2022年3月19日土曜日

クレマチスの芽吹き・展葉と、春花の開花



手入れをしている花壇で、水仙が咲き始めた。花友さんから頂いて移植し3年目、年々少しづつ増えて沢山の花を
開くようになった。草丈15㎝程のミニ・ラッパスイセン、丈の低い分風などで倒れないのがよい。
ALL Photo by Jovial TAKA



コロナ感染はじりじりと減り始めてはいるが、゛With Corona゛で暮らしていくためには、引き続き慎重な対策が

必要だ。2月の終わりにいきなりウクライナに攻め込んだプーチン・ロシアは、ウクライナ軍の激しい抵抗に会い

戦線は硬直したままだが、ロシア軍の残忍なロケット攻撃は止まない。世界は次元のまったく違ったステージに入っ

てしまった。早くこの戦いを止めさせなければならないが、第3次世界大戦と核戦争の恐怖に、米・欧は打つ手に

あぐねている。この戦いが長期化すれば、ロシアも世界も不況にあえぐことは必至で、日本として、個人として何

ができるかを思い巡らす日々でもある。ウクライナ、何とか持ちこたえて欲しい。
とはいえ、長く寒い冬の後、いきなり夏日が続いたり寒の戻りがあったりしたが、季節は確実に進んでいる。私の

住まいの横にある公園の桜(ソメイヨシノ)も、すでに開花が始まった。あぁ、また春がやって来るのだ! と、気持ち

が少し和らいでいる。 




花友さん宅のガレージ横に植えられたドウダンツツジの下に、咲き揃ったスイセンの花が如何にも春の訪れを告げ
ている。スイセンの濃い黄色は゛春の色゛だ。




花壇のスイセン横には、一緒に植えたミニアイリスも花開き始めた。同じく草丈20㎝程の可愛らしい花で、鮮やか
な青色花弁が脇を行く人の眼に止まるようだ。



朝ウォークする野川遊歩道脇にある公園では、早咲きの「小彼岸サクラ」も薄紅色の小花をビッシリつけて咲き

誇っていた。ソメイヨシノより濃くて小振りの花びらが可憐だ。




現在、ベランダと花壇で3種類のクレマチスを育てているが(四季咲きH.F.ヤングと八重咲きの天塩、ベル型チュー

リップ咲きのプリンセス・ダイアナ)、2月の寒い時期に延びた枝を選定し、古くなった竹製支柱を作り直した。近

所の花好きおじさんに教えてもらい、夏の内に多摩川の堰堤で自生している゛篠竹゛(細くてしなやかな竹、支柱に

向いている)を20本ばかり刈り取ってきて、半年ほど乾かしたものを使った。前回使った竹は、近所のホームセン

ターで買ったものだが、やはり3~4年経つと腐ったり折れたりしたので、この際新たに作り直してみた。選定し

残した丈夫な枝を支柱にビニタイで結わえ付け、新芽と展葉でつるが良く伸びるようにした。ここ3月半ばの暑

さで一挙に芽が吹き、蔓と葉が伸びてきたのにはびっくり! 今年もまたクレマチスの花色が見られると思うと、とて

も嬉しい気がする。



P.ダイアナの芽吹き、花色が濃いピンク色のせいか芽も濃いピンクだ。土の中からモッコリ!



支柱に沿って蔓と葉を伸ばしていく。花の生命力の強さを見る思い。自然界では新しい生命の営みが始まっている。




 H.F.ヤングは、一足先に蔓と葉を伸ばし始め、すでに花のつぼみも付けている。蔓が伸びるに従い、もっと多く
のつぼみを付けるだろうから、開花が楽しみだ。今年の気候からして、例年より早い4月初めには花が見られるか
もしれない。