2012年3月13日火曜日

春の陽射しに、梅の花も開き始めて。


沢山の蕾が開き始めた紅梅、小振りの淡い赤色花弁は「唐梅」か? 狛江周辺にて All Photo by TAKA
日中の気温がようやく10℃を越えるようになって、陽射しも少しづつ暖かくなってきた。北風の寒さは相変わらずだが、季節は確実に春に向かっている。日も長くなって、夕方の明るい時間が延びてきた。3月半ばといえば、例年では各地からの花便りが聞かれるのだが、今年は長く厳しかった寒さのせいか、半月から3週間ほど季節が遅れている気がする。それでも、私の住む狛江市の周辺では、早咲きの梅がほころび始めた。
久し振りの午後の明るい陽射しに誘われて、自宅周辺の梅見スポットをチャリで廻ってみたら、食品スーパー隣りの個人宅駐車場の一角で、ほぼ満開に近い見事な紅梅に遭遇した。花弁色が淡い紅色で、「紅千鳥」や「鹿児島紅」の様な深紅色ではないので、「紅梅唐梅」と見受けられたが、春の陽射しの中で沢山の花をつけて咲き揃う様は見事だった。


左:紅梅・「薄色縮緬」、大振りで薄紅色の花弁の縁が縮んで波打っているのは珍しい種類(神代植物園にて)
 右:紅梅・「紅千鳥」、花弁の緋色が鮮やかで、枝に沢山の花を付ける様はとても華やか(神代植物園にて)

2004年にデジカメで花写真を撮り始めてからもう9年目になる。『花と旅』と題した私のPCファイルには、各地の花名所・植物園や花のお寺を巡って撮り溜めた花の画像が沢山ストックされている。時間を見つけては、デジカメで撮影した中から良いものだけを選び、一つひとつにタイトルをつけて画像の整理を心がけているが、まだ昨年の分は未整理のままだ。膨大な画像数になるので数えてもみていないが、撮影した日にちと場所、花の種類と名前を付けてあるので、瞬時にファイルから取り出せるようになった。大きなファイルで年毎の季節(早春・仲春・晩春~)に分けた物とは別に、花の種類ごとのファイル『それぞれの花』と題したファイルもコピーして作った。
えてみたら105種類ある。桜花各種、梅花各種、バラ、花菖蒲などは、その中でも沢山の名前の種毎に分かれるから仕分けも大変ではあるが、これをしたお陰で固有の花の固有な種の画像が瞬時に取り出せようになったのはとても便利だ。昨日整理したバラの花も40種類の花がファイルに収まっている。同じ花でも、その年の気候やその日の天候によって見え方が違うので、良い画像が撮影できた時の満足感は、後々になってもよく記憶されているものだ。
公営住宅の集会所の庭で咲き始めた白梅、顎の色と中振りの大きさの花弁から「白加賀」か?  狛江周辺にて
の使っているデジカメは、リコーCX3という機種だが、1代目を7年間使い2代目に替えてからもうまる2年間が経った。各社ごとのレンズ特性があるのだが、リコーの機種は画像がナチュラルで鮮明なところが気に入っている。夜間の撮影もほとんどフラッシュなしできれいに取れる。ただし、画素数が多い分、一枚ごとのデータは凡そ3MB、これをそのままPCに取り込んだらデータ量が膨大になるので、いいものだけを選んで保存するようにしている。
このブログの画像も、撮影時の目に映った印象を元に、編集(トリミング・画質調整・データ圧縮)した上で載せるようにしている。対象を選んで写すという意味では、人の目ほど精密で繊細なものはないのだ。
□ 左:白梅「白難波」、大振りで花付きが良いのでよく見られるポピュラー種、香りも良い(神代植物園にて)
  右:紅白揃い咲きの「紅白輪違い」、同じ枝に2色の花が見られる珍しい種類(神代植物園にて)
何と言っても花写真が一番多いのだが、「旬の食彩」と題した料理の写真も、「それぞれの料理」とタイトルして料理種類ごとに仕分けしてある。あと、ライブや音楽シーンを撮影した「ライブ and ミュージック」、「My Family and Friends」とか、「フィギュア・スケーティング」などなど...



もう少し温かくなって日中気温が15~20℃位になれば、厚いコートを脱いで春の花を見に出かけたいと思う。う~ん、今年は久し振りに「紅三椏」の名所を訪ねようか、それとも、桜の前に「白木蓮」と「ユキヤナギ」を見ようかなぁ...「サンシュユ」や「三つ葉つつじ」もそろそろ咲くだろうし...。

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