2017年7月18日火曜日

干上がった野川と夏花たち




今年の春の降雨量減少と空梅雨のおかげで水流が干上がってしまった野川! 鯉も小魚も、鴨たちやサギなども
姿を消してしまった。もちろん、カワセミの色鮮やかな羽色も見られなくなった。箕和田橋にて。
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武蔵野の大地に降った雨は伏流水となって国分寺の谷戸から湧き出し、国分寺泉町の大池付近が源流となり、通称

「お鷹の道」からの湧水と合流して野川の清流となる。その後、小金井・多摩霊園・調布・狛江と流れて、世田

区の二子玉川で多摩川と合流する。その両岸は遊歩道が整備され、市民の憩いの場として朝夕のウォーキングや

サイクリングを楽しむ人も多く、春の桜並木や菜の花の景観が人々に親しまれ、飛来する鳥(鴨やカワセミ・サギや

カワウなど)も多く見られ、自然の景観が残る貴重な清流なのだ。別に観光PRするつもりではないが、週に3~4回は

かくいう私も朝のウォーキングを楽しむ場所でもある。




元気の良い夏花の一つ百日紅(サルスベリ)、百日咲き続けるという位夏中次から次と開花する姿は、元気な
時はいいのだが、暑さバテしている時はちょっとゲンナリしてしまう。野川遊歩道の一角で。



ところが ! だ。野川がピンチなのだ。私が狛江に越してきてもう15年程になるが、一度だけ野川が干上がったのを

見ている。あれはもう7年ほど前だったように記憶しているが、その年の降雨量の少なさと酷暑で暑い日が続き、

清流は全く消えて水がなくなってしまったのだ。今回はそれ以来のことだ。7月初めから水流がなくなったのだが、

台風3号(7月4日の夜)の大雨で川は流れを取り戻したかに見えたが、3日位で元に戻ってしまった。たまにぱらつ

く雨程度では流れは戻ることもなく、早梅雨も終わりに近づいている。九州地区は只ならぬ集中豪雨に見舞われ、

河川の氾濫や山崩れが多く発生し、亡くなった方も多く、避難した方達は大変不便な避難所暮しを強いられてい

るのだ。しかし雨が降らないところは河川も干上がってしまうし、ダムにがたまらず、気候の大変動と極端な

気象状況に振り回される我々にとっては、いよいよエネルギーを使いまくったつけが回ってきたかと思うものの、

お天気頼みの日々が続いているのは如何ともしがたい。



槿(ムクゲ)も元気な夏花の一つ、夏中次から次へと開花し続ける。韓国の国花でもある。このムクゲは花柄が
やや大きくて見栄えがした。駅近くの高層マンションの遊歩道にて。



このブログを書いていたら、昼過ぎに急に雷が鳴り、にわか雨が30分程降った。大気不安定は梅雨の終盤の決まり

文句で、言葉は悪いが私は゛梅雨の最後っ屁゛と呼んでいる。これから本格的な夏がやって来るのか、と思うと

ゲンナリするが、野川の水流の回復には大きな台風が2~3個やって来ないと無理なような気がする。そうなると

日本のあちこちに色々な被害が発生するし、我等は大変な時代を生きて暮らさねばならないのか!? と不安はよぎる

が、とりあえずよく食べて良く寝て、身体を良く動かすことで乗り切っていこうかと思う今日この頃であります。



夾竹桃(きょうちくとう)も元気な夏花の一つ、夏の青空にはこの花色が映える。喜多見の住宅街にて。


最近公園の一角や遊歩道のでよく見かけるびっしりと小花を付けた植え込みはジャスミンなのか卯の花なのか? 
それともDNA配合で改良された園芸種なのか? 判断に迷う。強い芳香を漂わす様は両方のDNAを引き継いでいる
と思われるが...野川の遊歩道にて。


トンボ公園の一角に、舟形花壇(というより、古いボートにペンキ塗りして花壇にしてしまった!)に植えられた
マリーゴールドやブルーサルビアの寄せ植えを見た。なんともはや...





さてさて、野川の清流が戻るのは何時の日のことか? 同じく簑和田橋にて。

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