2017年6月16日金曜日

新カメラ・RICOH GRⅡと新作動画



新作動画「新緑の姫川源流イワナ釣り」、今回の白馬・姫川への釣行を2分18秒に編集したコンパクトな動画
です。静止画像・動画を組み込み、ナレーションや挿入音楽・テキストも入った力作です(自分で言うのもナン
ですが!?)。撮影画像と動画は全てRICOH GRⅡ(コンパクト・デジタルカメラ)によるものです。
YouTube投稿動画:All Movie and Photo by Jovial TAKA
動画の設定で画質をHD1080にして下さい。きれいな動画が見られます。



1年越しの念願だったこのカメラが入手できてとても喜んでいる。私のデジカメ歴は3代目までみなリコー製を使って

きた。1代目が2004年3月に入手した「RICOH Caplio G4wide」で(価格は2万数千円だったか?)、画質のナチュラル

な色がとても気に入っていた。このカメラを持って関東近辺の花の名所巡りをして、沢山の花写真を撮ったし、自分

の料理レシピで作った創作料理や江戸時代から伝わる日本の伝統的家庭料理を再現して調理し、それを自宅即製スタ

ジオで撮影した。そのレシピと画像は、2冊の料理本となって私の手元に残り、何かの折に時々見ては料理メニュー

の参考にしている。当初、そのレシピは手書きのスケッチ画にしようと目論んだのだが、とても大変なのでフォト・

スナップにしたのだが、その手軽さと使い勝手の良さが気に入って、以来デジカメのお世話になっている。



Caplio G4 wideの正面(上)と裏面(下)、今から見るとレンズも小さいし画像モニターも狭い。
データも画像1枚で300KB位だから軽かった。





2代目は、「RICOH CX3」だった。2010年5月のことだったが、Caplioのスペックが高画質・大容量データの時代に

合わなくなって買い替えた(価格は3万円台だったと思う)。レンズも裏面の液晶画面も大きくなり、ズームレンズも使

いやすく、画像のナチュラルさは相変わらずで、動画の画質も良かった(1画像が2MB位)。どこに出かけるにもこのカ

メラをメモ代わりに使い、私のブログにも画像と動画を何時も載せていた。ここ2年程、写真販売サイトに作品を載

せるようになってから、コンパクトカメラの画質故作品の画像不鮮明の理由で、気に入った作品が不採用になるケース

も時折出たので、なんとかそれを解決したいと思った。また、YouTubeへの投稿動画も全体に画質が上がってきてお

り、CX3のスペックでは対応が難しい場合もあり、しばらく前から次のカメラを探していたのだ。



CX3の4面ビュー、足かけ7年間このカメラを使ってきたが、手のひらに入るボクシ―な形はとても使いやす
かった。シルバ―のカラーも軽やかさがあって気に入っていた。



御承知のように、コンパクトカメラの業界は絶え間のない新製品開発と価格競争にさらされ、家電量販店の店頭でも

こぞって売り場づくりがされてきたが、その激烈な競争故メーカー統合もされてきた。そして現在の強敵はカメラ

メーカー同志ではなく、急激にシェアを増やしているスマホだ。カメラと通信と音響とパソコンとゲーム機能を備え

た1台があれば、日常的使用には十分なので、わざわざデジカメを別に持つことも必要ない人が増えた。カメラメー

カーはどこも青息吐息なのだ。NIKON・ CANONしかり、 Pansonic・ RICOHしかり...





□GRⅡは、フィルムカメラとして誕生(1996年10月)以来9代目となるロングセラー・カメラで、20年以上基本的な
コンセプトを変えていない。つまり、28㎜・F2,8レンズを装着した単焦点レンズのカメラで、ボディデザインも
発売以来ほとんど変わっていない。「究極のスナップシューター」(メーカーによるキャッチフレーズ)は、
カメラの性格をよく表している。(以上の画像は、カメラの八百富他・カメラ販売会社のHPより)


確かにそうなのだが、私にとってはコンパクトカメラは手放せない。私自身で撮影した画像はいったんPCに取り

込み、同ピクセルのデータで画質を確認し、目が記憶している理想の画質に調整する必要がある(例えば、GRⅡ L

サイズでは4928×3264 計1,600万画素、ワンショット6MB位のデータ) 。写真ソフトは、Adobe Photoshop Elements 

を使うが、大きな画面で見るためにPCのワイドスクリーンは必須だ。撮影フォーマットをもっと軽くしたりも出来

るし、RAW画像(フィルムの未現像と同じデータで・1枚16MBの超高質画像)で撮影も可能だが、日常的にはそこま

では要らないだろう。

動画の場合は、高画質のFullHD(1,920×1080画素)とHD(1,280×720)、それに軽いVGA(640×480)が用意されているが、

HDサイズで充分だと思う。編集ソフトは、Adobe Premiere Element を使っているが、今回の動画編集では種々の

機能を使って、タイトルやテキスト文字の挿入・動画に静止画像の組み込み・ナレーションの挿入・バックグランド

に音楽入れ(オリジナルソングの弾き語り『ブラッドムーン』の1フレーズ)・エンディングのキャプション表示などを

やってみたので、なかなか面白い仕上がりになった。白馬姫川源流の雰囲気が上手く出せたと思う。


今回、GRⅡはリコーのオンライン・ストアの会員になって特別割引価格で入手したが、それでも価格は一眼レフカメ

ラのいいものが買えてしまうし、安いデジカメだったら3~4台買えてしまうものだった(Silver Editionで8万数千円

だ)。ちょっと道楽してしまったが、撮影はオート設定で気軽に取れるものから、絞値・シャッタースピード・露出の

優先設定や、自分の好み値の登録設定も出来る。その他色々機能満載だが、少しづつ試してこのカメラの使い勝手に

慣れようと思っている。白馬・姫川への小旅行で画像も動画も結構撮れた。今の所その仕上がりに気をよくしている

が、これからも日常の「スナップ・シューター」として大いに使うつもりだ。古稀を越えて、またひとつ楽しみが増

えたことを喜んでいる。

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