2013年1月20日日曜日

早春の東伊豆、爪木崎の野水仙群を訪ねる


群生する野水仙の丘の前には、整備された遊歩道と満開のアロエの花が咲き連なり、コバルト・ブルーの海と白い砂浜が広がっている。正面の向こうに新島・利島などの伊豆七島を望む絶景が楽しめる。All Photo by TAKA
早春の花旅というと、寒牡丹(上野東照宮や鶴岡八幡宮)、福寿草(京王百草園)、蝋梅(長瀞宝登山)などが関東近辺では挙げられるが、水仙の名所を訪ねるのもなかなか楽しいものだ。新宿御苑、横浜三渓園、鎌倉瑞泉寺などの中でも、伊豆下田の爪木崎は、その野生水仙の群生地として観光の名所で人気が高い。バスツアーなどを利用して訪れる人も多く、300万本と言われる野水仙群を見たくて、久し振りに訪れてみた。
先週の14日・成人の日に全国的に大雪となり、その後も気温の低い日が続いたので、私の住む狛江でも、建物の北側や道路はまだ雪が残っている。下田市の観光案内に電話で訊ねてみたら、爪木崎では雪は降らずに雨だっし、水仙も5部咲きとのこと。丁度「水仙まつり(昨年12/20~1/31日)」を開催中ということなので、お天気もいいことだし、ドライブを楽しみながら出かけてみた。
爪木崎までのルートは、東名高速や小田原厚木道路などを利用し、伊豆半島の東側海岸線(R・135)を、ひたすら南に向かって走ると言うわかりやすい道路だ。
土曜日の朝早く起きて、7時に都内を出発、途中小田原で降りて国道一号に入るのを、秦野まで行ってしまうという ハプニングがあったが、休憩と朝食を挟んで11時頃現地に着いた。
灯台のある丘の東斜面一杯に、野水仙の花が咲き揃っている。辺りには、水仙の花の香りが一杯に漂い゛花酔い゛しそうだ。



車中では、持参したCDを聞きながらのゆったりとしたドライブ。今回はボサノヴァの他に、陽水・ビギン・テレサテンのJ-POPSを用意したが、お誘いした健康おたくのYKさんも、徳永英明の「ヴォーカリスト」を持ってきた。朝の陽光輝く海を左に見ながら、ワインディング・ロードを巡るドライブは、日常とは違った景色を次々と楽しみながらの快適なドライブだった(運転はドライブ好きのYKさんにおまかせ)。
一部が3分咲き、一部が7部咲きの水仙は、丁度見ごろ。快晴のお天気にも恵まれて、素晴らしく見事な眺めだ ! ! 

 □この辺りの海岸は、今井浜や白浜など、砂のきれいなことで知られているが、ここ爪木崎の海岸も白砂と海のコバルトブルーがとてもきれいだ。白雲たなびく快晴の空も美しい眺め。
 □澄んだ海の色を見ていると、沖縄の海に来ているような気分になる。快晴の午前中の光は、その色をより鮮やかに見せてくれた。早起きしてきたおかげだ(三文の徳!)


灯台のある丘に登ってみれば、太平洋の海原に朝の陽光が輝いていた。絶景!!
水仙を堪能した後は、駐車場脇の売店で花を買ったりしてから、すぐ近くの道の駅・「開国下田みなと」に行ってみた。地元のJAと漁協が運営する直売センターと、レストランが入っている大型施設で、駐車場も完備。売店で、エボ鯛の干物と山芋・わさび入り蒲鉾をお土産に買ってから、地魚料理のお店に入ってお昼ご飯にした。マグロの漬け丼(ワカメの味噌汁付き)とカンパチの漬け丼をそれぞれ食べてみたが、魚が新鮮でボリュウムがあり、とても美味しかった(1300/1400円也)。

光を浴びて、透き通った花弁が輝く水仙の花、またひとつきれいな水仙の花姿を見つけることが出来た。
帰路は、来た道を逆にたどって、ワインディング・ロードと午後の海景色を見ながらのドライブ。CDも、今回6枚を聴きながらのリラックスした旅だった。JRと伊豆急を利用しての電車旅も可能だが、下田から爪木崎への足は路線バス(一時間に1~2本程度)、下田市の観光案内などで確かめてから出かけたらよいと思う。
http://www.shimoda-city.info/eve02.html

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