2015年1月31日土曜日

3月15日 ジョビアゥ・タカ バンドライブのお知らせ


Jovial TAKA Band LIVE(第6回)

開催日平成27315
開場14:30 開演15:00 閉場17:00
会 場経堂・音楽酒場ピック
156-0052 東京都世田谷区経堂1-5-6パルファム経堂地下1
Tel03-3428-8666 小田急線経堂駅・南口徒歩5

出  演:ジョビアゥ・タカ(Vo/Gt)、ウッチー(Pf:内田裕之
KAZABa):風早龍也KemmyDr):花見至常
ゲスト:みほこん(Violin

M C1,500円、飲食は各自負担(1ドリンクはオーダー)          
予  TAKA携帯090-2914-2567 または、メールJovialtaka@ace.ocn.ne.jp まで
ゆったり20座席の小さなライブハウスです。事前予約をお願いします。 


Jovial TAKA ジョビアウ・タカ (Vo/Gt/ シンガー・ソング・ライター) 長野県出身、
東京都狛江市在住。高校時代は、ギター・マンドリンクラブとハワイアン・クラブで、
ギターとウクレレを弾いて楽しんでいた。再びギター・ウクレレの弾き語りを始めた
のは50代初め。その後、ボサノヴァのギター・ヴォーカルをボサノヴァ・アーチスト
中村善郎に師事、ポルトガル語の歌をサンパウロ出身の歌手ヴィゥマ・ジ・オリベイラ
に師事、原語のボサノヴァ曲に傾倒しながら、一方で日本語のオリジナル曲制作を
続けている。 2006年にライブ活動を開始、2009年から定期的に都内のライブハウス
でソロライブに出演、多くのミュージシャン達との共演を経ながら、゛ほんわかの中に
ちょっぴり哀愁を秘めた゛サウンドに磨きをかけている。 最近のライブではジャズや
ワールドポップスもレパートリーとして披露している。現在、『Jovial TAKA Band』と
The Tapestry』(高校同期生バンド)でVo/Gt/編曲を担当、バンド活動を続けながら、
地元の歌会(どようかい)やライブハウスでのセッションにも顔を出している。
オリジナル曲では、「Beside You・あなたの側で」(通称゛あなそば゛・作詞:カルロス美希
/作曲:ジョビアゥ・タカ)、「ブラッド・ムーン」(ジョビアゥ・タカ作詞/作曲)などがある。


ウッチー(Pf):早稲田ジャズ研出身、ライブ歴は30年を超えるベテラン。
現在も「大介バンド」と「G.フラット」でピアニストとして活躍中。タカバンド
結成から参加、ピアニストとして乗りのいい演奏で、聴く人を心地いい
世界に連れて行ってくれる。

KAZA(Ba):プロのベーシスト、現在も多くのバンドに参加して活躍中。
クレイジー・ラブ(経堂のジャズ・バー)では、セッション・マスターとして
出演。ウッドベースで、ファンキーなサウンドを楽しませてくれる。

Kemmy(Dr):早稲田ジャズ研出身、「大介バンド」でもDrを担当。
現在、「Kemmy and Emmy」のバンマスとして、Jazz Bird(表参道
のライブハウス)に定期的に出演。キレのいいリズムで、縦横無尽
に太鼓を叩く。


みほこン(Vio):4才よりヴァイオリンを始め、阪神大震災、中越
地震の被災地路上生活者へのボランティア活動の中から
自作曲が生まれる。以後中川五郎氏、さこ大介氏、故笠木透氏
と共演。CD『山にかえれば』『派遣切りキリキリマイ』を発表。


■首都圏で活躍するミュージシャン達をバックに、ボサノヴァ・ジャズ・J-POPS・オリジナルを
ジョビアウ・タカが歌います。バンド・メンバー達の演奏と心地よいサウンドをお楽しみください。

YouTube動画とブログのご案内:今までのライブの歌と演奏は、「takasantafe neo」と
Luriirocho」でご覧ください。ブログ:「Jovialidade Do TAKAhttp://jovialtaka.blogspot.jp

<演奏予定曲>
Wave ウェイブ」、「Caravan キャラバン」、「O Pato アヒル」、「Antonico アントニコ」、
雨にぬれても(明日に向かって撃て・テーマ曲)」、「Samba De Verão 夏のサンバ」、
Corcovado コルコヴァード」、「真夏の果実」、「Manhã de Carnaval(黒いオルフェ)」、
Palpite Infeliz いやな予感」、「Trem Das Onge 11時の汽車」、「Desafinado音痴」、
Saudade Da Bahia 懐かしのバイーア」、「Beside You あなたの側で(Original)」、
Samba de Orfeuオルフェのサンバ」、「ブラッド・ムーン(Original)」、etc..
印はウクレレ曲、ボサノヴァ曲(ポルトガル語)は、TAKA訳の日本語詞でも歌います。




2015年1月27日火曜日

2015年1月の歌会から



1月の「タカうたかい」は、地域サービスの方達が集まって、大いに飲み・食べ・歌いまくりました。
(左前列より)Kenちゃん、アキさん、ユミさん、エミさん、後列はShokoさん、Kazさん、TAKA、
茂子ママ Photo by Togami


恒例の「タカうたかい」は今回で3回目、私の関係する地域包括センターでもちょっと話題になり、看護師さん

・デイサービス担当・介護福祉士さんたちが参加されて、とても賑やかで和気あいあいの会となった。20代

・30代・40代の女性と男性の中に、60代の私と店のご夫婦が入るという訳で、若いパワーに溢れた集いと

なった。茂子ママが用意してくれたおおきなワン・テーブルを囲んで皆が座り、真ん中に鶏肉と野菜の煮物、

焼豚と野菜たっぷりのサラダ、エビ・チリソースなどの手料理を置いて、各自小皿に取りながらの食事が

スタート、まずは、ビールと焼酎で乾杯した。

早速、店置きの歌集を見ながら自分の唄いたい曲を歌ったり・リクエストしたりが始まったが、何時ものどよう

かいのおじさん達の歌とは違って、歌も最近のヒット曲が多く、また女性たちの歌う声はやわらかくて艶が

あって、伴奏している私も気持ち良かった。お店のマスターも、「タカさん、今日は歌と声がずいぶんと違い

ますね~!」とニコニコしていた。夕方6時半に始まって3時間程の歌会だったが、皆さんすっかりとリラックス

されたようだった。『飾りじゃないのよ涙は』/『翼をください』(アキさん)、『ルージュの伝言』/『天城越え』

(Shokoさん)、『青い珊瑚礁』/『ハナミズキ』(ユミさん)、『桃色吐息』/『ロビンソン』(Kazさん)等々...ざっと

40曲以上を歌いまくったのには驚いたが、伴奏し続けた私もさほど疲れを感じなかったのは、若い皆さんの

声に包まれるような気持ち良さがあったからだと思う。すっかり元気をいただきました。途中からギターで

入ったマスターもレキントの腕前を披露し、最後に皆さんに乞われて、ボサノヴァの『コルコバード』とオリジ

ナル曲『あなたの側に』(あなそば)を私が弾き語りして、会はお開きとなった。(1/23)




新宿角筈区民ホールで開かれた「新宿区職員コーラス第5回コンサート」、ハンドベルの
鎌倉ベルフラワーと共演して、アンコール曲『花は咲く』を合唱した。 Photo by TAKA


私の実弟が参加しているコーラス・グループのコンサートの案内をもらい、初めて聞きに出かけてみた。

指導している先生(太田弥生さん)が作曲や編曲もされる方で、熱心な指導のおかげでようやく皆さんに聴いて

もらえるレベルになったので、聴きに来てほしいとのことだった。会場の区民ホールは、100人ほど収容できる

会場で、程よい広さだった。プログラムは、童謡や日本の歌あり、創作曲あり洋楽あり、のなかに2部でゲスト

のハンドベルの演奏あり、となかなか多彩で、2時間程のコンサートは大いに楽しめた。

私が一番感心したのは、コーラスのハーモニーだった。かなり練習を積んだと推察されたが、ソプラノ(4人)

・アルト(5人)・テノール(2人)・バス(2人)、計13人ながらとてもいいハーモニーを作っていたのだ。人声とピアノ

だけなのだが、PAを介したデジタルな音と違って、人声のアナログな音とハーモニーはとても気持ちいい

ものだということを、改めて感じたのだった。そのやわらかな人肌の様な音声の集合体は、人の心にダイレクト

に伝わってくることを再認識した。共演したハンドベルは゛天使のハーモニー゛と呼ばれるとのこと。やわらかで

澄んだ音色も心地よかった。入場無料のコンサートだったが、日頃の練習の成果を関係者の皆さんに聴いて

もらうというのもいい励みになると思う。こんな楽しみは、これからも続けて行ってほしいと思った。(1/24)



Crazy Loveでのジャム・セッションのワン・ショット お店のH.Pより


3月15日のジョビアゥ・タカバンドに出演してもらうベーシストのKAZA(風早龍也)さんと会うために、経堂の

ジャズ・バー「Crazy love」を訪れた。ライブ演奏予定曲(16曲)の譜面と、自分の弾き語りでI.C録音した音源

を届けるためだ。このお店のJam Sessionには、定期的にKAZAさんがセッション・マスターで出演している

ので、その様子もちょっと覗いてみたかったのだ。お店に夜8時半頃は入ると、もうセッションは始まっていて、

PfとBaにGtが入って、トリオでジャズ・ナンバーを演奏していた。ひとり2曲づつエントリーして、その夜は、

Gt、Vo、Tsの方達が、セッションを楽しんでいた。初めに来場者のソロ ⇒ Pfソロ ⇒ Baソロ ⇒ Drとの

4バース⇒ 最後に再びソロ という進行でセッションが続いた。お店のマスターが、カウンター越しに「セッション

やりますか?」と再三声をかけてくれたのだが、初めて訪れた店だし皆さんの歌や演奏を聞きたいと思い、

休憩までワインを飲みながら楽しませてもらった。途中、ピアニストが交代しステージに立った女性ピアニ

ストに見覚えがあり、後であいさつするとピックでお会いしセッションした土屋裕子さんだった。「やあ、やあ、

その節は...」ということで、彼女がこの店で出演しているVocal Sessionの日にまた来てくださいよ! と

案内を頂いたのだった。

休憩時間にKAZAさんに挨拶し、譜面とCDをお渡しすることができた。直前リハをしっかりやりたい意向を

伝えると、昼間の時間だったらこの店で土・日でも1人ウン円で割安で出来るからどう? と言われ、他のメンバー

と相談して返事することにした。ドラムと生ピアノがあるスタジオは少ないので、地元のVentenを予定して

いたのだが、大きなウッドベースを運んで狛江まで車で来てもらうよりこの店の方がいいかもしれないと思った。

セッション日に来たのに、何もしないで帰るのもちょっと失礼と思い、2部の頭に2曲歌わせてもらったった。

曲はボサノヴァの『コルコヴァード』を原語と日本語詞で、もう一曲は『キャラバン』、Gtを持ってきていないので、

Vocalistになって歌わせてもらった。初めての音合わせでも、1コーラスごとに伴奏とソロがしっかりしていく

のを聞いて、さすがにプロだなと思った。セッションを続ける皆さんに挨拶して、その夜は早めに引き揚げ

させてもらった。20席程の小さなジャズ・バーだが、PAもしっかりしていて気持ちのいい店だった。(1/26)

2015年1月18日日曜日

今年の事始め、あれこれ。




冬晴れが続く1月、雲一つない空の下では冠雪の富士山が眺められる(多摩川堰堤より)
Photo by TAKA


新年になったと思ったら、松の内も明け、成人式も過ぎて1月も早後半に入ってしまった。関東地方は、初雪が

散らついたり、冷たい雨が降ったりはあっても、概ね冬晴れの日が続き、日中の陽ざしもだんだん強くなって

きている。

初詣は、ここ10年程府中の大國魂神社に行くことにしているが、三ケ日の混雑を避け今年も4日に出かけた。

午後の陽ざしが溢れる神社の境内は、多くの参拝客が来ていたが、人の列もスムースに流れていて、混雑は

感じなかった。今年の健康と幸多きことを祈った後、恒例のおみくじを引いてみると、なんと『大吉』だった。

一緒にお参りしたRKさんによると、おみくじを引く時に『大吉 ! 』っと掛け声をかけてくれたとのこと。こいつは

春から縁起がいいわい ! ということで、この神社に来て2度目の大吉を喜んだ。


地域サービスの仕事始めは5日だったが、今年も地域のじい様・ばあ様・障害者・難病の方達をケアする

ことを、続けて行くつもりだ。週半分くらいの時間ではあるが、自分に可能な範囲でサービスに従事しようと

思っている。なかなか大変な仕事ではあるが、自転車で近所を周って仕事する、という気楽な面もあるし、

自分のスケジュールに合わせて仕事できるのがいいなと思っている。この仕事をしているケアマネージャー

や看護師・介護福祉士など、仕事仲間の息抜きを兼ねて、『タカうたかい』(仲間たちがこの名前をつけて

くれた)をすでに2度開いているが(去年の7月と10月)、3回目を1月23日(金)に開催することになった。皆で

会場の椿珈琲店に集まり、美味しいお酒と茂子ママの手料理をいただきながら、ギター伴奏で歌ったり聞い

たりしてリラックスしよう ! という気楽な会だ。


その椿珈琲店で続けている『どようかい』は、10日が初会合、17日も合わせて常連さんたちが集まり、今年の

盛会を祈って乾杯した。ウッチー・大介・イズミちゃん・タッキー・ハジメちゃん・ヒサコさん・キリさん等に加

えて、17日は若いユウキくん・ミキさん(20代後半)やコマキくんも来て、賑やかな歌会となった。新歌集を

作ったけれども、歌い手がいなかった曲(『24時間の神話』:ヴォイス や『ハナミズキ』:一青窈)を若い二人が

歌ったり、『青い珊瑚礁』:松田聖子をキリさんが、『東京砂漠』:前川清をコマキくんが歌ったり、夜遅くまで、

歌と演奏を皆で楽しんだ。〆はイズミちゃんの『ファラウェイ』(オリジナル・ソング)と、私タカの『ときめきの夜』

(歌会のテーマ曲)だった。


9日(金)の夜は、今年の挨拶を兼ねて経堂の音楽酒場ピックを訪れた。この店でのセッションは、『洋楽ナイト』

・『ハードロックセッション』・『ベストテン・セッション』など、幾つかの催しがあるが、その夜は自由度の高い

『フリー・セッション』の日だった。最近、この店に集う若いミュージシャンたち(20代後半):ソウヘイくん(プロの

ベーシスト、ベースでコードもソロも弾いてしまうという実力派)・ユウヤくん(El.Gtを奏でるスタジオ・ミュージ

シャン)・てっちゃん(音楽院で教えるドラマー、生徒は8割が女性とのこと、羨ましい~!)等にKくん(ソウヘイ

くんの弟子)も加わって、彼らの即興曲・セッションが始まり、それををしばらく楽しんだ。


私自身の音楽事始めは、正月休み中にスタートし、3月15日(日曜日・午後3時開演)にこの店で開催する

『ジョビアゥ・タカバンド ライブ』の準備に入った。予定曲(約16曲)の譜面を整理し、私自身の弾き語りで、

各曲の録音(ICレコーダーによる)をしてみた。今回は、ボサノヴァ・サンバのスタンダード曲に加えて、新曲

を7曲入れるので、従来のライブとはまた違った趣向で構成しようと思っている。ウクレレ曲も久し振りに

2曲(『懐かしのバイーア』をウクレレレ・ボッサで、B.バカラックの名曲『雨にぬれても』も)入れるつもりだ。

この譜面と録音・音源を予めメンバー達に渡しておいて、ライブ前にじっくりとリハをやって本番に臨むつもり

今回のメンバー達は、いずれ劣らぬ実力者たちなので、私は安心して歌と演奏に集中できそうだ。


ウッチー(Pf):早稲田ジャズ研出身、ライブ歴は30年を超えるベテラン。現在も「大介バンド」と「G.フラット」
でピアニストとして活躍中。タカバンド結成から参加、ピアニストとして乗りのいい演奏で、聴く人を心地いい
世界に連れて行ってくれる。

KAZA(Ba):プロのベーシスト、現在も多くのバンドに参加して活躍中。クレイジー・ラブ(経堂のジャズ・バー)
では、セッション・マスターとして出演。ウッドベースで、ファンキーなサウンドを楽しませてくれる。

Kemmy(Dr):早稲田ジャズ研出身、「大介バンド」でもDrを担当。現在、「Kemmy and Emmy」のバンマス
として、Jazz Bird(表参道のライブハウス)に定期的に出演。キレのいいリズムで、縦横無尽に太鼓を叩く。


私の歌とGt演奏を支えてくれる彼等に期待するとともに、曲によっては、この強力なメンバー達の掛け合い

も見物(聞き物?)だと思う。

もう一つ準備しているのは(現在交渉中だが)、女性ヴァイオリニストの参加だ。特に、私のオリジナル曲

(ラブバラード)やボサノヴァ曲に、流麗なヴァイオリン・サウンドを加えて、曲のハーモニー作りにトライして

みたいのだ。リーフレット等の案内は、今月中に皆様の元へお届けする予定だが、新しい趣向を凝らした

楽しいライブにしようと準備しています。乞う、ご期待 ! です。


もう一つ付け加えると、今年の泳ぎ始めはご近所の調和小学校のプールだった。25mが7コースの小さな

プールだが、温水プールとサウナなど設備も整っているし、近隣の方達の水泳・水中ウォーキング教室と

して利用者も多く、地域スポーツの拠点ともなっている。平日だと割と空いているので、ここで筋力の維持や

身体をほぐしながら、健康で暮らせるよう体調を整えたいと思っている。



自宅ベランダから見られる夕映えの富士山、真冬のピンッと張りつめた空気の中で、
空のグラデーション色とシルエットがきれいだ。

2015年1月12日月曜日

新春名物:狛江市のどんど焼き



多摩川の河川敷で毎年開催される゛どんど焼き゛、近隣の人たちが集まり大変な賑わいだった。
All Photo by TAKA


狛江市の新春名物となっている゛どんど焼き゛は、1月11日の好天に恵まれて、今年も小田急線鉄橋下の

緑地公園で行われた。広い河川敷の一角なので、火災の心配もなく、お正月飾りや門松、松飾などを持ち

寄って焚きあげ、一年間の無病息災を祈るというイベントだ。実行委員会として主催するのは狛江市の

ボーイスカウト連絡協議会、1986年に始まったというからもう30年近く続けている一大イベントなのだ(調布

経済新聞によると)。


 ボーイスカウトの係員が次々と火の中にお飾りを投入、勢いよく火が燃えがった。


この日(1月11日)は、10時に点火と聞いていたので、会場に行って見ると大変な人出だった。どんど焼きと

併せて、狛江・調布市の消防署出初式が開催されていて、赤い消防車が20台程河川敷を埋めていたし、

関係者もたくさん集まっていた。おまけに、市主催の新春ロードレース(ショート・マラソン)が行われていて、

「子供の部」・「中高生の部」・「成人の部」と別れて競技をしていたので、選手や応援者たちでラニング・

コースも河川敷も人で一杯 ! こんなに多くの人出を見るのは、他には堰堤の桜の花見時期ぐらいだろう。



ちゃんと受付があって、係員にお飾りを渡して焚いてもらう。「残灰料」ということで、後を
片付ける費用も喜捨によって賄われている。小銭を箱に投入してお願いする。


ボーイスカウトの皆さんによる「豚汁」と「汁粉餅」と「甘酒」の炊き出しが振舞われた。
沢山の人の列ができたが、幸運な人はそのお味を楽しむことができた(数量限定)。


どんど焼きのことは以前から聞いて知ってはいたが、実際に出かけてみたのは今回が初めてだ。きっかけ

は、駅でこのイベントを知らせる立て看板を見たことだったが、買ったものとはいえゴミとして捨てるのは気が

進まなかったので、縁起物を処分するには丁度いい機会と思ったことだ。会場についた10時前には、すでに

火がついてお飾りの山は大きく燃え上がっていた。受付にお飾りを渡し、燃え上がる火を見ながら、この

一年の無病息災を祈った。子供の頃、お正月が終わると、近所の神社に集まってどんど焼きをし、おじさんや

おばさんたちに交って、針金の先に突通したお餅を焼いて食べたりしたことが思い出されたが、昨今では

近隣の繋がりも薄くなって、そんな風習にはすっかりご無沙汰している。ちょっと懐かしい「どんど焼き」を、

久し振りに体験できた日だった。

この゛どんど焼き゛については、その日のNHKニュースでも放送されたというので、興味ある方は下のアドレス

にアクセスしてご覧になってください。

http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20150111/3482401.html

2015年1月3日土曜日

2015・今年のお節料理




いつもと変わらぬ我が家のお節、今年は丸のお重に詰めてみた。Photo by TAKA


お正月は、暮れに作ったお節料理を美味しいお酒と共にいただいて過ごす、というのが恒例で、今年も

やわらかな滋味溢れる我が家の味を堪能した。お節には、日本の伝統的な家庭料理(和食)の作り方と味が

ぎっしり詰まっているので、食材を吟味し天然醸造の調味料(お酒・醤油・みりん・玄米黒酢・塩など)を整えて、

和食の作り方の手順を一つ一つ確認しながら丁寧に作っていく。黒豆の戻し(水に漬けて一晩)、数の子の

塩抜き(薄い食塩水で3回)、昆布巻きの酒漬け伸ばし(20分程)、田作りの湿気飛ばし(オイルヒーターの上で

1時間程)、紅白なますの塩もみ(20分程度)など、下ごしらえをちゃんとしてから味付けをする。「めんどくさい」

と言って手間を省き、何事も電子レンジでチンしたり、即席簡単レシピに慣らされてしまった昨今の調理仕用

では味わえない、素材本来の味を楽しむには、この手順が大切なのだ。味付けの基本は、昆布や鰹節を

使った出し汁に、お酒・醤油・みりんを少々加えた漬け汁に浸したり、煮たてたり、煮絡めたりが基本だが、

生もの(魚の刺身や蒲鉾など)は、ひと工夫して飽きの来ない味付けをしてみる。


そんなことで、今年も以下の8品を作ってみた。

黒豆:まめ(健康)に暮らせますように、との願いを込めて。一晩水付けて戻すと、約1時間程でやわらかく
煮上げることが出来る。煮汁は洗双糖と醤油少々で、さび釘を入れて黒豆のつやつやした色を出す。市販
のものと違って、柔らかな味は食べても飽きが来ない。サラダ感覚で楽しめる。

紅白なます:三浦大根とにんじんの細切りを、玄米黒酢とメイプルシロップで和えて。紅白の色、太古
から平和のシンボル。しゃきしゃきとした歯触りが身上だ。

蒲鉾の2色サンド:白に生たらことスダチ、赤にナチュラルチーズと紫蘇葉を挟んで。変わり味が楽しめる。

昆布巻き:酒で戻した日高昆布と鮭切り身を使った煮物、やわらかくておいしい。昆布は「よろこぶ」に
繋がり、一家繁栄のシンボル。

数の子:無漂白の小ぶりの数の子を使った。充分塩戻しした後、柔らか味の漬け汁で味付け。コリコリと
した歯触りも魅力。

海老のうま煮:今年は活きのいい小振りの車エビが入手出来ず、輸入物の赤海老を使い少しだけ作った。
ひげが伸びるほど、腰が曲がるほど長生きできるように、との願いを込めて。

田作り(ごまめ):水気を飛ばすのにオイルヒーターを使ったらうまくできた。照り醤油(洗双糖を少し入れた)
で味付け、カリッとした歯触りが身上。

サーモンと白身魚のミルフィーユ:刺身のお作りだが、紫蘇大葉・サーモン・とろろ昆布・カンパチの順に
乗せて四段重ねにするから、実際はセーズ・フィーユ(仏語 seize feuilles:16枚重ね)かもしれない。一枚
づつ剥ぎながらいただくと美味しい。


昨今、食を巡る事故(異物混入・食材管理ごまかし)、偽産地表示や品名表示詐欺など、本来あるべき

食材の安心・安全を脅かす事例が後を絶たないのだが、やはり安易な加工食品や大量消費の工場生産品

に頼らずに、自宅で食材を調理できることが望ましいと思う。「身土不二」(生まれ育った土地でその季節に

取れた食材を、気候・空気・水・土壌とともに身体に取り入れる)、「一物全体」(食材は皮や根も丸ごと食べる

ことで生命を維持していく)、などのマクロ・ビオテックなコンセプトに出来るだけ近づけて日々の食事をとる

ことが、安全で健康な毎日を送れる源であることを、改めて年の初めに認識することになるのだ。

過ぎ越した年を思い起こしながらゆっくりとお節料理を作り、新年に味わい深い品々を食べられるのは、

とても幸せなことだと思う。色々なニュースを聞いてみると、クリスマスのケーキもお節料理も、集中する需要

に応えるために、冷凍保存や氷温保存されたものが大半だというが、それを買ってみても本当に美味しい

ものは食べられないだろう。「お節なんて大して美味しくない!」という声もよく聞くが、そんなことは絶対ない

のだ。和食の伝統にのっとり、手間ひまを少しかけて食材のおいしさを引き出せば、こんなに健康に良い、

メタボとは縁のない料理は、世界の何処を探してもなかなか無いのだ。それが本来の和食だと思う。



今年も2家族のお節料理を作った。四角の2段お重は、お手伝いいただいた食友YKさん宅の
お節ち、きれいにお重に収まった。当方宅のお節ちは、実弟が来てあらかた平らげていった。


2015年1月2日金曜日

2015年 謹賀新年


迎 春

新しき年のご多幸とご健康をお祈りいたします。

本年もよろしくお願いします


伊豆半島爪木崎の日本水仙 Photo by TAKA

平成27年元旦 Jovial TAKA 

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