□白馬ジャンプ競技場のスタートタワー4階にある展望台から眼下の白馬村を見わたす。ジャンプ台は左側が
ラージヒル、右側がノーマルヒルだ。晴れた空の下には白馬平野の森や畑・道路や建物が拡がっていた。
すっきりと気持ちのいい眺めだ。姫川の清流は向かい東側の山裾を流れている。All Photo by Jovial TAKA
今回の釣りは、1日目の午後と2日目の朝でほぼ目的を達したので、2日目は前回ほとんどできなかった白馬村の
観光スポットを周ろう、ということになり、駅前の観光案内所でもらった「白馬めぐりマップ」を頼りに宿を車で
出発した。何ケ所か回ってみたが一番面白かったのは、白馬ジャンプ競技場だった。1998年開催の冬季長野オリン
ピックの時にジャンプとノルディック複合ジャンプの競技場となった場所だ。名前は何度も聞いてはいたが、私も
連れも展望台にリフトで登るのは初めてだった。
□選手たちは同じエレベーターに乗り、スキーを担いでスタート地点まで階段を上がっていく(スタート地点は
地上140m)。丁度スイスから練習に来ていた選手達がジャンプの準備をしていた。
□ジャンプ台の急斜面と下の着地点には散水のシャワーが撒かれていて(暑熱対策と滑降を良くするため?)、着地
点の係員の指示でジャンプを開始する。丁度練習中の選手の滑降は凄いスピードで、シュルシュルシュルッと
いう音と共に空中にふわりと浮いた。まさに鳥人!!
山の高台にある駐車場に車を止めて、展望台へ行く2人乗りリフトに乗った(大人460円也)。見上げるジャンプ台
は遥か上だったが直ぐに展望台に着き、エレベーターに乗ろうとすると、先に待っていた外国選手が2人いたので
私は先に行ってくれと合図した(選手優先と案内表示があったため)。すると、一緒でいいよと手招きしてくれた。中
で「Where are you from?」と訊ねると、「Switzerland!」の返事があり、身長1m90近い赤毛選手に続けて「Very
long skiboard!」と声かけると、「2 and 80 feet」と答えてくれた。後で連れが、「良く直ぐに英語が出たわねぇ!」
と感心していたので、「な~に、よく見ている『You は何しに日本へ?』(7chTV)で、This is Japanese TV program !
Where are you from? ってやってるじゃん!」と種明かしをしたのだった。その選手たちの練習滑降を展望台から
見学できたのもすごくラッキーだった。
□冬季オリンピックの公式ポスターを飾った入口コーナー、グルノーブル(1968)やサラエボ(1984)の懐かしい
ポスターもあった。公式ポスターだけあってデザインの完成度が半端じゃなく、さすがにグラフィックレベ
ルが高いね! と感心した。これらを見られたことだけでも一興だった。
□リフトを降りたところに撮影コーナーがあり、ヘルメットと選手ウェアを撮影用に貸してくれる。早速
メットを被って空を飛んだ気分を味わった。撮影 by HI
朝一で寄った白馬岩岳では、ゴンドラリフトに乗って山頂まで行ったり、広いゆり園を見たりしようと思ったが、
夏季の営業は前日27日で終わっていたし、ゆりも咲き終わって1本も残っていなかった! ジャンプ競技場を楽しんだ
後、もう少し高所の八方尾根に廻ってみた。中高年登山者でゴンドラリフト駅(リフトを三つ乗り継いで八方池
山荘まで行ける)は混雑していたし、駐車場も料金が高いのでリフトはパスした。下の村営駐車場(無料)に車を止め
て、街中を歩いて散策した。秋の花が咲き始めていたので、久し振りに花写真の撮影に熱中した(これらの写真は
次回に載せるのでお楽しみに!)。
□白馬村北城の別荘やホテル・ペンションが点在するメインストリートにある「サウンズ・ライク ・カフェ」
でのランチタイム。本格的なアメリカンスタイルで、バーガーもサンドウィッチもボリュウムたっぷり!
オニオンリングとポテトフライは2人とも食べ切れなかった。
ふと空を見上げれば、パラグライダーが白い雲と青空の間を悠々と滑空しているではないか! 早速カメラ(RICOH
GRⅡ)で撮影してみたが、ピンポイントのフォーカスで何とか撮影できた。ジャンプ競技場で空に舞った選手も、
高速で動いている被写体は撮影が難しいのだが、これもこのカメラのおかげで上手く撮れたのでよかった。八方
尾根や白馬五竜にあるパラグライダー・スクールから飛び出してきたものと思われたが、身体を水平にして機を
操る搭乗者の姿が見えて面白かった。その日は一日中、曇りと晴天がくり返す天気だったが、さらっとした空気
で風は爽やか、とても気持ちが良かった。時おり雲間から白馬三山も姿を現したので、しばらくその景色を楽し
んだ。
GRⅡ)で撮影してみたが、ピンポイントのフォーカスで何とか撮影できた。ジャンプ競技場で空に舞った選手も、
高速で動いている被写体は撮影が難しいのだが、これもこのカメラのおかげで上手く撮れたのでよかった。八方
尾根や白馬五竜にあるパラグライダー・スクールから飛び出してきたものと思われたが、身体を水平にして機を
操る搭乗者の姿が見えて面白かった。その日は一日中、曇りと晴天がくり返す天気だったが、さらっとした空気
で風は爽やか、とても気持ちが良かった。時おり雲間から白馬三山も姿を現したので、しばらくその景色を楽し
んだ。
□天空にパラグライダーひとつ、気持ち良さそう!
□白馬三山(左から白馬鑓ケ岳・杓子岳・白馬岳)の山姿、丁度空き地の前で撮影したのだが、「FOR SALE」
の看板がなんだか可笑しかった。別に山を売っているわけじゃないのにね!
2日目の午後は、遅めのランチの後支流松川の白馬大橋辺りで最後の釣りを楽しみ、かいた汗を流すのに「八方
の湯」(日帰り温泉)の大きな湯船に浸かった。さっぱりしてから夕食にソバを食べたくなり(昼飯があまりにボリュ
ウムたっぷりだったので、さっぱり系が欲しくなった!) 、幹線道路沿いの「そば処呑者屋(のんじゃえ)」でざる蕎麦
を食べた。細打ち麺はなかなか美味しかった。ホテルの食事の美味しさに加え、今回白馬の街で食べた食事はどれ
もボリュウムたっぷり・割安値段・確かなおいしさだったので満足感が残った。信州の三大観光地(善光寺・松本城
・白馬)の一つに数えられるだけのことはあるな、と感心した。
<この項つづく>
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