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その後、9月初めの好天の午後、少し長めの距離をサイクリングしてみようと思い、近くの水神を基点に多摩川原橋を渡り、対岸の矢野口から二子橋までをぐるりと廻ってみた。猛暑が収まって、初秋の涼しい風が吹き渡りとても気持ちが良かった。丁度ざら瀬が続くポイントを見つけ、用意していた竿を出し毛鉤をセットし、流れに乗せてみた。ビクンッと当りがあり、婚姻色に染まったオイカワのオスが掛かってきた。
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□上流域のポイントで竿を出している私。この日はまた夏日がぶり返し、暑さのためが魚は遊んでくれなかった。(上)
□中流域のポイント、ざら瀬が続く好ポイントだった。(下)
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曇り勝ちの平日の夕方、風も強くなく、他に釣り人は誰もいない。色々な好条件が重なったのかもしれないが、1時間ほど竿を出した間に、20匹ほどの魚が針にかかり、この川の魚影の濃さを体感した。
離れたところで見物していた若い男性が、近くによって来て、「よくつれますねぇ~」と声を掛けてきた。ルアーやフライなどの釣りをやっているのだが、なかなか釣れないとのこと。しばらくの間、釣り談義をしながらの釣りとなった。
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□小さなウェストポーチにすべて収まってしまう仕掛け。毛鉤(セットやスペァー)は、子供でも使えるような簡単なものだが、昨今の釣具店では、あまり置いていないかもしれない。(上)
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上は3,9mのつなぎ竿(グラスファイバー製)、下は5,4mのつなぎ竿(〃)、軽くて丈夫なので、長時間竿を振っていても疲れが少ないのがよい。(下)
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その日釣れた魚はすべて川に放流した。カメラも持参していなかったので、写真を載せられないが、ネットで見つけた画像を載せておきます。婚姻色に染まって輝くオイカワの魚体は、素晴らしくきれいだったことを付け加えておきます。
□二ヶ領上河原堰堤から上流を臨む多摩川の景色、初秋の午後の陽射しが眩しい。丁度、『天使の梯子』(雲の切れ間から差し込む、幾筋もの神々しい光)が見られた。両岸の堤には、サイクリングとランニング用の舗道が整備され、行きかう人も多い。
All Photo by TAKA and RK
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狛江市に移り住んでから、はや10年となる。まことに月日の過ぎるのは早くて、あっという間のような気がする。花木の緑が多く、空気がきれいなこの町を私は気に入っているのだが、今では、地元のじい様・ばあ様、障害のある方や難病の方をケアする゛地元サービス゛を続けながら、地元のミュージシャンや音楽仲間と近所のライブハウスで遊んでもらい、電動チャリで近辺の花名所や自然スポットを訪れる日々。買い物も、お気に入りの食品スーパーオオゼキやホームセンターのユニディなどでほとんど間に合ってしまう。都心のファッション・ショップや都心のライブハウスに行くことも稀になってしまった。それでいて、何の不自由も感じていない。
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□堰堤の広い川面に初秋の風が吹き渡り、とても気持ちが良い。堰堤上の電線には、スズメの大群が三段に並んでいた。♪電線に、スズメが三羽並んでる~♪(電線音頭)を思い出してしまった(笑)。
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対岸の川崎市と此岸の狛江市の間を流れる多摩川は、ウォーキング舗道が広く整備されているで、朝夕犬との散歩を楽しむ人や、しっかりと走リ込む人や、サイクリングする人などが行き交い、なかなか賑やかだ。春の桜の時期には、数キロに渡る桜並木の花を楽しむ人が訪れ、河川敷のサッカー場や野球場で、ゲームを楽しむ人も多い。毎年開催される「調布市花火大会」では、この河川敷にある多摩川緑地公園などが会場となり、何万人という観客が花火を楽しむのだが、丁度自宅の部屋(3階)からこの花火がよく見えるので、ビールを飲みながら観賞させてもらった。まことにきれいな眺めだった。
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時折、この舗道を自転車でゆっくり走りながら、川の眺めを楽しむことはあったが、この川で遊ぶことは思いつかなかった。ところが、昨年の秋、長野市郊外を流れる裾花川で釣りをしたことがきっかけで(2012/9/30「故郷の川で、魚に遊んで~」を参照のこと)、長い間封印してきた『釣りーフィッシュング』を、そろそろ解禁して楽しんでもいいかな、と思うようになった。
この話を始めると長くなるのでまた別の機会に譲るとして、この夏7月初めに食友のRKさんと多摩川上流にドライブした時、河原を吹き渡ってくる涼風の中でいただいたサンドイッチがとても美味しくて、とても楽しかった。朝早起きして、珈琲を入れてポットに詰め、スライス・チーズとクレソン、野菜の白和えとハムの簡単なサンドイッチを作って持参したのだが、戸外でのハイキング気分は、とても爽快だった。
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その折に、多摩川のざら瀬(淵から流れ出す水深の低い浅瀬)に持参したグラス竿と毛鉤を使って浮きを流してみたところ、すぐに当りがあって、2匹のオイカワ(ヤマベ)が釣れた。「ふーむ、結構いるもんだ!」と思いつつ、この川で気楽な釣りを楽しむのもいいかな、と感じた。□
その後、9月初めの好天の午後、少し長めの距離をサイクリングしてみようと思い、近くの水神を基点に多摩川原橋を渡り、対岸の矢野口から二子橋までをぐるりと廻ってみた。猛暑が収まって、初秋の涼しい風が吹き渡りとても気持ちが良かった。丁度ざら瀬が続くポイントを見つけ、用意していた竿を出し毛鉤をセットし、流れに乗せてみた。ビクンッと当りがあり、婚姻色に染まったオイカワのオスが掛かってきた。
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□上流域のポイントで竿を出している私。この日はまた夏日がぶり返し、暑さのためが魚は遊んでくれなかった。(上)
□中流域のポイント、ざら瀬が続く好ポイントだった。(下)
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曇り勝ちの平日の夕方、風も強くなく、他に釣り人は誰もいない。色々な好条件が重なったのかもしれないが、1時間ほど竿を出した間に、20匹ほどの魚が針にかかり、この川の魚影の濃さを体感した。
離れたところで見物していた若い男性が、近くによって来て、「よくつれますねぇ~」と声を掛けてきた。ルアーやフライなどの釣りをやっているのだが、なかなか釣れないとのこと。しばらくの間、釣り談義をしながらの釣りとなった。
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□小さなウェストポーチにすべて収まってしまう仕掛け。毛鉤(セットやスペァー)は、子供でも使えるような簡単なものだが、昨今の釣具店では、あまり置いていないかもしれない。(上)
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上は3,9mのつなぎ竿(グラスファイバー製)、下は5,4mのつなぎ竿(〃)、軽くて丈夫なので、長時間竿を振っていても疲れが少ないのがよい。(下)
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その日釣れた魚はすべて川に放流した。カメラも持参していなかったので、写真を載せられないが、ネットで見つけた画像を載せておきます。婚姻色に染まって輝くオイカワの魚体は、素晴らしくきれいだったことを付け加えておきます。
□オイカワのオス(上)とウグイ(下)、ともに「趣味はフライフィッシング」より。
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最近の私は、高校時代の友人達とバンドを組んで遊んだり、子供の日々や30代に熱中した釣りを再び始めたり、随分と昔帰りしている気がする。夜の盛り場を彷徨することもなく、都心のライブハウスで盛り上がることもなく、もっぱら地元で気楽に楽しんでいる気がする。
そういえば、『あまちゃん』(連続TVドラマ)でも、♪ 地元へ 帰ろう、 地元へ 帰ろう ~♪ なんて歌っていたなぁ...
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