2020年5月4日月曜日

鯉するサーファー in 多摩川 (コロナ籠りの日々 その3)




ニヶ領上河原堰堤の強い水流をさかのぼり波越えして進む鯉たちの群れ、まるでサーフィンしながら遊んでいる
ようで迫力満点だった。All Photo by Jovial TAKA with KYF37(ガラケイです!)




コロナ籠りの日々だが、たまには外のいい空気を吸おうと思って電チャリに乗り、多摩水道橋(世田谷通り・小田

急線和泉多摩川駅近く)を渡って右回りにずっと進み、多摩川原橋(鶴川街道・京王線京王多摩川駅近く)を渡って戻

ってくるという、多摩堤通りサイクリングをしてみた。多摩川両側の堤防通りと遊歩道は、ウォーキングやサ

イクリングをしたり、ジョギングする人もちらほら。マスクをしてソーシャル・ディスタンスを保つ人たちがほ

とんどだった。電チャリに乗るだけなら凡そ30分のコースだが、例によって途中あちこちでつっかえ、結局2時

間ほどの息抜きだった。




鯉サーファーたちの遡上波越えはとても力強い。しばらくじっと見てしまった。その中の一匹が、堰堤の際まで
猛突進して行ったのには思わず拍手!! 



私の住まいに近い多摩川には、二つの大きな堰堤があり(宿河原堰堤と二ヶ領上河原堰堤)、川崎市側(南側)の堰堤に

設けられた魚道を覗いてみた。そろそろアユの遡上があるのではないかという期待だったが、今年はまだの様だ。

この春3回ほどバカ長を履いて川中に立ち込み、竿を出してアユやオイカワなど小魚の生息を確認してみたが、さっ

ぱり気配がなかった。昨年の台風19号の時の豪雨と濁流により、川の水流は直線的に変わってしまい、深い淵は

石と泥に埋まり、流れの横に沢山あった溜まり(小魚生息の場所)もほとんどなくなってしまった。小魚たちは濁流

に流されてしまったままなのか?


3月には、巨大なウグイたち(あれも遡上だったのかもしれない)を確認したが、魚道には、50~60㎝の大きな鯉が

群れていた。しかも次から次へと魚道をさかのぼって堰の上のプールに移動しているのに遭遇した。「鯉の波乗り」

というか、「鯉もすなるサーフィン」とでも言おうか。いやはや、珍しいものを覗かせてもらったものだ。しば

らく楽しんだ後、ぐるっと回って対岸(狛江市側)の堰堤に設けられている魚道に寄ってみた。魚道脇に10名ほど

の見物人がいて、じっと眺めていたのは「鯉するサーファー」たち(上記フォト2枚)だった。鯉たちは、飽きる

こと無く何度も何度も堰堤流れ出しの波に乗って、サーフィンを繰り返していた。迫力満点の波乗りに、見物人

からも「おぉ~~!!」の声ももれた。



魚道の段差を゛どっこいしょ!゛と超える鯉一匹あり! これに次から次へと続いて遡上する様は、まさに
『鯉(恋?)の季節』だった。




YouTube投稿動画の「鯉するサーファー in 多摩川」です。「鯉の季節?」も音入れしてあります。覗いてみて下さい。





五月晴れの多摩川です。コロナ騒動が早く収まってほしいですね。



0 件のコメント:

コメントを投稿