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□ライブ演奏の後、お客と出演者でウクレレを弾きながら盛り上がりました! アルカフェにて Photo by TAKA
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恒例のアルカフェ・ショートライブ(1/9)に出演し、私はボサノヴァの新しいレパートリーを4曲歌った。Samba Em Preludio(予兆のサンバ)、Palpite Infeliz(嫌な予感)、Samba De Uma Nota Só(たった一つの音で出来たサンバ)、O Pto(アヒル)。ポルトガル語の発音や文法が次第に解って来たので、より歌が滑らかになって来たようだ。実際、お客さんに゛滑らかなポルトガル語ですね!゛と言われるとちょっと嬉しい。
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今年の春のライブは、4月17日(土)にここのアルカフェで、5月15日(土)に地元のadd9thでやることに決まったので、リハやショートライブとセッションをしながら、当日に向かって準備をしていくつもり。また詳しい内容はこのブログやリーフレットで紹介しますので、どうぞお楽しみにしていてください。
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この日のライブの後で面白かったのは、出演者の一人マッキーが、ウクレレを弾きながら歌い始めると、出演者やお客たちが一緒になって店のウクレレを弾きながらわいわい歌ったことだった。アメリカ民謡の「ゆかいな牧場」は、よく知られている歌(童謡?)だが、♪ ○ ○ ○ ○ E - I - E - I - O ~、その節回しで、
お正月はうれしいな~ お酒が飲める~♪
3月はさくら咲く~ お酒が飲める~♪
7月は七夕だ~ お酒が飲める~♪
9月は私の誕生日~ お酒が飲める~♪
12月はクリスマス~ お酒が飲める~♪ .....
なんのことはない、これが延々と続くのだが、次から次にアドリブの言葉が出てきて皆で大いに笑ってしまった。でも、歌の力と言うか、コミュニケーションというか、一緒に楽しんで歌える歌はそう多くはないので、かく言う私も曲を作る上で色々考えさせられてしまった。ボサノヴァでも、皆で歌える曲は少ないと思うが、Tristeza や Carinhoso のような素敵な歌も確かにある。ただし、ポルトガル語の解る人に限られてしまうけれども...いつか、皆で歌えるようなオリジナル曲を作りたいな、というのは希望としてありますね。
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新曲が出来上がった。凍える心を溶かし、命をよみがえらせる、温かな春の雨を思って作った曲です。春のライブで歌うつもりです。軽快なmarcha(マーチ)のリズムで、マイナーに始まりメジャーで終わる曲です。
SPRING RAIN 春 の 雨
作詞 カルロス美希 作曲 TAKA
①あの日から 冷たい雨が降りつづいた
花の咲かない庭 蝶も飛んでこない
光を失った月が ぽつんと独り
壊れた愛が 古人形のように 転がっている
心に灯る願いはひとつ
いつか会える あなたに会える そのぬくもりを抱きしめて
②つらくて長い冬 凍える身をすくませた
そよ風の吹かない森 小鳥のさえずりもない
見えない青空は 遥かのかなた
昨日の愛が 難破船のように沈んでいる
心に灯る願いはひとつ
きっと会える あなたに会える そのぬくもりを抱きしめて
③温かな春の雨が 懐かしい
花よひらいて咲け そよ風よ吹け
光よ降りそそげ 雲を切り裂いて
木の芽が息吹き 命がよみがえるだろう
あなたを想う願いはひとつ
いつか会える きっと会える そのぬくもりを抱きしめて
あなたを想う願いはひとつ
いつか会える きっと会える そのぬくもりを抱きしめて
10’/01/19 by TAKA
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