■雲一つない冬晴れの青空からは燦々と陽が降り注ぎ、紺碧の海は真昼時の風に波立っていた。手前には寄せる白い
波と砂浜、右方には薄っすらと大島の島影と白い雲が見える。静寂と晴朗の相模湾、一服のくつろぎ時間だった。
All Photo by TAKA
季節は、北の乾いた冷たい寒気と南の温かく湿った暖気のせめぎ合いで、立春は過ぎたとはいえまだ寒い日が続いた
かと思うと、突然春の陽気がやって来たりする。一歩一歩春が近づいてはいるが、まだまだ雪が散らつくような日も
ある。そんな中、風は強かったが冬晴れの青空を見て、海に行ってみようということになり、時折出かける三浦や
葉山ではなく、西方向の大磯・小田原方面に車で繰り出してみた。HIさんと鶴川で合流し、私の運転で16号線→
東名→小田原厚木道路と自動車専用道路を乗り継ぎ、二宮ICで下りた。大磯方向に向かうつもりが下り方面に道を
間違え、そのため東海道線を潜って海岸近くの国道1号を大磯方向に再び走った。途中海を見れないかと海岸に向か
ったら、西湘バイパスの西湘二宮で、また道を間違え下り線に入ってしまった。小田原方面に向かう途中、車中から
見える海があまりにきれいだったので、下りの西湘SAに車を入れた。ここまで約1時間のドライブ、普段走り慣れ
ない場所を間違え間違え走って来たのが、結果大ラッキーで、冬晴れの相模湾の紺碧の海と雲一つない青空を堪能
することが出来た。こんな風景はめったに見られないので、2人で幸運を喜び合いしばし海と空の景色を眺め続けた。
■真昼時の海には燦々と陽光が降り注ぎ、反射して光り輝く海面が眩しかった。左に釣り船一隻、右には
真鶴マリーナと後方の伊豆の山々が臨めた。西湘SAから西方向を眺めた景色も絶景だった。
丁度お昼を過ぎていたので、売店の一角にある食堂でお昼ごはんにした。メニューの中から「シラス丼定食」を選ん
で食券を買い待つことしばし。程なくカウンターから呼ばれお盆に乗った器を席に運んで食べた。釜揚げシラスが
思った以上に新鮮で美味しく、ワカメの入った味噌汁も旨かった。「最近はどこも競争しあうから、こういうSAで
も結構おいしいね!」と二人で納得した(定食870円也)。海を見ながら1時間程西湘SAで過ごし、帰りも私の運転で小田
原厚木道路→東名→16号道路と来た道を戻り、計2時間半程のドライブだったがとてもいい気分転換となった。西方向
の駿河湾の景色も、とっても素晴らしいのを発見できたいい小旅行だった。
■西湘SAから眺めた東方の景色、右に相模湾の紺碧の海、左に西湘バイパスの海岸道路が続く。遥か遠方
には三浦半島の島影、雲一つない青空が上に拡がる。手前に一人釣り人が竿を出していた。めったに
ない撮影チャンスに巡り合う幸運だった。
■雪を被った富士山も遠望された。建物や駐車トラックのため、全景がきれいに見られなかったのは残念!
■1月末に葉山に出かけ、地元の農産物直売所「すかなごっそ」(JAよこすか葉山アンテナショップ)に入って
みたら、大変な人出でビックリ! 大量に買い込む店主らしき人もちらほら。野菜畑のど真ん中(道路沿い)にある。
■私も赤かぶ大根とレタス・ロマネスコ(ブロッコリーの一種)を購入。赤かぶは薄切りにしてチーズを挟んで
食べ、ロマネスコは茹でて味噌+マヨネーズを付けて食べた。どちらも新鮮で美味だった。
0 件のコメント:
コメントを投稿