2014年5月22日木曜日

ジョビアウ・タカ バンドライブ(第5回)・その②



今回もライブのMCを担当、淡々とした話し振りなので、お客様に喜んでいただけただろうか?
曲の歌詞内容やエピソードも併せて紹介した。 Photo by hiroko

ジャズ・ナンバーの『It Could Happen To You』(インスト)で始まった1部ライブを聞いて、来場の皆さんは、

このバンドのバックの実力をつぶさに感じたに違いない。それぞれのソロ演奏を挟んで軽快ににライブは

スタートした。偶然の選曲だったが、映画『黒いオルフェ』のテーマ曲(挿入歌)が3曲入っていた。乗りの


いいサンバ曲:『オルフェのサンバ』(ルイス・ボンファ曲)、軽やかなボサノヴァ:『フェリシダージ』(トム・ジョ


ビン曲)そして名曲のバラード『カーニヴァルの朝』(ルイス・ボンファ曲)。『オルフェのサンバ』については、


後でQP村山が「キリさんのドラムが、ポッサもサンバも、以前より上手くなっていましたね。」とメールをく


れた。『フェリシダージ』は、ウッチーのEl.Pfの音が軽やかで、スピード感のあるこの曲をうまく表現してく


れた。やはり、この日のライブでも一番出来が良かった(と私は感じた)『カーニヴァルの朝』は、私のゆっ


たりとした歌に始まり、2コーラスはウッチーのやや哀愁を帯びたピアニカ・ソロ、3コーラスはKAZAのキレ


のいいベース・ソロ、そして4コーラスが再び私の歌でアドリブ、全体をキリさんのドラムが静かで小気味よ


いリズムを刻んでくれたので、とても上質な音作りができたと感じた。歌いながら、こんな素敵なメンバー達


とライブが出来る幸せを私は噛みしめていた。

2部の最初にやったオリジナル曲:『君に酔ってしまいそうな夜』(君酔い)は、この日聞きに来てくれたQP


村山作詞で曲を私が作ったのだが、ライブでは初めてGt弾き語りで披露した。シンコペーション(後乗り)


とアンティシペーション(前乗り)が交差するサンバのリズムは、バンドで合わせるのがなかなか難しいのだ


が、メンバーにわがままを許してもらいソロで表現した。うまくリズムに乗れたと感じたが、いつもコーラス


でこの曲に参加してくれる原ちゃんが、「タカさんのソロは、自由で洒脱で、何時もと違う曲のようだった。」


と後で感想を寄せてくれた。続いて歌ったオリジナル曲:『あなたの側で』(あな側)、もう何度も歌っている


のだがこの日の出来はとても良かったと感じた。私の声もよく出ていたが、キリさんのDr(ブラシ)がとても


いい雰囲気だったし、ウッチーのEl.Pfの音がとても柔らかかったし、KAZAのBaはゆったりと長音で刻ん


でくれたし、歌いながら私はちょっと目頭が熱くなってしまった。こんな経験もライブでは初めてだった。

私のライブでの新曲披露の中で、今回初めて取り組んだ『ヂザフィナード』(音痴)は、ボサノヴァのなかで


も上級曲と言われる曲なのだが、ややゆったり目のリズムに乗って気持ち良く歌えた。最初の曲をうまくス


タートできると、その日のライブにいい流れが出来る気がする。日本語詞も解りやすく作れたので、お聞き


いただいた皆さんにも曲の世界が身近に感じられたと思う。『11時の汽車』もライブ初披露だった。ガウ・


コスタが歌った原曲は、超スローなサンバなのだが、この日はゆったりとしたボサノヴァで歌ってみた。11時


の最終汽車に乗るのために、引き留める彼女に「行かなくちゃ~!」という彼のセリフを後半少し変えて


日本語詞を作った。なかなか面白い曲なので、今後のライブでも、ウッチーの好きな『アントニコ』とともに


歌っていきたいと思っている。私の作るボサノヴァ日本語詞については、聞いただけでは解りにくいボサノ


ヴァのポルトガル語の内容がよく解るということで、好評をいただいているが、日本語の歌詞として上手く


出来ていることも大切なので、今後も詞としての完成度も追求しながら、挑戦していきたいと思う。私自身


も、自分で作った『コルコヴァード』や『アントニコ』が歌いやすくて好きである。



ライブ終了後、場所を「椿」に移しての打ち上げ会、茂子ママの心づくしの手料理で乾杯し、メンバー3人であれこれ話す
ことができた。ハジメちゃんとタッキー、加わった3人のお客さんと歌会が始まり、また盛り上がってしまった。やれやれ...
Photo by Master

今回のライブでの反省点は、やや曲目が多かったことだ。来場のお客様に対しては、できるだけ沢山の曲

を用意して楽しんでいただくのが大事なのだが、1曲ごとの多様な表現追及も大切だと感じた。特に後半


に向かって、お客が盛り上がれるパーフォマンスを考えると、PfやDr、Baのソロをもっと取り入れて、歌と


組み合わせたほうが良かったと思う。最後の曲『アヒル』を3コーラスで終えた時、私自身もそのことを感じ


ていた。曲数は少し絞って、各曲毎の表現方法をもっと工夫していくのが課題だ。この点についてはウッ


チーも言っていたし、この日色々と手伝ってもらったhirokoさんからも感想が出た。QP村山も、後半もう


少し盛り上げてほしい感じがした、とメールしてくれた。


もう一つは、曲のメリハリをしっかりつけるには、イントロとエンディングをはっきりきれいに表現すること。


今回は、最終的に本番で合わせる、という方法をとったのだが、やはりメンバーが揃ってのリハは最低限


必要だ。参加してくれたKAZAからも、「終わり良ければすべて良し、というのも大げさだが、エンディング


が決まると拍手が多いのは事実です。」とのコメントを寄せてくれた。


しかしながら、タカバンドでやった今までの5回のライブの中では、今回が一番質的レベルが良く、また、

曲内容もよかったと思う。1部の最後に『スターダスト』を歌いながら、以前だったらこんな素敵な、また歌


も演奏も技量を要求される曲は出来なかったのに、このメンバーで出来たことはとても嬉しいことだと感じ


ていた。歌もギターも、今回のライブはとても気持ちが良かった。


色々な課題はあるけれども、私たちの歌と演奏を聴いて下さるお客様がいる限り、これからも精進して

ライブを続けて行こう! と気持ちを新たにした今回のライブだった。来場の皆様、そしてこれからも私たち


の歌と演奏を応援して下さる皆様、またライブでお会いしましよう!



<お知らせ>


今回のライブ動画を編集中です。編集が済み次第、近々YouTubeにて公開しますので、どうぞお楽しみに。


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