2019年6月11日火曜日

梅雨のあい間の夏花たち




清掃と植え込みの手入れをしている四本桜公園の「柏葉アジサイ」が、今年は見事な花を開いた。3年前には伸び
切ってしまった枝をかなり詰めたために、去年は花が開かなかった。浅めの剪定を心掛けたら、今年は沢山の花が
開き、通りかかる方達も「見事ですね~!」と声をかけていかれる。All Photo by TAKA




関東地方に3日間降った雨もあがって(気象庁はまだ゛梅雨入り宣言゛をしていないが)、ここ3日ほどは晴れ間が

続くようだ。とは言え、南の梅雨前線と北の寒気の押し合いはしばらく続くから、降ったり止んだりのすっきりし

ない天気はしばらく続くだろう。春花が咲き終わり、初夏のバラも終わった。この時期は雨続きと暑さとともに、

花も少なくなるのだが、身近なところで見られる夏花をピックアップしてみた。




この時期に長く咲き続けるアジサイの花、昨今は「ハイドランジア」と呼ばれるハイブリッド種(北米や西欧原産種と
の交配種)が多くなり、大振りの見栄えの良いタイプが増えて来た。育った土のPH度によって、花色が青味掛かったり
赤味掛かったりするのも面白い。




ベランダに置いているクレマチス「プリンセス・ダイアナ」(テキセンシス・ビオルナ系)は、今年もきれいに開花
した。土に下ろして蔓枝をもっと伸ばせば花を沢山咲かせるのだろうけれど、今年も3~4節(2輪が同時に開く)に
留まりそうだ。4弁花・ロート状の赤い花が如何にも愛らしい。





花友宅で今年も花開いたクレマチス「天塩」(パテンス八重系)は、とても元気だ。複層の薄紫花はとんがり花弁ですっきり
した咲風情。通常のクレマチスより花期が長いので、赤味がかった紫 → 青紫 → 白味がかった紫、の花色変化が楽しめる。





多摩川べりの集合住宅の庭で見つけたクレマチス「踊場」(おどりば、ビオルナ系)、下向きに咲く4弁花は花弁の内側
が少し白い。似たような形状で「エトワール・ローズ」があるが、そちらは花弁の縁取りが白い。



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