□田植えを終えたばかりの水田に映る北アルプスの山並み、朝日を受けた雪渓からは雪融けの蒸気が山頂付近に
立ち込め、うっすらとベールのような雲を棚引かせていた。快晴の青空の下、群青の山肌と白い雪渓を抱いた
山々、その姿が水を張った田に映り込んで、あぁ絶景かな! 新緑の季節に遭遇した生涯忘れられない素晴らしい
景色だった。(宿泊先ホテル近くの高台より撮影・2日目-5/29朝7:30) All Photo by Jovial TAKA with RICOH GRⅡ
昨年の同じ時期に(2016年5月末)信州の鬼無里と白馬に出かけて、鬼無里から白沢峠を越えて白馬村に行く途中、雪渓
の残る北アルプスの山並みを見て大感激したことがあり、併せて姫川源流の湧水地を始めて見て神秘に触れた思いを
したこともあり、新緑のこの時期に北信濃の空や雲・山々や渓流の風景に触れたいと、今年も再び出かけることになっ
た。その時はまだ私は車運転免許を所持しておらず、凡そ600~700㎞の車旅行には同行者と交代交代で車を運転する
必要に迫られ、昔持っていた車の免許を昨年の夏から秋にかけて府中自動車試験場で再取得することになった。その
動機も、私にとっては再び白馬の姫川の清流を訪れて、イワナやヤマメの渓流釣りを思う存分してみたい、(単純と言
うか、子供みたいと言うか!) というものであった。そして、今回も同行してくれたHIさんにとっては、白馬の山々と
姫川をテーマにした油彩画が今年のグループ展で好評だったこともあり、新たな画材と風景を求めてのスケッチ旅行
でもあった。(北アルプス写真は左から、唐松岳-2,696m・天狗山荘-2,730m・白馬鑓ヶ岳-2,903m・杓子岳-2,812m・
白馬岳-2,932m・小蓮華山-2,766m)
た。その時はまだ私は車運転免許を所持しておらず、凡そ600~700㎞の車旅行には同行者と交代交代で車を運転する
必要に迫られ、昔持っていた車の免許を昨年の夏から秋にかけて府中自動車試験場で再取得することになった。その
動機も、私にとっては再び白馬の姫川の清流を訪れて、イワナやヤマメの渓流釣りを思う存分してみたい、(単純と言
うか、子供みたいと言うか!) というものであった。そして、今回も同行してくれたHIさんにとっては、白馬の山々と
姫川をテーマにした油彩画が今年のグループ展で好評だったこともあり、新たな画材と風景を求めてのスケッチ旅行
でもあった。(北アルプス写真は左から、唐松岳-2,696m・天狗山荘-2,730m・白馬鑓ヶ岳-2,903m・杓子岳-2,812m・
白馬岳-2,932m・小蓮華山-2,766m)
□早朝の釣りに出かける途中、快晴で雲一つない青空に映える白馬三山を臨む。左より白馬鑓ヶ岳(2,903m)・
杓子岳(2,812m)・白馬岳(2,932m)、前後の位置関係から手前の鑓ヶ岳が一番高く見えるが、実際は右後方の
白馬岳の方が高い。画面左端はジャンプ競技場(同じ高台から撮影・2日目-5/29早朝5:25)
1日目の早朝(5/28)、狛江の自宅に車で迎えに来てもらい釣り道具などを積み込んで出発した。今回の天気予報は1週
間前の雨予想とは変わって、3日間ともに晴だった。宿や交通機関の予約を事前に済ませていると、天気が悪くても
キャンセルせずにそのまま出かけなければならないが、私自身も仕事のスケジュールを月・火曜日は空けるようにし
ているので、宿は天気を見て2~3日前に申し込めばいいのだ。この3日間は曇りのほとんどない快晴の青空を楽しむ
ことができた。私にとってはカメラの撮影にしても(今回買い替えしたばかりのデジカメ:リコーGRⅡのテスト)、
渓流釣りにしても、また連れのスケッチ制作にしても、好天であることが望ましいに違いないのだ。
ているので、宿は天気を見て2~3日前に申し込めばいいのだ。この3日間は曇りのほとんどない快晴の青空を楽しむ
ことができた。私にとってはカメラの撮影にしても(今回買い替えしたばかりのデジカメ:リコーGRⅡのテスト)、
渓流釣りにしても、また連れのスケッチ制作にしても、好天であることが望ましいに違いないのだ。
□槍ヶ岳(3,180m)を源流とし安曇野平野を南下して流れ犀川に合流する高瀬川、雪融け水をたっぷりと含んだ
透明・青色の流れに車を止めてしばし見とれてしまった。(高瀬川大橋にて・1日目-5/28朝10:00)
1日目の行程は、調布ICから中央自動車道に乗り安曇野ICで降り、県道306号線(安曇野アートラインー別名北アルプス
パノラマ道路)を北上しそのまま白馬村まで。北アルプスの山々を車窓から眺めたり、高瀬川に架かる橋からきれいな
水流を眺めたり、特に306号道路はバイパスで信号も少なくとても走りやすかった。途中SAで軽い朝食を取ったり、
白馬駅前のそば屋で昼食を取ったり。そば屋のとなりの「おじさんの店」(店名なのだ!)で2日分の入漁券を買ったり。
その午後は私は渓流釣り、連れは大出橋(おいでばし、と読む)付近でスケッチ、私は姫川で大物イワナを釣り上げる
のだが、その話は後半に乗せるのでお楽しみに!
□大出橋脇の田んぼの畦道に植えられたカキツバタ(花弁の元が白の目型模様)の群生から白馬の山々を臨む。
3日間ともに快晴の天気に恵まれ、北アルプスと白馬の山景色を堪能できた。これだけの素晴らしい景色は
なかなか見られないだろう。幸運の女神がほほ笑んでくれたに違いない。日頃の行いが良いせいか? (アハハッ!)
(3日目-5/30朝8:50)
□雪融け水を集めて勢いよく流れる松川(白馬村で姫川に合流する)、姫川支流の小滝川(新潟県魚野川市)には日本
有数のヒスイ峡があると聞くが、姫川に注ぐこの支流の水温はとても冷たく、翡翠色のきれいな水色だった。
またの機会に竿を出してみたいものだ。(3日目-5/30朝9:30)
2日目は現地で過ごし、3日目は宿を出てから白馬の街をしばらくドライブした後、オリンピック道路→国道19号道路
を経て川中島へ。18号道路に入り野辺山で一休み、高原の野菜直売所でお土産を買ってから山を下り長坂ICで中央道
に乗った。後は調布まで一直線、1~2時間ごとに休憩を取り交代で運転しながらの旅だった。現地で驚いたことに宿
泊先はほぼ満室、食事時も席を見つけるのに一苦労。周りを見渡せば、シニアのカップルや家族連れ・グループ旅行
の方たちが多く賑わい振りに感心しきり。自分たちもそうなのだが、年金世代には賢い旅の仕方があると感じた。要
は清潔なベッドと美味しい料理が頃合いの値段で用意されていればよい。高級である必要などなく、できればゆっく
り浸かれる温泉があればありがたい。宿泊先(白馬ハイランドホテル)の食事はバイキング料理・セルフサービスだった
が、品数も多く美味しかった。
北アルプスの雪渓の美しさに見とれ、青空と白い雪・山肌の群青色と新緑の緑、それと姫川の澄切った青色と松川の
翡翠色...色々な色に染まって北信濃を堪能した旅だった。走行距離計650㎞・2泊3日、週末を外したゆったり旅
だった。
翡翠色...色々な色に染まって北信濃を堪能した旅だった。走行距離計650㎞・2泊3日、週末を外したゆったり旅
だった。
□ホテルのHPに載っているバイキング料理メニューの一部(上)
和・洋・中華取り合わせなので選ぶのに迷ってしまう。
内温泉の野天風呂の真ん前に拡がる白馬三山の景観は、これ
を見られるだけでも価値があるという位見事に尽きる!(下)
<この項後半につづく>
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