2013年6月30日日曜日

ザ・タペストリーのライブ動画公開のお知らせ



演奏するタペストリーの面々 Photo by Kouzu and TAKA

ここに掲載した動画の公開は、すべて終了しました。

2013年6月28日金曜日

ジャズ・ボッサ、セッション、そしてボサノヴァ会



「三月の雨」 をコラボするAさん、古井さん、野津さん(左から)、2人の歌とギターの掛け合いがとてもよかった。賑やかな夜だった音楽酒場ピックにて All Photo by TAKA
先週は、珍しく3日続きの音楽会となった。音友たちの歌と演奏を聴いたり、私もステージに立ったり、またセッションで掛け合いをしたり、おかげさまで楽しい音楽時間を過ごさせてもらっている。ライブハウスや音楽スポットで、ステージに立ち始めたのは2006年からだから、ここ7年間ほど歌とギターで皆さんと遊んでもらっていることになる。最近は、バンドを組んでライブすることも多くなったが、音楽表現のベースはやはり個性が大事と思っているので、色々な機会に皆さんと接して刺激をいただき、自分の表現を磨けるのはとてもありがたいことだ思う。ギターも持たず(背負っていくのがしんどくなった!?)、楽譜も持たずに出かけることも増えているが、その場で思い出して歌ったりギターを弾いたりも、段々に格好がつくようになっている気がする。気軽な場所ではそれでいいのだが、やはりちゃんとしたライブでは、まだまだそうはいかない。
21日の夜は、経堂音楽酒場ピックで、月一度(第3金曜日)の「Jazz and Bossa Nova Night」。ここ一年ほどは、このライブハウスが私のお気に入りで、バンドのライブ開催(ザ・タペストリーとタカバンド)や、定例イベントの出演等に利用させてもらっている。この夜は、先日のタペストリー・ライブでお会いしたKMさんとIJさんが聞きに来てくれた。
KMさんはもう70代に入っておられるが、若い頃から銀座や赤坂などのライブハウスで音楽を聞くを楽しみにして来られたとお聞ききした。最近の私は、ジャズ・ボサノヴァ・ワールドPOPS・日本のPOPS・オリジナルなど、ジャンルに拘らない歌を歌うことが多いが、歌詞の内容がわかりやすいように、ポル語や英語を自分で訳して日本語詞をあわせて歌うことが増えている。聞いて頂けるお客様に、その曲の世界をよりわかりやすく楽しんでいただけるように、との目論見でもある。この夜もジャズとボサノヴァのスタンダード曲を原語と日本語詞で歌った他に、昭和歌謡の「黄昏のビギン」をKMさんのために弾き語りして、とても喜んでいただいた。


 チャーリーのベースとSTさん(Dr)とMUさん(Pf)のトリオで「酒バラ」の共演、歌で私も入り、「ALL of Me」、「サマータイム」をセッション、なかなか楽しかった。 経堂マレットにて。
翌22日(土)は、我が音友ウッチーの主催する゛ジャズ・セッション゛の第1回目が、経堂のカフェ・マレットで開催されるというので、彼に呼ばれて一緒に仲間に入れてもらった。このお店は、以前(2010年12月)に、ウッチーたちとタカバンドのライブをした事のある馴染みの店だ。久し振りにマスターにお会いして挨拶を交わしたが、彼がちっとも変わっていなかったのが嬉しかった(元から胡麻塩頭だったが!)。セッションの合間にいただいたハンバーグも相変わらずの味で美味しかった。
このマスターは早稲田のジャズ研出身、ビルの大家さんも同じ、ウッチーも早稲田のジャズ研、STさんとMUさんは、東工大のジャズ研出身とのこと。なにやら、元大学ジャズ研・対抗セッションの趣きがしたが、私はジャズ研ではないからね。
この夜は、ピアノ2人、ドラム2人、ギター1人、歌1人、ベース1人の計7人が出演者、聴いてるお客が6人という具合で、程々の混み具合。客席の反応も良く、リクエストもありなかなか楽しかった。この日私が歌った「サマータイム」は、日本語詞を作って初めて披露したのだが、思いのほか反応がよく、ウッチーからは「タカさんの新境地で、よかったよー!」と言われて、ご機嫌だった。ギタリストのKAさんとは初めての顔合わせだったが、ボサノヴァ好きの彼から、「トリステーザをやろう!」と誘われて、歌とギターの掛け合いをしたが、これがまた楽しかった。




<左より>チャーリー(Ba)、ウッチー(Pf)、キリ(Dr)とKAさん(Gt)のコラボで、ブルースのセッションをブィブイ!かなり賑やかだった。



昼下がりにスタートしたボサノヴァ発表会、(左から)ギターの名手多田さん、歌とバスフルートはKAYOさん、ベースはIWさん、(「ソ・ダンソ・サンバ」など)
田園都市線高津のタナカヤ・スタジオにて

青山教室(中村善郎)が主催する゛ボサノヴァ発表会゛が、何時ものタナカヤ・スタジオで開催されたのが翌23日(日)。お昼から始まった発表会と、その後の2次会でボサ友たちの歌と演奏を、今回もたっぷり聞かせてもらった。ボサノヴァの歌を習い始めたばかりの人から、歌もギターも年季が入っている人まで、また二次会では、歌やギターを教えている先生もいれば、ライブ活動を続けておられる方もいて、色々な方のボサノヴァ表現を聞くことができたのは、とても楽しかった。

この日一番客席が沸いたのは、TMさんの歌を、娘さん夫婦とお孫さん(1歳)が聞きに来られたこと。「Vivo Sonhando」などを歌う゛ジイジイ゛に合わせて、「ワァ~!」とか「ワォ~!」とか歓声を上げていたのには、皆さんもびっくり。
う~む、恐るべしボサノヴァ・ベイビー!!

主催者の1人タッキーに促されて、私は2曲を披露した。「サマータイム」を4ビートのジャズでゆっくり歌ってから、早目のボサノヴァ(シンコペーション)でもう一度、最後に再びジャズで日本語詞で歌ってみた。歌い終わると、シ~ンと静まり返った客席から大きな拍手をいただき、確かな手ごたえを感じることが出来た。もう一曲は、最近気に入っている「オルフェのサンバ」。
サンドイッチを食べたり、シャンペンやビールをいただきながら、歌と演奏が続く二次会を早めに失礼したが、会場に機材を持ち込み、手分けして飲食物を用意して開催する゛手作りのボサノヴァ会゛(会費3,000円)もいいな、と思った。音楽を愛する人たちが一堂に会して、寛いだ時間を一緒に過ごせるのはとても貴重なことだと、あらためて思った。主催者の皆さん、出席者の皆さん、お疲れ様でした。また呼んでください。

3日間の音楽漬けをしてみて、自分自身もなんだか゛融通無碍(ゆうずうむげ)゛の音楽表現に少しづつ近付いてきているのかな、と思った。自由に歌と演奏をパフォーマンスして、聞く人と一緒に楽しめる、というのは芸の理想だと思うのだが、ずっと続けてきた歌とギターの練習と、一緒に共演してくれる音友たちのおかげで、寛いで音楽を楽しむことの出来るステージに自分も 入りつつある気がする。継続は力なり。

2013年6月24日月曜日

西伊豆ドライブ・ぐるり気まま旅



伊豆半島をぐるりと廻った途中で訪れた弓ヶ浜の海水浴場、この時だけ雲の晴れ間から陽射しが照りつけて、白い砂のきれいな浜辺が見渡せた。Photo by TAKA and RK
 我等が高校同期生バンド(ザ・タペストリー)のライブも無事終了し、ライブ動画の編集も大分進んだので、ひとつ息抜きをしよう、ということで、西伊豆に出かけた。手軽な民宿を予約しておき、おいしい地場の魚を食べて寛ごうと思い、ドライブ好きのRKさんの車に便乗し、お天気を見ながら、気分の向くままの小旅行となった。幸いに、梅雨の晴れ間に恵まれて、快適なドライブだった。

若い頃に度々訪ずれた西伊豆の街々は、ひなびた漁村と駿河湾の海のきれいさ、そして宿で食べた魚のおいしさが印象に残っていて、今でも好感度が高い。当時は、電車とバスをつないだ旅だったが、伊豆の深い山々と長い海岸線を走る国道(414号線と136/135号線)は、東名等の高速道路網からは離れているので、ゆっくり出かけるには泊りがけのドライブが必須だ。お昼に都内を出発して、東名高速を沼津インターで降り、あとは、伊豆市(町村合併で修善寺がこの名に)ー戸肥町ー宇久須町ー西伊豆町と136号線を走る。魚師町から魚師町へは、一旦山に入りまた降りての繰り返し。雨こそ降らなかったが、曇天から時折日差しが指す程度、ナビ役の私が衛星ナビと標識を見ながら、゛あっちへ、こっちへ゛と案内し夕刻には目指す浮島(ふとう)海岸へ着いた。


 □宿の夜の食事は、女将さんお手製の地場魚と自家菜園のお野菜が専ら。サザエと螺貝の焼き物に生ピーナッツ茹で、小振りカサゴの煮付け、カニ茹で、子タコと野菜のてんぷらにホタテ焼き、なまこの酢の物、お刺身盛り合わせ(マグロ・イカ・甘海老)、お漬け物。生ビールと日本酒を飲みながらおいしくいただいたあと、ご飯とお吸い物で満腹・満足の料理だった。最近は、豪華で品数が多い食事は敬遠することにしている。これくらいで充分だ。

浮島海岸は、136号道路から下って、うねうねとした道をしばらく走り降りた先にある小さな入り江だ。船着場は無く、海辺から登っていく街のメインストリートも100メートル位。周りを山に囲まれたほんとにひなびた街で、民宿が数件あるのみ。廃屋となって人が住んでいない家もあった。温泉が湧いているので、浮島温泉の名前もガイドでは見られる。民宿に着いた時、道をぶらぶらしていたおじさんが、(宿の人は)「買い物に行っているみたいだから、受付に出ている部屋の鍵をもらって上がったらいい。」と言ってくれたが、街中が知り合いみたいなのどかさを感じた。
しばらくの間、浮島海岸の堰堤で海を眺めてから、宿に戻ると、真っ黒に日焼けした漁師のおやじと、働き者で気さくな女将が迎えてくれた。
一汗流そうと、さっそく温泉に入ってみると、海水を含むトロリとした塩化温泉が身体を温めてくれ、肌もすべすべする感じで気持ちいい。湧き出口のお湯を舐めてみると、少々塩っぱい。
食事で満腹の後は、心地よい疲れと温泉が効いて、バタン・キューで寝てしまった。



浮島海岸の入り江からの眺め、浜辺は石ころだらけで何もない。ちょっとの間だけ陽射しが雲の間から出て、波静かな湾を照らしていた。
翌朝早くに目覚めると、部屋の窓の外からウグイスの鳴き声が聞こえた。窓を開けてしばらく聞き惚れていたが、両側に迫る深い山の木立の中から澄んだ鳴き声が響いた。よく聴くと、かなり上手い鳴き声だ。私もウグイスの鳴き声は何度か聴いたが、若いオスの覚えたての鳴き声は、字余りだったり、跳び気味だったり、なんとも滑らかでない。先輩の鳴き声をよく聞いたり、他のオスと鳴き交わしているうちに、段々と上手くなるのだ。(歌や楽器の演奏と同じで、何事も゛芸゛を覚えるには時間がかかる。)
とっさに、持っていたデジカメの動画で、2分ほど良い鳴き声を記録したが、残念なことにファイル形式が違うため、このブログにはアップロードできなかった。その代わりと言う訳でもないが、YouTubeで投稿されている「ウグイスの鳴き声」を、以下に載せておきます。酔狂なことなので、興味ある方のみ、聞いてみていただきたい。
http://www.youtube.com/watch?v=zfmraoicGKY
2日目は、そのまま来た道を戻って、箱根を抜けて帰る予定を変更し、南・東廻りでドライブを楽しむことにした。まず、浮島海岸から堂ヶ崎に向かい、加山雄三ミュージアムを覗いてみた。音楽活動の色々な資料が見られるのかと期待して行ったのだが、メインは彼の水彩画美術館だったので、お土産をちょっと買ったのみでパスし、石廊崎(伊豆半島の最南端)に向かった。
海岸線と山道をくり返す136号道路は、時折濃い霧にまかれて視界が悪く、安全運転でゆっくり移動したが、期待の石廊崎と半島最南端からの眺めは、RKさんが覚えていた土産物店は無く、灯台への道路も封鎖されていたので、これもパス。
私が若い頃にしばしば訪れた弓ヶ浜海岸(海水浴場)に行ってみようということになり、シーズンオフの静かな浜辺に着くと、晴れた雲間から日差しが照りつけ、白いきれいな砂浜と弓のようにカーブした美しい海岸線の眺めを堪能できた。この旅一番の収穫だった。
今回持参したCDは、グレン・グールドのピアノ・ソロによる「バッハ・イギリス組曲」、ハインツ・ホリガーのオーボエとイ・ムヂチ合奏団による「アントニオ・ヴィヴァルディのオーボエ・コンチェルト」、それに、トムジョビンとバンダ・ノーヴァの名盤「イネーヂト」、F.シナトラとトム・ジョビンのボサノヴァ「りプライズ」など。CDの曲を楽しみながら、また明るい日差しが溢れる伊豆の海と山を眺めながら、の快適な旅だった。途中、河津の街中で中華料理のお昼をとり、湯河原のファミレスでコーヒーとあんみつ・アイスクリームを食べて一休み、夕方の明るいうちに都内に戻ることが出来た。
伊豆半島をぐるりと廻るドライブは、梅雨の晴れ間に恵まれたのんびり旅だった。車の運転では、RKさんにすっかりお世話になった。

2013年6月5日水曜日

第4回 ザ・タペストリー・ライブ その②


バンドのテーマ曲でもあるオープニング曲・『All of Me』を演奏するメンバー達、最前列で聴いているのは、Mくん(TAKAの幼なじみで、高校の同期生)。目の前1mの゛かぶりつき゛は、私も初めて!
All Photo by Kouzu and TAKA

第1ステージは、5ヶ月に亘ったリハーサルの効果も出て、各曲はとてもスムーズ進行した。各自の持ち歌は良かったし、コーラスもきれいに入った。バンド曲として取り組んだ『酒とバラ~』、『コルコヴァード』、『オルフェのサンバ』も、TAKAのギター弾き語り、マッキーのサックス・ソロ、ヨッシーのカバサ、AYAさんのベースとソロ、QP村山のドラムとソロ、hirokoのホイッスルも入って、皆きれいにハーモニーした。最後までこの3曲の仕上がりは難しかったのだが、練習を重ねて本番では満足のいく出来だったのが、とても嬉しかった。

ヨッシーの粋な計らいで、第2ステージが始まる前に、メンバー全員の紹介とともに、会場の皆さんの簡単な紹介を全員させていただいた。このライブに来られた方達は、高校の同期生だったり、バンドメンバーの友人や知人だったり、何らかのご縁があって来ていただいたので、この紹介で会場は一気に和やかなムードになった。

河島英吾の『時代遅れ』を歌ったトオルちゃんは、なかなか見事な歌いっ振り。バンドの伴奏で気持ちよく歌った。各テーブルに、おつまみを提供するなどの気配りも素敵!6月が誕生日と言うことで、歌った後バラの花束を年の数分だけ(67本)いただいてご満悦だった(上)。





タケちゃんのハモニカソロ曲は、『北の国から』と『また君に~』の2曲。トオルちゃんと原ちゃんが歌に入ったり、また、原ちゃんが独唱したりで、一緒に盛り上げてくれた。よく知られている曲なので、会場の皆さんも、ハミングしたりして楽しんでいただいた(中)。





シローは今回、ボサノヴァの名曲『大きな愛』のテーマとアドリブ吹きをフルートで挑戦、TAKAが歌でアシストした。途中詰る箇所もあったが、最後まできれいに吹き上げた。ブラッシュ・アップしていけば、彼の゛十八番゛の曲になれそう(下)。












Mくんのお知り合いのKさんとSさんは、地元経堂にお住まい。皆の歌と演奏をじっくりと聴いていかれた。「いやぁ~、とても楽しかったです! また聴きに来たいです。案内ください!」とは、嬉しいお言葉だった(最上)。





AYAさんの地元のお友達TさんとKさん。「今日の女性のお客さんは、美人ばかりだねぇ~!」と客席からも声が飛んだ(中上)。





高校同期生のYくんと同級生のI くん、毎回ライブに駆けつけて来てくれるI くんは、「今回も楽しかった。けれどもっと多くの人に来て楽しんでもらいたいので、次回は私が声掛けして沢山動員します!」と、頼もしいお言葉だった(中中)。





原ちゃんの(トオルちゃんも)お友達ISさんは、ご夫婦で来場、原ちゃんの歌のあと素敵な花束を贈呈し、彼女を喜ばせた。今日の女性客は美人ばかり!コーラスのhirokoさんに似ていると皆の評判となった(中下)。




同期生のKSくんも駆けつけて来てくれた。奥さんも息子さんたちも芸能一家なので、音楽を楽しむことには長けている。色々な面白い話を披露して、皆を楽しませてくれた(下)。






















楽しかったライブも、『A トレイン』のバンド演奏とQP村山のドラムソロでさらに盛り上がり、アンコールで再び『A トレイン』を演奏して終わった。今回のライブは、小さなライブハウスでじっくりと我等の歌と演奏を聴いていただく、という趣旨で開催された。その点では、通常の同期会とはまた違った趣きで、音楽を楽しんでいただくことにウェイトを置いたライブだった。楽しんで、また喜んでいただいたお客様の反応に確かな手ごたえを感じて、大きな達成感を得られたライブとなった。


ただ、PA環境のいい店だけに、ライブの後半にはAsと弦楽器(Gt/ Bj/ Ba)のキーが少しずれていた、というマスターの指摘は、今後の課題だ。途中途中で、Asに合わせた調弦をしっかりやる必要がある。また、今回マッキー(As)の立ち位置が一番奥になってしまい、Asの音が充分に客席に届かなかった。やはり、看板プレーヤーは1番前に陣取らなくてはならない。これも今後の課題である。

今年の暮れ(11 or 12月)には、第5回の「ザ・タペストリー・ライブ」を予定している。ライブが終わったばかりだが、メンバーたちの気持ちはすでに次回のライブに向かって動き出している。ライブ後の打上会の席で、トオルちゃんから「古稀タペストリー・ライブ」をぜひ実現してくれ!との要請があった。「うん、なに? 70歳バンドかよぉ~!やってやろうじゃん!」と、メンバー達は意気込んだが、これはいい目標となる。健康に留意して、気持ちを高めていることが必須だ。でも、それはとても楽しいことに違いない。
また、皆様にライブのご案内をお送りできるように、我等・高校同期生バンド「ザ・タペストリー」のメンバー達は、これからも精進していきますので、ぜひまたライブにお出かけください。よろしくお願いします。


経堂駅近くのインド料理専門店でやった打上会の様子、皆さんとてもいい顔をしておられました。
「いやぁ~!ライブってほんとにいいですねぇ~!」

<お知らせ>
現在、当夜のライブ動画を編集中です。皆様に公開できる曲を選んで、後日YouTubeに載せますのでお楽しみに!

この項お終り

第4回 ザ・タペストリー・ライブーその①




ザ・タペストリーのメンバー達(前列左から)、ヨッシー(MC/Vo/Bj/CBS)、TAKA(Vo/Gt)、AYA(Vo/Ba/Uk)。(後列左から)hiroko and 原ちゃん(Chor/Hs)、マッキー(As)、
『アンチェイン・マイハート』を熱唱するQP村山(Vo/Dr) All Photo by Kouzu and TAKA
6月1日に、経堂の音楽酒場ピックで開催された「第4回 ザ・タペストリー・ライブ」は、ゆったり15席の会場が満席となり、出演者を含む来場者23人でとても賑やかなライブとなった。PA環境の良いスペースで、出演者の歌と演奏が客席によく届き、客席からは拍手と声が飛び交い、とても楽しいライブだった。2ステージの間では、バンドメンバーは、立ったまま飲んだり、ステージ席で休憩したりの混みあい振り、こんなライブもくつろいだ雰囲気でよかった。(この店の紹介は、このブログの4/21日の項「音楽酒場ピックでの Jazz and Bossa Nova Night」に載せているので、ご覧いただきたい。)
当夜のプログラムを以下紹介する。
<1st Stage>
1.All of Me(All Members) Jazz 
2.Bill Bailly~(ヨッシー・歌) Country
3.Unchain My Heart (QP村山・歌 / コーラス:原ちゃん and hiroko) R and B
4.愛とも知らないで(TAKA・歌 / コーラス) Original
5.Maui Girl(AYA・歌/ コーラス) Hawaian
6.Akaka Falls(AYA・歌) Hawaian
7.酒とバラの日々(マッキー・As ) Jazz Bossa
8.コルコヴァード(All Members) Bossa Nova
9.オルフェのサンバ (All Members) Samba
<2nd Stage>
1.闘牛士のマンボ(マッキー・As) Flamenco
2.君に酔ってしまいそうな夜(TAKA・歌 / コーラス) Original
3.時代遅れ(トオルちゃん・歌) J-POP
4.桃色吐息(hiroko・歌) J-POP
5.北の国から(タケちゃん・Hm) J-POP
6.また君に恋してる(タケちゃん・Hm ) J-POP
7.百万本のバラ(原ちゃん・歌) J-POP
8.O Grande Amor 大きな愛(シロー・Fl ) Bossa Nova
9.Take The A Train(All Members) Jazz


ご覧のとおり、演奏曲はノージャンルと言うか、ごった混ぜと言うか、ジャズ・ボサノヴァ・ハワイアン・カントリー・R and B・オリジナル・J-POP...など、何でもありだ。歌いたいメンバーが沢山いて、それを集めてきたらこんなプログラムになってしまった、と言うのが実情。また、バンドの伴奏で歌い・演奏するメンバーたちの歌は、必然的に慣れ親しんでいる日本の歌謡曲となる。色々な楽器やそれぞれの個性を生かした歌を、縦糸と横糸に織り合わせて出来上がる「摩訶不思議な色合い」が、ザ・タペストリーの持ち味でもある。同じ高校の同期生たちが集まって作ったバンドなので、この年になって(66~67歳!)音楽を通じて一緒に遊び、呑んだり食べたりすることだけでも楽しいのだから、この日のライブは少々緊張しながらも、和やかなライブとなった。

当バンドの看板プレイヤー・マッキー(As)、『闘牛士のマンボを始め、各曲のソロパート演奏でライブを盛り上げてくれた(上)。

司会にバンジョー弾き、歌にカバサと、八面六臂の活躍はヨッシー。『ビル・ベイリー』を楽しげに歌うとともに、軽妙なトークで会場を沸かせた(中)。

歌とギター、そしてハモリ(2曲)はTAKA。この夜は声も良く出ていたし、ギターもいい音色がでていた。最初から最後まで、とても気持ちよく歌い・演奏できた(下)。
















ハワイアン2曲をウクレレ弾き語りで披露したAYAさん、客席からは「アヤちゃ~ん!」の声も。バックのベースを弾きながら、ソロパートを演奏する曲も増えてきている(下左)。
リズム隊の要、ドラムのQP村山。小気味よい打音を響かせながら、長いソロパートも2曲を披露した。アコースティックな音響が持ち味のこの店で、この日はドラムの消音装置をはずしてもらい、存分にドラムを叩いた(下右)。























コーラス・ユニットのhirokoと原ちゃん、各自の持ち歌4曲にコーラス参加するとともに、第2ステージでは、『桃色吐息』(hiroko)と『百万本のバラ』(原ちゃん and hiroko)のもち歌をご披露。客席から沢山の拍手をもらい、またコーラスは今までに無く良い出来だった(下)。また、hirokoさんは、矢車草のコサージュを用意し、皆で身につけて第2ステージを盛り上げた。


この項続く