2016年8月30日火曜日

普通運転免許・再取得奮戦記(府中試験場)ーその3:仮免学科試験と貸コース練習




『わかる 身につく 交通教本』:全日本交通安全協会 編集・発行 272円(本体・送料込み)、安全運転の
知識・交通の方法に関する教則などが詳しく解説されている小冊子、免許取得のための必携本。1回目の
仮免技能試験で不合格となり、試験官に「右折・左折の仕方を教則本で勉強なおしてまた来てください。」
と言われ急遽入手。


仮免学科試験の朝(6月21日)は早起きして軽く食事を済ませ、府中運転試験場に向かった。前述の試験問題集を2回

演習し、解説もしっかり読んだので不安はなかった。電チャリでつつじヶ丘駅まで⇒京王線で多磨霊園駅下車⇒バスに

乗って府中試験場着、試験場は、免許の書き換えをする人や受験者で混んでいた。係員に案内されて仮免学科試験の

受付(費用は2,850円)をし、適性試験(簡単な視力検査等)をしてから3階の学科試験室に入った。開始前の試験監督官

の話によると、学科試験は本免許(第一種・第二種)も、仮免許も全て同じ教室で行われる、とのこと。仮免許は30分

本免許は50分、試験時間が過ぎればマーク式の解答用紙と試験問題用紙を監督官に渡して退室する。試験問題用紙を

持ち帰ることはできない。9時30分頃から試験が始まった。問題用紙は、試験室前方にあるキャビネの引き出しから出さ

れて受験者に配られる。幾つかのパターンがあって繰り返し使われているようだった。マークシートは、50問が上下に

分かれた四角空欄を塗りつぶして正解・不正解の回答する。間違えないように注意しながら解答し、見直してから終了

前に退室した。2問ほど?というのがあったが、概ね回答できたと思った。合否の結果は、1時間程後で同じ試験室で発表

れる。市役所の書類交付待合室の電気掲示板のような画面に、自分の受験番号があったので、合格を確認しほっとした。


「合格者は、仮免技能試験の予約手続きをして下さい。」と案内され、2階の受付で技能試験予約カードをもらい、コン

ビニの小さな端末機のような画面で予約可能日を検索すると、何と3週間後の7月12日からしか空きがなかった!!とりあえ

ず、7月12日に技能試験の予約を(試験手数料2,850+車両使用料1,550=4,400円)したが、「鮫洲の試験場改築中

影響で府中は混んでいるよ」とか、「府中での一発試験は大変だよ! 試験官も厳しいっていうし... 」とのうわさは本当

だった。ここから私の苦戦苦闘(大袈裟でなく)が始まるのだが、とにかくその日は、学科試験の合格に気をよくして、

「案外早く免許証がとれるかも~!」と喜び勇んで家に帰った。





 上北沢自動車学校のコースの様子、実際は夜間の練習だったので夜間照明があってもコース内は暗かった。マイカー
持ち込みや、近辺教習所の練習車と教官同乗で練習している人もちらほら。ここでの練習のお蔭で、車両感覚とハン
ドル操作をようやく思い出すことができた。画像は当校HPより。


あっさりと仮免学科試験を通過したので、早速その週の週末に調べておいた上北沢自動車学校に行ってみた(6月24日)。

場所は小田急線の経堂駅からバスで10分位だった。同乗役をお願いしていたHIさんと一緒に受付をし(免許証や身分証明

書を提示)、初回なのでとりあえず練習車も借りてみた(貸コースと貸車両で3,400円)。案内された車は、えらい旧式の

タクシー車の様なセダンで、こんなどでかい車は操作しにくいなぁ、と思いながらコースを周ってみた。その車によって

ハンドル操作感覚もブレーキ・アクセルの踏み具合も違うのだが、件の練習車は何だかふわふわしていて頼りなかった。

「なんか、マフラーからガス漏れしているみたいで匂いがする! 自分の車を持ち込んだ方がいいわよ!」とHIさんも参った

様子。でも、50分の間、周回コースで時速40㌔走行を試したり、左折・右折・カーブ回りをしたり、縦列駐車・クランク

・S字をやったり、踏切・坂道・信号交差点を通過したり、コンパクトなコースを一通り走って練習できた。結局この貸

コースへは合計4回(2回目以降は、HIさんの車を持ち込んで貸コース料のみ2,050円)行って練習したのだが、そのおか

げで運転感覚を大分取り戻すことが出来た。


私のマイカー遍歴 3代目:HONDA アコード・5dr ワゴン 1800(1984年新車) AT


日本の車も室内のレイアウトや性能・ハンドル操作も大分良くなって来た、ということで、使い勝手の良い国産ワゴン車を
入手した。パワーステ・パワーウィンドウ・AT運転はラクチンだった。走行性能もまあまあだったのでしばらく乗ったのだが、
アメリカ仕様の大雑把な味付けになかなかなじめなかった。2代目VWゴルフのキビキビした走り、コンパクトで明るい室内、
吹き上がりのいいエンジンとキレのいいハンドルを思い出して、結局1年間乗っただけでこの車は手放してしまった。ボデー
色はシルバー・メタリックだった。画像は中古車ディーラーのHPより。


<この項つづく>

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