2010年12月7日火曜日

クワルテート・ウチキータは、ゲストが入ってクィンテートに


   □今宵のゲスト、Saxの竜也くんに入ってもらい、ライブは佳境に入っていった! Phot by Y.Yamaguchi
     左より、北川竜也(Sax)、千秋(Ba)、内田裕之(Pf)、桐原利治(Dr)、TAKA(Vo&Gt)

今回のライブ会場・MALLETは、経堂駅北口近くのカフェで、店主の平田さんは以前府中でレコード店を開いていた方。9年前にこのお店をオープンし、店主手作りの美味しいハンバーガーやサンドウィッチ・カレーハンバーグなど人気メニューで来店客に愛されている。ドリンクも、煎れたてコーヒーやハーブティー、ビール・焼酎・洋酒・ワインなど揃っていて手ごろなお値段、地元や近隣の方たちの憩いの場となっている。

平田さんは早稲田のジャズ研出身、このビルのオーナーも同じジャズ研出と言うことで、その繋がりから月に2~3回あるライブに出演するのはかなりの一流プロたち。先月も、寺下誠トリオ(Pf:寺下誠、Ba:水橋孝、Dr:マイク・レズニコフ)とサラ・レクター(Vo)ーMC3,000円 のライブを聴く機会があったが、これは良かった! 経堂でこんなライブを体験できるのは驚きでもあったし、堪能したのだが、割と気軽な民族音楽やクラシックのコンサートもあるとのこと。出演基準は店主の意にかなうことが条件なのだが、今回は盟友ウッチー(Pf)の繋がりで、平田さんも快くライブ開催を受けてくれた。

12/5(日)当夜は、小さなこのお店が、来てくれたお客18人で満席となってしまった。私の高校時代のクラスメイトや音楽仲間、地元の椿珈琲店に集う仲間(飲み仲間と音楽仲間)、ボサ友チャエさん・仕事仲間のYDさん、ウッチーの奥さんやお友だちなどが集まり、ひざ突合せで出演者にかぶり付きのライブが、゛♪狭いながらも、楽しい我が家♪゛という雰囲気でスタートした。その夜のプログラムをここに紹介する。

<1st Stage>
1. You and Night and The Music (Inst)
2. Samba De Uma Nota Só たった一つの音でできたサンバ
3. O Pato あひる
4. Manhã De Carnaval カーニヴァルの朝
5. Samba De Verão 夏のサンバ
6. Corcovado コーコバード

<2nd Stage >
1. 黄昏のビギン
2. Beside You あなたの側で TAKA Original
3. One Side Love 片想い TAKA Original
4. Heart On Heart 想い重ねて TAKA Original
5. シマフクロウとルリタテハ(前編)TAKA Original
6.Palpite Infeliz 嫌な予感
7. Água De Beber 美味しい水
8. Antonico アントニコ
アンコール曲   O Pato

盟友ウッチーとは、地元のライブハウスadd9thでセッションをしてボサノヴァやPOPSを一緒に演奏したり、椿珈琲店で毎週火曜日に開く゛かようかい゛では、昭和歌謡やPOPSを私のGt伴奏とウッチーのリードGtで皆さんが歌ったり、などしての交流がここ4年ほど続いている。彼自身も自分の「内田バンド」を持ち、バンマスとして音楽監督を務めているし、30年続いている大介バンド(佐古大介氏のオリジナルソングを歌い演奏するバンド)の編曲とPf&Gtkのプレイヤーを続けているし、他にも幾つか係わっているバンドがあるという、多忙な身である。ミュージシャンとしては、先輩である。

一方、私はここ4年ほど、ボサノヴァの歌とGt演奏にのめり込んで、その魅力に取り付かれながらレパートリーを増やして音楽表現を高めてきた。それと併行して、私でしか表現できないオリジナル・ソングを少しづつ創っては、ライブの度に発表してきた。自ら「TAKA十番勝負」と題して、ピアニスト・フルート吹き・チェロ奏者、あるいはGt奏者・女性ヴォーカリストとのデュオなど、様々な方たちとのコラボをして、発表会やライブ出演で表現を磨いてきた。ウッチーが声をかけてくれたのが機会でこのバンド:クワルテート・ウチキータが実現したのだが、私自身もいずれウッチーのPfと共演しようと思っていたので、とても良いタイミングだったと思う。今回で、7番勝負でもある。

1st ステージは、ボサノヴァのスタンダード曲が中心、私の歌とGtにウッチーの軽快なピアノソロとカウンターメロディが入り、千秋さん(ウッチーの愛娘)のベースが小気味良く低音のリズムを刻み、桐さんのドラムのインパクトが重なり音の拡がりがでて、私はとても気持ちよく歌えた。一人で弾き語りしているのとは違った音作りの楽しさを大いに味わえて嬉しかった。

2ndステージに入り、私のオリジナルソングをまとめて4曲歌った。バンドで歌うのは初めてであったが、新曲の「あなたの側で」に大きな拍手をいただいたのは望外の喜びだった。声量や派手なパーフォマンスとは無縁の私の歌は、聴く人の心に届く言葉と、心に残るメロディと和音を,ていねいな表現で積み重ねていくもので、それを受け取っていただけたと感じられたことが何よりも嬉しかった。

後半は、ゲストのテナーサックス奏者・イケメンの竜也くん(千秋さんの同級生で、内田バンドメンバー)が登場し、クィンテットの賑やかなボサノヴァとなった。かようかいのYBさんご主人からは、「今日は、しあわせだぁ~~!!」の言葉も飛び出し、ハウスの中は熱気が溢れてきた。アンコールの声に応えて、皆で O Pato を歌い・演奏したのがライブの最終曲となった。

機材持込の会場PA環境、お店の手狭さ、ボサノヴァのリズム表現(特にサンバ)など、いろいろ課題はあったが、ジャズを得意とする盟友とメンバーたちが、私のボサノヴァと共演しいろいろ工夫して音世界を広げ、彩りをより鮮やかにしてくれたことにはとても感謝している。この夜の歌と演奏は2度と再現できない、親密で温かい音であったことを心に刻みつつ、また集ってくれた仲間たちが私の稚拙な歌をじっくり聴いてくれたことに感謝して、また新たなチャレンジをしたいと思っている。

来てくださった皆さん、ほんとにありがとう。来春、また、オリジナル新曲と新レパートリーを携えて、ライブをやります。また、会場でお会いしましょう!

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