2011年2月6日日曜日

早咲きの紅梅・白梅の下には、日本水仙が香って

早咲き種の「冬至」、白加賀・白難波とともに咲き始め、いい香りを辺りに漂わせている。神代植物園にて
All Photo by TAKA
ようやく寒さも少し緩んできた休日の朝、例によって電動チャリに乗り神代植物園に出かけた。お目当ては早咲きの梅だ。各地の梅便りも聞かれ始め、河津桜の開花もTVのニュースで聞いた。朝晩はまだまだ寒いが、立春を過ぎ季節はゆっくりと春に向かっている。落葉樹はまだ葉を落としたままだが、梅林は白と紅の花でうっすらと色付きはじめていた。
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紅梅の「道知辺」は、紅色がやや濃いが香りはさほど強くない。よく伸びた立ち枝にびっしりと蕾を付け花を次々に開いている(写真上)。枝垂れ梅も早咲きの「白滝枝垂」は、細長く伸びた枝に上から下に花を開いていた(写真右)。咲き初めということもあり、梅林の過半数の木はまだ蕾のままで、私の好きな緑顎種(月影や月の桂)は、顎の緑色も見えない。
梅林の木の下には日本水仙が咲く一角があり、沢山の花たちが春の光を浴びて花開いていた。逆光の中で、花弁の白・花芯の黄色・垂直葉の濃い緑とのコントラストがきれいで、しばし見とれてしまった(写真下)。香りを嗅ぐと、野趣溢れる良い香りがする。少しきついが、これが春の香りだ。
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梅林には、マンサクと蝋梅の林が隣接しているのだが、蝋梅は満開、マンサクは未開花、サンシュユもこれからだ。日刊紙の記事紹介でコラムニストの川柳で、「蝋梅の あわてふためき 咲きにけり」というのがあったが、春に先駆けて咲く様を、狼狽にかけてあって面白かった。蝋梅はさほどに春早い花なのだ。

さて、梅見の後は例によって植物園横の松葉茶屋で深大寺蕎麦をいただくことに。蕎麦入り豆腐を肴に熱燗の日本酒でちょっと温まった後、歯ざわりのよい手打ち蕎麦をいただいた。このまま暖かい春にすぐなるとは思えないが、春の訪れを感じられる梅の花を見られるのは幸せなこと。
ちょっと良い気分になって、園を後にした。


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