2013年6月28日金曜日

ジャズ・ボッサ、セッション、そしてボサノヴァ会



「三月の雨」 をコラボするAさん、古井さん、野津さん(左から)、2人の歌とギターの掛け合いがとてもよかった。賑やかな夜だった音楽酒場ピックにて All Photo by TAKA
先週は、珍しく3日続きの音楽会となった。音友たちの歌と演奏を聴いたり、私もステージに立ったり、またセッションで掛け合いをしたり、おかげさまで楽しい音楽時間を過ごさせてもらっている。ライブハウスや音楽スポットで、ステージに立ち始めたのは2006年からだから、ここ7年間ほど歌とギターで皆さんと遊んでもらっていることになる。最近は、バンドを組んでライブすることも多くなったが、音楽表現のベースはやはり個性が大事と思っているので、色々な機会に皆さんと接して刺激をいただき、自分の表現を磨けるのはとてもありがたいことだ思う。ギターも持たず(背負っていくのがしんどくなった!?)、楽譜も持たずに出かけることも増えているが、その場で思い出して歌ったりギターを弾いたりも、段々に格好がつくようになっている気がする。気軽な場所ではそれでいいのだが、やはりちゃんとしたライブでは、まだまだそうはいかない。
21日の夜は、経堂音楽酒場ピックで、月一度(第3金曜日)の「Jazz and Bossa Nova Night」。ここ一年ほどは、このライブハウスが私のお気に入りで、バンドのライブ開催(ザ・タペストリーとタカバンド)や、定例イベントの出演等に利用させてもらっている。この夜は、先日のタペストリー・ライブでお会いしたKMさんとIJさんが聞きに来てくれた。
KMさんはもう70代に入っておられるが、若い頃から銀座や赤坂などのライブハウスで音楽を聞くを楽しみにして来られたとお聞ききした。最近の私は、ジャズ・ボサノヴァ・ワールドPOPS・日本のPOPS・オリジナルなど、ジャンルに拘らない歌を歌うことが多いが、歌詞の内容がわかりやすいように、ポル語や英語を自分で訳して日本語詞をあわせて歌うことが増えている。聞いて頂けるお客様に、その曲の世界をよりわかりやすく楽しんでいただけるように、との目論見でもある。この夜もジャズとボサノヴァのスタンダード曲を原語と日本語詞で歌った他に、昭和歌謡の「黄昏のビギン」をKMさんのために弾き語りして、とても喜んでいただいた。


 チャーリーのベースとSTさん(Dr)とMUさん(Pf)のトリオで「酒バラ」の共演、歌で私も入り、「ALL of Me」、「サマータイム」をセッション、なかなか楽しかった。 経堂マレットにて。
翌22日(土)は、我が音友ウッチーの主催する゛ジャズ・セッション゛の第1回目が、経堂のカフェ・マレットで開催されるというので、彼に呼ばれて一緒に仲間に入れてもらった。このお店は、以前(2010年12月)に、ウッチーたちとタカバンドのライブをした事のある馴染みの店だ。久し振りにマスターにお会いして挨拶を交わしたが、彼がちっとも変わっていなかったのが嬉しかった(元から胡麻塩頭だったが!)。セッションの合間にいただいたハンバーグも相変わらずの味で美味しかった。
このマスターは早稲田のジャズ研出身、ビルの大家さんも同じ、ウッチーも早稲田のジャズ研、STさんとMUさんは、東工大のジャズ研出身とのこと。なにやら、元大学ジャズ研・対抗セッションの趣きがしたが、私はジャズ研ではないからね。
この夜は、ピアノ2人、ドラム2人、ギター1人、歌1人、ベース1人の計7人が出演者、聴いてるお客が6人という具合で、程々の混み具合。客席の反応も良く、リクエストもありなかなか楽しかった。この日私が歌った「サマータイム」は、日本語詞を作って初めて披露したのだが、思いのほか反応がよく、ウッチーからは「タカさんの新境地で、よかったよー!」と言われて、ご機嫌だった。ギタリストのKAさんとは初めての顔合わせだったが、ボサノヴァ好きの彼から、「トリステーザをやろう!」と誘われて、歌とギターの掛け合いをしたが、これがまた楽しかった。




<左より>チャーリー(Ba)、ウッチー(Pf)、キリ(Dr)とKAさん(Gt)のコラボで、ブルースのセッションをブィブイ!かなり賑やかだった。



昼下がりにスタートしたボサノヴァ発表会、(左から)ギターの名手多田さん、歌とバスフルートはKAYOさん、ベースはIWさん、(「ソ・ダンソ・サンバ」など)
田園都市線高津のタナカヤ・スタジオにて

青山教室(中村善郎)が主催する゛ボサノヴァ発表会゛が、何時ものタナカヤ・スタジオで開催されたのが翌23日(日)。お昼から始まった発表会と、その後の2次会でボサ友たちの歌と演奏を、今回もたっぷり聞かせてもらった。ボサノヴァの歌を習い始めたばかりの人から、歌もギターも年季が入っている人まで、また二次会では、歌やギターを教えている先生もいれば、ライブ活動を続けておられる方もいて、色々な方のボサノヴァ表現を聞くことができたのは、とても楽しかった。

この日一番客席が沸いたのは、TMさんの歌を、娘さん夫婦とお孫さん(1歳)が聞きに来られたこと。「Vivo Sonhando」などを歌う゛ジイジイ゛に合わせて、「ワァ~!」とか「ワォ~!」とか歓声を上げていたのには、皆さんもびっくり。
う~む、恐るべしボサノヴァ・ベイビー!!

主催者の1人タッキーに促されて、私は2曲を披露した。「サマータイム」を4ビートのジャズでゆっくり歌ってから、早目のボサノヴァ(シンコペーション)でもう一度、最後に再びジャズで日本語詞で歌ってみた。歌い終わると、シ~ンと静まり返った客席から大きな拍手をいただき、確かな手ごたえを感じることが出来た。もう一曲は、最近気に入っている「オルフェのサンバ」。
サンドイッチを食べたり、シャンペンやビールをいただきながら、歌と演奏が続く二次会を早めに失礼したが、会場に機材を持ち込み、手分けして飲食物を用意して開催する゛手作りのボサノヴァ会゛(会費3,000円)もいいな、と思った。音楽を愛する人たちが一堂に会して、寛いだ時間を一緒に過ごせるのはとても貴重なことだと、あらためて思った。主催者の皆さん、出席者の皆さん、お疲れ様でした。また呼んでください。

3日間の音楽漬けをしてみて、自分自身もなんだか゛融通無碍(ゆうずうむげ)゛の音楽表現に少しづつ近付いてきているのかな、と思った。自由に歌と演奏をパフォーマンスして、聞く人と一緒に楽しめる、というのは芸の理想だと思うのだが、ずっと続けてきた歌とギターの練習と、一緒に共演してくれる音友たちのおかげで、寛いで音楽を楽しむことの出来るステージに自分も 入りつつある気がする。継続は力なり。

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