2021年8月5日木曜日

夏キキョウと、P.ダイアナの花開く



白キキョウが揃って咲く様は、なかなか清々しくて良い。枝が伸びて蕾をつけ始めた時期に、心無い人が枝を
折った。そこからまた枝が伸びて花開いたから、「あんたも元気だねぇ~!」と声掛けしたくなった。
All Photo by Jovial TAKA 



酷暑の時期であります。身体に危険なほどの暑さが連日続いているが、この時期は花の少ない時期でもある。気候の

せいか、今年は夏花の百日紅(サルスベリ)・木槿(ムクゲ)・葵(アオイ)の花付きがやや寂しい。梅雨の長雨が続いた

のが響いたのだろう。私の手入れしている花壇では、桔梗(キキョウ)が沢山花をつけている。咲き終わりの花柄を取り

除けば、つぼみが次から次へと花開くのが楽しみだ。夏場は2日おきくらいにたっぷりと水やりを欠かせないが、

一番花が咲き終わってから枝を切り戻してあげると、秋口にはまた蕾をつけて二番花が咲き続ける。夏から秋への

3~4ヶ月間花を楽しめるので、花壇のある道を行く人も「きれいですね~!」と声かけてこられる。紫・白・薄紅の

3色混合の「アポイキキョウ」という種類で、株を土に植えてから4年目になるから、枝もしっかり伸びているの

が元気の素なのだと思う。




紫花を逆光で撮ってみたら、花色が鮮やかに写った。



薄紅花も浅い色合いだが、白と紫の中にあると存在感がある。


キキョウの白・紫に、紅花シランも加わって、ちょっと賑やかな花壇です。

 

クレマチスの「プリンセス・ダイアナ」(テキセンシス・ビオルナ系)は、今年の春先に鉢から土に下ろし、枝が伸ばせ

る様に竹の支柱を作ってあげたのだが、梅雨の長雨のせいか枝が良く伸びずにいた。その年に新たに伸びた枝に蕾は

つくので、今年の花はダメかな? と半ばあきらめていたのが、梅雨が終わって好天が続くと新枝を伸ばし始めた。普通

初夏の5月頃開花なのに、このくそ暑い8月に花開くのも異常気象の故か? でも、元気に開花してくれたのはうれしい

限りだ。こちらも水やりは欠かせないし、夏をうまく乗り越えれば、また来年の開花につながる。




ザクロの花の様に、花弁が四列して丁子型に咲くのが珍しいし、濃ピンク色の花色には気品がある。イギリス原産で、
国民から愛されたダイアナ妃の名前を冠した花は、いま私の花壇で鮮明に花開いている。



クレマチスはイギリスでは「蔓性植物の女王」と呼ばれ、バラに劣らず人気の花だが、すでにウィリアム王子妃
の名前を冠した「プリンセス・ケイト」が発表されているし、娘の「シャーロット」王女の名をつけた花も、将来
発表されるに違いない、と色々喧しいことではある。やれやれ...




クレマチス「プリンセス・ケイト」by 園芸ネット


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