2019年7月25日木曜日

そろそろ梅雨明け 多摩川・オイカワ毛鉤釣り




早朝5時半頃の多摩川は、長引いた梅雨のせいか湿気が強く、川面一面に白い靄(もや)が立ち込めていた。
All Photo by Jovial TAKA



今年の梅雨は例年に無く長かった。関東地区も降っては止みまた降っては止み、6月・7月ともに雨日が多く、日照

時間は殊の外短かった。近場の多摩川も川水の増水傾向が多く、チャリを走らせて川岸に行っては見たものの、流れ

の強さと普段歩ける岸辺まで水が来ていて危険なので、竿を出さずに引き上げてくることもあったりした。3日程続

いた雨も収まり、曇り日が2日続いた翌朝、久し振りに多摩川に出かけてみた。毎年6月の下旬から8月一杯はオイカワ

の産卵期で、抱卵してでっぷり太ったメスと元気なオス(メスよりもサイズが大きく力も強い)が毛鉤にアタックして

くるので、オイカワ釣りもシーズン・インとなる。




深場からザラ瀬に移るゆるやかな流れに毛鉤を流すと、引きの強いオイカワのオスがかかってきた。しばらくの間、
竿をしならし流れを右に左に泳ぎまくる魚体の引きを楽しんだ




産卵期のオイカワ・オスは、口周りが黒ずんで硬くなり、「追星」という白くて小さなブツブツ(凹凸)が出ている。
体色もオレンジとグリーンの縦じま模様がはっきり出ているので、かなり派手な仕立てではある。




この日の朝は、オイカワのメス8割・オス1割・ウグイ1割という釣り上げ具合だったが、東京湾から遡上するアユ

は、すでに上流域に移動してしまったようで、ほとんど姿を確認できなかった。1時間半ほど毛鉤釣りを楽しんだが、

増水した川の流れは普段よりも早くて強いので、川底の石に足を取られたり滑ったりするのを注意しながら、上流

から下流に向かって、身体を支点にして゛扇型゛に仕掛けを流す作業を繰り返した。2~3度アタリがなければ、川中

を移動しては次のポイントに向かう、という繰り返しだ。結構いい運動になるので、2時間もやればもう十分だろう。

小魚(体長10㎝前後)も交じって20匹余を釣り上げたので、釣り場から川岸に上がった。


さて、家に帰ってシャワーを浴びてから、ゆっくりとした朝食とまいろうか!




形の良いオスを針はずしし、カメラで撮影しようとしたら、暴れてさっと掌から逃れていった。残ったのは残像のみ。



2019年7月22日月曜日

第28回浜美展を見て




「白馬(アカシアの咲く頃)」HIさん・油彩F20、残雪がたっぷり残る白馬三山とアカシアが咲く晩春の姫川風景
を描いたもの、新葉が拡がるもやっとした春の色合いが良く出ている。All Photo by Jovial TAKA



恒例の浜美展(年一回・6日間開催・28回目)が、アートフォーラムあざみ野ギャラリーで開かれている、というので

7月中旬週末の午後に出かけてみた。私自身は2012年から毎年拝見しているので、今回で8回目の訪問となる。当初

(初訪問)は、入り口の部屋にF100/F200の油彩大作がずらりと展示され、何やら上野の美術館で開かれている現代

美術展の様な趣だったのでビックリしたが、会員の中にはこの会だけでなく他の現代美術絵画グループに所属して

いる方も何人かおられると聞いて、納得したものだったが。ただ、年を重ねるに従って、制作力量とエネルギーを

必要とする大作は少なくなり、今回は趣味で絵を描かれる様々なスタイルの頃合いの大きさ作品が主となって、見る

方も気楽に観て廻れたのが良かった。油彩・水彩・パステル・色鉛筆など様々な手法で描かれた出品作品は125点

(賛助作品を含む)・34名の会員が、一年間かけて準備したと思われる展覧会だった。なかなかの力作が揃っていて

楽しく拝見した。

その中から、ここに掲載した作品はあくまで私見で目に付いたものを取り上げたものであることをお断りしておく

が、ひとつの作品を仕上げることは、テーマ・構図・色彩・手法などをバランスよくキャンバスに定着させること

だから、その創作の過程で色々な試行錯誤があり、また創意工夫を経てまとまったに違いないと思われる。作者が

前におられれば、何かお聞きできることもあったと思うが、居られなくとも作品を通してそれを感じ取ることも観

る者の楽しみである、とも言えるだろう。




「夕暮れどき」ENさん・油彩F30、フラメンコを踊る女性のポーズを決めた瞬間が良くとらえられている。
背景左の教会配置と右の夕暮れの空気色合いが雰囲気を上げている。




「静物2」HAさん・油彩F6、小作品ながら配したビンや水差しの色合いが面白い。敢えてダークな色のぶつかり合い
を選んだ結果、右の白との対比に緊張感が溢れている




「湖畔の家」MNさん・油彩F6、茶系のトーンでまとめられた湖畔の風景は、何故か全体が傾いでいる。アウト
ラインを描かない景色は幻想(あるいは遠い記憶?)のようにも見える。右上にかすかに見える電柱と電線が記憶の
歯止めとなっているのか?




この日は、HIさんの高校時代の友人達4名もこの展覧会を見に来られ、その後一緒にランチをするというので合流させ

ていただいた。部活(ESS)も一緒だったという仲間たちが、古希を超えた今も交流があり、時折女子会をされて色々話

に花を咲かせている、とのこと。無粋な男が一人交る形にはなったが、私も同じ高校の同期生なので話題は尽きな

かったし、楽しい時間を過ごさせていただいた。病気をされて回復されたり、連れ合いの看護に日々を送られたり、

それぞれの事情はありながらも時折集えるのはとても貴重なことと思われた。何時までもお元気で過ごされるように

願わずにはいられない。浜美会を契機にして、良い午後の時間をいただいた気がする。




「街a」MYさん・油彩F20、ビルが立ち並ぶ街と運河の風景を描いた抽象画、茶系の建物群と前の運河に配された
緑色が程よいコントラストだ。




「カッパドキアを行く」HIさん・油彩F25、トルコの有名景勝地だが、画面前面に草木をしっかり描いたことで、
遠景のラクダと人・佇立する奇岩がしっかりとらえられている。全体の色調:サンドカラーもご当地の雰囲気を
よく醸し出している。


2019年7月7日日曜日

血糖値と中性脂肪値が良くなった! ー 再びの食養生(その3)




何時もしっかりと食べる朝食で1日が始まる。コーヒーと豆乳(すりおろし生姜入り)を飲みながら、野菜・海草・豆類
(大豆・白福豆・小豆等)をいただく。ブロッコリー・スプラウトは健康な頭髪には欠かせない。果物・ヨーグルトに
ナッツ類を乗せて。全粒粉パンは、オリーブオイルを付けて食べる。Photo by Jovial TAKA




「血糖値改善のために、内臓脂肪数値を下げる取り組みー再びの食養生」のタイトルで2回連載した記事(今年の

3月10日・11日当ブログ)のその後を今回取り上げてみる。どんな結果だったの? ということだが、現在首尾よく進行

しているのだ。掛かりつけ医(内科)の指摘で始まった改善の取り組みは、3月初めにスタートし現在4ヶ月間を経て

いるが、4月の終わりに仕事先の事業所で定例(毎年1回)の健康診断があり、その結果が6月終わりに診断書として

届いた。事業所の所員は100名を超えるので、時間がかかるのはやむを得ないとして、もう少し早めに結果がわか

れば言うことはないのだが、とりあえず取り組みの中間時点でのデータが確認できた。

この健康診断書によると、ほとんどの数値が昨年と同様のレベルだったので問題はなく、高血圧の治療継続を引き

続きやってください、とのことだった。現在も医師処方の一番軽い薬の服用をしているので、これは続けて行こう

と思う。課題の血糖値だが、空腹時の血糖値は昨年時103→今年99に下がり、懸案のHbA1cは同じく6.1→5.9

と2ポイント改善されていた。やったね~! その相乗効果で、血中脂質の中性脂肪(TG)も158→78と大幅に改善さ

れ、やや高かった肝機能のLDも246→222とダウンし、思わぬ良いおまけが付いてきた。




食友のデスクPC買い替えに際して、FMVの会員割引での入手と、立ち上げ(Widows10のダウンロード・インターネット
接続・メール設定)をしてあげた御礼に、夏のハモ尽くしコースをご馳走になった。さっぱりとした味は、刺身・天ぷら・
湯引きなどとても美味しく、夏の味覚を堪能した。画像は料理店のHPより




この結果とは別に、スタート以来ほぼ毎日の朝と夜に体脂肪計に乗り、表示データを記録しているのだが、4月末

の健康診断の前におおよそのデータを把握していたので心配はなかった。ただ、どの程度良くなっているのかは、

やはり血液検査をしないことにはわからないよ、と言うのが正直な気持ちだった。3月初めのデータと較べてみると、

現在では体重は60→58㎏、体脂肪率は21.3→17.8。基礎代謝は1250→1326、内臓脂肪レベルは13→11、筋肉量

は44.3(-2) → 46.8(-1)というところだ。食事内容変更とと運動量増加(微増)により、体重・体脂肪・内臓脂肪は

減り、基礎代謝は増え、筋肉量は微増という結果となった。掛かりつけ医にこのデータを見せたところ、体重・体

脂肪を減らすよりは、食事量をしっかりと取り、運動量をもっと増やした方がいい、との指導があった。確かにバラ

ンス良く食べて、もう少し運動負荷を上げることが結果的に筋肉量も増やすことになるので、今後はその点に留意

して食養生を続けようと思った。

引き続き、野菜・果物・豆類・海藻類・発酵食品の摂取と良質なたんぱく質(魚貝類・鶏肉・レバーなど)、及び

「茶色の糖質」(16穀米・全粒粉パン・10割ソバなど)を積極的に採り、炭水化物や脂質の摂取量を少なめにすること

で、健康で免疫力の高い身体を維持していくことを日々心掛けて行きたいと思う。何はともあれ健康であることが、

日々の楽しみの元だからね。