2021年8月16日月曜日

フランス語詞「たそがれマイ・ラブ」の動画をUP





フランス語バーージョンで新たに撮影した「たそがれマイ・ラブ」動画、作詞はジョビアゥ・タカによる。
演奏は『Taka and Roco』、ギター弾き語りとピアニカのデュオです。All Photo by Jovial TAKA




昨年11月に公開したYouTube動画「たそがれマイ・ラブ covered by Taka and Roco」については、このブログでも「筒美

京平トリビュート 『たそがれマイ・ラブ』」(2020/11/20)で詳細に触れたが、おかげさまでサイトへのアクセスも多く

動画をアップしてよかったと感じていた。ただ一つ問題が生じていて、「ASCAP, VCPMC_CS」(米国作曲家作詞家

出版者協会、他)なる団体から、この動画のメロディ使用が著作権侵害にあたるという申し立てがあり、動画の収益化

(広告収入)はできない(著作権者に支払われる)とのコメントがYouTube側からあった。

もとより、私のサイト「takasantafe neo」(YouTubeサイト名)は、2012年に開設した「luriirocho」(~2013年までに

10本の動画を公開)の後で、新たに2014年1月に開いたもので、本日までの約8年間に54本の動画(音楽・釣り・料理・

自然風景など)を公開している。友人や知人、あるいは好事家の方への情報発信とコミュニケーションを目的とした

ものなので、それ以上でもそれ以下でもない。私が始めたころは、YouTube側にも一切の広告掲載はなく、純粋に

SNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)が目的で運営されていた。しかし、ネットの爆発的な拡大と共に広告掲

載と収入(サイト運営者とユーチューバー双方に利益が還元される)が中心となり、本来のSNS機能からはみ出た部分

が急拡大してしまった。これも時代の趨勢と言えばそれまでだが、私自身のスタンスは初めから変わっていない。

すなわちSNS機能をもとにした「コミュニケーション・ツール」に終始している。だから、初めから一切の広告掲

載をしていないし、人気ユーチューバーの様に100万回とか1,000万回のアクセスがあるわけでもなく、収入も何ら

発生しない。自分では全くそれでいいと思っているのだ。




新たにアップ・ロードしたフランス語バージョン「Tombée du Jour, Mon Amour」、YouTubeより。



だから、著作権者側から侵害申し立てがあっても「広告収入」が一切発生しないのだから、趣味でやっている分大目

に見といてね、と言いたいところだが、この著作権に関してはYouTube側もナーバスになっていて、クレームがあれ

ば掲載者に連絡が来るようになっている。以前のSNSとしての幸福な時代にはもう戻れないだろう。ビジネスモデル

を前面に押し出し、金もうけサイトに変節してしまった現状では、行きつくところまで行くだろうと思う。以前、同

じようなクレームが「Coração de Wine-Red」(ワインレッドの心)を投稿した時もあって、申し立てた相手はLAの中国

名の著作権者だった。作者(井上陽水と玉置浩二)の所属事務所や音楽出版社ならいざ知らず、ネットで調べても正体不

明の組織だったので、「ハハ~ァン、著作権者を騙る詐欺組織かも?」と思い異議申し立てをしたら、向こうもうやむや

で引っ込んでしまった。ネット上では玉石混合で、勝手に権利者を装って商売しようとする輩がいるから要注意なの

だ。でも、著作権の問題ならば自身の著作物として新たに動画公開しようと思い、この曲のフランス語詞を作って再

トライしたのが今回の動画だ。共演したRoco(ピアニカ)も、前作の出来具合に少し物足らなさを感じていたので、新

たにフランス語バージョンで撮り直してみた。阿久悠の日本語歌詞は、フランス語に作り直すにも場面の映像がしっ

かりと浮かんでくる内容なので、さすがだなぁ! と感心したのだった。



「たそがれマイ・ラブ covered by Taka and Roco」は今後非公開とし、この曲のフランス語バージョン「Tombée du Jour, 

Mon Amour par Taka and Roco」のみが公開となります。


以下、フランス語詞と日本語詞、コードを載せておきます。






2021年8月5日木曜日

夏キキョウと、P.ダイアナの花開く



白キキョウが揃って咲く様は、なかなか清々しくて良い。枝が伸びて蕾をつけ始めた時期に、心無い人が枝を
折った。そこからまた枝が伸びて花開いたから、「あんたも元気だねぇ~!」と声掛けしたくなった。
All Photo by Jovial TAKA 



酷暑の時期であります。身体に危険なほどの暑さが連日続いているが、この時期は花の少ない時期でもある。気候の

せいか、今年は夏花の百日紅(サルスベリ)・木槿(ムクゲ)・葵(アオイ)の花付きがやや寂しい。梅雨の長雨が続いた

のが響いたのだろう。私の手入れしている花壇では、桔梗(キキョウ)が沢山花をつけている。咲き終わりの花柄を取り

除けば、つぼみが次から次へと花開くのが楽しみだ。夏場は2日おきくらいにたっぷりと水やりを欠かせないが、

一番花が咲き終わってから枝を切り戻してあげると、秋口にはまた蕾をつけて二番花が咲き続ける。夏から秋への

3~4ヶ月間花を楽しめるので、花壇のある道を行く人も「きれいですね~!」と声かけてこられる。紫・白・薄紅の

3色混合の「アポイキキョウ」という種類で、株を土に植えてから4年目になるから、枝もしっかり伸びているの

が元気の素なのだと思う。




紫花を逆光で撮ってみたら、花色が鮮やかに写った。



薄紅花も浅い色合いだが、白と紫の中にあると存在感がある。


キキョウの白・紫に、紅花シランも加わって、ちょっと賑やかな花壇です。

 

クレマチスの「プリンセス・ダイアナ」(テキセンシス・ビオルナ系)は、今年の春先に鉢から土に下ろし、枝が伸ばせ

る様に竹の支柱を作ってあげたのだが、梅雨の長雨のせいか枝が良く伸びずにいた。その年に新たに伸びた枝に蕾は

つくので、今年の花はダメかな? と半ばあきらめていたのが、梅雨が終わって好天が続くと新枝を伸ばし始めた。普通

初夏の5月頃開花なのに、このくそ暑い8月に花開くのも異常気象の故か? でも、元気に開花してくれたのはうれしい

限りだ。こちらも水やりは欠かせないし、夏をうまく乗り越えれば、また来年の開花につながる。




ザクロの花の様に、花弁が四列して丁子型に咲くのが珍しいし、濃ピンク色の花色には気品がある。イギリス原産で、
国民から愛されたダイアナ妃の名前を冠した花は、いま私の花壇で鮮明に花開いている。



クレマチスはイギリスでは「蔓性植物の女王」と呼ばれ、バラに劣らず人気の花だが、すでにウィリアム王子妃
の名前を冠した「プリンセス・ケイト」が発表されているし、娘の「シャーロット」王女の名をつけた花も、将来
発表されるに違いない、と色々喧しいことではある。やれやれ...




クレマチス「プリンセス・ケイト」by 園芸ネット


2021年8月1日日曜日

ホテル周辺のスポット (八ヶ岳東麓を巡る その3)



141号道路の橋と小海線の鉄橋の下を潜って流れる小渓流は、水量が少なかった。ただ、林の中の散歩道には明るい
日差しが届き、野鳥の鳴き声(ウグイスやコゲラ)も聞こえて、気持ちよい朝の時間だった。All Photo by Jovial TAKA 
(画像はクリックすると拡大して見られます)


JR小海線の清里駅と野辺山駅の間には、日本の鉄道で最高の標高地点(1,375m)となる場所があり、そのすぐわきに

八ヶ岳グレイスホテルがある。所在地は「長野県南佐久郡南牧村野辺山~」だから、清里から県境を跨いで長野県

に来ていることになる。実際野辺山の風景は、広くてなだらかな高原の野菜畑(レタス・キャベツなど)が拡がり、広

い農道をトラクターや出荷の大型トラックが走り回っている、というおなじみの風景だ。農道脇畑の中にあるのお

屋敷も「キャベツ御殿」と呼ばれる大きな戸建てで、山梨とはガラッと変わった広くて明るい風景が特色となる。

今回の滞在で、夜は星空観察会をしたり、朝食事の前にはホテルの敷地内にある広大な遊歩道(「名前のない散歩道」

と名付けられている!?)を歩いたり、ゆっくりと時間を過ごした。この散歩道は林やクマザサの中を程よく整備した

もので、宿泊客の何人かと道で会うことになった。散歩道は、大門川の支流にも沿っているので、私は持参していた

小竿と毛鉤の仕掛けで朝の一時の釣りを試みた。残念なことに魚信もなく魚影も確認できなかったが、渇水期と小

渓流であることから魚の生息がなかったのかもしれない。しかし、長靴を履いての渓流散歩は、きれいな水と空気

が心地よかった。 



小渓流ではあるが、水は冷たくきれいだった。流れ周りの地質のせいか、川中の石が粘土質の茶色の砂で埋まって
おり、これでは魚の生息は難しかろうと思われた。



野アザミのとんがり花も咲き始めていた、平沢峠にて。


3日目のホテルの朝食もしっかりと食べ、午前中にあちこち近場を回ってみて、猛暑の下界(甲府盆地)に降りないで、

長坂から高速に乗って帰る予定を組んだ。ホテルから近くの平沢峠(獅子岩がある)に行き、また八ヶ岳を眺めたり、獅

子岩周りに点在する野草の写真を撮ったりした後、千ヶ滝を抜けてそのまま清泉寮に向かった。陽射しが強いので、

軒先の下の日陰でソフトクリームをなめながら、広い牧場を眺め下ろし遠くの富士山をゆっくりと眺めた。目の前

にある゛足湯゛は、この暑さではさすがに遠慮した。他に誰も入る人もなく、冷水だったらいいのになぁ~ などと

つぶやいた。



「アカバナシモツケ草」は、バラ科/シモツケ属の小花、赤い小四弁花(散房状)先に広がる雄しべが長いので、花全
が毛羽だったように見える珍しい花だ。平沢峠獅子岩周辺で。



こちらは咲き終わりの花半分のシモツケ草、上の花と同族だが、白花のユキヤナギやコデマリと親類だと聞けば、うな
づける。花は五弁花、同じ場所で。



昼飯は、八ヶ岳高原大橋を渡った先(甲斐大泉側)にある中村農場で食べようと目論んでいたが、あいにくの火曜日

定休でお休みだった。金・土・日の週末に多い観光客相手なので、飲食店や土産物屋は月・火・水に休む店が多い。

気を付けないと行ってみて当てが外れる場合もあるのだ。28号(北杜八ヶ岳高原線)を探しながらゆっくり下ってく

ると、大泉町西井出付近に空いている店があったので入ってみた。結果、この店はパスタ・ピザ・ハンバーガー何

でもござれの洋食店で、ボリュウムたっぷり・手頃の値段・味良し揃ったいい店だった。

アメリカン・カントリー風で天井の高いのも落ち着いて食べられるし、私たちの食事中にもお客が次からと入って

きて、人気の店とうかがえた(他の多くの店が休みなので集中したか?)。それを、お兄さん一人で切り回し、注文取

りから片付けまで、また珈琲のお替りまでバッチシこなしているのには感心しきり。食べ物の味も良かったし、く

つろげたのでいい昼食となった。食べきれないポテトチップス(揚げたて)は、連れがハンバーガーの袋に詰めて持ち帰っ

た。長坂IC近くでまたひとついい店を見つけたので、行き帰りに立ち寄るのに便利になった。快晴に恵まれた3日

間、いい夏休みとなった。そしてまた、コロナ禍と騒がしいオリパラの日常に戻らねばならない。sigh...




コパン北杜店(Good Dinner Inn Copain)の入口、Copainは仏語で「仲間・友達」の意味。ちなみに女性名詞は
Copine(コピーヌ) :カノジョとなる。画像(これと以下2点)はお店のHPより。



高い天井の上では、大きな扇風機がゆっくりと回っていた。木造りの店内は落ち着きがある。



連れはBLTサンドイッチ+コーヒーを頼み、私はハンバーガー+ジンジャーエールを注文。デカハンバーガーとポテ
トチップスてんこ盛りにびっくりしたが、袋に入れてかぶりついた。お肉はさっぱり味・チリソースも効いている・
野菜は新鮮で旨い、何年振りかのハンバーガーを堪能した(もしかすると20年ぶりかも!) 。ジャンクフードと思っていた
ハンバーガーがなかなか美味しかったので、これでまた食べる楽しみが一つ増えた。

<この項お終い>