2012年5月29日火曜日

ボサノヴァ会、のどごし生バンドライブ、ボサノヴァ教室卒業。



 ラストに皆で「ブラジルの水彩画」を歌って盛り上がった青山ボサノヴァ会  Photo by TAKA
先週の日曜日(5/20)に、中村善郎青山教室主催のボサノヴァ会が開かれ、世話役のタッキーからの誘いもあったので、参加させていただいた。会場は私鉄沿線駅(東急田園都市線・高津駅)近くの写真スタジオ、そこにPA機器や飲食物を持ち込んでの手作り開催で、椅子のレイアウトやPAコントロール、飲食サービスもすべて開催スタッフが担当するという、まことにアット・ホームの会だった。その分、時間を気にすることもなく、費用も割安で、参加者達がボサノヴァを大いに楽しめる、という、今時向きの集いであった。
私は、久し振りに皆さんの歌を聴きたいと思い、12:30スタートの発表会から寄せていただいたが、昼食を挟んでの会は2次会参加者の歌と演奏が18:00頃まで続き、来場者は30人ほど。さすがの広いスタジオも満席で、席を移動するにも脇をすり抜けるような手狭振りとなった。
曲表現のスタイルは色々あって、ソロの弾き語り、伴奏者(GtやPf)との歌、ヴォーカルの掛け合い、ベースやパーカッションが入ってのバンド演奏と歌、などなど。プロとして活動されていたり、ボサノヴァを教えておられる方も居り、和やかな中にも聴き応えのある歌と演奏が続いた。
最近は、ライブハウスに出演されている方も多く、前回(昨年の12/15日開催)に較べて、曲表現のレベルが随分上がっている印象を強くした。私も2曲(「夏のサンバ」と「君に酔ってしまいそうな夜」)を披露したが、お借りしたギターのフレット目印が良くわからず、指が戸惑ってしまうという、ハプニングだった。でも、とても気持ち良く歌えた。ボサノヴァをこよなく愛する皆さんとのハッピー時間は、なかなか得がたいものだとの想いを強くした一日だった。


KさんとMさんが懐かしのJ-ポップス「恋のバカンス」・「恋のフーガ」を歌えば、ダンス好きのYOさんたちが早速ツィストを踊りだした、「のどごし生バンド」のライブ。盛り上がりました。

私がホスト役を務めた「ボサノヴァ・ナイト in グレコ」が盛況に終わった翌日(5/29)、同じライブハウスでは、「のどごし生バンド」の第1回ライブ(グレコにて)が開かれた。バンド名のごとく、生ビールとお酒をこよなく愛するおじさんたちのバンドだが、最近コーラス隊にうら若き女性(おじさんたちと比較して!)が加入し、懐かしのJ-ポップスをどんどんレパートリーに取り入れているので、とても華やいできた感があるのだ。この夜も、お店は来客で満席、しかも、開店謝恩期間というオーナーの粋な計らいで席チャージが無料、これもお客を喜ばせていた。

このバンドのレパートリーは、60~70年代のアメリカン・ポップスとジャズ・スタンダードナンバーだが、ヴォーカル(アンディ)だけでなく、゛うたべー゛(歌うベース弾き・佐藤氏)と゛うたドラ゛(歌うドラマー・QP村山)がいて、乗りのいいアップ・テンポの曲を次から次へと繰り出す。ある意味でとても゛ノー天気゛、陽気なナンバーでみんな楽しくなってしまう、という得がたいキャラクターのバンドだ。しかも、演奏中も大木さん(Pf)始め、大方がアルコール燃料を補給しながらの熱演なので、客も演奏者もすっかり出来上がってしまう、という結末をたどる。

この夜のライブでは、7時から3ステージをこなし、全21曲を披露したが、さすがに最後の方は息が上がってしまった様だった。それでも、アンコールでラストにやった「ジョニー・ビー・グッド」は、客席のお客さんたちもゴーゴー・ダンスを踊りまくり、大盛り上がりのライブとなった。私は6月のボサノヴァ・ナイトの前宣伝に、客席を廻って持参したリーフレットを案内しながら皆さんと色々とお話したが、このバンドの歌と演奏を大いに楽しんでいるのが伝わってきたライブだった。


レッスンの後、田町駅近くの天婦羅屋での飲み会、皆で盛り上がって生ビールの他、日本酒の「浦霞」を3本を空けてしまった。Photo by Tenshu

週始めの月曜日(5/28)は、中村義郎田町教室のヴォーカル・ギター・レッスン日だった。私にとってはこれが最後のレッスン日で、足かけ4年半(2007年11月~2012年5月、途中14ヶ月の休止あり)のレッスンに一応のピリオッドを打ち、卒業することになった。この日のレッスン曲は、MPBのヒット曲・ジョアン・ボスコの「酔っ払いと綱渡り芸人」、チャップリン映画・「モダン・タイムス」のテーマ曲『SMILE』をベースにしたブラジル軍事政権への風刺曲だ。

中村師匠のおかげで、ボサノヴァ曲のポルトガル語と、ギターのテンション・コード、ボサノヴァ・サンバ・ショーロなどのバチーダ(奏法)をほぼ身につけることができたし、オリジナル曲の作詞・作曲、コード作り・リズム作りなどの編曲も、そこから組み立てることが出来るようになったことに、私は大変感謝している。教室で学ぶことの楽しさは何時までも続けていたいが、最近の私はバンドを組んでの歌や演奏も増え、編曲や譜面作りにも時間を裂く必要に迫られている。また、気に入ったオリジナル曲も少しづつ増えているので、もう何曲かを加えて゛オリジナル曲のCD制作゛と言う目標も実現の視野に入ってきた。
ライブハウスでの「ボサノヴァ・ナイト ホスト役」という新しい楽しみも加わった。ここはひとつ、教室を出て、ミュージシャンたちと音の会話をしたり、お客さん達と音の会話をすること、その交流の中から、目指している音楽表現のスタイルを追及して行こうと言う気持ちが今は強くなっているのだ。

レッスンの後でよく寄ったこのお店に、お仲間の長老ピーニョ氏や代永氏、田中さんやチャーリー、そして皆さんが集って、卒業を祝ってくれた。名物の掻き揚げと、純米酒「浦霞」でお酒も進み、話は盛り上がり、音楽を通して知り合った仲間の絆を感じる一夜だった。皆さん、またボサノヴァの会やライブハウスでお会いしましょう!


さて、今週の今夜は、久し振りの「かようかい」、明日は、ザ・タペストリーのリハ日。6月(24日)のライブに向けての仕上げリハが待っている。音楽の日々が続くが、飲みすぎに注意しながら、楽しい時間を過ごして行きたいと思う。

2012年5月26日土曜日

ボサノヴァ・ナイト 第1回はおかげ様で盛況でした。



盛り上がったボサノヴァ・ナイトは、I さん(クラシック歌手・大木さんの音友)のボサノヴァ・アレンジ・ジャズの曲(「Fly Me To The Moon」や「Over The Rainbow」)も飛び出し、佳境に入った。All Photo By TAKA

ミュージック・スペース グレコで開かれた゛ボサノヴァ・ナイト゛は、ほぼ満席のお客さん(私を入れたハウスメンバーを含めて20数名)で埋まり、とても盛況だった。大半は、この店の常連客や大木さんファンの近隣の方々だったが、横須賀や小田原など遠方からの来客もあり、また、我がボサ友のタッキーと今井さんもジョイントしてくれて、素敵な歌と演奏を沢山披露いただいた。

何しろ新設ライブハウスでの初めてのボサノヴァ・ナイトなので、ホスト役を務める私は一人でも2人でもとにかく来てもらえればいい、位に腹をくくっていたのだが、思いも寄らずに店の席がほとんど埋まってしまったのでとても嬉しかった。この来客が引き続きお店に足を運んでいただけることを願いながら、気持ちを込めて歌い演奏した。


ライブはPM7時頃に、ハウス・トリオの演奏(「酒とバラの日々」などのジャズ・ナンバー)ではじまり、私が加わってボサノヴァのスタンダードナンバーを2曲をバンドで演奏した。「Vivo Sonhando 夢見る人」と「Samba De Verão 夏のサンバ」。ピアノとベースとの音合わせは少しできたのだが、ドラムのQP村山が到着したのは開演間近だったので、4人での音合わせなしで演奏開始となった。でも、とてもいい乗りで気持ちよく歌い演奏できた。
上:Mr.Koba(Ba)とサンシャイン・大木(Pf) 右:TAKA(Vo/Gt)とQP村山(Dr) Photo by A.Imai

これに続いて、タッキーがハウス・トリオと共演して、「ス・ワンダフル」と「ムーンリバー」のジャズ・ナンバーをボサノヴァ・アレンジで弾き語りした。私の使っている小型コンデンサーマイクを付けたギターをお貸ししたが、音は結構ナチュラルで良いし、ピアノやドラム、ベースの音にも負けないのでいい感じ! ジャズに明るいタッキーも歌っていて気持ちよさそうだった。
この夜、タッキーはノートブックPCに入れた譜面とコード表を使っていたが、ベースのKobaも、I-phoneにアプリを入れたコード表を使って演奏していた。ライブの現場でも、重い譜面や楽曲集を使わないで持ち運び便利な譜面を用意する人が増えているようだ。


 続いては、今井さんのギター・ソロ演奏だ。これも、今井さん自身のギターに私の小型マイクをつけて演奏していただいたが、通常のスタンドマイクのように、マイクにへばりつく必要がないので、弾きやすかったのでは、と思った。

曲は、「ジェット機のサンバ」と「田舎の汽車」の2曲、奥行きのあるギターのいい音が店に広がった。一般のお客にはあまり馴染みがない曲だが、ボサノヴァの名曲だ。常連客のオバ様たちにはやや受けが少なかったかも知れないが、K氏は今井さんの演奏にいたく感激して、あとで席に来られ、今井さんと音楽談義を熱心にされていた。

上:ハウス・トリオをバックに弾き語りするタッキー、Mr.KObaがフレームに入りきれなかった。
下:ギターソロの今井さん、なかなかいい雰囲気です。







さて、休憩のあとの2ndステージでは、ハウス・トリオのジャズナンバー、私が入ったボサノヴァ・スタンダード(「カーニヴァルの朝」と「イパネマの娘」)、タッキーと今井さんコラボ曲(「ブラジルの水彩画」と「コルコバード」)にハウス・トリオが加わって、そして来客 I さんの歌(トップフォト)などが続き、お客さんたちも盛り上がった、とても楽しい時間が続いた。
やはり、よく知っている曲へは、拍手や一緒に口ずさんだりの反応が顕著に出でくる。そうして楽しんでいる方々を見て、私たち出演者も楽しさを別けて頂くことができる。そんな想いを強くしたボサノヴァ・ナイトだった。
右上:お2人で伴奏しあったコラボ曲、とても良かったです。また、次の機会にも実現して欲しいです!
右下:大木さんファンのオネエ様たち、賑やかに、とても楽しそうに集っていました。

このオネエ様グループでは、「カーニヴァルの朝(黒いオルフェ)」と「イパネマの娘」ファンがちょうど2対2に分かれた。お近くなので、゛次回また来るわよ! ゛と、言っておられた。また来てくださいね!

実を言うと、この夜私はコアなボサノヴァ客のために、「ボサノヴァ深読みコーナー」というものを用意していた。その曲の作詞や作曲内容、時代背景や曲のドラマをちょっと掘り下げて紹介する、というものだ。アドニラン・バウボッサの「11時の汽車」のドラマツルギーを紹介し、スローサンバのこの曲を歌うつもりでいたが、今夜の来客を見て取りやめた。また次回、ボサノヴァ・ファンの状況を見た上でやろうと思っている。他にも何曲か、曲にまつわる色々な話があるので、お楽しみにしていてください。

この夜は、「できるだけこのお店に寄ってほしいので、」というオーナー大木さんの粋な計らいで、入場料は無料だった。その分皆さんに良く飲んで食べていただいた。
ご来場の皆様、本当にありがとうございました。今後も月一回(第4金曜日)のペースで開催します。歌い手とミュージシャン同士が、音を通じて会話できる時間、そして聴いていただくお客さんと音の会話ができる空間、を目指して、ジャンルに余り拘らない゛ボサノヴァ・ナイト゛のホスト役を務めますので、どうぞお気軽に遊びに来てください。よろしく~です。

2012年5月21日月曜日

夏バラの季節なのに、今年の気候は変わりやすい。




ご近所のお宅の南庭に咲いた見事な赤いツルバラ All Photo by TAKA
夏バラの季節だ。ご近所のNさん宅では、毎年見事なツルバラを咲かせて、通る人々を楽しませてくれる。南庭にはツルバラの古木が2本育てられ、斜めに組まれた棚に手入れ良く伸ばされた枝に、沢山の赤い花をつけ、開花の時期は次から次へと蕾が開く。たまたま、手入れをされていたご主人としばらく話をしたが、幹周りが直径20cm近いバラの木は樹齢25年とか。家を新築された時に植えたのが、そのまま咲き続けているのだ。私もバラを育てたことがあるので、その手間隙のかかる手入れはよく知っている。病気や虫害に対する消毒、枝の剪定や新枝の固定、咲き終わった後の肥料やりと日々の水分補給など、まことに手間がかかる。しかし、美しく咲いてくれたときの喜びはとても大きい。それを25年続けていると言うのも、素晴らしいものだ。借景ではあるが、このお宅の赤いツルバラを拝見するのは毎年この時期の楽しみだ。

狛江地区に雷雨と雹が降った日の翌日、晴天の夏日を目にして朝から神代植物園に夏バラを見に出かけた。前日の雹と豪雨で花が傷んでしまったことを心配したが、朝からの高温で蕾が次々と開いていたので、この時期ならではの種類を見ることが出来た。
左: サーモンピンクの内側が黄色い「朝霧」(日本・HT)、名前の爽やかさよりも艶のある色合いが勝ちか? 




右: ちょうど咲き頃で、沢山の花が咲き連なっている様は見事だった。

上:「夕霧」(日本・HT)は、薄いピンクの花弁の縁がやや濃いピンクで、グラデーションがとてもきれいだ。国産の園芸種は、やや色が浅いのが特徴だが、こんなさらっとした色合いもいいな、と思う。
この「夕霧と」上の「朝霧」、名前を取っ替えっこしてもいいんではないの? と思ってしまうのだが、皆さんは如何に?
左: 「聖火」(1966年日本・HT)という名前からすると、東京オリンピックの後年に産出された園芸種だろうか? 輝くような紅色の花縁の内側が、ほの明るい薄紅色。燃える聖火をイメージしてつけられたようだ。今年の夏バラの中では、「夕霧」にしろ「朝霧」にしろ、日本産の種類がちょうど見ごろで、こんなことも珍しい。今年の変わりやすい気候のせいかも知れないとも思うが、咲き頃はその種・その種で少しづつ違うから、こんな出会いも楽しい。
右: 「サンフレア」(米・FL)の黄色の花弁はとても美しい。開ききっても花は色を失わない。華やぎが散るまで続く。私の好きなバラのタイプは、この゛朽ちない輝き゛に尽きる。ご承知のように、花は蕾が開いた時から、朽ちていく運命を負っている。バラの花は美しいだけに、色を失い、形が崩れ、枯れていくのが定めだ。でも、数は少ないが、花の色は枯れず、開ききっても形が美しく、色を失わない種類がある。そんなバラを見るとき、゛輝き続けること゛の素晴らしさを教えてもらう気がするのだ。
さて、真打登場は今回も「サムライ」(仏・HT)だ。この花にとって花期がやや早かったのか、蕾から開花への花枝を沢山見ることが出来た。蕾は真黒に近い赤、開くと深紅の花びらはビロードのように滑らかで艶がある。開ききっても深紅の色を失わず、枯れ色にもならない。こんなに気品のあるバラは、他にはなかなか見られないと思う。「シャルル・ドゴール」など、大統領の名前を冠するものや、「ヘンリー・フォンダ」などの名優、「プリンセス・ド・モナコ」などの王妃、はたまた「クリスチャン・ディオール」など、有名人の名をいただく種類は多々あるが、フランス産のこのバラに、「サムライ」という名がつけられたのも、なんか゛粋゛を感じるのだ。
珍しい日本産のバラや、大好きな「サムライ」などのバラを見ることが出来たひと時だった。バラ園の横の藤棚を見ると、新緑の枝と葉が広がっていた。例年だと、藤とバラはほぼ同じ時期に花が見られるのに、今年は何か変だ。3月の寒さが、いろいろと影響しているのかもしれない。カメラを持った花見客が立て込んできたのを尻目に、バラ園を早々に退去した。

2012年5月13日日曜日

毎月第4金曜日は、グレコで「ボサノヴァ・ナイト」


ボサノヴァ・ナイト in グレコのご案内です。皆様、どうぞお気軽に遊びにいらしてください。

Bossa Nova Night in Greco

ライブ参加 & セッションの夕べ

新しく新子安にオープンしたライブハウス : ミュージック・スペース グレコ。
毎月第4金曜日の夜は「ボサノヴァ・ナイト」です。ホスト役のTAKAとハウス・トリオのメンバーが、皆様とともに音楽を楽しむひとときをご用意しています。ボサノヴァを中心に、ワールド・ポップスやジェイ・ポップスなど素敵な曲の数々を演奏します。このステージで歌い・演奏したい方は、楽器と譜面持参でジョイントしてください。ハウスメンバーが伴奏などアシストします。もちろん、リスナーも大歓迎です。美味しい軽食とドリンクを用意して皆様の来場をお待ちしています。

日時 第1回、5月25(金)18時開店・19時開演・21時半終了予定 
    <毎月第4金曜日開催 : 6/22, 7/27, 8/24,~>
場所 ミュージック・スペース 「グレコ」 http://cocohom.com/sp/greco000/
横浜市神奈川区新子安1-30-1 Tel045-421-1455
JR新子安駅 徒歩3~4分
道順 京浜東北線JR新子安駅下車改札(1つしかない)を出ると直ぐ右に階段あり
それを登ると跨線橋となるので、左折して線路を渡り切り、跨線橋が歩道橋に繋がっているので歩道橋の一番先まで進んでから降りる最初に見える信号(子安小北側)の角が「グレコ」
出演 ホスト:Jovial TAKA ジョビアゥ タカVo/Gt) ※メンバーが変わる場合もあります。
トリオ・ザ・グレコ:サンシャイン大木Pf QP.村山(Dr Mr.KobaBa) 
料金 入場料1,000円+飲み物代(酒類500円、その他400円~)
美味しい軽食(ナポリタン・オムライス・昭和焼きそばなど)あり、懐かしい味お勧めです。
PA環境 グランドピアノ、ウッドベース、ドラムセット、コンガ、マイク、譜面台など常備。質のよい
PA機器が設備され、抜群の音楽環境です。譜面コピー機もあります(これは便利!)。
 
.※ステージで歌ったり演奏される方は、楽器・譜面を持参のうえ来場して下さい。
ご希望の場合は出演者が伴奏します。(曲目によっては、ご希望に添えない場合もありますので、ご了承ください。)
TAKA連絡先:090-2914-2567  EmailJovialtaka@ace.ocn.ne.jp  http//Jovialtaka.blogspot.com

















左より、サンシャイン大木(Pf)、TAKA(Vo/Gt)、Koba(Ba)、QP村山(Dr)の出演メンバーたち Photo by TAKA & Kasuya




2012年5月6日日曜日

連休の〆は、雹交じりのにわか雨が通り過ぎた。




今年もきれいに咲いてくれたクレマチスの花、紫の色が濃い。All Photo by TAKA
今年のゴールデンウィークの、入りと中間と〆は雨という変わりやすい天気、昼ビールで気持ちよくなってウツラ・ウツラしていたら、時ならぬ驟雨が小粒の雹を降らして通り過ぎていった。
詳細は別途ご案内するが、今月から毎月第4金曜日に「Bossa Nova Night in Greco」というタイトルで「ライブ参加 & セッションの夕べ」を、新子安に新装開店した『ミュージック・スペース グレコ』で開催することになり、私はホスト役としてハウス・トリオのサンシャイン大木(Pf)、QP村山(Dr)、小林善美(Ba)のお三方と共に進行を勤めることになった。
第1回は5/25日(金)開催だが、連休中もひまを見ては、ボサノヴァ・サンバ・ショーロなどのブラジル音楽スタンダード曲の譜面整理を続けた。なにしろ、自分の好みが割合とはっきりしているので、今まで習い覚えた曲も大半はライブで取り上げることもなく眠ったままにして来た。自分の世界観を表現することと、来客にその人の持ち歌を気持ちよく歌い・演奏してもらうことはまったく違うので、これはえらいことを引き受けてしまった! と焦ってみても後の祭り。ボサノヴァ好きの方たちの中には、歌も演奏も達者なメンバーが多数居られるので、皆さんに助けてもらい、気持ちよく時間を過ごしていただけるような役回りに徹しようと、気持ちを持ち直した。
どうぞ皆様、お気軽に遊びに来てください。
ということで、1日(火)はメンバーがお店に集合し、セッションを試みた。私が持参した譜面をお店のコピー機で複写し、各自始めての曲を何の準備もなくいきなりやってみた。「おいしい水」、「土曜日のコパカバーナ」、「トリステーザ」を前半にやり、一休みしてから、「イパネマの娘」、「カーニヴァルの朝」、私のオリジナル曲「ときめきの夜」を。ショーロやサンバのリズムはまだ上手くまとまらなかったが、イパネマやカーニヴァル~、ときめき~はバッチリ! ピアノとベースのソロもきれいに決まって、とてもいい手ごたえだった。リズムが合ってくると、弾き語りする私も気持ちが良かった。改めて、皆さんの実力を感じたセッションだった。
左より、TAKA(Vo/Gt)・サンシャイン大木(Pf)・歌うアンディ・小林善美(Ba)・QP村山(Dr)
3日の夜、ボサノヴァ・シンガーのナナミさんから急にメールが来て、明日調布のライブハウスに出演するので聞きに来て、との案内が入った。何時もライブ案内をいただくけれども、ほとんどいく機会がなかったので、4日夜のライブにお邪魔した。何せ、チャリで10分だからね、こんな時じゃないとなかなか行けないのだ。
六本木や赤坂のライブハウスに定期的に出演しているだけあって、歌うスタンダード曲の言葉のひとつひとつがはっきりしていて、聴く方も気持ちが良かった。ゆったりしたバラードには感情がこめられていた。ライブ後も、色々ボサノヴァ談義が出来て楽しかった。
共演したピーニョ氏とお連れ合いともほんとにお久し振り、ピーニョ氏のGt演奏も相変わらずダイナミックで聞き応えがあった。
続く時には続くもので、翌5日は武蔵中原のカフェでの、ミーさんと多田さんのライブに寄らせていただいた。新しいCDをリリースしたミーさんのライブになかなか行く機会が取れなかったので、ここでCDを購入しサインしてもらった(かわいいピアノ・デザインのサインです)。
ひところ、余り知られていないボサノヴァ曲をメインにライブをしていたのだが、最近はスタンダード曲を積極的に歌っている、とのことで、ボサノヴァやサンバのよく知られている曲を次々に歌い・演奏されたので、とても楽しかった。お2人の長いコンビが醸し出す寛いだ雰囲気も素敵で、ライブは客席と話したりしてとても和やかだった。こういうライブもいいな、と思った。
今日の午後、紅茶を飲みながらミーさんのCDを聞いてみた。休みの午後の紅茶とボサノヴァはよく似合う。私もブログを書くとき、ボサノヴァを聞きながら、ということが多い。
丁寧に作られた上質の音と、ミーさんの柔らかいアルト声が伸びやかで良かった。
3日の夕刻は、久し振りにAさん宅を訪問した。G・Wで、丁度息子さんも帰ってきていて、用意していただいた手巻き寿司を皆で美味しくいただいた。近所に市場があるとのことで、新鮮な魚(鰹・サーモン・紋甲烏賊・マグロ)と紫蘇・カイワレなどをご飯と一緒に海苔で巻いて食べながら、持参したさっぱり味の赤ワインを飲むという、とても寛いだひと時を過ごした。
お孫さんのMeちゃんが、前回プレゼントしたウクレレを用意して待っていた。「黄色いの、弾いて!」とせがまれて、私の伴奏で色々な歌を一緒に歌った。「犬のおまわりさん」、「となりのトトロ」、「おもちゃのチャチャチャ」などなど。Meちゃんも歌を覚えていて、大きな声で歌い、ひと通り歌うと第2ステージでまた繰り返し。ウクレレも、ダウンストロークはまだ出来ないが、アップでポロン・ポロン弾くのだ。小さなお客さんとの共演はとても楽しかった。
格別な遠出の予定もなかったのだが、終わってみれば音楽漬けのお休み週間。いいお休みだった。また明日から、普段の日々に戻る。