボサノヴァ・ギターとヴォーカルをみっちり学んだ。その間、月2回のレッスンを一度も休まずに熱心に教室に通った。少人数で10年選手のベテラン2名に混じったギターレッスンを受けたので(ギターは大体4~5人だった)、おかげ様でボサノヴァのテンションコードとバチーダをほぼ習得できた。ここ一年間は、バンド活動を2つ(Jovial TAKA Band と The Tapestry)と、オリジナル・ソングの制作等で多忙となり、レッスンはお休みしているが一応まだ籍を置いてはいる。そんなことで、ボサノヴァ会もことし3月の横浜教室・ドルフィー以来だった。

□ 
TDさんの伴奏で歌うMOさん、熱唱です!(左)。ピンクと白のモエ・シャンを前に、栓を抜く前から微笑がこぼれだしているお三方(Aさん、MOさん、KYさん)、後方を緑のギターマンIMさんが通り過ぎる(右)

午前中の歌会で大方歌った皆さんに、幹事の方たちが買出ししてくれたニ子玉川・アルビスのパニーニとシャンペンが出されて歓声が上がった。その他の惣菜も加えて楽しい食事が始まり、シャンペンが次々と抜かれ、皆で乾杯した。パニーニはイタリアン・ハンバーガー(サンドウィッチ)仕立てで、中のほうれん草やお肉・チーズなどがとてもナチュラルな味で美味しかった。都心の有名ライブ・ハウスを借りて高い会費でやるのもいいけれど、皆で食べ物・飲み物を持ち寄って、時間を気にせずにリラックスしてできるボサノヴァ会、費用も頃合(安くて)でやる方が今的だなと感じた。

珍しくギターの弾き語りを披露するMIさん、ガラス越しに見える゛本日貸切中゛の張り紙、そして後ろをオババが通り過ぎる...(左) /  タッキーの伴奏で歌うイタリアーノDIさん(見事なピアノ演奏もご披露)、そして後ろをバイクマンが通り過ぎる...(右)
私はこの日、昼・シャンですっかり気持ちよくなってしまったが、TDさんとタッキーにギターをお借りして、「Vou Te Contar」、「Antonio's Song」、そしてオリジナル曲の「ときめきの夜」(~の午後)を披露した。皆さんで一緒に「ときめき~」を歌っていただいたのが嬉しかった。STさんにリクエストされて、フレンチ・ボッサの「男と女」、「ボラーレ」も歌うというおまけつきだった。
その後も、夜の帳が落ちるまで皆さんの歌と演奏が続いた。楽しかった会の最後に、MIさんが歌ったのは「All of Me」、ポル語のバージョンでは「Disse Alguém」のタイトルでジョアン・ジルベルトが歌った曲(これも後で教えていただいた)。ひと通りMIさんが歌った後、私が乱入して英語バージョンを歌うと、タッキーも歌いだし、皆が前に出て踊りだし、いやはや大変なセッション騒ぎとなった。でも、これがほんとに楽しかった!!(↑ 冒頭のフォト)
メンバーの皆さんの中には、ボサノヴァを教えている先生もいるし、ライブ出演を続けているプロもいるし、セミプロやビギナーや色々な方がいるが、゛ボサノヴァを愛することにかけては、誰にも負けない゛と自負する方がほとんどだと思う。青山教室の方たちのおかげて、こんなに楽しい歌会にご一緒できて、とても幸せな一日だった。この後、ボーリング大会をするという皆さんに、腰をやや気にする私は一足先に失礼して帰途に着いたが、幸せの余韻はしばらく続きそうだ。

2011年12月13日火曜日

フィギュアスケート・Grand Prix Final 2011から


      □女子シングルのチャンピオンに輝いたカロリーナ・コストナーのS/Pは完璧だった。(画像はGoogleより) 
カナダのケベックシティで開催されたISUフィギュア・スケートのグランプリ・最終戦を、TV朝日の編集録画で見た(12/10、12/11)。男子・女子シングルのみの放映で、アイスダンス、ペア、ジュニアの放映が無かったのはちょっと物足りなかったが、世界六カ国各地を廻ったグランプリ・シリーズの最終戦ともあって、各選手の白熱した演技を楽しむことができた。
3回転・4回転ジャンプ等、高度な演技が組み込まれたプログラムのためか、選手達の演技もミスが目立ちハラハラさせられたが、その中で抜群の集中力でノーミスの演技を見せてくれたカロリーナ・コストナー(伊)の演技が光っていた。ショートプログラム(以下SP)は、ショスタコビッチの「ピアノ三重奏曲」に乗って滑ったが、長身の肢体から繰り出す高さのあるジャンプをことごとく成功させ、スピンやステップも完璧だった。手足の先まで行き届いた動きは、この優雅なピアノ曲を表現するのにマッチしていたし、滑走ラインの滑らかさと演技を繋ぐ゛間の取り方゛がとてもスムースでよかった。
コストナーは、フィギュア・スケート選手の中ではかなり長身(169cm)の方だ。ジュニアから上がってきたエリザベート・トゥクタミシェワ(露・14才・143cm)のような小柄な選手もいる中で一際目立つ。足長腰高(重心が高い)の彼女がジャンプでスッテン・コロリンするのを何度も見ている。それが、昨年度のグランプリ・ファイナル(北京)で、アリッサ・シズニーに次いで銀メダルを取った頃から、ジャンプが安定して来た。元より、長身を生かしたスピンやスパイラルには定評があったから、FRの「ピアノ協奏曲23番」(モーツァルト)に乗って滑った演技も、表情に余裕があり安心して見ていられた。イタリア女性らしい優雅さと快活さををあわせ持った滑りは、流麗なピアノ曲とマッチして、彼女の魅力を堪能させてくれる演技であり、納得の金メダルだった。

フィギュア・スケート選手達の演技を見ながら、私は何時も、音楽の表現(歌と演奏)と重ねてみてしまう。選手は各々、自分で選んだテーマ曲に乗って演技を披露するのだが、クラシックや映画音楽、ブルースやタンゴ、ジャズに民族音楽など、お国柄や個性を反映してその曲内容は様々である。しかしながら、鍛えられた肢体を駆使してその世界観を表現すると言う点では、歌と演奏でそれを表現する音楽ライブ・パーフォマンスとよく似ている。ベースには、正確で卓越した歌唱と楽器演奏技術があり、スタートからフレーズを作りながらファイナルのクライマックスに持っていく曲の流れがあり、そして、その世界観の中でその人らしい個性が輝いている独自性があり、最後に、その表現全体がお客を魅了できるかというエンターテイメント性がある。これらは、すべて『芸』というものに繫がる大切なファクターだと思う。

鈴木明子は優勝を意識したのか、SPでもFRでも細かなミスが出てしまい、とても残念だった。先月のNHK杯(東京)で優勝した時のSPは、「ハンガリアン・ラプソディ」(ヴァイオリン曲)のメロディに乗って完璧な演技を見せてくれた。3ジャンプ+3ジャンプのコンビネーションを成功させ、一気に波に乗った。観客の拍手を巻き込んだステップとスピンは、曲が後からついてくるかと思うくらい切れがよくスピード感に溢れていた。でも、26才の年齢、小柄でファニーフェイスの彼女が、努力と精進の賜物で今回の銀メダルに輝いたことには、大きな拍手を送りたいと思う。

私の好きなアリョーナ・レオノア(露)は、SPで「パイレーツ・オブ・カリビアン」の映画音楽に乗って滑り銅メダルを得た。コスチュームも海賊仕立てで、その迫力満点の活き活きとした演技に観客から多くの拍手が集まった。元よりマメタンクのような体つきとおどけた表情が魅力的な彼女は、FRでは「弦楽ためのアダージョ」(オーケストラ曲)がテーマ曲だったが、荘厳で重々しい世界は彼女には合わなかったように思う。こういう曲でも滑りますよ、というアピールなのかも知れないが、やはりレオノアらしい世界を観客も見たかったにちがいない。

もうひとつ残念だったのは、アリッサ・シズニーが左足首の怪我で万全の体調でなかったことだ。今シーズンはフランス杯(パリ)で銅メダル、スケート・オブ・アメリカ(オンタリオ)で優勝し、グランプリ・ファイナルでも優勝の下馬評が高かった。SPはシャンソンの「ばら色の人生」、FRはオーケストラ曲の「悲しいワルツ」に乗って滑ったが、ジャンプをことごとく失敗し精彩を欠いた。足首への負担に耐えられなかったようだ。得点も「悲しい結果」となり表彰台にも上がれなかった。なにやらテーマ曲のタイトルと符丁が合ってしまった。
しかしながら、゛世界一゛と評される彼女の゛ビールマン・スピン゛と゛レイバック・スピン゛のスピードと美しさは抜群で、これが見られるだけでも価値があったというものだ。
昨年のグランプリ・ファイナル(北京)では、彼女はジョージ・ウィンストンの「冬から春へ」をテーマ曲にして滑走し、金メダルを得ている。ナチュラルなヒーリング系のテーマ曲は、彼女の優雅で芯のある滑りととてもよく合っていた。
競技を終わってみれば、今シーズンの各地の大会で上位成績を収めてきた選手が表彰台に上がる順当な結果となった。また、難度の高い技術を競うスリリングな戦いでもあった。浅田真央はNHK杯2位、ロシア杯(モスクワ)で優勝し大きな期待をかけられたが、母親の危篤で大会を欠場し帰国をせざるを得なかった。エリザベート・トゥクタミシェワ(露)は、フランス杯とスケート・カナダ(ミシサガ)で優勝し、ファイナルでの優勝もあるかと期待されたが、プレッシャーのためかジャンプのミスが続きテーマ曲の流れにも乗れなかった。









男子シングルでは、高橋大介のFR演技が良かった(銀メダル)。4回転ジャンプこそ両足着地でミスが出たが、EL.GTソロの『ブルース・オブ・クロック』に乗って、思う存分に滑って観客を魅了した。ジャンプ・スピン・ステップともにメリハリがよく、スケート表現には難しいギター・ソロ曲を卓抜に表現し彼独特の世界に引きずり込んでいくような見事なパーフォマンスだった。 
パトリック・チャンのSPは、4回転ジャンプを成功させた後フェンスに衝突するハプニングもあったが、Jazzの「テイク・ファイブ」に乗って軽快に滑った(優勝)。演技の切れのよさでは高橋大介といい勝負、安定したスケート技術が目立った。
躍進著しいのは羽生結弦だった。往年のプルシェンコ(露)やライサチェックを髣髴とさせる、長身から繰り出すダイナミックな演技は、高校生17才とは思えぬ成長振りだ。SPは「エチュード・イン・D#m」がテーマ曲だったが、冒頭の4回転ジャンプが決まらず結果4位だった。銅メダルのハビエル・フェルナンデス(スペイン)は、4回転ジャンプを2度決めて表彰台に上がったが、羽生との実力差はほとんどないように見えた。
フィギュア・スケート世界選手権は、フランス・ニースで来年の3月(26~4/1)に開催される。ここで、その年の真のチャンピオンが決まる。どんな選手が登場し演技を見せてくれるのか、今から楽しみにしている。