2012年1月21日土曜日

幸せの黄色いウクレレ


       □MAHALOとは言えMade in China のおもちゃのウクレレ、黄色のボディがかわいらしい。Photo by TAKA


ネットで注文しておいたウクレレがようやく届いた。小さなおもちゃのウクレレだが、意外と作りがしっかりしている。トップの弦の占め金具も、カタログの物から改良されて横付けのがっちりとした金具に付け替えられていた。ボディは合板にカラーペイントされたきれいな黄色、他にも計七色のボディ色があるのだが、今回はナイロン生地の特製袋付きでなんと1,500円の価格だった。

昨年暮れに子供用ウクレレ(初心者向け)を探そうとして、行きつけの楽器店を3軒廻ってみたが、なかなかいいものがなく、店員に「一応楽器店なのでおもちゃの物は置いてありません。トイザラスとか玩具屋さんを当たってみたら...」と体よく断られてしまった。それではとネット通販を調べてみてこのウクレレを見つけたのだった。オリジナルに付けられていた黒のナイロン弦は、伸び縮みがはげしく音が安定しないので、手持ちのAQUILAの弦に変えてみたら、見違えるように音が良くなった。店周りのついでに見つけたピッチ・パイプで、1A -2E -3C -4G の音あわせが出来るように調弦ツールも併せて入手した。

このウクレレは、正月に訪問したAさんのお孫さんで2才のMEちゃんにプレゼントする予定なのだ。初めての訪問だったが、MEちゃんがなついてくれて、一緒に絵本を読んだり、機関車トーマスのゲームをしたり、また「魔女の宅急便」が好きで、主人公のキキになったつもりでぬいぐるみの黒猫ジジを背中乗せて箒にまたがり、家中を駆け回って(本人は空を飛んでいるつもり?)いたのを皆で大笑いしながら見たり、とても楽しい時間を一緒に過ごせたのだった。お歌も好きな元気な子供さんなので、きっと喜んでくれると思っている。

ウクレレの弦を押さえるのにはまだ手の力が足りないかと思うが、弾き方を教えてあげて一緒にウクレレを弾きながら歌を歌おうかな、と目論んでいる。こういう時はネットで歌集めが出来るのはとても便利。「となりのトトロ」、「ドレミの歌」に始まって、「北風小僧の寒太郎」・「いぬのおまわりさん」、「とんとんトマトちゃん」・「はらぺこあおむし」、などなど、色んな歌が集まった。う~ん、「まるまる、もりもり」とか、「ぼくはきかんしゃトーマス」などもいいかなぁ~...もう少し集めてみよう。

2月に入ったらこのウクレレ持参でAさん宅を訪問し、MEちゃんにあげるのだ。ウクレレの音を聞いてちょっとびっくりするかな? ささやかな幸せの予感だ。

2012年1月4日水曜日

何時もと変わらぬお節料理を、美味しくいただいて


            □今年のお節料理は、8品を丸いお重に盛って Photo by TAKA

私のお正月は、お節料理を作って、美味しくいただきながらゆっくりと過ごす、というのが恒例となっている。年末が忙しかったので、何時も買出しに出かける築地市場はパスして、近所の食品スーパーオオゼキで買い物はすべて間に合わせた。宅配の大地もしばらくお休みしているので、蒲鉾や無漂白数の子もオオゼキで入手した。

お節料理は、日本料理の作り方の基本がびっしり詰まっているので、それを確認しながら丁寧に作っていく。30日夜の黒豆の戻し(水に漬けて)から始まって、大晦日の一日でお節料理を作る。今年はこれに、訪問するお宅への持参土産に自家製ローストビーフが加わったが、出来上がった品々を丸いお重に盛り合わせると完成、日本料理は見た目にも美しいので、新年を迎える喜びが湧いてくる。

黒豆:例によって丹波の黒豆を本味醂と塩・醤油少々でじっくりと煮る。甘味を抑えてマメの味を引き出すと事の外美味しい。マメ(健康)に暮らせますようにとの願いをこめて。
蒲鉾の2色サンド:白蒲鉾にはスダチ・スライスと辛子明太子を、赤蒲鉾には青紫蘇とカマンベール・チーズを挟んで。ちょっと華やかなオードブル仕立てで、紅白のおめでたに華を添える。
昆布巻き:サーモンの切り身を羅臼昆布で巻いて、煮汁(出し汁・酒・黒酢/ 味醂・醤油)でやわらかくとろける様に煮込む。昆布は゛よろこぶ゛につながり、一家の繁栄を願う。
海老の旨煮:何時も使う小振りの生きた車海老が入手できなかったので、やや大振りの冷凍海老を使ったが、これが結構旨かった。煮汁は酒と味醂・醤油で。髭が伸びるほどに、腰が曲がるほどに、長生きできるように願う長寿のシンボルです。
紅白なます:何時も゛ぶっとい゛三浦大根を買うのに躊躇するのだが、今年は細振りの三浦大根が手に入ったので、人参と共に千切りし、合わせ酢(玄米黒酢・塩)にメープル・シロップで甘味付けした。紅白の色は太古からの平和のシンボル。(以上、大丸お重の時計回り)

田作り(ごまめ):フライパンで水気をとばしたごまめを、煮詰めた照り醤油(出汁・醤油・味醂・洗双糖)にからめる。かりっとした歯ごたえが身上。ゴマメは豊作を祝う縁起物だ。
数の子:塩抜きした無漂白の数の子の薄皮を向き、漬け汁(出汁・醤油・味醂)に半日漬けて出来上がり。単純な料理だけにごまかしが効かない。子沢山の子孫繁栄を願う縁起物です。
サーモンと白身魚の青紫蘇サンド:白身魚の刺身は鯛・ブリ・平目・カンパチなどお好みで。ラップを引いた上に、スモーク・サーモン/ 青紫蘇 / 鯛 / おぼろ昆布 の順に4~5段重ねる。食べる時は、スダチをひと絞りし、剥がしながらいただく。素材の旨味がハーモニーする好例。(以上、小丸お重)


お正月の三が日は、このお節料理を日本酒・ビール・焼酎などと一緒に美味しくいただく。味が好く染みた煮物は、ほとんどお砂糖を使っていないので、健康食品この上なしだ。1日の夜は、お友達のAさん宅を訪問し、息子と娘さん、そしてお孫さんとの楽しい食事会となった。持参したローストビーフは火の通りも程よく、Aさん宅の切れる包丁で薄切りにしてクレソンを付け合せ、南仏のスパーイシーな赤ワインと共にいただいたら、やわらかくとてもジューシー、大好評だった。孫のMeちゃんが、ちいさく切ったビーフに垂れを付けて食べ、「大人味だぁ~!」と言って皆の大笑いを誘った。Aさん宅のお節もナチュラルな味で、息子さんが持参した諏訪・真澄酒造の吟醸生絞り酒が料理に合ってとても美味しかった。

件の我が家のお節は、例年のごとく3日の夜に弟がやってきて、「旨い、旨い、料亭の味だぁ~!」と言って、ほとんど平らげていってしまった。聞けば、昨年末に京都へ旅行で出かけ、有名な料亭で奮発して料理を食べたのだが、全く美味しくなかった、とぼやいていた。刺身がほとんど゛湯引き゛だったり、他の食材もあまり新鮮さが感じられなかった、とのこと。まあ、タイミングが悪かったんだろうか。年末年始は市場も閉じているしね。

そして、今日は仕事始め。日々の暮らしが戻ってくる。

2012年1月1日日曜日

今年も良いお年でありますように!

新年 明けましておめでとうございます
皆様のご健康とご多幸を お祈りいたします
本年も よろしくお願いします

光を浴びて輝く日本水仙 神代植物園にて Photo by TAKA
平成24年元旦 Jovial TAKA
E-mail:jovialtaka@ace.ocn.ne.jp