2010年10月1日金曜日

酷暑の後には冷秋、芙蓉の花たちあれこれ

  □枯れた葉を整理したら葉が伸び始めたクレマチスの鉢(左)、日焼けした葉と新葉が混じる鉢(中)、すっかり枯れたスイフヨウの鉢(右) All Photo by TAKA
今年の夏の暑さはほんとに酷いものだった。秋分の日を境目にようやく涼しくなったが、冷たい雨が続き一挙に晩秋のような温度になってしまった。さわやかで暖かい日差しの秋に戻ってほしいものだ。
小さなベランダに花鉢を数個置いているが、猛暑の間に水遣りを怠ってスイフヨウの鉢を枯らしてしまった。今年は、白から薄紅・濃紅色に変わっていく゛酔芙蓉゛の咲き様を見ることができなかった。クレマチスの二鉢はなんとか持ちこたえてくれたが、強い日差しで火傷を負い、全葉が枯れたようになってしまった。でも、水遣りを続けたところ、゛お家の一大事゛とばかり新葉が伸びてきた。植物の生命力の強さをあらためて思い知らされた。昨年の夏きれいに花開いていたスイフヨウ
仕事柄、世田谷の喜多見・成城学園や狛江周辺地域をチャリで移動することが多いのだが、個人のお庭や公園・街路樹などで咲く花を見ていると、季節の移り変わりを気づかせられることが時折ある。アオイ科フヨウ属の花は、芙蓉・酔芙蓉・仏桑花(ブッソエゲ)・木槿(ムクゲ)・トロロアオイ・モミジアオイ・タチアオイなど、夏の花として多くの種類がある。私も好きな花なのだが、住宅街の中の畑で園芸種らしき花を見つけた。花弁は筒状五弁花、大きさは直径20cm程ある大きなもので、形はムクゲに似ている。枝姿はトロロアオイのように数本直立しているが、ムクゲのようには立て混んではいないし、びっしりと蕾をつけているわけではない。葉形はムクゲの葉をやや大きくし間引いたようなもので、全体にすっきりした立ち姿だ。白花と紅花があり、鮮やかな咲き様なのでしばらく見とれてしまった。
白花(上)と紅花(下)の二種成城学園で。
              
トロロアオイの花は不思議な形をしている。五弁花に変わりはないが、きれいな丸みを帯びた形はやさしげに見える。夕方の薄暮のなかで横向きでやや下向きに咲くこの花を見ると、なぜか美しい人に出会ったような驚きを感じてしまう。ま、きまぐれな私感かも知れないけれどもね。逆光で見たトロロアオイ、花弁が透けてきれいだった、狛江周辺で。

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