2010年8月22日日曜日

真夏の夜は、屋上のライブハウスもいいね


以前からちょっと気になっていたライブ・ハウスが小田急線祖師ヶ谷大蔵駅近くにあり、猛暑が和らんだ夕方から出かけてみた。自宅からも電動チャリで20分位の距離だ(8/21)。
書店のある3階建てビルの3階にあり、一旦2階から階段を登って屋上に出ると、半分がテラスのオープンスペース、その奥にライブハウスがある。テーブル周りは、南国の雰囲気が漂う観葉植物に囲まれて、夜風はさわさわと吹き抜けていく。ハウスの中も、エアコンでなくて天井の大きな扇風機が廻って風を送っているだけ。不思議と暑さはなく、開けた窓からは心地いい風が入ってくる。

1階の入り口に出されたお店の看板、良く目立ちます。

お店の案内リーフレット、ムリウイはアマゾンに生息する゛ほんまに居るサルの名前゛から付けたという。                            
この夜の演し物は、シンガーソング・ライターでギタリストの日野良一さんの弾き語り、ブラジル音楽に魅かれてボサノヴァやサンバを歌うと共に、オリジナル曲をたくさん創っているアーチストだ。『黄昏サンバ』、『こもれびボッサ』、『そんな気持ちを歌にして』などのCDもリリースしている。
                                    
ライブが始まると、ソロと伴奏を交えた彼のギターの音色が心地よく、歌声は柔らかなテノールで、彼のくつろいだ世界を作っていく。クラシックギターとアコースティックギターを取替えながらの演奏だったが、それぞれの持ち味が出ていて楽しかった。かなりアップテンポなサンバに乗せて、日本語の歌が歌われるのも新鮮だった。ユーミンの『やさしさに包まれて』をMarchaの軽快なリズムで歌ったのと、オリジナル曲の『黄昏サンバ』がよかった。

店主の方針で、マイクと小さなスピーカーだけの設備、凝ったPAもなく、生ギターと生声が似合うスペースに仕立てている。ゆったりとした空間に椅子とテーブルとグリーン、風が吹き抜ける室内、テラスには音響は何もなく、開けた窓からに聞えてくる歌とギターを聴く...折からの多摩川花火大会の花火音も聞えてきた。

                                                    
ライブ終了後、帰り際に日野さんとちょっと話すことができた。
やはりクラシックギターをやって いたのがベースにはなっているが、ブラジル音楽を吸収しながら自分独自の世界を作っていきたい、とのこと。これからもいい歌を聞かせてほしいと思う。ちなみに、ライブのチャージはザルに入れる投げ入れ銭、気に入ったら沢山、でなかったら心づくし、というわけ。一晩に数グループを出演させ、何人以上集客! とノルマを課して廻していく世知辛いライブハウスの多い昨今、この店の心意気と心が和む空間作りは、猛暑の夏の一服の清涼剤であった。
今夜はMCをしないで歌と演奏に徹します、と日野さん、17曲を熱唱。

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