2011年6月5日日曜日

お気に入りの和小物とボサノヴァ・コンパーニアの布バッグ

夏の用意で入手した扇子(上)とお線香2種、使用中のカメラケース(左) All Photo by TAKA
久し振りに銀座の鳩居堂に寄った。銀座は、7丁目にあった会社の事務所で10年程仕事をしていたので、街並みや色々なお店とは親しい。銀座はまことに賑やかな街で、1~9丁目の街路に、デパートやブランドショップ、書店や楽器屋、食い物やと飲み屋、画廊やギャラリーなどがひしめいている。昼休みや帰りがけにお店に寄るのが楽しくて、ほんとに便利だった。
21世紀に変わる頃から、外国高級ブランド・ショップやファストファッションのお店に表通りをやたらと占領されてしまったが、今も老舗店は頑張っている所が多い。
丁度、何時も使っているお線香が切れたので売り場で買い求めたが、ひとつは白檀(サンダル・ウッド)、もうひとつは沈香だ(大阪・玉初堂謹製)。私はこれらのお線香を二つ折りにして1本受け皿に立て、デスクワークや音楽を聴く時に使っている。白檀の清浄で典雅な香りはとても好きで、オード・トワレもサンダルウッドをメインにしたものを愛用している。また、沈香のさわやかさとまろやかな甘味が混じった香りもいい。トイレタイムの時には毎日使用しているが、半折で丁度7分くらいなのでタイマー代わり、リラックスして用が足せるので一石二鳥というわけだ。おかげで(?)、日に2~3度お通じがあり、体の新陳代謝にはとても役立っている。トイレタイムを夢々軽んずることなかれ、である。
 日本橋の人形町には、自社製造の扇子を売っている専門店があって、そこでよく扇子を買った。大体、ひと夏に2本新調するのだが、涼しくなる頃まで持っていたためしがない。何処やらへ置き忘れてきてしまうのだ。従って、高いものは買わない。2,000円前後の普及品を選ぶ。最近は人形町方面に行くこともめったになくなったので、鳩居堂で扇子を新調した。これが1本バッグにあると、汗を抑えるのにはとても役立つ。写真では柄が見えにくいが、黒地に、川の波紋とあゆが2匹、パール色に光る銀色で描かれている。とても涼しげだ。失くさないように使おうっと。
左のデジカメケースは、和装小物店で前に手に入れた゛お香入れ゛だ。本来は、携帯用のお線香と受け皿を入れるもの、紫縮緬の生地に牡丹やコスモスの花が染め入れされている。丁度カメラを入れるのに頃合なので愛用しているのだ。この袋からカメラを取り出すと、皆さん、不思議な顔をするけれどもね。

 
 
 

















Bossa Nova COMPANHIA゛の文字がプリントされた黒い布バッグ(写真上)は、祖師ヶ谷大蔵駅前の「ファッション・リフォーム なかむら」で仕立て直してもらったものだ。仕事途中に私はよくこの店の前を通りかかるのだが、先日初めてこの店に寄り、女主人に相談したところ、裏地とテープを売っている近所の生地屋さん「かばくん」を紹介され、そこで赤い椿が描かれたカラフルな裏地を入手したのだった。
実はこのバッグは、元々マチのないフラットなもので、生地も薄く取っ手も長くやや使いにくいので使わずにいた。でも今まで使っていた布バッグが経たってきたので、そろそろ新調しようと思っていたところだった。
このバッグは、ブラジル・リオデジャネイロ(土地の人は゛ヒオ~゛というそうな)のコパカバーナの海岸通にある実際のお店で売っている物で、このロゴが入った色々なボサノヴァ・グッズを揃えているとのこと。今年の3月に横浜で開かれたボサノヴァ会の折、新婚旅行でブラジルに行っていたTOMIさんが買ってきたものを出演者プレゼントで当てたのだ! 抽選に当たるなど私にはめったにないことなので、仕立て直して使おうと思い、裏地を補強し底マチを付け取っ手も付け替えたら、見違えるようなバッグに変身した。ちょいとオシャレな布バッグですよぉ~! A4ファイルがすっぽり入るので、楽譜を持っていくにもちょうどいいかも。当面、このバッグを使うことになりそうだ。

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