2013年9月19日木曜日

初秋の多摩川で遊ぶ:その②Sunset River






多摩川五本松公園付近から見た夕陽、沈み始めから約15分、飽かずにずっと眺めていた。
(上から、沈み入り/ 半分没/ 沈み終わり)All Photo by TAKA

日本各地に、大雨・洪水・突風・竜巻の被害をもたらした台風一過の翌日、昨日のことが嘘の様な爽快な秋晴れのとなった。午後から自転車で、多摩川のサイクリング道路をゆっくりと走った。多摩川べりの水神(地名)まで、自宅からチャリで五分、川面を渡ってくる風は爽やかで、事の他気持ちがいい。チャリを止めて、刈り込まれた堤防の草地に座ると、遮るものが何もない360度のパノラマだ。台風が、空の塵・芥をすべて流してしまった様な、澄んだ青い空と巻雲の白い雲が素晴らしかった。毛状雲と「鉤状雲」(雲の端が鉤のように曲がっていて、コンマの形になっていたり、雲の一方の端が房状になった巻雲をいいますー『空の名前』高橋健司著より)も出ていて、いよいよ秋だな、と実感した。昨日の大雨で、流石に川の水量は大幅に増して、ニヶ領の堰堤からはゴウゴウと音を立てて川水が落下していた。

ご一緒したRKさんの気付いた声でふと見上げると、太陽と同じ高さに浮かぶ白雲が、プリズムのように色鮮やかに輝いていた。小さな虹のような、でもブリッヂにはなっていない小さな輝き。その輝きは、時間の経過とともに約7分ほどで薄れて消えてしまった。
後で例によって『空の名前』で調べてみたら、「幻日(げんじつ)」だと解かった。太陽と同じ高度の周囲に現れる巻層雲の「暈(かさ)」のことで、光の輪や弧の形を描き、太陽から近い方が赤色、遠い方が紫とのこと。ほんとに珍しいものを見ることができて、なんだかすごく得をした気分だった。
鉤状雲と幻日と青い空のミラクルショット。



 夕方近くなってくると、涼風を求めてジョギングする人、しっかりランニングする人、広い草地で犬を遊ばせる人、夫婦で話しながらゆっくりと歩く人...急に人が増えてきた。まだまだ暑い日中を避けて、涼しくなったこの時間帯は、格好の散歩と運動のタイミングなのだろう。しばらくチャリで舗道をゆっくり走った後、日没を見ようと五本松公園近くの堤防の草地に座って夕日を眺めた。丁度、増水した本流の流れと、手前の別の流れ込みのふたつの川面に、夕陽が反射して輝いていた。ここでも、「三つの夕陽」を同時に見ることができた。こんなスーパーショットは、私自身も初めて!!
上に載せた3枚のフォトは、川向こうの山並みに沈み行く夕陽を撮ったものだが、白い巻層雲と真っ青な空、二つの川面に映る夕陽が素晴らしくきれいだった。

車での移動に慣れていると、駐車場の場所やや交通規制などのために、限られた場所でしか景色を眺めることが出来ない。自転車に乗ったり歩いたりでは、思いのままの場所で景色を眺めたり、持参したお茶を飲んだりやお弁当を広げたりもできる。若い頃や子育て時代と違って、時間だけはたっぷりある。゛ユックリズム゛もなかなかいいものだ、と感じる今日この頃であります。


 4年と5ヶ月の間ほぼ毎日乗っている私の電動チャリは、日々の足。これで、世田谷・狛江・調布・府中の街々を走り回るのだ。
横はRKさんのママチャリ。

かすんだ雲がなければ、富士山がくっきりと見えるのだが、この日の夕方は、うっすらとシルエットが見えただけ。雲のないときに見られる富士山の姿が楽しみだ。













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