2018年6月26日火曜日

庭の芝生と夏花




昨年植え替えた棟南側芝生は、その後雑草取り・刈込み・春先の目土入れ・除草剤散布などの手入れを入念にした
おかげで、きれいな状態に保たれている。住民からも「きれいで気持ちいいですね~!」とのねぎらいの言葉をいた
だくようになった。All Photo by Jovial TAKA




梅雨の一休みの晴れ間が続いているが、今年は季節の動きが例年より早い。真夏花の百日紅(さるすべり)・槿(むくげ)・

芙蓉(ふよう)も咲き出している。また酷暑がやって来るかと思うとややうんざりするが、自宅周りの庭や花壇では夏花

も開花して眼を楽しませてくれている。早朝の時間は、野川の遊歩道を周ってのウォーキングか、芝生と花壇の手入れ、

そして四本桜公園の清掃かを天候と当方の都合に合わせてひとつを選んでする。それからゆっくりと朝食を取り、仕事の

ある日はそれから出かける、というのが最近のスケジュールだ。




桔梗(アポイキキョウ)は、日本原産種よりもやや大きめの花で、白・薄紅・紫の3種を寄せ植えしたものが花開き
始めた。春先2月に株(種苗会社の通販利用)を土に植えたところ、順調に枝を伸ばし沢山の蕾を付けている。しばら
この花を楽しめそうだ。すっきりとした立ち姿がきれいだ。



「プリンセス・ダイアナ」(テキセンシス、ビオルナ系)がベランダで咲き始めた。鮮やかなピンクの4弁花・チュー
リップ咲きの花は、如何にもかわいらしくて心が和む。支柱で蔓をできるだけ伸ばしたのが良かったようだ。蕾を
沢山つけているので、当分楽しめそうだ。




昨春、鉢から花壇に植え替えたクレマチス・HFヤング(パテンス・ラヌギノーザ系)は、初夏にほんとに沢山の花を
開花させたが、花首を切り戻して枝を整理したら、2番花を開き始めた。パテンス(カザグルマ)のDNAが出ている
6弁花も幾つか交り、四季咲きの結構賑やかな花壇の一角になっている。




昨秋、花壇で沢山開花したコスモスは長期間そのスペースを彩ってくれた。ただ、枝丈が1m位まで伸びるので、今年
は60㎝位の枝丈になる種類を植えた。例によって花種を購入し、ベランダのポットに植え付け育てたうえで土に下ろ
した。そんなやり方もだんだんと慣れて来て気が楽になっている。。





ブルー・サルビアは多年草で、昨秋に咲き終わった株を土から5㎝位で切り揃えて置いたら、6月に入って新葉が伸びて
来た。再び昨年に劣らないほどの丈に伸び、花穂を沢山開き始めた。さわやかな青色は眼に心地よい。今年はポットで
育てた「フェアリー・クイーン」(白と青の穂が混ざる種類のサルビア)を、横に加えて植えようかと準備している。
どんな風に咲くかは今から楽しみだ。


2018年6月23日土曜日

六義園心泉亭での大学ミニクラス会




心泉亭もみじの間から眺めた六義園の庭園風景、新緑が美しい梅雨のつかの間の晴れ日だった。
All Photo by Jovial TAKA




カナダ在住のSAさんが日本に里帰りするの良い口実に、大学時代のクラスメイトが集ってミニクラス会をした。ここ

2年はサクラの花の時期に、新宿御苑にお弁当を各自持参して集合し、お昼とお菓子などをいただきながら、花見を

兼ねてのおしゃべりを楽しんだのだが、今年はモントリオール → 成田(エアカナダ)の直行便就航に合わせて里帰りさ

れたので、この時期でのクラス会となった。レストランなど会場を予約しての集まりとなると、人数確定や時間の

制約など色々幹事役は負担が大きいのだが、各自飲み物・食べ物持参してのおおよその時刻に集合、というスタイル

はなかなか融通が利いてよいのだ。途中参加・早目の退出も自由だから、誠にお金もかからず゛ゆる~いしばり゛なの

で、古希を越えたメンバー達には都合が良く気分も楽ちんだ。




六義園心泉亭、庭園の中の静かな佇まいの集会所だ。茶器や湯沸かし施設も整っていて、お茶・紅茶などの茶葉持参で
利用できる。午後の3時間半で1,200円という利用料! 東京都に税金を払っている有難味を強~く感じた日だった。
画像は食べログより。



今回、幹事役としてここを手配してくれたのはOTさん、友人の情報でここを押さえてくれた。昼前に集合して小一時

間園内を散策した。梅雨の晴れ間が1日だけ現れた貴重な晴れ日だったが、古木や立ち木・花木がきれいにレイア

ウトされた中の遊歩道を歩くのはとても気持ち良かった。折からの紫陽花が満開で、各所に植えられた種々のアジサ

イを見て廻るのも楽しかった。園の案内によると、ここで植栽されているのは江戸古来の日本原産種(本紫陽花・額

紫陽花・手毬咲き紫陽花)15種・約1,000株だという。最近の西洋アジサイ(ハイドランジア)とは一つ趣を別にした日本

紫陽花だ。古木や立ち木の半日陰・鬱蒼とした大木の下で花開く紫陽花は、「如何にも日本の紫陽花だなぁ!」という

感じがしてよかった。ネットを検索してみたら、今年の紫陽花を紹介する動画があったので、興味ある方はチェック

してみて下さい。







「六義園で和アジサイが見頃」Sankei News YouTube より




紫陽花「城ケ崎」は、透明感のある青色萼片(外周の花火のような5片)と真ん中の沢山の小さな花房が、ともに青色
の爽やかな゛額紫陽花゛だ。その他、白から紅色に花色変化する本紫陽花「紅てまり」や、鮮やかな青色額紫陽花
の「深山八重紫」や、外周の萼片が大きく真ん中の花房が少ない「七段花」(とても珍しいので幻の紫陽花と言われ
いる)などが植栽されているのだが、紫陽花見物が目的ではないので、散策がてらざっと見て楽しんだ。




散策の後、心泉亭のもみじの間に移り、お弁当とお菓子持参の昼食会となった。湯沸かし施設でお湯を沸かし、急須

にお茶を入れて各自の茶碗に配ってからダベリングスタート。大学時代のフランス人教授(すでに他界)の思い出や、

メンバー女子でフランス旅行をした話や、友人たちの思い出や近況が飛び交った。もう一人の幹事役NKさんは最近

ジャズダンスをして楽しんでいるということで、自分のスマホに録画した発表会の動画を披露してくれたが、なかな

かの動きだったので皆で感心しきりだった。私は持参したdtab(友人から拝借してきた)とBOSEのポータブル・スピー

カーで、最近投稿した「釣楽人 つりたのしみびとのうた」(白馬のコテージで収録)YouTubeオリジナル曲動画を見て

もらった。皆さん拍手で歓迎してくれたので嬉しかった。ST君の話は、東海道53次を走破している近況で、地方

限界集落の現状など興味は尽きなかった。

長年フランス語の翻訳業をしてこられたODさんは、仕事を止めてからも突然TV局から緊急の仕事が入り、「ここで

受けなかったら女が廃る! と、一晩でやっつけたわよ! 」と語り、皆から゛やんややんや゛の喝采を受けた。久し振りに

会に加わったAIさんのご主人の闘病談や、SAさんの「秋のモントリオールの紅葉はほんとにきれいだから、是非皆さん

お越しください」とのお誘い話もあったり...ほんとに話は尽きなかった。




園内を散策する途中の女子会メンバーの皆さん、梅雨の晴れ間の陽射しが空から注いでいた。



その後、六義園近くの喫茶店に場所を移してダべリングは続いたが、私は歯医者の予約が入っていたので早目に退散

させてもらった。「また次回も皆で集まりましょう。あまり大人数にならない程度で話しできたらいいですね! 」と言

い交わして、引き続き話の花が咲く喫茶店を後にした。天気に恵まれ、心地よい空間で懐かしい友たちとひと時を過ご

せた充足感が残った。


2018年6月12日火曜日

オリジナル新曲『釣楽人』動画公開のお知らせ





『釣楽人 つりたのしみびとのうた』YouTube投稿動画より



前回のブログ記事:オリジナル新曲『釣楽人』白馬ロケとコテージ・ライフ、でご案内したウクレレ弾き語りの新曲

(3分57秒)を、YouTubeにて公開しました。当日録画したコテージの庭は、高原の眩しい光溢れる快適な環境でしたが、

直射日光と被っていた帽子のためやや表情が見えにくく、そのため全体に明るいトーンで編集してあります。なかな

か楽しいレコーディングでした。

一度サイトをご覧いただくよう、皆様にご案内いたします。


2018年6月11日月曜日

オリジナル新曲『釣楽人』白馬ロケとコテージ・ライフ




宿泊したコテージは、南欧風の外観・内装できれいな上に、料理器具・備品の揃えも申し分なく、まことに快適
だった。快晴の空の下で中庭テラスの椅子に腰かけて、ウクレレ弾き語りでオリジナル新曲を録画した。
All Photo by Jovial TAKA and hiroko




4月中旬に白馬に釣行したばかりなのだが、種々スケジュールを検討した結果再びの白馬行きとなった。同行の連れ

が、7月は海外旅行と地方旅行のため多忙、8月は旧盆と夏休みのため現地・高速道路も混雑するし、暑さのため

釣りには不向きということで、梅雨に入る前の晴天が見込めるこの時期(6月初め)に行ってしまおう! という目論見

だった。幸運なことに出かけた3日間は、天気が良すぎるくらいドピーカンで、昼間の温度も30度近くの夏日だっ

た。やはり出かけるとなると好天気に越したことはないので、天気予報をチェックしつつ週末を避けて宿を予約

するため、このところ楽しい旅をさせてもらっている。




姫川支流・松川の翡翠色の流水に竿を出すTAKA、この日も快晴の青空が広がる好天気だったが...


今回3日間を過ごしたコテージは、前回宿泊したコンドミニアムの不足点を十分に補ってくれる好宿だった。ご夫婦

で営むコテージは、5棟の2階建てでこじんまりした規模だが、各棟が2人~10人は泊まって長期滞在できる設備・備

品を備えていたので、地元で入手した食材を料理したり、テーブルで食事したりソファで寛いだり、まことに快適

だった。寝具類も揃っていて、夜もよく眠られた。

ただし、渓流釣りに関しては今回の天気は良すぎた。今年の降雪の少なさから雪代(雪解け水)の流入量も少なく、

姫川の源流・上流・支流松川の水量は前回(4月中順)よりも少なかったし、水温も12~20度とかなり高かった。その

ため2日間にここぞというポイント5ヶ所に竿を出してみたが、毛鉤にも餌にも反応は全くなく、ヤマメ・イワナを

釣り上げたポイント(過去3回)でも、釣果はなかった。気温29度という快晴の空を見上げながら、やれやれとため息

をつくことになってしまった。まあ、釣りにはこういうことはしばしばあるので、日が悪い・季節が悪い・魚の機

嫌が悪い、とあきらめることにした。




松川の川原から白馬三山(白馬鑓ケ岳・杓子岳・白馬岳)を臨む。雲一つない青空と残雪の雪渓・澄み切った
流水の絶景が広がる。年に何度あるかの絶好のシャッター・チャンスだった。



渓流釣りはさっさと諦めて、2日目の午後はもうひとつの予定に取りかかった。快晴の空の下、セミの鳴き声が周囲

の木立と森から聞こえる中、コテージの中庭でオリジナル新曲の録画を試みた。一応管理人に断りを入れると、

「どうぞ、どうぞ!」との返事、森に囲まれた静かな中庭でのレコーディングとなった。とは言うものの、三脚を立

てデジカメをセットすれば用意OK。持参のウクレレで弾き語り、というお気楽なレコーディングだった。

新曲『釣楽人 つりたのしみびとのうた』は、自然豊かな白馬の環境と清流で釣りを楽しむことをこよなく愛する私の

現在の心境を歌にしたものだ。忙しい(最近はそうでもないか!)日常から゛解放されて゛釣りを楽しみ、温泉に浸かる

楽しみを、軽快なウクレレ・サウンドに乗せて歌ったものだ。連れに手伝ってもらい、2テイクして上手く行ったの

で30分程で録画を終えた。この録画は、編集してから私のYouTube動画サイト(takasantafe neo)に投稿するので、どうぞ

お楽しみに!

 連れは私が釣りをしている間に、3枚の水彩画を描き上げ、山を描くのも川を描くのもだんだん頃合いが解ってきた!

と喜んでいた。






釣果がなかったのになぜ夕食にイワナが登場するのか? 実は事前に地元の養魚場(きれいな湧き水使用)に連絡を取って
いて、当日分けてもらったものだ! 塩・胡椒してホイル焼きにしたが、まったりした身は美味だった。手前の一品は
辛子菜(レッド・マスタード)をオリーブオイルで合えた上にイワナの刺身を焙って乗せたもの、こちらの方も旨さこ
上なし。養魚場の若社長は、「お試しに! 」と言って信州サーモンの刺身を無料提供してくれたので、とても豪華
夕食となった。トマト・ニンニクの芽・クレソンのサラダも新鮮だったし、大きなナメコの味噌汁、白ワインと地酒
「大雪渓」を飲みながらのゆったりとした食事も言う事無し! 自在に料理して食べられるコテージ・ライフを満喫した。




街道沿いの田圃の一角には、カキツバタの花が満開だった。小振りの紫花は如何にも日本古来の花という趣が溢れる。



コテージの広い窓からは、朝日が差し込んでとても明るい朝食のテーブル。ドリップ式の珈琲は持参したが、他は
すべて地元の食材だ。ゆったりとした朝ごはんで気分もすっきり!



コテージ周りの朝ウォークで見つけた黄花カキツバタ、すっきりとした立ち姿が眼に心地よい。




今回も日帰り温泉「天神の湯」にゆったりと浸かった。白馬の峰々と姫川の清流が真近に展望できるロケーション
は素晴らしい! 同湯HPより。




田植えを終えたばかりの水田に写る白馬三山の雄姿、例年に較べると残雪量が少なく青黒い山肌のウェイトが高く見える。
この時期だけにしか見られない爽やかな景色だ。




2018年6月9日土曜日

野川遊歩道のアジサイが満開だ。




野川の遊歩道に繋がる一角に、数十株植えられたアジサイが今満開だ。花の少ないこの梅雨時に、行きかう人たちの
眼を楽しませてくれている。咲き始めの薄緑から薄紫へ、次第に青味を帯びていく様を一株で見ることも出来る。
 All Photo by Jovial TAKA




週に3回ほど自宅近くの野川遊歩道を朝ウォークする。今年の春は川の流れが少なめだが、泳ぐコイや鴨たち水鳥を

眺めたり、時折川端の巣から姿を見せる瑠璃色のカワセミなどを見ながらのウォーキングはとても気持ち良い。30~

40分程度の時間だが、帰ってからの朝食も美味しくいただけるというものだ。両岸に続く遊歩道の一角に、季節の

花を育成している一角があり、早春は水仙、次にパンジー、初夏はアジサイ、秋はサルビアという具合に、季節折々

の花が見られるのでそれもちょっと楽しみな朝ウォークとなる。

快晴のある朝、カメラ片手に(実際はストラップで首にぶら下げて)出かけて、朝の明るい光の中でアジサイの花々を

撮影してみた。アジサイ(紫陽花)と言えば、花の名所として鎌倉明月院などが人気を集めているが、どちらかと言えば

山間のやや暗い半日陰にひっそりと咲いていたり、梅雨の雨に打たれて水滴を弾くように凛と咲いているイメージが

強いのだが、昨今のアジサイは、ハイドランジア(西洋アジサイ)が主体で、大振り・色鮮やか・花数びっしり、と誠に

華やかなものが多い。実際園芸店で販売しているのを見ても、色々様変わりの種類が増えているように感じる。北ア

メリカ原産の「アナベル」(アメリカノリノキ アナベル・大きな手毬咲き白色)や同じ原産の「カシワバ(柏葉)アジサ

イ」(白円錐形花房)は、日本原産のヤマアジサイとの交配から生まれた園芸種だと聞くが、ガクアジサイも色々な名前

が付けられて多種多様な苗が扱われているのは結構なことだと思う。今回ここに載せたアジサイ画像については、

遊歩道の花壇には花名の紹介がないので名前は差し控えるとして、七変化の花色を楽しんでいただけたらと思う。





「アナベル」の咲き始めは葉と同じ薄緑色、次第に白色度を増して満開で直径30㎝程の大振り手毬咲きとなる。日本
原産の花菖蒲が西洋に渡って現地種と交配されると大振り艶やかな「ジャーマンアイリス」となるように、この
アナベルもグラマラスな花に変身した。蕾からの色変化を見られるのは楽しい。




ハイドランジアの手毬咲き、ライトブルーとライトパープルが1房の中に同居するのが眼に心地よい。



同じ株の中にも色変化があるのが魅力だ。ブルーとパープルのハイドランジア。



同じハイドランジアでも、花色は白地に縁が淡いピンク。清楚な感じがしてきれいだ。




花壇のひと隅には、オレンジ色鮮やかな鬼百合も花開いていた。



デジカメで撮影していたら、中年の同世代らしき男性が声をかけて来た。しばしお話を交わしていたら、この遊歩

道花壇の世話(手入れ)をしている町内会の方だとわかった。ボランティアで季節の花々を植え替えたり、雑草取り・

花後の始末・消毒などをグループでされているとのこと。私自身も最近ボランティアで公園清掃や芝生・花壇の手

入れをしているものだから話が行き交った。出生人口や総人口が減り続ける縮み型社会では、何事も行政と税金に

頼るのではなく、住民同士の自助努力が必要ですね! という話でお互いご苦労様を言い合った。でもそのおかげで、

きれいに咲き揃ったアジサイの花々を見られるのであるから、これはほんとにあり難いことだろう。





額縁の中にはめ込んだように見られる様から名づけられたという「ガクアジサイ」、周りの大きな花房と真ん中の
シベの色組み合わせが種々あるのが面白い。この種は周りのパープルと真ん中のブルーイエローが清々しい感じ。



手毬咲きブルー・ツートーンのガクアジサイは清涼感あり。



レッドパープル・ツートーンの手毬咲きも上品。



斑入り葉のガクアジサイは白とブルーの組み合わせ、すっきりしています。






全長40㎝程のカシワバアジサイ、咲きっぷりも見事です。4~5裂する葉の形が柏の葉似であることが名前の由来。
それにしてもデカい花ですね!