□「国営アルプスあずみの公園」の色づき始めたイロハモミジの紅葉、緑・黄・橙・赤のグラデーションがきれい
だった。澄んだ空気と昼・夜の温度差が鮮やかな色彩を生んでいるのを実感。都会ではなかなか見られない色合
いだ。All Photo by Jovial TAKA
今年の秋は9月・10月が雨や台風で天気が安定せず、ようやく10月下旬になって秋らしい好天が続いてきたので、計画
していた白馬行き(今回で今年4度目)を決行した(そう言うほど大げさなものではないが...)。要は気ままなドライブ旅行
なので、あっちこっち立ち寄りながら時間をゆっくりと過ごす旅なのだ。主要な目論見としては信州の秋の紅葉をじっ
くり見ること(連れは、秋の白馬をスケッチし新作の油絵を描きたいと...)、これに加えて、音楽ライブホールを備えた
旅宿が栂池にあるので、そこに泊まって一夜ライブとセッションを楽しむこと。付録で、渓流釣りが禁漁期間に入って
いるので管理釣り場で釣りをしてみること、大雑把にこんなプラン(ちょっと盛り沢山か!)で出かけてみた。結果から言
うとそのプランは十二分に楽しめ、最終日(4日目)にちょっと立ち寄った真田氏ゆかりの郷がとても興味深かったという
予想外のおまけもあった。ここに載せる画像はその旅で撮影したものの1部だが、秋の信濃路の美しい景色を皆さんに
も楽しんでいただけたらと思う。
□中房川に架かる鼠穴橋のたもとに車を止めてのランチタイム、西方向に北アルプスの燕岳が雲の中から雪を冠った
頂上を見せてくれた。安曇野平野の山麗は紅葉が始まったばかりだった。
□燕岳の降雪を源流とする中房川の清流を見ながらのランチタイム。好天の陽射しがまぶしかった。
もう何度も通っている道程なので、車の運転も快適だった。好天に恵まれ、北信濃の各地を安曇野から北上する旅
は、山野の順次深まる紅葉を満喫できた旅だった。調布から中央道を安曇野まで、途中双葉SAで一休み。白馬へ行
き始めた頃は、安曇野から高瀬川東側の51号線(大町明科線)や幹線の千石街道を通ることが多かったのだが、その後
安曇広域農道(147号線)を通ったり、最近はより北アルプス側に近い山麗線(25号と306号線)を通ることが多くなった。
信号はほとんどないし、安曇野平野を右手に見ながらの開けた景色の中をドライブするのは誠に気持ち良いのだ。ほ
ぼ刈り取られた稲田やたわわに実るリンゴ畑の中を巡るのどかな街道をゆっくりと走った。
例によって堀金の物産センターに寄って、昼食の食材(おばちゃんたち手作りの野菜炊き込みご飯・黒ごまおはぎ・野
菜とこんにゃくのゴマ和えなど)と今夜と明日朝食用の取れたて野菜(トマト・ルッコラなど)を仕入れた。今回はコテ
ージに泊まるのは一泊だけなので、何時もよりは量も種類も少なめ。途中で烏川渓谷緑地を覗いたり、国営あずみの
公園に立ち寄ったり、中房川に架かる鼠穴橋のたもとでランチタイムしたり。青木湖の紅葉を眺めたり、姫川源流の
細流と刈り取られた稲田を見渡したり...白馬駅近くのハピア(JA食品スーパー)で買い物を足したりして、定宿のコテー
ジ(白馬フィールド・デイズ)に到着したのは夕刻だった。
□秋の青空と白い雲を鏡のように映す青木湖の景色、両側に山々が迫る普段の青木湖はなにやら暗気でパッとしな
いのだが、紅葉の色合いと晴天のおかげで何時になくきれいに見えた。2日目の朝再度立ち寄って撮影。
□姫川源流の水量は少なめで田圃の中の小川の雰囲気。白馬平野の紅葉は、1,000m以上の山々は落葉、それより下と
平野部は紅葉真っ最中だった。とてもいいタイミングで来られた気がする。
2日目の朝は軽い朝食を取った後、お昼用のお握り(連れ持参の自家製梅干しをまぶした)を作り、昨夜食した味噌汁
(お豆腐と独活系の野菜入りー名前を失念!)を大きなポットに詰めて持っていった。白馬大橋近くにあるニレ池フィッ
シング・センターは、白馬の大雪渓から流れ出す松川の水流を引いた池で、ニジマス・イワナ・ヤマメなどを放流
してある。天気の良い昼時をこの池で過ごした。このブログ(10/20、白馬F.C.での釣り支度)でも紹介した釣り道具
を持参し、ルアー・フライゾーンでルアーを取っ換え引っ替え投入しリールを巻いて魚を誘ってみた。となりで大き
なニジマス(50㎝位)を釣り上げた中年男性に声をかけてルアーの種類を聞いてみると、中層タイプのど派手ピンクの
ミノーだった。「この池には初めての釣りですか、難しいでしょうね!?」と宣ったが、釣り池の摺れた魚たちには、
目立つ疑似餌がいいのかもしれない。手持ちの古いタイプのルアーや、最近入手したスタンダードのルアーでは立ち
行かなかったようだ。ルアーアクションにも工夫がいるのかもしれない。
(お豆腐と独活系の野菜入りー名前を失念!)を大きなポットに詰めて持っていった。白馬大橋近くにあるニレ池フィッ
シング・センターは、白馬の大雪渓から流れ出す松川の水流を引いた池で、ニジマス・イワナ・ヤマメなどを放流
してある。天気の良い昼時をこの池で過ごした。このブログ(10/20、白馬F.C.での釣り支度)でも紹介した釣り道具
を持参し、ルアー・フライゾーンでルアーを取っ換え引っ替え投入しリールを巻いて魚を誘ってみた。となりで大き
なニジマス(50㎝位)を釣り上げた中年男性に声をかけてルアーの種類を聞いてみると、中層タイプのど派手ピンクの
ミノーだった。「この池には初めての釣りですか、難しいでしょうね!?」と宣ったが、釣り池の摺れた魚たちには、
目立つ疑似餌がいいのかもしれない。手持ちの古いタイプのルアーや、最近入手したスタンダードのルアーでは立ち
行かなかったようだ。ルアーアクションにも工夫がいるのかもしれない。
□北西方向に雲に隠れた白馬岳の山頂を臨みながらのルアー釣りはとても気持ち良い時間だった。釣り客で結構にぎわっ
ているF.C.は池の水もきれいだ。キャストを繰り返す時間は約2時間、残念ながら釣果はなかった。Photo by hiroko
□目の前にはニジマスが悠々と泳いでいるが、こちらのルアーには何の関心も示さないのは癪だった!
□連れは、小一時間で「釣り池と紅葉」のスケッチを描き上げた。
池のベンチに座って溢れる秋の陽ざしの中でランチタイムをした。持参のお握りと味噌汁・ナスの辛子漬けはと
ても美味しかった。大きなお握りを二つ食べ、食べ切れないという連れの分を半分食べたら満腹になってしまった。
デザートのリンゴ(堀金物産センターで購入)も美味しかった。ちょっとピクニック気分を楽しんだが、予定では釣り
上げたニジマスを塩焼きにしておかずの予定だったが、それはまたの機会に譲ることとした。
ニレ池F.C.での釣り(3時間:2,700円)を切り上げて、白馬駅近くの温泉:みみずくの湯でゆっくりお湯に浸かった。白馬
では、八方の湯・天神の湯などの温泉に入浴したが、このみみずくの湯は湯質(アルカリ温泉)・規模(こじんまり)・
露天風呂からの眺め、共にベストで今までで一番良かった。前日の宿で割引券(600円→400円)をもらって利用したせ
いもあるが! ほっかほかに温まって2日目の宿:白馬アコースティックに向かった。
□みみずくの湯・露天風呂からの白馬岳景観、眼の前の白馬の山々を見ながらお湯に浸かるのはとても気持ちいいのだ!
画像は るるぶ.comより>
<この項つづく>
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