2011年2月1日火曜日

車力通りのイパネマに、ボッサは流れる


ボサノヴァのスタンダード曲にオリジナル曲を加えて弾き語りするSATOKOさん Photo by TAKA
前々から案内をもらっていたボサ友SATOKOさんのライブを訪れた。場所は四谷三丁目の車力通りにある゛イパネマ゛、座席・カウンター合わせて14~5人の小さなライブ・バーだ。ここで定期的にライブをしているとの案内をもらっていたのだが、なかなか出ていく機会がなく延び延びになってた。1月末の寒い夜だったが、思い切って出かけてみた。
SATOKOさんとは、中村善郎を師匠とする同じ門下生だった。ボサノヴァの歌とギター演奏を習う仲だったが、ご本人はピアニスト・ギタリストであり、自身のオリジナル曲を持つシンガー・ソング・ライターでもある。ここイパネマでは、ギターの弾き語りでボサノヴァ曲を歌うとともに、自分のオリジナル曲を挟んで歌っていた。
「美味しい水」・「イパネマの娘」・「トリステーザ」などのボサノヴァ・サンバのスタンダード曲を、伸びやかな歌声と巧みなギターのカットワークで次々披露したが、このお店の名前にちなんで「イパネマの娘」は毎回歌う、とのこと。やはり歌い込んでいる曲は声もギターも滑らかで、聴いていてもとても心地が良かった。「宮古の風」や「あいたくて」など、間に挟むオリジナル曲も素敵で、ボサノヴァ・アレンジの「あいたくて」は私も好きな曲だ。クリエーターとしての楽曲創りが、当初からボサノヴァ的なサウンドを志向していたことが注目される。

この夜は、最後の3ステージを聴けずにお店を出たが、定期的に自身の歌と演奏を披露しながら、独自の゛SATOKOワールド゛の表現を深めている彼女に好感を持った。
彼女とは以前荻窪のアルカフェでコラボし、ショートライブに二人で出演したことがある。(09/02/24 TAKAのコラボ第一弾:SATOKOさんを迎えて)
休憩の合間に話したことがきっかけで、5月に私と彼女でジョイント・ライブやろうか!という話が持ち上がっている。詳細が決まれば、また皆さんにご案内をする予定です。お楽しみに!
お客さんに撮ってもらったツーショット、今宵弾いていた彼女のGtはエレアコでした。

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