2019年5月25日土曜日

初夏の白馬(その2)・コテージと音楽ライブ




北欧風の外観と、木をふんだんに使った内装で落ち着いた清潔な空間を提供してくれるフィールドデイ(貸別荘)、設備や
器具も充分にそろっているので使い勝手が良い。タオルやパジャマと料理用調味料は持参する。自分たちのスケジュ
ールで終始行動できるのも嬉しい。 ALL Photo by Jovial TAKA



今回で4度目の利用となる白馬フィールドデイ、連泊するときもあれば一泊で移動するときもあったが、寛いだ時間

が過ごせるので気に入っている。高速の安曇野インターで降りた後、堀金の物産センター(道の駅)に寄って、地元の

食材(特に新鮮な野菜)を滞在中の食料として購入するのだが、ついでにJAおばさんたちの作る炊き込みご飯やおはぎ

・総菜などを入手し、途中の中房川河原でランチタイムを楽しむ。天気が良ければ、これがとても気持ちいいし、

珈琲なども連れが持参したポットでゆっくりと味わったりする。




玄関や敷地内のあちこちに、管理人夫婦が植えたり鉢植えを置いたりする花々がとてもきれいでいつも感心する。



広いバーベキュー・スペースのある庭には、ライラックの花が薄紫の花を満開にして、辺りに芳香を漂わせていた。




釣り上げたヤマメの塩焼きに茹でたモロッコいんげん豆、トマト・胡瓜・地元産生ハム・葉物野菜よりどりのサラダ、
ナスとピーマンの炒め物(惣菜)、巻きずしとお握りに地元産豆腐といんげんの味噌汁。手分けして料理を作ってから、
塩尻桔梗ケ原産「五一ワイン」を飲みながらのゆっくりした夕食は美味しい。



釣りの目的はほぼ達したので、2日目の昼間は「TAKA and ROCO」のレパートリーを練習したり録画したり、お昼

寝をしたり(朝5時起きで釣りに出かけたりしたので)、紅茶を入れてゆったりと飲んだり...夕方になってから

ライブハウスに出かけた(白馬アコースティック)。夕食はライブハウスの食堂で、サケのホイル焼きと白馬豚のステ

ーキを美味しくいただいたが、コテージから車で15分程の栂池スキー場山麗にハウスはあるので、食事中・ライブ

出演中も飲み物はノンアルコールで済ました。

宿主のジャッキーさんが「お久しぶりです、ようこそいらっしゃいませ!」と出迎えてくれ、食事後ライブハウス

の席に移動した。今宵のメンバー達は、富山から休暇でやって来たフォークシンガー2人、共に奥さん連れで来てい

た。他に地元の常連さん2名と我等2名、ジャッキー and ミツのハウス・デュオも加わってライブが始まった。





庭に続く木のデッキにパラソルを広げてウクレレを弾き語り、ピアニカを弾いてハモり。木陰の下は気持ち
良かったが、風がまだ冷たく1時間程で室内に戻った。



富山の高岡市で「海岸通り」という名のライブハウスを運営されているYGさんは、根っからの吉田拓郎ファン、
この夜も「ぐでんぐでん」・「落陽」など懐かしのフォークソングを弾き語りで披露してくれた。



方や、同じ富山から来られたTAさんは、YGさんとライブで共演することもある音楽仲間。「流星」(同じ拓郎)・
「花のように鳥のように」(桂銀淑)など、アコースティックギターの弾き語りで唄ってくれた。ジャッキーも共演。



TAKA and ROCOの出し物は、「あの日に帰りたい」(ユーミン)・「時間よとまれ」(矢沢永ちゃん)・「ブラッドムーン」
(TAKAオリジナル)・「黄昏のビギン」の4曲。演奏を終わってステージを降りたら、ジャッキーさんから「ROCOさん
歌が良くなったね~! 前回よりずっといいよ!」とよいしょがあった。お世辞でもうれしいものだ。



ここのスタジオのPAは本格的で、マイクの通りがとてもいいしモニターもよく聞こえるので、歌っていてとても気

持ちが良い。一方私のウクレレはエレクトリック対応していない生音なので、バランスがやや気になったが、ビジ

ターで遊びに来ている身なのでおおいに楽しんだが勝ち、と割り切らせてもらった。ROCOも初めは緊張していた

が、徐々にほぐれてピアニカとコーラスで気持ちのいいハーモニーが創れた。ジャッキーさんに請われて再びステー

ジに上がり、「あなたをずっと」(通称゛あなずー゛のTAKAオリジナル)と「長い旅」(矢沢永ちゃん)をウクレレ弾き

語りで披露したが、とても大きな拍手をもらって私自身も嬉しかった。

出番後、皆さんと大テーブルに移って色々お話したり、一緒にステージの演奏を楽しんだりした。「富山に来られ

たら、ぜひ寄ってください。」とのお誘いをいただいたりしたが、ジャッキー and ミツの゛懐かしのオールディー

ズ゛を聞いて、ライブはお開きとなった。




さて、旅の終わりは、関東地方にも夜間から降った大雨の勢いが衰えた3日目の朝、厚い雨雲の尻尾を追いかけるよ

うに帰ってきたのだが、前々からの予定で諏訪で高速を降り、舞姫酒造を訪ねてみた。ここのお酒は、私が料理とお

酒の適性を探って色々試飲・メニュー作りを続けていた時期に(今から15~20年前)、四谷の鈴傳(全国地酒専門店)

に足しげく通って見つけ、とても気に入っていたお酒で、特に「舞姫翠露」(純米大吟醸酒)の旨さには脱帽していた。

そのボトルは薄青のフロスト瓶で、飲み心地の良さとともに透明感あふれる美しい瓶だった。今回のきっかけは、

『ぽつんと一軒家』(TV東京)に登場した「鳥飼酒造」社長のダンディで爽やかな風貌だった。産廃業者に買い取られ

る危機に陥った生まれ故郷熊本の山峡を自ら丸ごと買い取り、山から湧き出す清流に甕を埋め込んで゛低温醸造゛の

焼酎造りと環境保全に人生をかける見事な生き様だった。早速買って飲んでみた「鳥飼」は、゛吟香゛をタイトルに

冠するごとく、香り高く柔らかな飲み口で私を感動させた。そう言えば...と思いだしたのが日本酒「舞姫」だった。




諏訪湖畔北側の国道20号脇にある酒造「舞姫」の本店、創業125年となる土蔵造りの風格ある建物が今も残って
いる。すぐ横に小売り専門・利き酒ができる「ギャラリー舞姫」を併設している。



酒造好適米の「山田錦」(兵庫県産)や「美山錦」(長野県産)等を原料とし、水は霧ヶ峰の伏流水を使って、伝統的な
手法で酒造りをする舞姫のブランドが、現在も元気に生きていることにとても感激したのだった。お土産に入手した
2本の「舞姫翠露」と、それに合う料理を作って、「酒は食と共にあり!」を楽しめるのは幸せなことだ。


<この項終わり>



2019年5月24日金曜日

初夏の白馬(その1)・姫川本流ヤマメ釣り




早朝の姫川は気温12℃・水温9℃、峰に雪を残す白馬三山は霧に包まれ冷んやりとした空気が川岸を包んでいた。
澄みきった流水に仕掛けを流す釣楽人TAKA、至福の時!  Photo by Jovial TAKA and hiroko



白馬村姫川に渓流釣りで通うのは今年で3年目、北アルプスの豊富な雪解け水や湧水を集めて流れ込む数多くの支流

が合流し、夏季でも澄んで冷たい豊かな流水ときれいな渓流魚(イワナ・ヤマメ・ニジマスなど)に出会える姫川の魅力

には、今も魅かれて止まない。ホテルに泊まったり、コンドミニアムを利用したり、宿泊先も色々試してきたが、最

近は料理器具やキッチン・ベッドや寝具を備えたコテージに滞在することが多くなった。安曇野や白馬産の野菜や地

元産のお肉・魚、ワインや日本酒を途中で買い込み、コテージのキッチンで料理して食べるのが殊の外美味しく、特

に野菜の新鮮さ・旨さは他では味わえないものだ。姫川で釣り上げた魚も、当初はぜんぶ放流していたが、この頃は

1食分だけ食卓に上げて味わうことにしている。この身味がまた美味しいのだ。

それと、昨年はコテージ外周の木立に包まれて、TAKA & ROCOのレパートリーを録画したことがきっかけで、せっ

かく楽器持参なのだからどこかでライブ演奏をしたいと思い、本格的な録音スタジオを備えたライブハウスでひと時

を過ごすことも出来るようになった。そんなこんなで、今回も3日間の寛いだ白馬ライフを楽しむことが出来た。




姫川上流のポイントに竿を出す釣楽人TAKA、流水もきれいだが空気もきれいで美味しい。



昨年は4月下旬に姫川を訪れたのだが、雪融け水の水量が多く川は濁りがあり、午後から強まった北風で川岸はか

なり寒かった。それでも元気なヤマメが挨拶してくれた。今年は天気を見ながら5月下旬を選んできたのだが、源流

湧水地の梅花藻をまず見に行ってみた。1番初めに姫川に来た時(鬼無里から白沢峠を越えて)、源流の湧水に梅花藻

が沢山咲いていて、それはそれはとてもきれいだった。その感激がまた味わえるかとの期待はしかし裏切られてし

まった。原因はわからないが、川底から生えていた藻はほとんど黒く枯れてしまっていた。ただ、澄んだ湧水だけ

が滔々と流れているのみだった。




20㎝前後のヤマメを3匹、同じポイントで釣り上げた。引きも力強く川中と川面を存分に走り回った。その影響で、
3匹釣り上げた後は引きがぱったりと止んでしまった。柄が長く伸びる海釣り用網は岸辺からも下ろしやすいが、
サイズも大きいのでヤマメが小さく見える。



餌は川虫とブドウ虫を使ったが、ヤマメにはブドウ虫が好餌だったようだ。



支流の流れ込みがあるポイントでは、流水わきの澱みからヤマメは姿を現した



時折゛あぶらっぱや゛(油ハヤ)も交じる。魚体を掴むと゛ぬるっ゛とするので、この名が進呈されている。



姫川本流での今回の釣りは、白馬に着いた当日の午後と翌朝のひと時だったが、頃合いの大きさのヤマメを3匹釣り

上げたので、もうそれで十分だった。当日の夕食には、地元のワインと食材とともに、ヤマメの塩焼き(塩・白胡椒)

を楽しませてもらった。きれいな山水で育った身味は、とても美味しかったことを付け加えておきます。本流の様子

もおおよそ解ってきたので、次回は支流の松川や他の支流域にも足を伸ばしてみたいと思案している。天気の予報が

曇りや時折小雨が舞うようなものだったのだが、現地に来てみれば2日は好天に恵まれ、ただし2日目の夜半から大雨

となり、3日目の朝まで続いた。帰路の途中で覗いた各河川は、茶色の濁流がどっと流れていて、とても釣りなどでき

る状況ではなかったが、大雨の去った尻尾を追従するような具合で帰って来れたので、車の運転にもほとんど影響が

なかったのは幸運だった。やはり日頃の行いが良いからかもね。アハハ~!




北アルプスの最北の山並みは普段ほとんど姿を見せないのだが、白馬三山(鑓ヶ岳・杓子岳・白馬岳)につづく
小蓮華岳・乗鞍岳のくっきりとした山姿をこの日始めた見た。


<この項つづく>



2019年5月11日土曜日

カラス対策・繁殖阻止始末記




居住する集合住宅横にある公園の桜の古木に巣を作ったハシホソガラス(嘴細烏)、メスが抱卵中で黒い尻尾だけが
見える。巣は物干しハンガー(針金)や枯れ木の枝などを重ねてお椀状に作られている。あちこちから運んで来て、
数日で作ってしまうから厄介だ。All Photo by Jovial TAKA




4月から5月にかけては、カラスの繁殖期だ。山林や森から、エサの豊富な都会や人間の居住区に住みついてしまった

カラスには、ゴミ袋を破られて生ゴミを漁られたり、樹木や電線の下に糞をまき散らされて、住民は゛ふんがい゛し

ているが、追い払うにもなかなか有効な対策がないことは皆さんご存知のことだ。かく言う私の住まいのすぐ側でも、

公園に10mを超えるヒマラヤスギ・銀杏・サクラの樹が沢山あるので、カラスにとっては格好の居場所となっている。

過去にも何回か、オスとメスが鳴き合ってつがいになり営巣するカラスを発見して、役所に連絡して業者に来てもら

い、クレーン車ではしごを伸ばし巣と卵・ヒナを駆除してもらったことがあった。



カラスの知能はかなり高いので、危険を察知するとすぐ安全な場所に逃れてしまうし、姿を長時間に人目にさらす
こともしない。そのため、シャッターチャンスも少ないのだが、早朝の薄明りでとらえた嘴細ガラス(メス)のワン
ショット。ハシブトガラスは、嘴がもっと太く上嘴が丸く盛り上がっている。



1階の居住者TOおばさんから、「カラスが巣を作っているわよ!」と連絡があり、4階の外階段(そこからは巣が良く

見える)から覗いてみると、サクラの古木の天辺付近に枝などを組み合わせたお椀状の巣が見えた。中に居るメスカ

ラスはどうやら、抱卵中で7~8m離れた場所に居る我等を気にはしているが、巣を離れることはなかった。メスは

数個の卵を産み、およそ20日間でヒナをかえすというから、抱卵に入ったばかりと推察された。そこで、カラス追っ

払い対策用に私が使用しているゴムパチンコとクレー玉を用意し、数発飛ばして威嚇してみた。子供の頃パチンコで

雀などを撃って遊んだことがある方ならお分かりだろうが、なかなか当たらないのだ。それでも続けて20数発を飛

ばしてみたところ、3発がカラスを直撃した。当のカラスは、相当痛いはずで゛ビクビクッ゛と体を震わしたが、巣

を離れて逃げはしなかった。「卵を抱いた母親は強いわねぇ~!」とTOおばさんは変に感心していたが、これではどう

にもならない。



私手製のパチンコは、二股の枝を庭外周のアカメモチから採集しやすり紙で磨き、近くのホームセンターで入手
した中空ゴム(直径5mm)を丈夫なひもで結わえ、手芸用のブタ皮(バッグの修理用残り)を加工して玉受けにした
もの。クレー玉(粘土製)は、戦争ごっこに使う(らしい)ものをネット通販で見つけて購入。外に放置しても雨で溶け
てしまうし、簡単に砕けるので危険は少ない。



そこで、以前の例に習って自治会事務所に連絡し役所の方に巣の駆除を依頼した。この場合担当の業者さんがクレー

ン車でやってきてくれるのだ。巣も卵だけなら簡単にゴミとして駆除出来るが、中にかえったヒナがいると鳥類保護

法によって殺生を禁じられている。捕獲には事前手続きなど煩雑な問題があるので、担当業者も速やかに現場に直行

して卵の内に片付けようと駆けつけて来る。今回も連絡した日の翌日午前中にやってきて、あっという間に片付け

ていった。巣の中には卵が1つあった。担当員の話では、もう少し時期が遅れれば卵は数個に増えてたでしょう、との

こと。私は丁度仕事で午前中外出していたので、駆除の現場と巣・卵を見られなかったのはとても残念だった。でも

これで一安心、ヒナが大きくなってカラスが増え、色々な被害が拡大するのを少し防げる結果となったからだ。実は

これがこの春2度目のカラスの巣駆除で、前回は4月半ばに別の桜古木に作られた巣を5階のおばさん2人が見つけた。

駆除した巣には4個の卵があったというが、この時も私は外出していて現場を見られなかった。通報者当人がクレーン

車で採った巣と卵を2回とも見られなかったのは、つくづく残念至極と言わねばならない !




5月初め別のサクラの古木に巣造りし始めたメスを発見。天辺付近の枝の三又部分にはかき集めて来た枝が組まれ
始めていた。ちょうどメスが飛来したところをパチンコ玉で撃ったところ、敵も身の危険を感じたのかすぐ逃げて
いった!


ところが、その後巣作りしていた下の地面に材料が散乱しているではないか! どうやら元巣を゛解体工事゛して、
今回の場所に新しい巣を作るために運んだらしい。メスカラスも手っ取り早く巣を作るために゛在りもの利用゛に
踏み切ったのだろう。いやはや、知恵が回るね。



解体工事した材料で作られた今回の巣、工期短縮は繁殖期も終わりに近いからカラスも焦ったのだろうと思われる。



件のパチンコを撃つときには、玉方向に住民や歩行者がいないか? 建物のガラス窓やトタン屋根がないか? などを

よく確認してからやることにしている。皆さんに迷惑が掛かってもいけないからね。公園で巣のある上方向を見て

いたら、通りがかりのおじさんが興味深そうに近寄ってきて、事情を聞いた後「俺にも一発撃たせてくれ!」と言う

のにはビックリ。パチンコを渡すと一発放撃して、「けっこう飛ぶねぇ~!」と嬉しそうに宣った。巣を見つけた1階

のTOおばさんも、「まったくカラスの奴ったら、巣作りしながら上になったり下になったり、組んず解れつでアレ

してんだから、たまらんたまらん!」と言いながら結構面白がっていた。この界隈を支配する身体のひと回り大きい

゛デカオス゛がいて時折姿を現すのだが、あちらこちらにハーレムを作って、メスたちに卵を産ませヒナを育てさ

せて、子孫を増やそうと企んでいるのだ。

以前TV番組のカラス撃退特集で、鷹匠によるカラス退治の一部始終を見たことがあったが、女鷹匠の操る鷹が天空

を遊飛し始めると、眼下の森にいたカラスの群れが騒然ととなり、パニックに陥ったカラス100羽ほどが、雲の子を

散らすように森から逃げていったのだった。鳥類の生態的頂点に位置する鷹は、カラスにとって余程に恐ろしい存在

なのだろう。当方では、知り合いの鷹匠もいないので、せいぜいパチンコ玉で脅かし、巣造りを防止するくらいしか

手がない。しかし、最近私の姿を見ると、カラス共はさっと逃げていくから、近辺のカラス社界では私の存在は、

゛超危険人物゛として警戒されているのかもしれない。2つの巣と5つの卵を略奪されたカラス族にとっては、さしず

め私は指名手配者なのかもしれない。くわばら、くわばら ! 




巣も除去され、カラスの嬌声と糞害から解放された住まい周り環境も、ようやく静かな日々を取り戻せたかに見える。
しかし、しぶとく悪賢いカラスが、また色々とやらかすのは目に見えている.゛おのおの方、ぬかりなく! ゛



2019年4月29日月曜日

クレマチス(H.F.ヤング・天塩)は、やはり紫色が好みだ




今年も見事に花開き始めたクレマチス/H.F.ヤング(パテンス・ラヌギノーサ系)、棟東側の花壇で咲き進むに従ってやや
赤みがかった紫から青味を帯びた紫に色変化するのも、見るものを喜ばしてくれる。大輪(10数㎝)の紫花は蕾を沢山つけ
ているので、ここしばらくは楽しめそうだ。早朝の陽ざしの中でのワンショット。All Photo by Jovial TAKA



今年の春花の季節は、花冷えもありサクラの開花を長く楽しめたが、その後も天気が安定せずに暑さと寒さを繰り

返している。雨の日もあるが、全体として4月は降雨量が少ない状態が続いている。しかし、気温が20度台に乗る

日もあって、花壇のクレマチスが開花し始めた。食養生の関係で、昨今は豆類を煮て食べることが日々の食事の常

備菜なので、煮残った汁を薄めて肥料にして株に与えたのが良かったのか、枝葉は元気となり花蕾をことのほか沢山

つけてくれた。花写真を撮っていると、通りがかりの方達が「ずいぶんきれいに咲きましたねぇ~!」と声掛けして

こられる。「去年も咲いてましたよね!」とか、「何て名前の花ですか?」などと、他愛もない会話なのだが花好きの

方は多いので、にこやかなひと時があるのは気分転換にも丁度いいのだ。「紫花がお好きなんですか?」とご婦人に

聞かれてみて、そう言えばクレマチス・キキョウ・ブルーサルビア・花菖蒲など、紫色系の花が好きなのを自分自身

改めて感じたものだ。深紅のバラやピンクの胡蝶蘭・黄色の菊花など鮮やかな花色よりは何故か紫系の花々に心惹か

れてしまうのだ。




クレマチスの横では、昨秋沢山の花を開いたキキョウが、今年も新葉を伸ばし始めた。開花期間が長いので、初夏から
に向かって紫・白・薄紅のロート状花を見られそうだ。70㎝位まで枝を伸ばすので、倒れ防止の支柱と針金(ビニール
コート)を作ってあげた。




ご近所の園芸好きのADさん宅では、昨年私が挿し木で増やしてあげた鉢植えの「白万重」(しろまんえ、フロリダ系
で原種はテッセン)が咲き始めた。八重咲き種なので、花開くに従って花房が複層化し、「ポンポンダリア」のような
丸みを帯びた花姿になるのが面白い。



昨年の初夏に咲いていた花は、名前の通り真っ白だったのだが、挿し木で増やしてあげた鉢植えは、薄緑に薄紫が

混じる不思議な花色をしている。ADさん曰く「白い花と思っていたのでびっくりしたよぉ~! 」。先祖帰りすること

もあるから紫色が混じったのかもしれない。ただ、開花が進めば白っぽくなるかも知れないね! と話しては見たが、

どんな花色になることやら。




自宅のベランダでは、昨夏花友にもらって挿し木した「天塩」(パテンス系八重咲き・左)が小振りな紫花を開き始め、
「H.F.ヤング・中」も大輪紫の花を沢山咲かせた。右の「プリンセス・ダイアナ」は今蔓枝を伸ばしつつある。真っ赤
細いロート状花を見られるのはしばらく先だ。ホントに良い花の季節になった。



2019年4月7日日曜日

2019 春花の季節到来!




玄関ドア前に拡がるソメイヨシノの満開は、毎年の楽しみ。古木の4本桜が今年も見事な開花を見せてくれた。
All Photo by Jovial TAKA



気候不安定な今年の春、降雨こそ少ないが寒暖の差が大きく、3月20日頃咲き始めたサクラも花冷えの日が続いた

めぱっとは満開とはならず、ようやく4月の第一週末に満開となった。咲き早い木はすでに散り始めているが、その

分花の咲き寿命は長かった。だらだらと咲き続けるのがいいのか? それともパッと咲いてすぐ散ってしまうのがいい

のか? 咲いてパッと散る方がサクラらしい、と私は思が...それにしても、家の前の4本桜公園の清掃と花壇の手

入れを一昨々年の暮れからし始めてはや2年半ほどになるが、昨年秋の台風13号の強風で、腐りかけた頂上の枝が折れ

て下の道路に落下したことがあった。幸い住民や通行者に怪我はなかったが、直径20㎝位の枝が折れてしまうほど、

古木は弱ってきているらしい。実際、付近の公園にある桜の古木も弱って腐り、3本が公園管理者の手で切り倒された。

直径1m近い幹の中心は腐って半分ほど空洞となっていた。日本各地のサクラの樹(ソメイヨシノ)を保存するために、

若木を植え直す取り組みも進められている名所も出てきているが、果たして我が家の前の桜古木は、何時まで生き永

らえられるのだろうか? ただ、今年も沢山の花を付けて見事に咲き開いたことに感謝しつつ、雑草取りや落葉掃きな

ど、サクラを周りの環境をきれいにすることにこれからもできる限り取り組みたいと思っている。




棟南の庭に作った花壇も、春花満開だ。スイセンとクロッカスが咲き終わった後。アネモネとチューリップが次々と
花開いている。昼間の気温もようやく上がってきて春花全開となった。







昨秋植えたチューリップの球根は、花色ミックスタイプと袋に記されていたが、開花してみると赤・白・橙・ピンク・
2色混合など、バラエティに富んでいて目を楽しませてくれる。



棟廻り数か所にある花壇で咲いたスイセンは、庭の一角に固まって自生していたものを掘りあげ、ひと夏乾かして

から各所に球根を植えたのだが、花姿がチリチリとした八重咲きのうえ、幹と葉がかなり長いので開花中に風など

で倒れてしまうことが多く、今ひとつ花姿が良くなかった。今年の夏はぜんぶ掘りあげ、別の種類の小さめで花姿

の良いタイプ(ラッパ水仙タイプとか)に植え直そうかと思っている。チューリップはなかなか咲きっぷりが良いの

で、花が終わったら掘りあげ、秋にまた植える予定だ。

4月の終わりには、秋花のコスモスとサルビアを種植えすることにした。昨秋植えたキキョウの種植えが上手く行って、

3月終わり頃から今年の芽が伸びて来たので、この夏は花壇のキキョウ(白・紫・ピンクのミックスタイプ)が見られ

そうだ。サルビアは、ここ2年ブルーサルビアの苗植え(種を鉢で育てて移植)が上手く行って、とてもきれいに大きく

花開いたので、これに味を占めて今年は種の直植えで、ミックスタイプを植えようと思案している。春花・夏花・

秋花のローテーションをあれこれ考えるのも楽しいことだ。





一昨年の春、ベランダの鉢植えを花壇に下ろして植えたクレマチス(紫色のH.F.ヤング)は、去年の春と秋2回とも
見事に開花し、ご近所さんや通りがかりの方達を大いに楽しませてくれた。今年の1月に枝を整理し(丈夫な枝を残す)、
支柱を作り直して結わえたところ、元気に新枝を伸ばし、つぼみを沢山つけている。今年も開花間違いなし!




発芽して伸び始めたキキョウ(アポイぎきょう)の苗、枝が伸びると50~60㎝位になるので、花蕾が付き始めたら支柱
を作ってやる予定。昨秋、土にバーミュライトを混ぜて苗床を作ってあげたのが良かったみたいだ。




アネモネも、昨年に続き沢山の花を開いてくれた。ギリシャ原産だけあって花色が濃く鮮やかでバタ臭いのが魅力。





今日の雨で、公園のサクラの花もほぼ散った。新緑の候が始まる。