2016年7月31日日曜日

今夏もブルーベリー摘み採りを、ご近所のとみなが農園で楽しんだ。




朝8時の開園前に集まったご近所さんたちは、摘み取り開始の案内とともにプラバケツを持って、3か所の
ブルーベリー畑に三々五々散っていった。 All Photo by TAKA


ご近所のとみなが農園で、今年もブルーベリー摘み採りが始まっているので、7月最後の日曜日に食い友RKさんを誘って

行ってみた。ブルーベリー園はスタートしてからことしで7(8?)年目なのだが、始めは1面だけだった畑がすでに3面に増え、

新苗を植えた畑や他の果物畑(ラズベリーやはちみつを採取する花園など)も増えてなかなかの充実振りなのだ。ご近所

でも評判が上がり、おじいちゃん・おばあちゃん、パパとママ、子供たち・孫たちまでこぞって集まるようになり、先に植えた

ブルーベリーの木も幹や枝が茂り、沢山の実を付けるようになっているので、完熟した実の摘み取りを楽しめる。私は今年で

3回目だが、この園の側を通る度に、何時来ようかな、と毎年楽しみしているのだ。



やや小振りだが、酸味のある濃い甘さが人気の『ティフ・ブルー』(ラビットアイ系)、完熟した実をたわわに実らせていた。



樹枝の作りが下枝まで延ばせているので、小さな子供達にも摘み取りが沢山出来る。大人の目が届かない下枝は
子供たちの領分だ。家族連れで楽しめるのもいい。



雨予報で心配された天気も朝の内は晴れあがり、熱い夏の日差しが照り付けたが、風が通っていたのでさほど暑さは感じ

なかった。ブルーベリーの完熟した実は、触っただけでハラリッと落ちる。下に受けるバケツを置いておくだけで、どんどん

摘み取りができる。完熟した実を選んで摘んだら40分程でバケツ一杯になってしまった。私は約2㎏、RKさんは1,5㎏を

摘み採ったが、買取りの会計は100g210円で持ち帰りできる。日頃お世話になっている人へお裾分けして、後は冷棟保存

して、毎朝ヨーグルトとともに食べることにしている。少しづつ食べるので年内位持つかもしれない。アントニシアンと

ビタミン(CとE)たっぷりのブルーベリーは目にとても良いので、これを食べ続けたら夜空を飛ぶ人工衛星もばっちり見える

かもしれない(!?)


大振りの『バルドゥィン』(ラビットアイ系)は順次熟していくので、未熟の青い実・赤い実も一緒についている。完熟した
実は直径1,5cm程あって甘味が強い。



大きなバケツ(園で受付の時に貸してくれる)に一杯のブルーベリーを摘んでご満悦の私。


摘み終えて周りの畑を見てみたら、『ミスティ』とか『タロー』とか新しい品種の木が植えてあったり、3面の奥の方に、新苗の

ブルーベリー畑が出来ていたり、新しい展開も見られたので今後も楽しみが増えた。狛江は造園業を営む方たちが多い

のだが、最近その畑が宅地になったり建売住宅になったりで、緑がどんどん減っているのはとても淋してことだと思っている。

でもとみなか農園のように、地元の方達に愛される農業と緑地を残していく取り組みが同時に出来ているのは、まことに歓迎

すべきことなので、これからも応援しつつ大いに利用させてもらいたいものだ。駐輪場も駐車場もあるのでなかなか便利です。



入口の大きな木製看板は目立つのですぐわかる。


2016年7月29日金曜日

梅雨の終わりの多摩川・オイカワの毛鉤釣り




梅雨の終わりの多摩川・オイカワの毛鉤釣り YouTube動画 釣り人と撮影・編集 by Jovial TAKA


今年の関東地区の梅雨もようやく明けた。ここ数年は梅雨明けが早く、熱く長い夏・猛暑酷暑の夏が続いていたので、7月の

終わり近くまで気温が上がらずに梅雨空が続いていたのは珍しいと思う。この後、8月・9月と暑さが続くと予想されるが、

不安定な地球の気候ゆえ天候がどんな展開になるのか、気象予報士泣かせの天気予測は難しい。

私の家近くの多摩川では(チャリで10分程)、オイカワの産卵期が続いているので(6月初め~8月終わり位)、朝早起きして

多摩川に繰り出してみた。梅雨の雨は、沖縄や九州では集中豪雨となって、河川の氾濫や山崩れ、家屋への浸水など、

多くの被害をもたらしたが、関東地区では時折落雷と土砂降りがあった位で、まとまった雨は少なかった。栃木や群馬のダム

近辺では降雨量が相変わらず少なく、ダムの水位は一向に回復しておらず、ここを水源とする東京地区の水道エリアでは、

夏場の節水が叫ばれている。通年の梅雨時では多摩川も大増水し、怖いくらいの濁流が河川敷まで溢れることがあるのだが、

今年はやや増水程度に収まっている。


この朝釣り上げたのはほとんどオイカワで(オスとメス半々位)、春先から初夏に主役だったアユはほとんど姿を見せなかった。

遡上して上流に移動していったのか? グラスファイバー5,4mの竿に小さな毛鉤が数個とウキが付いた仕掛けを上流から

流して、扇状に水面を探っていく。仕掛けを引いたり流したりして、毛鉤に水面を飛来する羽虫のような動きを与えるのが魚の

食欲をそそるコツなのだ。

実際に、上流に向けて仕掛けを挽いたときに当たりがあり、オイカワが針に掛かってくることが多い。大腿部までのゴム長靴

(゛バカ長゛と呼ぶ)を履いて、川の中を移動しながら仕掛けを流し、引き揚げてはまた流す。その作業を繰り返して約1時間半

ほど釣りを楽しんだ。途中毛鉤を捕食したものの針掛かりせずに゛バレ゛てしまうことも多々ある。20匹余のオイカワを釣り

上げたたが、その内の数匹は手持ちのデジカメで動画撮影してみた。左手で竿を持ち、右手で撮影だから上手くカメラらに

収めるのは難しいのだが、なんとか撮影できた。今回はナレーションとテキスト(タイトルや説明)も動画に組み込んでみた。

釣り上げる時の引きはオスの方が強く、かなりの手応えがある。グイグイと水中に引き込む強さは、魚とバトルしている感

がある(小物だけれどもね!)。鯉釣りのように、数本の針を餌のマッシュポテトで団子状に包み、水底に沈めてじっと当たりを

待つ、というような辛抱強い釣りはどちらかというと苦手。毛鉤仕掛けを水面に流しながら、次から次へと魚を釣り上げる

ような動きのある方が好みではある。釣り上げたオイカワをすべて川に戻し、1時間~1時間半程釣りを楽しめれば充分だ。

釣りを終えて仕掛けを仕舞い、チャリで家に戻れば、シャワーを浴びて珈琲と果物にヨーグルト、野菜と卵のサラダ・トーストの

朝食をゆっくりといただく。お休みの日の朝に時折得られる私の楽しみのひと時だ。


2016年7月1日金曜日

ボサノヴァ青山 発表会とオープンマイク



オープンマイクで歌い演奏するMIさん(Vo/Pf)・TDさん(Gt)・CHさん(Per)のトリオ。バート・バカラックの『雨に濡れても』を
ポル語バージョンで披露し、皆さんからの大きな拍手で盛り上がった。Photo by TAKA and Aoyamabossa


梅雨の晴れ間で30度を超える猛暑の午後、JR中央線西荻窪駅から徒歩10分程にあるライブハウス;「アトリエ・カノン」で、

中村善郎青山教室主催のボサノヴァ会が開かれた。教室に集う生徒の皆さんの日頃の練習成果を発表するとともに、OB

やOG・他教室のメンバーも参加して、発表会の後に「オープン・マイク」も開かれた。自由参加で、ボサノヴァに限らずなん

でもOKという、まことにフレキシブルな集いだった。私もご案内をいただき、当初はデュエット・ナンバーをやってみようかと

二人で行く予定だったのだが、急な予定が入り相方の都合が悪くなってしまい一人での参加となった。



オープン・マイクで披露した2曲は、『避暑地に陽炎』(詞:来生えつこ/曲:来生たかお、ボサノヴァ・アレンジ)とジャズ・
スタンダードの『Moon River』(ワルツとチャチャチャの2コーラス)、いずれもボサノヴァ曲ではないのだが、今私が
歌いたい曲として歌わせていただいた。歌った後TMさんから「チャチャチャが可愛かったわよ!」と声かけて頂いた。


このボサノヴァ会は、幹事さんたち4人の準備と進行がとても円滑に出来ていて、なおかつ、会後のご案内が、当日のフォト

(演奏者各位の画像ファイル)や録音(オーディオファイル)で参加者に届けられたのにはすっかり感心してしまった。まことに

システマチックに編集されており、当日の雰囲気が写真と録音でまた楽しめるというおまけ付きだった(会場の制約で録音の

クォリティは充分でなかったが)。私も撮っていただいた画像を早速このブログに載せさせてもらった。30人程集われた皆さんの
 
歌と演奏を聞いてみて感じたのは、熱心にポルトガル語とボサノヴァ演奏(サンバやショーロなども)を習得しようとされている
 
のだな! ということだった。全体にレベルも上がっているようにも感じた。最近は新しく加入するメンバーも増えて(現在教室は
 
10数人とのこと)いるということで、まことに喜ばしいことではある。一方で、オープンマイクで歌い演奏した卒業生達・プロ達は、
 
ライブの経験も大分豊富なので、自分の表現についてそれぞれのスタンスをしっかり持っておられるのを感じた。自分の表現を
 
通して、語るべき世界をその人の個性を通じて聴く人にちゃん届けようとする意志、と言ってもいいかもしれない。



KKさん(Vo/FL)とINさん(Gt)のデュオは『Fotografia』などを熱演、柔らかな音色がボサノヴァには合いますね!


私自身は、足掛け4年間(2007年~2012年)中村善郎田町教室に通ってボサノヴァのポルトガル語の歌とギター演奏を

学んだが、卒業後は自身のバンド「Jovial TAKA Band」と高校同期生バンド「The Tapestry」(2014年活動終了)で

 ヴォーカル・ギター・ウクレレ演奏・編曲を担当し、バンドマスターとして活動しながら、オリジナル曲の制作を続けている。

毎週土曜日は、地元の椿珈琲店で開催される「どようかい」の幹事として、地元ミュージシャンたちとセッションしたり、皆さん

の歌伴奏をしたり、ボサノヴァだけでなくジャズやワールド・ポップス・日本の歌謡曲・演歌まで、歌い演奏することがほぼ

日課のようになっている日々ではある。マンドリンとピアニカとコーラスをやってくれる女性仲間と、TAKA and WH(タカ

アンドダブルエイチ)というユニットで、私のオリジナル曲やワールド・ポップスのナンバーを練習する会も時折持って楽し

んでいる。そんかな中で、今回のような卒業生の私も参加して楽しめるボサノヴァ会は、知り合いの個性的なメンバー達の

歌と演奏を聞けるとても貴重な会なので、ずっと続けて欲しいなと思っている。




中村教室の重鎮HBさんは、お弟子さんのIWさんとともに、『O Bebado e A Equilibrista』を共演、しっかりと
後輩を育てているのには感心しきりだった。


会場で久し振りにお会いしたTMさんとKWさんとお話ししたり、青山のメンバー達のGt伴奏をされていたAKさんとギター

談議をしたり、ベースの他ギターも演奏するようになったIWさんをよいしょしたり、お馴染みのTDさん・MIさんと挨拶したり...

とても楽しい時間だった。この頃は、Gtを背負っていくのも大変だし(演奏時に貸してくれたTDさんありがとう!)、ボサノヴァ

曲でない曲を歌って失礼したりしたが、もし次回の機会があれば、事前に曲名とキーだけを決めておいて、PfやBaなどの

楽器と当日ボサノヴァ・スタンダード曲をセッションさせてもらうのもいいかな、と思っている。ボサノヴァ青山の皆さん、お疲れ

様でした。とても楽しかったです。またお会いしましょう!