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□今宵のJovial TAKA Bandのメンバーたち、左より北川立也(Ts)・TAKA(Gt/Vo)・桐原利治(Dr)・Aki(Ba)・内田裕之(Pf) Photo by QP.Murayama
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前日の大雨が嘘のようにやんで、暑さが戻ってきた夜の狛江だった。ライブハウスのアド・ナインスには、多くのお客様(24名)が詰め掛けてくれ、小さなハウスは満席となった。ウッチーと私がギター伴奏して皆さんに歌ってもらい楽しんでいる゛かようかい゛(椿珈琲店で)のメンバーたち(茂子ママ・TA子・HI子・タッキー・MYさん)や学友たち(QP村山・KB・TYくん)、仕事仲間のMHさん・AKちゃん、店常連のNSくんに加えて、ウッチーの奥さん(何時もライブの時は旦那様の演奏を聴きに来られる)・ピアノの先生ご夫婦・学友・他バンドの仲間、それにお店のお客さんたちや立也くんの彼女など...20代から60代まで、老若男女が集まってくれた様はなかなか壮観だった。
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5月に荻窪のアルカフェでやった「ジョビアゥ・タカ and 佐藤真規ジョイントライブ」も、おかげ様で満員御礼だったが、私の毎年春・秋のライブには必ずオリジナルの新曲を発表すること、ボサノヴァとそれに加えたワールドポップスの新レパートリーを何曲か入れることを目標にして、ここ3年ほどライブ出演を続けてきた。その際、「ボサノヴァの伝道師」を自認する私は、演奏曲の歌詞和訳を自分で試み、それを綴った小冊子を用意し、来場の皆様に提供してきた。とかく雰囲気だけに捕らわれがちなボサノヴァ・サンバの歌詞内容が解るように、愛や人生を歌った素晴らしい内容の世界であることを紹介するように勤めて来た。歌っている内容が解れば、ボサノヴァの魅力をより感じていただけるものと思い、それはこれからも続けていくつもりだ。
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当夜の演奏曲を以下紹介する(プログラムをそのまま載せるので、クリックして拡大し見てください)。アンコール曲は「イパネマの娘」だった。
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今回の選曲には、ポルトガル語のボサノヴァ・サンバ・ショーロの他に、ワールド・ポップスを結構入れたので、フランス語の「男と女」、スペイン語とイタリア語の「ヴォラーレ」、英語の「オール・オブ・ミー」、そしてオリジナルの日本語で結果6ヶ国語で歌うことになった。私の中では、洋の東西を問わず゛美しいメロディと美しい言葉゛の曲であれば、何でも歌っていきたいので何の矛盾もない。
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今回のライブに備えて、リハを何度も重ねてきた(私とウッチーとキリさん中心に)が、発表曲に難度の高い曲が多く、2/4と3/4と4/4拍子が混じる「男と女」、サンバ・アレンジでやはり2/4と4/4拍子が混じる「ヴォラーレ」、スロー・サンバ「11時の汽車」など、バンドを組んでの音合わせに苦労した。
しかし、段々に音が合ってきて本番ではとてもうまく演奏できた。Pf のウッチーには、各楽器の構成と進行を統括してもらい、音作りするのに大変お世話になった。Pf のカウンター・メロディとアドリブ演奏はウッチーの独壇場で、流麗なピアノ・サウンドで私の歌をおおいに盛り上げてくれた。キリさんのドラムも、シンプルでいい音を刻んでくれるようになり、ボサノヴァやサンバのドラミングもコツを掴んでくれたので、私のGtと歌もリズムに乗れるようになり、本番ではとても気持ちよく歌えた。二人にはとても感謝している。小気味いいベース音を聞かせてくれた千秋さん、アドリブ演奏も段々滑らかになった立也くんも、若い二人が私の歌を良く盛り上げてくれたと感謝している。
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□プログラムに載せた歌詞の和訳(上)
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もうひとつ、このライブの課題として私は歌とGt伴奏の他に、ソロ演奏を皆さんに披露した。イントロのGt ソロを5曲(Vou Te Contar、Volare、Beside You など)、ソロパートを2曲(カーニヴァルの朝、コーコバード)、アドリブを1曲(Só Danço Samba)、なかなか難しかったが、少しづつソロ演奏が増えて来ている。まだまだ稚拙ではあるが、これからもソロ演奏に挑戦していきたい。
また、大音量のドラム・サックス・ベースが入ったバンド演奏で、ナイロン弦のクラシックギターのナチュラルな音を、如何に適度な音量で客席に届けるかも大きな課題だった。このPA調整には、自身で用意した小型コンデンサー・マイク(DPA4099)とアコースティック・アンプ(AER Compact 60)を使い、ハウス担当の西澤さんにお世話になったが、一応の成果はあった。しかし、まだまだ充分ではないと感じている。これは、これからの課題として残った。
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ステージの休憩時間とライブが終わってから、何人かのお客さんとお話が出来た。地域・サービスの仕事仲間のMHさんとAKちゃんは、初めて私のライブに来てびっくりしたようで、「タカさん、こんないいことしてたのねぇ~、楽しかったよ~!」と言ってくれた。「11時の汽車」が大好きな茂子ママは、とても喜んでくれて強い握手をしてくれました。HIさんからは、例の辛口で「笑顔が足りないよ、笑顔、笑顔ね!」と叱咤激励をいただいたが、ステージでは結構緊張していたかも。あまり親父ギャグを飛ばさなかったしね。
ピアニストのMYさんからは、「私、ボサノヴァ大好き。タカさんの歌は飾ってなくて気持ちいいよ」と言っていただけたのはとても嬉しかった。学友で「ザ・タペストリー」のドラム担当のQP村山からは、曲の歌詞和訳とオリジナル曲譜面を載せたプログラムについて、「プログラムをデザインして作るのは手間かかるだろう?」と言われたが、「ファン・サービスのつもりで作ってるし、なんせ゛タカ製本工房゛の手作りだからね、シコシコやって作ったんだ~」と返事した。多めのつもりで20部用意したのだが、お手元に届かなかった方、ごめんなさいです。
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ライブ本番の時は結構ハプニングも起こる。メンパー同志で廻す曲の演奏順序を間違えてしまったり、演奏予定のない廻しを振ってこられたり、小さなハプニングはあったが、全体として概ね良好だったのでほっとしている。私自身は、歌をとても気持ちよく歌えたし、Gtのカッティングもスムースだった。ただ、ソロ演奏にはまだ課題が残ると感じている。もうひとつ、とても嬉しかったのは、私のオリジナル曲「ときめきの夜」を来場の皆さんが一緒に歌ってくれたこと。「♪ ほろよいのぉ~♪ ♪ ♪」の部分は一緒に歌えるように曲作りしてあるのだが、追っかけで皆さんが歌っていただいたので、とても盛り上がりました。
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私の学友・TYくんは、私のライプ・デビューからの歌と演奏をほとんど聴いてくれているのだが、「楽しい夜だった!」という感想とともに、「やはり、『あなそば』が皆に愛されているんだなぁ。『ときめきの夜』は、聞き込まないと良さが解らない気がする。」とメールをくれた。鋭い指摘だが、その辺りの経緯は、私のブログ(11.3/19 ときめきの夜の項)にも載せているので、興味ある方は覗いてみてください。
ほんとに、皆さん来場ありがとうございました。これからも、新しいオリジナル曲とレパートリーを皆さんに聞いていただけるよう精進していきますので、またライブにいらしてください。
よろしく~です。
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