2011年6月26日日曜日

ライブ訪問、リハーサル、歌会と歌友と日々は巡る


Jovial TAKA BAND 初回リハは、地元のスタジオBENTENにて。告知用のフォトをパチリ。
音楽の日々が続いている。こんなに毎日楽しくていいのだろうか? もちろん、いいのであ~る!!
望むところなのだ。今週24日(金)は、今回、私のバンド「Jovial TAKA BAND」に共演してくれるベーシスト(Wood Base)の柳原さんが、松井洋さん(Gt)と上村計一郎さん(Dr)とトリオを組んでライブ出演するので、地元ライブハウスadd9thに聴きに出かけた。わがバンドのウッチー(Pf)とキリさん(Dr)も駆けつけて、3人でじっくりと聴かせてもらった。
なにせ、3人ともバリバリのプロなので、それぞれのパートの演奏時間の長いこと。一曲が7~8分、こちらも聞き応えがあった。「サテン・ドール」などジャズのスタンダードナンバーに、松井さんのオリジナル・ジャズ曲を入れながらのプログラムだったが、「Angle」(Or)という曲は、松井さんのギター・カットワークが素晴らしく、フレットを縦横無尽に走り回る指から繰り出される音は、早弾きとゆったり弾きがミックスされた華麗なメロディーで、すっかり感心してしまった。後で話をうかがったら、「Softry」というジャズのスタンダード曲をベースにしているとのこと。呼応する柳原さんの音も切れがよく、ウッドの柔らかく響く低音の音は、心地よかった。
もうひとつ、私が惹きつけられたのは松井さんの演奏姿勢(写真上左)。ウッドボディのフェンダーを右ひざの上に乗せた姿勢は微動だにせず、両手の動きがとても自然だ。『譜面を見ず、フレットを見ず、カウントを取らない』。これは、私の師匠中村善郎の教えどおりだ。一流のプロは、そうして自分の音世界を作り出し、聴く人にパーフォマンスするのだ! 私など、まだまだであることを教えられた。演奏後、松井さんの座っていた持参の椅子(上中)を拝見すると、両足や腰の位置が安定するように設計された特注椅子だった。あれだけのギター早弾きをするには、安定した身体の姿勢と自在な動きが出来る腕のポジションが不可欠と思うが、そのためのツールを用意している、というのもプロならでは。さらに、あまりPA環境の良くないこのライブハウスにしては、゛今日の音はいいな゛と感じたのは、やはり持参のAmp and Speakerのせいだった。Roland製のベースアンプ(上右)、とのこと。これが、自分のEl・ギターに合っているので、使っているのだ、と。いちいち感心してしまった。一流の人は、凄いな、と思った。松井さんは、都内「飯田ジャズスクール」でギターとベースを教えながら、ライブハウス出演を続けておられる方だが、クリアーでパワフル、ひずみのない快適な音を追求して、しっかりとこだわった音作りをしているのだ。自分に出来ることは見習いたいなぁ。
さて、戻って週明けの20日(月)、冒頭の写真に掲げた「Jovial TAKA BAND」の初回リハをした。立也くんは、今回都合で参加できなかった。本番は8/27日(土)、地元add9thでライブを予定している。Quarteto Uchiquita(クァルテート・ウチキータ)でスタートした私のバンドは、ベースの千秋さんが今回参加できないため、ウッチー(Pf)・キリさん(Dr)・TAKA(Vo/Gt)のメンバーに、ベースの柳原さん・Saxの立也くんが加わり、クィンテートの編成で共演する。
前回(昨年12/5)経堂マレットでやったライブ演奏曲の半分ほどを入れ替え、新レパートリーを沢山披露するのだ。その新曲を中心に練習したが、ひと通り曲調などを確認したに留まり、これからイントロ・エンディングを整えてブラッシュ・アップしていく。とくに、今回サンバが何曲かあり、この一体感がまだ出ていないので、これからの課題だ。リハ後、皆でスタジオ近くの飲み屋で軽くビールを一杯、マグロのアボカド合えと燻りガッコの紫蘇巻きがうまかった。
22日(水)は、バンド「ザ・タペストリー」の恒例リハを・梅ヶ丘リンキィ・ディンク・スタジオでやった。同じ高校(長野高校)卒業同期生で集まって作ったバンドで、昨年11月の同期会の折に話がでて、ひょんなことから独楽が出たみたいに組んだバンドだ。言いだしっぺで3つのバンドでドラムを叩いているQP村山(Dr)、今も他の3つのバンドでSaxを吹いているマッキー、このバンドを機にバンジョーを再び弾きだしたヨッシー(後列左から)と、私TAKA(Gt・一応バンマス)、現役ハワイアンドバンド・リーダーで今回ベース担当のAYAさん、やはりこのバンドを機にフルートを再び吹きだしたシロー(前列左から)の6人がメンバー。高校時代に吹奏楽やギタ・マンクラブで活動した経歴を持ち、キャリアの差はあるが、皆再び集まって音楽ができるこ
とに限りない悦びを見出している面々だ。

驚いたことに、このバンドのメンバーは全員が歌う。歌いながら楽器を弾き、ドラムを叩くのだ! 早い話、歌いたがり屋が多いということ(中には楽器で歌うメンバーもいるが)。従って、レパートリーは必然的に歌う人主役の曲が連なる。ジャズありボサノヴァあり、R and B ありカントリーあり、ハワイアンありオリジナルあり...う~む! 何ということだ、この無国籍ぶりは! 始め、このバンドの名前をつけるときに、もじって「国境なき合奏団」と名づけようとしたが、QP村山の「月に行き遅れたかぐや姫とおじさんたち」という名前とともに、皆から即座に却下された。『皆の個性と楽器が縦糸に、色々な国のバラエティに富んだ曲が横糸に、観客のハートも織り込んで、゛まだまだ青春色の゛タペストリーが織りあがります』というのがこのバンドのコンセプトであります。
レパートリーの、All of Me(Jazz)、Cotton Fields(Country)、Pearly Shells(Hawaian)、Unchain My Heart(R and B)、ときめきの夜(Original)、Take the A Train(Jazz)、などの曲もだんだん形になってきた。しかし、1ヶ月に1回のペースなので、前回やった内容(3回しとか、イントロ・エンディングとか)を大体忘れてしまう、というのが大いなる特徴だ。終わった後の飲み会ではすっかり盛り上がって疲れも飛んでしまうのが楽しいね! 11月の同期会で皆に歌と演奏を披露するのを目標に、練習に励んでいるのであります。
先週末の18日(土)には、「うちだバンド」のライブがadd9thであった。ジャズ・ヴォーカルの山崎真由美さんをゲストに、花見さん(Dr)、柳原さん(Ba)、北川くん(Sx)、ウッチー(Pf)という編成で、ジャズのスタンダード・ナンバー中心の歌と演奏だった。ベースの千秋さんに代わって柳原さん、ヴォーカルは初めての共演、一度直前のリハをしたと聞いたが、このライブは何かまとまりがなくバラバラで、盛り上がりに欠けた。歌も、赤坂か六本木辺りのピアノバーで聞くようなB.G.M的な歌い方でハートに響いてこなかった。お客は20人ほど入っていたのでまなあまあだったが、PAバランスも良くなく、歌とピアノが良く聞えてこなかった。謙也マスターにも伝えたが、最後まで不満が残った。後日、ウッチーは、「プロも色々いるから、納得のいくリハをしてから出ないとお客の前には出れないな!」と反省頻りだった。そういう意味では、気の合うレギュラーメンバーの大切さを、肝に銘じるべきなのかも。

21日(火)は、例によって喜多見の「椿」で゛かようかい゛、今回もレギュラー人(ウッチー、サイトウさん、キリさん、ハジメちゃん、タッキー,ひさこさん、オタカさん、マスター)に、かよさんも加わってまたまた賑やか。ギター・トランペット・ELドラムの伴奏に乗せて、皆さんが生オケで歌う。間奏でソロが入り、また歌に戻るのくり返し、とても盛り上がるのだ。今回は、かよさんがたくさん歌ってくれたし、キリさんとひさこ・おたかさんのトリオで、井上陽水メドレーを歌ったのが白眉だった。やれやれ、何時も楽しいかようかいです。
昨日の25日(土)は、昼間レレ友(ウクレレ友だち)のMIさんと久しぶりに新宿で会い、ウクレレや音楽談義をしばし楽しんだ。MIさんは、ウクレレを通して私と知り合った頃はまだ弾き始めたばかりだったが、ウクレレ教室やハワイアン・バンド参加を繰り返しているうちに腕を上げ、今では地元中心のイベントやライブハウス出演で忙しくなっているとのこと。夕刻沖縄料理の店で軽く一杯。ゴーヤ・チャンプルーやアイガモの燻製などをいただきながら、MIさんの好きな焼酎・ストレート・冷水別を飲んだ。これが焼酎の一番旨い飲み方かも。「クジラ」、「やま猫」、「久米仙」など、美味しくいただいた。
 
少々ほろ酔い気分で、成城学園駅の近くにある「F.gohan」に向かう。初めて訪れる店なのだが、仕事途中にこの店の前を良く通りかかるので場所はわかっていた。月に2~3回週末ライブがあり、JazzやBossa Novaのライブが開かれるとのこと。この店のママさんが、以前ボサノヴァ・シンガーだったので、その縁で昼間はレストランだが週末の夜にライブをしているのだ、と知り合いのYAさんの奥さんから聞いていた。YAさんは今難病に掛かっていて、体がとても不自由なので、私がサービス担当で週一度お世話している間柄。YAさんはギタ友の小松久さん(元ビレッヂ・シンガーズのギタリスト)が、この店でライブをするというので、その日奥さんとともに聴きに来るのを楽しみにしていた。
しかし、その夜1ステージの途中から入った店にはYAさんの姿はなかった。
「小松久and His Farmers2/6」のトリオ(右上)は、茂村泰彦、末上恵の二人もギターを弾きかつハモる実力派。小松さんのElギターも素晴らしい音で、まるで「ピーター・ポール・andマリー」の歌と演奏を聞くようで楽しかった。70年代のEAGLESのヒットナンバー「Take It Easy」や「カルフォルニアの青い空」、「カルフォルニア・ドリーム」の懐かしい歌のオンパレード。間に、茂村さんの曲と末上さんのオリジナル曲「あいたい」(高橋真梨子がシングルカット)などが入り、なんと小松さんが「亜麻色の髪の乙女」も披露してくれて、客席は大喜びだった。20人も入れば一杯のお店で、アンコールの声が飛んだお客の反応が嬉しかったのか、「また、次回ここへ来ますのでよろしく!」と小松さんは最後に締めくくった。
ライブの終了後、小松さんと少しお話をした。YAさんについては、小松さんも初めての店だったのでいきなり車椅子での入店も憚られたので、慣れた次回に声をかけるつもりだ、とのこと。ギターが好きで、キャロル・キングの来日公演の折、愛用のギター(ギブソンの331だったか?)にサインしてもらったことをとても嬉しそうに話していたYAさん。次回は小松さんのライブを聴きに来れるといいですね。小松さんが、お店のママ・アオイさんに私を顔つなぎしてくれて、ボサノヴァ談義をしばらくした。7月のライブでママさんもちょっと歌うと言うので、またその日の来店を約し、帰途についた。
たまたまかも知れないが、音楽を通じて、ライブを訪問したり、自分の係わるバンドのリハをしたり、うたかいで集う人たちと交歓したり、歌友と会って話に花が咲いたりが続いた一週間だった。会えば人とのと話しが広がり、また知り合いとなって繫がっていく。とても素敵なことだと思う。ただ、ひとつだけ不満なのは、ゆっくり家で料理して食事やお酒が楽しめないこと。でも、これは贅沢な悩みかも。

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