2016年12月30日金曜日

行く年2016年を振り返って





12月下旬から咲き始め、新春の光に輝く爪木崎(静岡県下田市)の日本水仙、逆光の中に春の訪れを告げる。
Photo by TAKA


今年も残すところあと一日となった。月日の過ぎ去るのはまことに早い。地域福祉でお世話している80代半ばの

ばあさまは、「ほんとに、20歳過ぎたらあっという間だからね!」と口癖のように言うが、来年3月で私も古希を迎

える。今までに考えもしなかった未体験ゾーンの年齢に入っていくのだ。とは言いながら、今年も大した病気

もせずに健康に推移したのは、とてもありがたいことだと思っている。小さな故障(楽器の弾き過ぎで指を痛めた

とか、重いものを持って移動し足首を痛めたとかの類)は時々あるが、何かに集中してやったり、長時間身体を使い

すぎたりすると、回復に時間がかかるのを実感している。なので、あまり無理をせず、ほどほどにを心掛けては

いるが、時々「またやっちゃったなぁ!」とつぶやく日々だ。
 

地域福祉の仕事は始めてから今年で9年目に入るが、地域の援助を必要とする方達のケアを続けている。週の半分

ほどの時間で自分のできる範囲にしているが、ほとんどの方が長期にわたってケアしている方で気心も知れている

し、先方も来るのを待っておられるので、色々な話をしながら必要なサービスを提供する。気持ちはボランティア、

技術はプロ、の心意気で、世の中のお役に立てばいいと思っている。自身が健康でないとこういうことは続けられ

ないので、風邪をひいたり病気にならないように気を付けながら、来年も続けたいところだ。毎朝のストレッチ

(20分程)、体内に取り込む食事・飲料に注意し、疲れを溜めないように良く寝ることなど、日々の養生も続けたい。

趣味友で毎朝のウォーキングとラジオ体操をしている方がいるが、なかなか元気なので感心している。私も見習って

少しウォーキングをしたらいいかもしれない。


私自身の今年のトピックとしては、自動車運転免許を20年振りに再取得したことだ。その「再取得奮戦記」はこの

ブログにも連載したが(8/28~9/30の7回)、再び運転が出来るようになって、車友とあちこちにドライブする楽しみ

が増えた。海や山に出かけるのは大いに気分転換になるし、自然のいい空気と景色に触れるのはとても気持ちが良い。

高原の渓流に出かけ、釣りをする楽しみも増えた。都内近郊の渓流にも素敵な場所があるのを再確認したので、奥多

摩や丹沢水系の釣りスポットに、来年はしばしば訪れることが出来そうだ。最近の私自身の傾向としては、都心の

ライブハウスや盛り場で夜遅くまで酒を飲んで騒いでいるよりも、空気のいい自然の中で、渓流のきれいな流れや

森林の緑・木々の紅葉、そして空行く白い雲などを眺めている方が、ずっと楽しくなっている。来年は、そんな場所

に足しげく(車しげく?)通うことになりそうだ。小旅行も、車での移動が増える気がしている。


また今年は『古稀が来る前に』というテーマで、幾つかの嬉しい再会があった。小学校のクラスメイトとの56年振り

の再会、、高校時代の音楽クラブ「ギター・マンドリン班」メンバー達との51年振りの同期会、大学時代の同人誌集

「紫陽花」メンバー達との47年振りの再会、また、大学クラスメイト達とのお花見会...懐かしい友達との再会は、

お互いの元気を確認するとともに、すでに亡くなられた方・病と戦っている方などの動向を知る機会でもあった。古稀

が来る前にこんな機会を実現できたことは、また新たな気持ちで明日に向かって歩いて行こう、という力を皆さんから

もらった気がしている。懐かしくもまた心嬉しき再会だった。しかし音友の一人が、その古希を前にこの秋急死した

こともあり、明日は我が身、いつ何があってもおかしくない年齢に入っていくことにもなる。そういう自覚と日々を

つつがなく生きる心構えは表裏一体のものだから、健康であることの大切さを念頭に置いて暮らしていきたいものだ。


わが友達からは、「タカさんは趣味が多いね!」と言われることがあるが、私自身としてはそんなに多趣味と思っていな

い。ただ、気持ちが向く方へ、色々と探求したりしていて、何時の間にかこうなってしまったのだ。季節の花巡りや

景色の良いスポットへの旅、その多くはデジカメで写真撮影したり動画に記録してこのブログやYouTubeに掲載して

いる。また、和自身の音楽ライブ(タカバンド)や歌会(どようかい)のこと・ボサ友との音楽会のこと・他の方のライブ

訪問記・「タカ and WH」(トリオの音楽ユニット)のことなどは、これからも続けて行くし、音楽を楽しむことが

日常的なことなので、このブログに掲載することも多いかもしれない。その他、大好きなフィギュアスケートについ

ても、これからも興味を持ってウォッチングしていきたいし、私的なコメントではあるがこのブログにも載せていき

たいと思っている。



今年の特筆としては、身辺の電化製品が次々と壊れ(あるいは耐用年数を越えて)、買い替えが続いたことだ。年明け1月

に洗濯機が突然動かなくなった。丁度洗濯中だったから水を全部汲み出して、浴室ですすぐ羽目になった。16年も使って

いたので耐用年数はとっくに過ぎていた。同様に7月にエアコン(15年目)、9月に掃除機(なんと20年目)を買い替えた。

エアコンの設置に来てくれた工事担当者は、「10年位をめどに買い替えをお勧めしてます。ここ2~3年電気代が高か

ったでしょう。」と宣った。確かに冬場は1万~千円していたし、モーターの音も大きくなっていた気がする。実際に

今年の12月は、エアコンとオイルヒーターをほぼフル回転していたにもかかわらず、電気代が昨年のほぼ半額だった

からびっくりした。東北の大震災以来、省エネ型の電化製品が普及しているので、古いタイプのものを延々と使い続ける

よりは、最新型のものを買い替えたほうが結局省エネ的で環境にも負荷をかけないのを、遅まきながら知った次第。

「もったいない精神」も、ケース・バイ・ケースと言えるかもしれない。近々、冷蔵庫もコンパクトなものに買い替える

つもりだが、古希を前にして身辺の日常ツールを一新するのも、70代を生き抜くよすがと言えそうだ。



さて、このブログを訪れて頂いている皆さんにも、引き続きご贔屓にしてもらえるよう、いろいろと工夫を凝らして記事を

載せ続けたいと思っている。皆さんのご健康と来年のご多幸を祈りつつ、今年最後のブログとしたい。

来年もよろしくお願いします。


Jovial TAKA(ジョビアゥ・タカ)

 
 

2016年12月18日日曜日

フィギュアスケート・GPSファイナル戦から(その2)


 

女子シングル戦の表彰台は、エフゲニア・メドベデワ(ロ.16歳・金)、宮原知子(日.18歳・銀)、アンナ
・ポゴリラヤ(ロ.18歳・銅)の3人、4位のケイトリー・オズモンド(カ.21歳)まで、総合得点が210点台を
超える熾烈な戦いとなった。All Photo by Sports Navi
 
 
グランプリ・ファイナル戦に出場した6人の内訳は、ロシア4人(上記2人と表彰台を逃したエレーヌ・ラジオノワ.
 
17歳とマリア・ソツコワ.16歳)・カナダ1人・日本1人で、圧倒的的にロシア勢が優勢だった。メドベデワとポゴ
 
リラヤ、それにラジオノワは、シリーズ戦を2勝(ラジオノワは1勝)して進出してきたのは順当として、後半戦2試合
 
に出場したソツコワ(トロフィーフランス2位・NHK杯3位、170㎝の長身)について私はノーマークだった。彼女は
 
2016年の世界ジュニア選手権で2位(優勝は本田真凛・日15歳)の成績を持ってシニア戦に初参戦して来た選手だが、
 
昨今ジュニアとシニアの壁がなくなってきた感がある。恐らく、幼少の頃からしっかりしたコーチについてスケー
 
ティングを学ぶ選手が増えていると思う。その結果、10代後半の選手でもベテランの20代選手たちと表彰台を争う
 
ケースが多くみられるようになった。今回のファイナル戦表彰台も全員10代選手だから、若手選手の活躍は今後も
 
続くだろう。
 
 
優勝したE.メドベデワの強さというか安定性については、誰もが認めるところだ。2015年のジュニア世界選手権で
 
優勝してシニア戦に参戦して以来、国際大会12試合に出場して優勝10回・2位2回(1試合は団体戦)という抜群の強さだ。
 
3A(トリプルアクセル)を除く5種類全てのジャンプを、単独あるいはコンビネーションで飛ぶことが出来る。加えて
 
ジャンプの際片手を挙げたまま飛んだり、コンビネーションも3種類のトリプルを組み合わせたり(例えば、3S+3Lo
 
+3Tなど)、高難度のC.ジャンプをプログラムに組み込むことが出来るのは、他の選手にはまだいないのだ。また、
 
テーマ曲世界の表現についても、ドラマ性を身体全体で表現できる秀逸な力を持っている。FSのテーマ曲『もの
 
すごくうるさくて、ありえないほど近い』(映画音楽)も、恋人からの電話で始まり最後は交通事故死の連絡を聞いて
 
終わる、というストーリーを表現したもの。多彩なジャンプの間に滑らかなステップや軸のブレないきれいなスピン
 
を挟みこんで世界観を出していた。彼女は今回のSPで、歴代の世界最高得点79,21を獲得し総合得点でもキム・ヨナ
 
が持っている世界最高得点228,56(2010年バンクーバー・オリンピック)に迫る227,66を叩きだした。競技冒頭の3F
 
+3TのC.ジャンプを成功させていれば記録更新が実現した可能性は大だった。いやはや、大変な選手に成長したも
 
のだと思う。2017年3月(Fin.ヘルシンキ)開催の世界選手権・優勝も現実味を帯びてきたと思う。
 
 
片や宮原知子は、SPをノーミスでまとめて3位に付け、FSも思い切りの良いジャンプを次々と決めてノーミスの
 
演技だった。3F(トリプルフリップ)だけが出来栄え評価でアンダーとなったが、レイバックスピンは高評価の加点
 
を付けた(+3~-3点でほとんど各ジャッヂが2~3点) 。演技構成点もよく、総得点で218,33という彼女の自己
 
ベスト(P.B.)だったのは賞賛に値する。演技後思わず出たガッツポーズ(インタビューによると練習したとのこと!)も
 
良かった。GPS2戦目のスケートカナダで、ジャンプ回転不足になったり、ステップで0点というジャッヂを受けた
 
り、色々とハラハラさせてくれたが、ファイナル戦で落ち着いて思い切った演技ができたのは成長の証しだと思う。
 
今は名実ともにフィギュアスケート・日本女子を代表する選手となった。今後の課題は、5種類のジャンプに磨きを
 
かけ、コンビネーションの組み合わせに工夫を凝らすことと、演技構成点アップのためのステップ・スピン表現の
 
ブラッシュアップだろう。チャンピオン・メドベデワの牙城を崩すことは容易でないと思うが、切磋琢磨して戦い
 
を挑んでほしい。
 
 
さて、アンナ・ポゴリラヤだが、いい選手になってきたと思う。長身(167㎝)の故かジャンプが安定せず、試合でも
 
転倒シーンを多く見てきたが、今年3月の世界選手権(3位銅メダル)頃からジャンプが安定して来て、今シーズンは
 
好成績に付けている。GPS2戦(ロステルコムカップとNHK杯)優勝の勢いでファイナル戦に臨んできた。彼女の長身
 
を生かしたダイナミックな演技と、スピード感のあるキレのいい動きでほとんどノーミスだった。彼女も3A以外の
 
ジャンプ5種類とコンビネーションを飛べるし、シットスピンやコレオシ―クェンスの評価も加点がつく高いものだ
 
った。総得点216,47は、宮原知子と大差ないし、このトップ3選手の順位はちょっとしたミスや出来栄えで変わって
 
しまう可能性がある。4位のK.オズモンドも212,45という高得点、女子シングルの戦いはまったく息の抜けない
 
熾烈なものになってきた。その分観客にとってはハラハラ・ドキドキの緊張感があって、より魅力的なスポーツと
 
も言えるだろう。
 
 
ここまで、安定した成績で何時も表彰台に上がっていたE.ラジオノワは、今回ジャンプミスが多く精彩を欠いた。
 
ジュニアからシニアへ転戦し、身長が10㎝以上伸びながら順調に成長してきた数少ない選手だが、彼女の今後の踏ん
 
張りを期待したい。M.ソツコワもほぼノーミスで演技をまとめたが、ジャンプの出来栄えで減点が多く、演技構成点
 
でももっと表現力を高める必要がある。今後の課題だろう。SP2位で表彰台の期待が高かったK.オズモンドは、FS
 
のジャンプでミスが重なり、惜しくも表彰台を逃した。スピード感のあるジャンプは高さもあり、明るい笑顔ととも
 
に観客を沸せてくれる演技にファンも多いので、一層の奮起を期待したい。今回のファィナル戦に残れなかったが、
 
ベテランのアシュリー・ワグナー(米.26歳)にも、また元気な姿でリンクに登場してもらいたいものだ。
 
 
 

2016年世界ジュニアグランプリ・ファイナル戦の表彰台は、アリーナ・ザキトワ(ロ.14歳・金)・アナス
ターシャ・グバノワ(ロ.14歳・銀)・坂本花織(日.16歳・銅)の3選手、新たなチャレンジャーがシニア戦に
参加してくる。

 
 
これからのフィギュアスケートのシーズン・スケジュールでは、全日本選手権が12月22~25日(大阪・門真市)、
 
四大陸選手権大会が年明けの2月15~19日(韓国・江陵)、世界選手権大会が3月29日~4月2日(Fin.ヘルシンキ)、
 
の予定だが、今シーズンの各選手の活躍をまた楽しんで見たいと思っている。
 
 
<この項終わり>

 

フィギュアスケート・GPSファイナル戦から(その1)




男子シングル表彰台は、羽生結弦(日・金)、ネイサン・チェン(米・銀)、宇野昌磨(日・銅)の3人。10代の若手選手の
台頭が顕著だった。 All Photo by Sports Navi


2016年のフィギュアスケート・グランプリシリーズ・ファイナル戦(ISU国際スケート連盟主催)が、フランス・マル
 
イユで開催され(12/9~12/11)、今回もTV中継と動画サイトの録画で観戦し大いに楽しむことが出来た。ここ数年、
 
フィギュア・スケートの人気の高まりは、日本・ロシア・アメリカ・カナダなどをメインに若手選手の層が厚くなり、
 
かつ高度なスケーティング技術とテーマ曲世界の芸術的表現が、多くのファンの関心を惹きつけるようになったこと
 
が要素と考えられる。私自身もこのブログを始めた当初(2008年)から、折りに触れてこの競技についてのコメントを
 
ブログに載せているが、TV局のやや行き過ぎた報道に苦言を呈しながらも、フィギュアスケートの魅力を語り続けて
 
いる1ファンでもあるのだ。今回のファイナル戦は、GPSシリーズ戦の最後を飾る大会であり、シリーズを戦ってきた
 
上位成績の男女6人(シングル戦の場合)が出場した大会だから、何れも実力充分のトップ選手たちの白熱した戦いは
 
スリリングでありとても面白かった。各選手のシリーズ戦(前半3試合)成績とテーマ曲については、このブログ(GPS
 
前半3試合より:11/10と11/11 3回連載)で触れているので今回は割愛し、興味深かったポイントに絞って述べてみたい。
 
 
男子シングル戦は「4回転ジャンプ時代」を彷彿とさせる試合となった。優勝した羽生結弦は(日.21歳)、SP(ショート
 
プログラム)高得点(106,53:今季最高)に助けられて、FS(フリースケーティング)は3位だったが総合得点で逃げ
 
きった。3種類4本4回転ジャンプ(クワドラブル)を飛んだが、FSではサルコウ(4S)とトリプルアクセル(3A)等にミス
 
が出て得点が伸びなった。しかしながら、ファイナル戦4連覇という偉業は素晴らしいものだし、今でもより高度な
 
プログラムと技術にチャレンジする姿勢には感服する。若手選手の挑戦を受けながら、より高みを目指してもらい
 
たい。4A(クワドラブルアクセル:4回転半ジャンプ)も夢ではなくなるかもしれない。2位となったネイサン・チェン
 
(米.17歳)は、シリーズ前半にはエントリーせずに後半2戦(トロフィフランスとNHK杯)に、出場し、ともに2位
 
好成績でファイナル戦に出場してきたので、前半戦を総括した段階で私はノーマークだった。しかし、彼は昨年
 
(2015年)のジュニアグランプリ・ファイナルの優勝者であり実力はピカイチ、なんとFSでは3種類4本の4回転ジャ
 
ンプを全てノーミスで決め、他のジャンプもきれいに決めて197,55という高得点をたたき出した(FSでは1位)。この
 
中には、まだ誰も飛んでいない4A(トリプルアクセル)に次ぎ難易度の高い4Lz(ルッツ・金博洋も飛ぶ)も入っている
 
から恐るべし! 今後、ステップスピンの精度と表現力を高めていけば、技術点だけでなく演技構成点も上げられる
 
だろうから、トップ争いに加わってくる有力な存在となるだろう。
 
 
3位となった宇野昌磨(日.18歳)の成績は、このメンバーの中での表彰台だから立派だと思う。彼のFSは、2種類3本
 
4回転ジャンプ (得意のフリップを含む)を決め、小さなミスや回転不足があったもののほぼノーミスでで演技をまと
 
めたことが大きかった。また、彼独自のクリムキン・イーグル(両足を開いて後ろにのけぞったまま滑走する)も決め
 
て観客にアピールし、今シーズンのP.B.195,69を得点したのも良かった。彼も2014年のJr.グランプリファイナルの
 
優勝者だから、今回ファイナル戦に出場しなかった金博洋(中.19歳、2013年Jr.GP優勝)とともに、ベテラン勢と互角
 
に戦い挑み、彼らを脅かす存在に成長してきているのがなかなか頼もしいと思う。
 
 
ファイナル戦での試合経過で特に面白かったのは、滑走順の冒頭からネイサン・チェンと宇野昌磨がノーミスの高得点
 
を獲得し、それに次いだ羽生結弦がジャンプ転倒やミスで得点が伸びなかったので、若手の高得点と優勝予測ナンバー
 
ワンのズッコケで優勝を意識しすぎたのか、続いたH.フェルナンデス(Es.25歳)の演技はいつになく硬くジャンプがおかし
 
かった。ミスの連続と他の演技もぎこちなく低得点に終わった。不思議なもので、これに続いたP.チャン(カ.25歳)も
 
「俺にチャンスが回って来た!」と思ったのか、演技に伸びがなくジャンプミスを繰り返し、低得点に沈んでしまった。
 
2人のベテラン勢はSPの成績(2位と3位)からも充分優勝を狙えたのに、勝負のあやというか、平常心で臨むことがベテ
 
ランでも難しいことがあるのを垣間見た気がした。A.リッボン(米.26歳)は、果敢に4回転ジャンプにもチャレンジした
 
が、本来3回転を軸にステップやスピンで滑らかなスケーティングを見せてくれる選手なので、こういう演技構成力で
 
勝負する選手の円熟した演技を見られるのも楽しいと思う。J.ブラウン(米.21歳)と共にまだまだ活躍してほしい選手だ
 
と思う。
 


同じ会場で行われたジュニアグランプリ・ファイナル戦の表彰台は、ドミートリー・アリエフ(ロ.17歳・金)、
アレクサンドル・サマリン(ロ.18歳・銀)、チャ・ジュンファン(韓.15歳・銅)の3人、いずれシニア戦に加わり
トップ選手の仲間入りする日も近いだろう。
 
 
 
なお、フィギュアスケートのジャンプ採点について興味をお持ちの方は、以下のサイトにアクセスして
みて下さい。詳細を知ることが出来ます。<フィギュアスケート・ガイド>
 
 
 
<この項つづく>
 

2016年12月8日木曜日

クリスマス・ボサ会 in Tanakaya Studio




会の後半にEddy(中央)が歌い始めたサンバ・『マシュケナダ』に乗せられて、私(右端)も前に出てシェーカーを振り、
座席の後ろでは皆さんが踊りだして大いに楽しんだ。ステージ左から、Gtの名手YGさんとTDさんとHAさんの3人と
KTさん(Vo)、大いに寛いで盛り上がったクリスマス・ボサ会だった。All Photo by TAKA and Tacky



東急田園都市線高津駅近くの「写真のたなかや・スタジオ」で開かれたクリスマス会(中村善郎ボサノバ青山教室主催)に

案内をいただき、音友HIさんと二人で出かけてみた(12月4日)。その日の昼頃から夕方5時過ぎまで、集まられたメンバー

達の歌と演奏が続き、皆さんで歌ったり踊ったりのナンバーを加えて大いに楽しんだ。写真スタジオにPA機器を持ち込み、

軽食や飲み物(ワインやビール・シャンペンなど)も自前で用意された手作りパーティだったが、とても寛いだよい会だった。




ボサノヴァ教室で歌を教え、都内・近郊でのライブも定期的に開いているMIさんのPf弾き語りは、相変わらず
柔らかでクリアーな歌声が素敵だった。歌声からキャラクターがにじみ出るような心地よさがいいなと思った。


クリスマス会は12時頃シャンペンで乾杯してからスタートし、サンドイッチやおつまみをいただきながら、ビール

ワイン・紅茶やコーヒーを飲みながら、エントリーした順番に参加者の歌と演奏が続いた。ソロの弾き語りあり、

デュエットあり、3・4人のユニットあり、色々なスタイルでボサノヴァを中心とするナンバーが披露されたので、

飽きることもなくあっという間に時間が経ってしまった。中でも、4人の「加藤さん(女性)」たちで組んだユニット

曲はとても面白くて、こういう会ならではの共演だった。これを機に『Kato Quatro』という名のユニットをまたやり

ましょう! と盛り上がっていたのにはビックリ。ぜひまたやってほしいものだ。私も久し振りにボサノヴァ曲を沢山

聞いたのでとても気持ち良くなり、シャンパンの酔いも加わって、紹介された曲名などもほとんど忘れてしまった。

ただただ、心地よさが続いて至福の時間が過ぎていった。30余名の参加者の中、プロで活躍されている方もいるし、

ボサノヴの歌とGt・Pf演奏を教えておられる方もいるし、教室に入りたての方もいるし、上手い・まだ上手くないは

別にしてボサノヴァを熱愛する方達ばかりだから、同行したHIさんも、次から次へと飛び出す曲にボサノヴァの良さ

を満喫できてとても楽しかった、との感想を述べていた。




MIRAさんの歌声は澄んでいてで繊細、伴奏のHAさんのGt音も滑らかで、歌声と良くマッチしていた。



「お久しぶりです!」と言って、MPBの名曲:ミルトン・ナシメントの『Travessia』を熱唱したRIOさん、
隣はPerプロの千田さん。


当初このクリスマス会には、「TAKA and WH」 のユニットで参加しようか、という予定だった。私のGt弾き語り

にHaraちゃんのマンドリンとhirokoさんのピアニカが加わり、2人のコーラスも入るナンバーを数曲この所レパー

リーとして練習している。その発表を兼ねての参加だったのだが、Haraちゃんの合唱コンサートと日取りが重なって

しまい、急遽2人バージョンの曲を用意しての歌と演奏だった。でも当日は、練習の成果が出てhirokoさんもノーミス

でソロ吹き(ピアニカはソロ弾き?)とコーラスを入れて、2人で気持ち良くハーモニー出来たのでお互いに喜び合った。

古希を迎えた(迎える予定の)二人を紹介するのに、「We are Kockies! (古稀―ズ)」とMCをしたら、聞いてくれた

皆さんからは「まだお若~い!」とか、「息がぴったりよ~!」などと声掛けいただいて、大いに気を良くしたのだった。

(ウフフ~!)



TAKA and hiroko のユニットの演奏曲は、ボサノヴァ・スタンダードの『カーニヴァルの朝』(黒いオルフェから)
と、私のオリジナル曲『ブラッド・ムーン』、私のGt弾き語りに、hirokoさんがピアニカ・ソロ吹きとカウンター
メロディ、そしてコーラスを入れての共演。つっかえることもなく滑らかな歌と演奏ができた。

 
幹事の皆さんたちの会場準備や運営も大変だったと思うが、呼んでいただいた我等はとても楽しかったので、また

次の機会にもお声をかけて頂ければと思う。今度は、TAKA and WH のユニットで参加出来ればいいなと思っている。
 
5時間余り椅子に座って聞いていたのでちょっと疲れ、お先に失礼したが、皆さんお世話になりました。とてもいい
 
だったと感じました。またお会いできるのを楽しみにしています。
 
 
<おまけの画像>
 
最近車の運転のために視力に合わせたサングラスを作った。わたくし的には゛ジャン・レノ風゛をイメージ
したのだが、周りからは゛杖持ってない按摩さんみたい!゛とか、゛エロ写真家のアラーキーかいな?゛
などと言われております。(ムムム~?!) 相模原公園の噴水広場にて


 
友人の誕生日祝い(古稀祝い)に用意した焼きたてフランスパンとナチュラルチーズ(ハーブ入り)と生ハムに
クレソン、パンに乗せたり挟んだりして食べたらとても美味しくて、フルボトルのシャンパンを空けて
しまった! (やれやれ)


 
バーテンダー茂子特製のカクテル2品:「ブラッディ・マリー」と「ロイヤル・アンバサダー」をご賞味、
カクテルバー・カメリア(椿)にて。

2016年11月22日火曜日

奥多摩は 紅葉きれいで 遠かった!




すっかり色づいた紅葉と対岸への釣り橋、手前の多摩川の水も澄んでいて冷たかった。゛絵葉書に
でもなりそうな゛(自分で言うのも何だが!) 御岳渓谷のワンショット、玉堂美術館側から撮影した。
All Photo by TAKA


今年の秋は、信州へのドライブで草津白根山と志賀高原・山田牧場の紅葉をたっぷりと鑑賞してきたので、気分的
 
には「紅葉はもうお腹一杯!」なのだが、ふと思いついて近場の奥多摩の紅葉を見に行ってみよう ! という気になり
 
出かけてみた。今までに何度か奥多摩には出かけているが、この時期の週末は繰り出す人も多く、多摩川と奥多摩
 
湖周辺の山道は車で大変混雑するのが通例だ。でも平日の午前中ならさほどでもないだろう、という読みだった。
 
鶴川でHIさんの車に拾ってもらい、相模原市内を抜けて1時間ほど走り、相模原インターで圏央道に入り、トンネル
 
多い道を走ってから日の出インターで道を降りた。ここで運転を私が替わって、多摩川に沿って南岸ずっと走り、
 
10時前には御岳渓谷に着いた。




多摩川岸辺の紅葉も丁度いい頃の紅葉だった。玉堂美術館界隈は遊歩道も整備されていて、ハイキングや
散策する人も多くにぎわっていたが、釣り人が2人竿を出していたのにはビックリ! 禁漁期間がないのだろ
うか? 後で調べてみたらニジマスは12月末まで、ヤマメ・イワナは9月末までとのことだが、川岸で水に
手を入れてみたらかなり冷たかった。「あ、魚が居る!」というHIさんの声に流れの溜まりを見ると、20数
cmのヤマメがすっと寄ってきて、また流心に戻っていった。これはきっと挨拶に来たに違いない! 来春の
いい時期に、竿を出しに来ようと心に決めた。
 
 
 
玉堂美術館の駐車場に車を止めるために車道から坂を下りようとしたら、入り口にロープが張ってあり、警備員さん
 
が道の落葉を掃いていたので、まだ開きませんか? と訊ねると、「10時オープンです」と返答があり、今10時3分です
 
が、と問いただすと、「あ、いけね~!」とロープを外す姿が滑稽だった。朝方まで降っていた小雨も止み、明るい秋
 
の陽射しが照ってきたのでとても爽快な気分だった。多摩川に掛かる吊り橋を渡ると、紅葉したイロハモミジが沢山
 
散見され、とてもきれいだった。「奥多摩もいい時期に来るとモミジがはんぱないね!」と二人で感心しきり。しかし、
 
これは奥多摩の紅葉のほんの始まりで、その後多摩川を遡り、小河内ダム周辺を巡り、特に「奥多摩周遊道路」を通
 
って、その日一日中、奥多摩の山々を周っての素晴らしい紅葉を堪能することになった。
 
 


月夜見峠(標高1,147m)から見下ろした奥多摩湖と小河内ダムの眺望、山々の紅葉がきれいだった。
特に周遊道路脇に続くイロハモミジの紅葉が格段に素晴らしかった。
 
 
 
玉堂美術館脇の「いもうとや」で紅茶とケーキを食べてしばらく休憩し、再び私の運転で多摩川を遡った。対岸の
 
北側道路を走り、川井→ 鳩ノ巣→ 奥多摩へと抜けていくと、道路両側の広葉樹の紅葉は益々色鮮やかで美しかった。
 
東京都の水源地として、多摩川とダム湖周辺の山林は、水源保存林として守られているので、貴重な景観を今も残し
 
ているのだ。小河内ダムでしばし休憩し、ここからはHIさんがハンドルを握った。私は助手席で車道の両脇の眺め
 
を堪能することとなった。ダム湖を一回りしてから奥多摩周遊道路に入った。私が以前通った時にはまだ「奥多摩
 
有料道路」(1990年に廃止して一般道路となった)だったのだが、当時から「Long and Winding Road」として、
 
整備された広い片道1車線道路が、ドライバーやライダーに人気だったのを思い出した。そして、両側に拡がるイロハ
 
モミジの連なりが半端でなく、箱根やそこんじょらの紅葉名所が霞んでしまう位の素晴らしさだった。とにかく、
 
奥多摩湖の三頭橋から最上地点の風張峠、そして山を下りた秋川沿いの数馬までの約20㎞の周遊コースは、延々と
 
連なる紅葉の名所であることは間違いなしの太鼓判だった。久し振りに訪れた私も゛びっくりポン゛だった。
 
 
ただ、ここを周遊する車やバイクには注意しなければならない重要ポイントがある。それはふもとの一番近い消防
 
から救急車や救急ヘリが到着するのにはとても時間がかかるので、万一重大事故を起こして負傷した場合、連絡
 
から病院収容までに2時間はかかる、ということだ。慎重な運転を促す看板も設置されているから、くれぐれもスピ
 
ード出し過ぎやセンターラインオーバー等にならないよう安全運転に徹しなければならない。救急車が到着する
 
前にお陀仏になった例が多くあるとのことだ。
 
 
さて、帰路は私が運転を代わり、秋川沿いに山を下って五日市 →拝島(奥多摩街道) →日野(甲州街道) →狛江の自宅、
 
と戻って来たが、これがなかなか時間がかかった。日の出インターで圏央道に入り、八王子で中央道→ 調布(甲州街道)
 
 →自宅、というルートもあったが、ずっと下を通ってきたら結構長時間運転となってしまった。朝八時から途中
 
休憩を挟んで午後4時まで、ずっと車の運転を交代しながら続けてきたのでやや疲れた気がした。ただ、奥多摩の紅葉
 
は例えようもなく素晴らしくきれいだった。しかし、「東京の秘境」と呼ばれる奥多摩へのドライブはとても遠かっ
 
た ! と言うのが正直な感想というところだ。
 


相模原公園で見た『サルビアレウカンサ』(アメジストセージ)の群咲き、これだけまとまって
咲いていると見応えがあった。