2022年1月6日木曜日

年越しの恒例、今年もお節づくり

 


今年のお重の新メニューは、車エビの煮しめ(数年ぶりに登場!)とカキの生姜照り焼き、ともに好評だった。黒豆煮
・紅白なます(今回は京人参と三浦大根)・紅白かまぼこサンド(白には辛子明太子/酢橘輪切り・赤にはクリーム
チーズ/サラダセリ)・昆布巻き(羅臼昆布と紅鮭)・田作り、は例年通り。鴨ロースの実山椒煮(漬け)にはクレソンを添
て。全8品  Photo by Jovial TAKA





今日東京地区では雪がちらちらと舞っている。沖縄では、コロナウィルス感染者が980人(変異種オミクロン株の割

は73%)と爆発的に増え、東京・大阪でも感染が急拡大している。予想していたとは言えそれを上回る急進展に、改

めて感染防止対策のより一層の強化を心がけることが大事となってきた。もうマスクも2枚重ねかもね。わずか1ヶ

月のつかの間の解放だったが、また再び゛集わず、動かず゛の日々がやってくるのを覚悟せねばなるまい。やれやれ...

それはそれとして、今年も新年を迎えるに際してお節を作った。長年つくり続けている正月料理だが、食材の入手

先も 築地外市場 →デパ地下食品売り場 →近隣の食品スーパー と変わってきている。12月半ばから一部売り場が設

けられ、クリスマスの後(暮れの26.27.28日あたり)に本格的なお節売り場ができるのだが、店頭では購入するタイミ

ングによっては、希望するものが手に入らない場合もある。そこで、今年は前もって希望品を注文しておいて取り

寄せにした。養殖場の病気感染で一部品薄が伝えられた「国産車エビ」と、昨年も作って好評だった「いわて鴨ロ

ース肉」2品は、27日の入荷に合わせて注文し、その日の買い物を加えて(乾物は前もって買い揃えておいた)、お節

造りスタートとなった。



食い友さん宅のお重はやや小ぶりだが、ぎっしりと詰め込むと結構入る。お酒好きの娘さんが、おいしい日本酒を
ゲットしてくるとのこと。車エビが入るとお節も一層華やかさが増す。橙の器に紅白なますを盛ったのもアクセント
となった。



お節は和食(伝統的日本料理)の基本なので、①素材の持つ本来の味を生かす、➁味付けは天然醸造の調味料(羅臼昆布

の出汁・醤油・日本酒・味醂・黒酢など)に、実山椒・ゆず・酢橘・根生姜・クレソン・青海苔などの香り付け、➂生

を避けて、焼く・煮るを主体とした保存に適した仕上げをテーマとした造りとなる。砂糖不使用・人工着色保存料も

なしだ。今年も、2段重ね・2家族分を30日に箱詰めし、それぞれ美味しいお酒と共に賞味することとなった。丹波

の黒豆は、一袋煮てもお重には詰め切れないので、しばらくサラダの付け合わせで食べられる。こちとらは、デパート

などの高価なお節セットや、ブランド物の超豪華なお節とは無縁だが、手作りの美味しい品々をお酒(今年は゛浦霞 

純米酒゛のぬる燗)とともに食せば、しみじみと新春の喜びを味わうことができた。今年もコロナに負けずに良い年であ

ることを願いたいものだ。


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