2018年11月4日日曜日

白馬・奥裾花・真田の郷 紅葉紀行(その2.白馬アコースティック・ライブ)




その夜の主役は「ベンチャーズ・バンド」の6人、リードGt2人・サブGt2人・ベース1人のおじさんたちに紅一点の
ドラム1人、大迫力のステージだった! 拍手とアンコール!! が続いた。 All Photo by TAKA



前述のブログ(10/20 白馬F.C.での釣り支度)でも紹介したが、白馬アコースティックは「白馬山麗で唯一の生演奏が

聴ける・弾ける宿」と謳っているように、本格的な音楽練習スタジオ2つととライブステージ・2スペースを備えた

音楽ペンションだ。夕刻4時前にチェックインすると、オーナーのジャッキー・山崎さんがステージで音合わせして

下さい、と案内してくれた。部屋に荷物を置いて楽器持参で行ってみると、そこはアンプ4台とPA機器・ドラムセット・

マイクとスタンドを備えた見事なスタジオだった。ステージサイドにはJBLのスピーカーが特大2中2設置されていて迫

力のサウンドだった。我々デュオの曲2曲とお借りするACギターで1曲を弾かせてもらい、簡単なチェックを済ませた。

今夜の出演は我々の他に、エレキギターのバンドとジャッキーさんのデュオの計3グループと聞き、白馬の夜を楽しめ

そう、と期待が膨らんだ。お互いが出演者で観客という実際の結果は大盛り上がりで、実力のある皆さんとセッション

したりレパートリーを披露したりの大満足のライブだった。それは、予想を超えた濃密な音楽体験となった。




Taka and Roco もウクレレ弾き語りとピアニカのデュオで出演、ちょっと珍しいサウンドに大きな拍手をいた
だいた! Photo by ジャッキー


お昼のランチでデカお握り食べ過ぎのため、サーモンとキノコのホイル包み焼きと大きなステーキを食べ切れず、

2人とも料理を残してしまったが、女将さんに許しを願って食事を終えた。夕食後にライブホールに集い、お酒を

飲みながらのライブが始まった。まず初めての出演と称してTaka and Rocoが4曲を披露した。皮切りに白馬ライ

フをモチーフにしたオリジナル曲「釣楽人:つりたのしみびとのうた」、ウクレレとピアニカという珍しくも気軽な

楽器が創りだすサウンドに皆さん興味津々だった。PAがとても良いのでマイクを伝わって聞こえて来る自分の歌声

がとても良く響いて気持ち良かった。次いで「Coraçon de Winred ワインレッドの心」・「Autumn Leaves」、最後

にACギター伴奏で「ブラッドムーン」と続け、Rocoのピアニカ・オブリガードとコーラスも上手く入った。静かで

心地よいハーモニーに対し皆さんから大きな拍手とブラボーをいただき、まずまずの演奏ができてうれしかった。

演奏の後やライブの合間にジャッキーさんといろいろ話したが、「お2人の歌と演奏、とても良かったですよ~!」

(半分お世辞!)と声掛けいただいた。気さくで人の話をそらさないお人柄に、この宿の魅力を垣間見た気がした。




スタジオ・オーナー兼宿主人のプロ・ギタリストと女性ヴォーカルの「ジャッキー and ミツ」のレパートリーは
オールデーズからワールド・ポップスまでとても幅広い。アコースティック・ギターの速弾きテクニックにはプロ
凄みを感じたし、素晴らしいGtサウンドと澄だ歌声のデュオを大いに楽しませてもらった。


さて、ジャッキーさんはこの音楽ペンションを30歳の時に開いてはや30年になると言う。元々プロのギタリストとし

て、上条恒彦や都はるみのバックバンドでギター演奏を続け、ライブツアーに何度も参加し、現在も続けているとい

う。若い頃、音友のマイク真木と白馬にスキーで遊びに来たとき、この高原がすっかり気に入ってしまい、栂池スキー

場の裾野である現在の場所に地主から土地を分けてもらって音楽ペンションを建てたそうだが、それを30年間続けて

いるのは大したものだと思う。広い原野の中の一軒家だから、かなり大きな音を出しても大丈夫に出来ている。HPに

紹介されているように、週末(土・日)にはハウスバンドと来客やスタジオリハのバンドがライブ出演し、白馬の夜を楽し

んでいるとのこと。私のブログやYouTubeの動画や編集にもにも興味を示して、色々とアドレスやら編集ソフトをお教

えすることとなった。





3日目の朝、宿の窓からは栂池スキー場の山々と宿を囲む原野が眺められた。それこそ周りにはな~んにも建物
がない! 紅葉とススキがあるだけだ。この景色は今時ほんとに貴重なものだった。



最後になってしまったが、この夜の主役である「エレキバンド」について少々触れてみる。ライブの合間にちょっ

とお話しただけなので詳細は判らないのだが、大町の文化センターに集って練習していた音楽仲間が、最近はこの

音楽ペンションに年2回ほど合宿し、お互いの演奏技術に磨きをかけながらサウンド作りに精を出しているとのこと。

メンバーの出入り・種々の変遷のため、バンド名も数度変わったとのこと。ほろ酔いでお聞きした名前も忘れてし

まったが、若い紅一点の女性以外は50代後半から60代半ばの男性、同じ職場の方もいらっしゃるようだ。時折地元

音楽祭に出演することもあるが、とにかく皆゛エレキ小僧゛を貫いていて、その魅力にぞっこん取りつかれている、

と見た。


この夜のナンバーも、まずイーグルスの「ホテル・カルフォルニア」から始まった。「いい音だしてますねぇ!」と

声掛けした。続いて「テイクイット・イージー」、往年の名曲オンパレードだ。そして、十八番のベンチャ―ズ・

メロディが炸裂した。この宿常連のエレキバンドにジャッキーも次から次へと声掛けし、レパートリーの披露が続

いた。♪テケテケテケテケ♪でお馴染みの「パイプライン」・「10番街の殺人」・♪トンティントンティンの「ダイ

ヤモンドヘッド」など続くは続くは!! もうすっかりとエレキサウンドに痺れてしまった。いや~! 白馬に来てこ

んな凄いサウンドを楽しめるとは! と言うのが実感で、音楽ペンションのライブを満喫した夜となった。迫力のスピー

カーもGt大音量にも拘らずほとんど歪みがなく心地よいサウンドを楽しめた。

ジャッキーさんに入ったもらい、私のオリジナル曲「あなたの側に」をRocoと3人でセッションしたり、私のソロ弾

き語りでユーミンの「あの日に帰りたい」やボサノヴァの「マシュケ・ナーダ」を披露したのも良かった。予想を超

えるライブの夜は、大満足の音楽シーンとなったのだった。

<この項つづく>


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