□クレマチス踊場(おどりば・テキセンシス系)、4枚のうす桃色筋入り花弁を横から下向きに咲く。蕾の唐辛子形と
開き始めの鈴形、そして丁子型の満開形が同時に見られるので、思わずチャリを止めてしばらく見とれてしまった。
小田急線喜多見駅近くの個人宅のフェンスにて。All Photo by Jovial TAKA
酷暑の日々であります。くそ暑いんであります! West Tokyoの我が町狛江では、空梅雨で雨はほんのお湿り程度、
7月に入ってから夏日が続き、ここ一週間はすでに昼間35℃前後の高温と25℃を超える熱帯夜が続いております。
まだ7月下旬にならないのに、すでに夏が半分過ぎた感があります。やれやれ! ...
チャリで通りかかった時、「あれっ! クレマチスの這沢かな?」と思ったのだが、デジカメは持っていなかったし、
仕事で移動途中だったので後日出直してじっくり見させてもらった。道路に面したフェンスに絡まって、沢山の
花と蕾を付けていた。蕾や咲始め・満開の形から、「這沢」ではなく「踊場」だと推察された。このベル型の不
思議な形状花は、クレマチスの中でもテキセンシス系に属す珍しい種類で、お目に掛かるのはなかなかないのだ
が、ご近所でこの花に出会えたのは幸運なことだと思う。
□踊場は下向きに咲いているので、しゃがんで下から煽ってみた。丁子型の4枚花弁が良く見えた。
「踊場」も「這沢」も花名は日本語だ。このこと自体も珍しいことなのだが、二つともクレマチス育成家・小沢
一薫(おざわかずしげ)が作出した品種であり、このことは以前のブログ記事(2016年5月6日「花菜ガーデンのクレ
マチスは見頃だった・その2」http://jovialtaka.blogspot.jp/2016/05/2.html)で触れたことがあるので、気になる方は
覗いてみて頂きたい。
□クレマチス這沢(はいざわ)の短いベル型の可愛らしい咲きっぷり、゛鈴なり゛ですね ! ちょっとピンクの
小ダコっぽいかもしれない(4本足ですが)。画像は、バラとクレマとネコと鳥より
□丁子型の花という事では、ヂンチョウゲ(沈丁花)を思い出した。トンボ公園にて。
□ザクロ(柘榴)の花も似たような形をしていたが。実際花弁は6~7枚、ウィンナーソーセージの下に切身を入れた
タコ型を連想してしまう。ザクロは、庭植えの果物として子供の頃はイチジク・ナツメ・クルミ・桑グミなどと
共に身近にあったものだが、今や見ること自体が珍しい果物になってしまった。画像はkotsubuより
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