2018年7月28日土曜日

酷暑の日々は、部屋でインターネット・ラジオとブログ三昧





インターネットラジオ「The Jazz Groove」のCIマークとHPビュー、試聴無料。



6月下旬には開けてしまった今年の梅雨、その後は7月に入っても例年にない猛暑・酷暑の日々が続いていた。関東

地区でも熊谷で41.1度・青梅で40.8度という記録的な暑さを観測したが(7月23日)、熱中症で緊急搬送される方が

急増したり、課外学習をしていた小学生が熱射病で死亡するなど、過去にはとうてい考えられない事態も発生して

いる。しかし、台風12号の接近に伴ってここ2~3日気温が下がり、ようやく暑さが止んで一息つけるようになった。

今夏の今後の気象についても気が許せない状況が続くと思うが、このブログを覗いていただいている皆さんも、暑

さ対策と夏バテ防止に気を配りながら、何とか日々を過ごしておられることと推察します。

ところで、皆さんも不要不急の外出は控え、どうしても出かける時は朝夕のやや涼しい時間帯にするなどして、基

本的にクーラーを効かせた室内で時間を過ごされることが多いと思う。かくいう私も、週3日は仕事のために炎天下

を外出するが、それ以外はやはり室内で過ごすことが多く、猛暑の夏を室内で過ごす楽しみについて今回はちょっと

触れてみたいと思う。。


ここ2年程、インターネット・ラジオを専ら楽しんでいる。というか、ほとんどかけっぱなしなのだ。ジャズやボサ

ノヴァが中心だが、その理由の一つに最近のTV(地上DGやBS)がちっとも面白くない、と感じられるからだ。バラ

エティもニュースショウも同じことの繰返しでやたらうるさいので、時たまニュースと天気予報を見るくらい(天気

予報も気象庁のHPで見た方が解りやすいし)。その2として、Int・ラジオは基本的に無料、そして色々なジャンルや

チャンネルがあるので楽しむには事欠かないのだ。写真の編集や自分のブログ作成、楽譜ソフトでの譜面作成や編

曲、他の方のブログを覗いたりYouTubeで音楽動画や釣り動画を見たり聞いたり...その間もほとんどかけっぱ

なしなのだ。だから、基本的に聞き入ってしまう内容よりも、BGM的に流している、という方が多い。聴き方はポー

タブル・スピーカーにBluetooth(無線)で繋いでいるので、PCデスクを離れて台所で料理する時も、また釣り道具

の手入れや仕掛けづくりをする時も、持ち歩いて身近で聴いている。時折気になる曲は画面ですぐチェックできる

ので、ちょっとメモしたりもする。そんなInt・ラジオから2つに絞ってサイトを紹介しよう(すでに聞いておられる

方もいると思うが)。

まず、『The Jazz Groove』、サブタイトルに「laid-back jazz」と謳われている。このテーマを見た時にタイトル

だけですぐ気に入ってしまった。ジャズ・ボサノヴァを中心に、ゆったりとした曲が配信されている。ビックバンド

の大音量やドラムの強烈なビートなどとは無縁の心地よい曲がほとんどだ。Tommy Flanagan Trioの「Angel Eyes」

やDiana Krall の「The Boy from Ipanema」なんかが流れていれば、とてもご機嫌な気分だ。HPアドレスは以下に。

https://www.jazzgroove.org/





インターネット・ラジオの総合音楽サイト『Accu Radio』、様々なジャンル(約60種)の音楽が聴けるが、私はもっぱら
Jazz チャンネルを聴いている。Jazzの中でも、年代別・作曲家別・ヴォーカル・インストルメンタル・さらに細かい
ジャンルなど、全部で何と90のチャンネルに分かれているのだ! もちろん全部無料!



このサイトで私がよく聴いているのは、「Jazz Ballads」・「Cocktail Jazz Trio」・「Brasilian Jazz」・「Composer:

 Jobim」など。色々な楽曲が、色々な演奏者とアレンジで聴けるし、またオリジナルのバージョンも掛かるので、

聴いていてとても楽しいしリラックスできる。アドレスを登録すれば2サイトともCDや曲購入も出来るが、私はまだ

購入まではしていないが。サイトは、

https://www.accuradio.com/jazz/



気分のいい音楽を聴きながら、時折訪れるのは渓流釣りのブログ。渓谷や緑の平野を流れる清流の画像や、釣り上げ

た岩魚や山女魚・ニジマスなどの画像を眺めていると、自分もその空間に身を置いているような爽快な気分を味わう

ことができる。時にはGoogleのマップを開いて、地図上の釣りポイントを推量したり、渓相や釣り場の難易度を考え

て自分にも行くことが可能なのかを予想してみたりする。そんなことをしていると、あっという間に時間は過ぎてし

まうのだが、こんな酷暑に炎天下の釣りなどには出かけられない折、家にいてあれこれチェックできるのもこの夏の

楽しみだと思っている。

そんな「渓流釣りブログ」の中から、私がよく訪れる2サイトを挙げてみたい。





画像は「渓流釣り日記」より



まずは、『渓流釣り & 田舎暮らし』(信州奈川)。東京都在住の中年男性が、長野県梓川支流の奈川に山荘を得て、

そこをベースに北アルプス系の渓流や時には富山の渓流に足を延ばして、岩魚・山女魚・ニジマスなどの渓流魚

釣りを楽しんでいるブログ。その中の「渓流釣り日記」(2008年から現在まで10年以上の日記!)には、渓谷や清流の

画像と釣り上げた魚の画像が沢山掲載されている。大写しの岩魚などは迫力満点、沢登りや高巻き(砂防ダムなど

を回避して上流に登る)・藪こぎ(背丈まで生い茂る草藪を分けて道なき道を行く)など、源流域の厳しい環境を越え

ていく体力勝負の釣りでもある。そこには、まだまだ大物が生息しているのを実感できるレポートだ。HPは以下に。

http://iwanasou.sakura.ne.jp/iwanasou/diary_keiryu







画像は「覆水庵記」より。


もうひとつは、『覆水庵記』。長野県白馬村のスキー場で冬期はレンタルショップを営む傍ら、夏季は近くのフィッ

シング・センターの仕事もしている男性のブログ。釣り(渓流と海釣り)・ウィンター・料理・カメラがネタとのこと。

地元姫川水系の源流・本流・支流を熟知しているので、フィッシングガイドを頼まれることもしばしば、ご本人はル

アーで大物釣り(岩魚・山女魚・ニジマスなど)に精を出している。ブログ記事は2011年から7年近くに渡っていて、

載されている画像や情報は地元民ならではのレアーなもので、興味を引かれる。最近はドローンを入手して、上空

からの姫川動画をYouTubeに多数投稿していて、とても珍しい動画として楽しめる。何事にも゛凝る゛方と拝見した。

http://venosity4.rssing.com/chan-2653584/all_p39.html




今回のインターネット・ラジオと渓流釣りブログの紹介は、あくまで個人的な興味の範囲なので、興味の対象外の

方もおられるとは思うが、まだまた続くこの夏の酷暑をやり過ごすのには、なかなか楽しいツールなので、一度覗

いてみてはいかがでしょうか。


2018年7月12日木曜日

塩川の(チビ)アマゴ釣り




塩川中流域のSK橋河岸から下流を臨む。3日前に降った大雨の影響で川は水かさが増し笹濁りの状態だった。
渓流釣りには好条件だったが...All Photo by Jovial TAKA



親友が海外旅行に出かける間、庭の樹木や花鉢に水やりをするのを条件に3日間車を預かることになった。予てから

近場の渓流釣りをしたいと思っていたので、山梨の塩川に日帰りで出かけてみた。自宅からは中央道で1時間半程で

須玉インターに着き、一般道で15分位の道のりなので気軽に行ってこれた。塩川は水源の瑞牆山(みずがきやま・標高

2,530m)から一気に山間を流れ下る急流であり、途中の山村や水田を縫うように流れ須玉で須玉川と合流し、釜無川→

笛吹川→富士川となって太平洋に注ぐ一級河川だ。この川を管理する峡北漁業組合のHPによると、ヤマメ・イワナ・

アマゴの稚魚放流が行われている、ということなので、体側に赤い斑点があるアマゴの美しい魚体が見られたらいいな

という思惑で出かけてみる気になった。もっと足を延ばせば白馬・姫川まで行けるのだが、単独釣行では無理は禁物、

今回は近場のりとなった。関東地区では、中津川(丹沢水系)・多摩川(奥多摩)などもあるのだが、今一つ釣欲をそそら

れなく、釣り場まで以外と時間がかかるのでの高速道路を使っての釣行となった。




今回は、チビアマゴがたくさん出迎えてくれて嬉しかったのだが、如何せん皆15㎝以下の小物ばかり。しばし、
体側の朱点も鮮やかな魚体を眺めた後すべて放流となった。又大きく育ってから再会したいものだ。



当朝未明に起きて(午前3時)、空いている中央道を快適に走った。事前にグーグル地図で見ておいた川相を頼りに、

須玉インターから県道601号線を走って山間の村を抜けながら、みずがき湖下流域の川に架かる橋を3ヶ所覗いてみ

が、護岸提が高く河原に降りる手がかりが見つからなかった。水辺にはアシ草が身の丈ほど生い茂っているので、

近づくのは困難と思われた。しっかりとした樹木などがあれば、持参したロープを結わえて降りることも出来るの

だが、゛君子危うきに近寄らず゛をモットーに無理は止めた。雨後の増水で笹濁りの流水は釣りには好条件だった

のだが。中流域のSK橋脇にある駐車スペースに車を入れて釣り支度をし、護岸提に生い茂る葛の丈夫な枝を頼りに

河原に降りた。それから(朝6時)約4時間、ポイントを変えたり釣り場を確認しながらの渓流釣りを楽しむことができた。





たまに目玉の大きなアブラハも交じったが、掴むとウロコのないぬるっとした魚体から針はずしし、これも
ご退散願った。



何時も持参する俊之の和竿(4,5m)に毛鉤仕掛けをつけて、アマゴの居そうなポイントに振り込み、流してみた。時折

コツコツという小さな当たりがあるのだが、なかなか針掛かりしない時間が続いた。「はは~ん、これは小物かも知

れないな?」と思い、仕掛けを小さな餌針にかえ、ブドウ虫を付けてポイントに振り込んでみると、早速かかってきた

のはチビアマゴだった。放流したての稚魚は体長約10㎝位がほとんどなのだが、恐らくこの春放流されたものらしく、

川の餌を食してやや大きくなってはいるのだが、針掛かりしたのはすべて放流サイズ。アブラハヤも交じって10数匹

を釣り上げたが、いやはや! 魚影は多いのだが、20㎝以上のこの川育ちのアマゴには出逢えなかった。残念だったが朱

点も鮮やかなアマゴを久し振りに(30年振り位か!)見られたのは、この川に来た甲斐があった。




急流と高い護岸提、川沿いに続く山林など、この川での釣りは入渓場所が限られるので、なかなか難しいと感じた。
みずがき湖の上流はほとんと沢登りの様相らしく、しっかりとした装備が必要のようだ。



塩川沿いには食事処が少なく、コンビニもないので、釣りを切り上げた後は須玉に戻って街道脇のファミレスで冷や

し中華の昼食を取り、すく側の「健康ランド須玉」で時間入浴ができたので、温泉に浸かって汗をさっぱりと流した。

当初は午後遅くの釣り・一泊して翌朝の釣りなども考えていたのだが、晴天の夏空の下でまた汗まみれになるのも億

劫となり、沢山釣れたチビアマゴにもやや釣欲をそがれ、遊魚券を購入したコンビニで冷たいアイスクリームを頬張っ

た後、そのまま中央道からの帰還となった。一足早い私の夏休み小旅行だった。