2010年6月2日水曜日

椿 珈琲店 の、夜は更けゆく

音友UDさんに連れられて訪れたのがきっかけで、この店がすっかり気に入ってしまった。閑静な住宅街の一角、世田谷区喜多見の氷川神社の南に位置する「椿 珈琲店」は、昼は入れたてのコーヒーと店主茂子さん自製のチーズケーキが美味しく、夜はお酒と音楽を楽しめる店だ。
マスターの哲さんは、人ぞ知るギターのコレクターで、何時も店内のギタースタンドには愛用のギターが3~4本並んでいて、お客は楽器を弾かせてもらえる。マスターの鶴岡雅義(東京ロマンチカ)張りのギター演奏に乗せられて歌うと、お客はすっかりいい気持ちになってしまう。カラオケ、ならぬ゛生オケ゛だ。

店を知らせるものはこの小さな看板だけ、知らない人は通り過ぎてしまう All  Photo by TAKA

店名゛椿゛の由来は、入り口脇にある二本の椿の木、春には白と赤の美しい花を咲かせて楽しませてくれる。この夜は、UDさんとDKさんと私が、代わり番子にギターを伴奏したり歌ったり、サブメロディを入れたりソロを弾いたり...そこにマスターのソロが突然入ってきたり。艶のある声でタッキーがシャンソンを歌い、TA子さんが中島みゆきの曲を歌ったり...SA子さんも楽しそうに身体を揺らして聴いている。なんか、歌声酒場のような、また、寛いだセッションのような、はたまた、ホームパーティのような...。普通の人家の1階を喫茶室にしているせいか、とてもリラックスできる空間だ。普段はライブやセッションで気合を入れて歌い演奏している方たちも、ここでは、肩の力を抜いて音楽を一緒に楽しめるのがいい。お酒についてくる肴は茂子ママのお手製で、美味しいのが嬉しい。

前回の訪問のときに、TA子さんの蕗煮をご馳走になったので、今宵は私自製の゛白瓜のカミナリ干し゛を持参した。薬味に実山椒の塩漬けを添えてみなさんに抓んでもらった。瓜のぐるぐる巻きに歓声があがり、青い実山椒に゛舌が痺れるぅ~!!゛ と好評だった。

ゆったりと座れる椅子で弾き・歌い・楽しむ今宵のメンバーたち(右上)
   構えもピタリと決まったマスターのギター、現在レキントギターを物色中(右)


ふと思いついて茂子ママに話したのがきっかけで、このお店で「マクロビォテックな江戸料理と歌を楽しむ会」を開くことを現在検討中。TAKAがレシピと料理を担当し、5品ほどの季節の旬菜を用意し、これを酒の肴にして、参加者には歌あるいは楽器演奏を披露していただき、楽しんで大いにくつろごう!! という会です。和食と音楽のコラボですね。なんか、楽しくなりそうぅ~!

珈琲店 椿:世田谷区喜多見4-25-15  Tel:03-3417-2821

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