2012年8月2日木曜日

充実の゛かようかい゛、歌本も揃ってきた。



今宵も楽しく盛り上がっている皆さんたち、(前列左から)TOマスター、タッキー、HIさん、
(後列左から)TAKA、ウッチー、さいとうさん、おどけるキリさんとTAさん。 
Photo by ShigekoMama
毎週火曜日の夜は、喜多見の椿コーヒー店で「かよう会」が開かれる。地元や近隣のメンバーたちが集まって、静かな住宅街の一角にあるこの店に、歩いたりチャリに乗って出かけてくる。開店当初は、茂子ママが店で焼くチーズケーキ(とても美味しい!)と轢きたてを入れたコーヒーだけのお店だったのだが、常連客の希望で夜のお酒と、それに付ける手作りの肴を出してくれるようになり、おかげ様で楽しい歌会が続いている。
私は音友のウッチーに誘われてこの店に初めて来たのだが、それからもう2年以上日々が経った。ほとんど、毎週この店に来ているが、ここ半年程は身辺の多忙もあり、月1~2回位だった。マスターのコレクションであるクラシックギター・レキントギター・ベース・トランペット・ウクレレ・マラカスなどの店置き楽器を自由に弾かせてもらえるので、手ぶらで気軽に寄れるのがいい。デジタルピアノもあるのだが、これはミニライブの時に使うくらいで、普段はケースが被ったままだ。メンバーは、ミュージシャンの方たちも多く、ギター弾き、ピアノ弾き、ドラマー、トランペッターなどなど多士多彩。男性も女性も、歌好き方が多く、元合唱団で歌っていたとか、ライブ出演して歌っていたとか、ただ歌が好きだけとか、錚々たるものだ。
メンバーのウッチー(Pf)とキリさん(Dr)とは、バンドを組んで2回、とてもいいライブをしているし、気心も知れた仲だ。また、このお店では、私主催の音楽と料理のコラボ会(「秋の食彩とボサノヴァを楽しむ会」2010/10/17、「マクロビォテックな江戸料理と歌を楽しむ会」2010/6/25)をやらせていただき、私のブログにも何度か載せているので、興味のある方はそちらも覗いてね。

 メンバーの希望曲を整理して、茂子ママが新しく作ってくれた「かよう会歌本 5」、充実のラインアップです。私のオリジナル曲の「ときめきの夜 かようかいのうた」と「あなたの側で」も愛唱歌として載せていただいた。

美味しいお酒と肴を楽しみながら皆で歌う曲は、昭和歌謡あり、ニューミュージックあり、アメリカンポップスや童謡、演歌にグループ・サウンズ、フォーク・ソングやシャンソンなどなど。メンバーの皆さんは、゛アラカン(アラウンド・還暦)゛かアラサー(アラウンド50)が中心で、たまにアラフォーが混じるくらい。愛唱歌もやはり60年代70年代に流行った青春歌謡が多い。この歌本を次々にめくりながら、歌う人に合わせて私がギター伴奏、ウッチーがギターのソロ弾きと伴奏、さいとうさんがトランペットのソロ吹き、キリさんがマラカスなどのリズム刻み、ときおりマスターのレキントギターソロ弾きが入ったり、イズミちゃんのアコースティック・ギター早弾きが入ったりする。タッキーも最近ギター演奏の腕を上げてきている。イントロとエンディングを決めて、ヤンヤ・ヤンヤのうちに終了し、次の曲に移るという具合だ。

歌本5ができたのを期に、1と2を合わせて作った゛新歌本 1゛、これも充実のラインアップです。
歌本には、基本的に歌詞と作詞作曲者の名前が載っているだけで、コードは載せてない。その曲を歌う人のキーに合わせるので、キーも決めてはいない。歌い始めてから、「もっと上げて」とか、「少し下げて」とか、その都度歌いやすいようにキーを合わせていく。また、イントロ・エンディングも間奏やソロ弾きも、その都度声を掛けたり目で合図して、主役に登場してもらう。セッションとコラボを融合したような曲進行で、歌声酒場の雰囲気を皆で楽しんでいる、というところかな。

このところの愛唱歌は、キリさんが陽水シリーズ(「リバーサイド・ホテル」とか「夢の中へ」)、さいとうさんが三橋美智也と加藤八郎(「哀愁列車」とか「柿の木坂の家」)、タッキーが石川さゆりとアダモ(「天城越え」とか「サントワ・マミー」)、マスターは東京ロマンチカ(「小樽の人よ」とか「ラブユー東京」)などなど。ウッチーがちあきなおみの「黄昏のビギン」とアントニオ古賀の「その名はフジヤマ」を歌えば、TAさんは、越路吹雪の「誰もいない海」と石原裕次郎の「しあわせはここに」を歌う、という具合で、かくいう私は何でも歌うのだが、マイペースの「東京」とザ・タイガースの「花の首飾り」が最近お気に入りの曲。イズミちゃんが居れば、オリジナルの「ファラウェイ」や「ジプシー・ローズ」などが飛び出す。これらの曲が延々と続くのだから、あっという間に夜は更けてしまう。


同じく、歌本の3と4をあわせて作った゛新歌本 2゛、茂子ママの力作です。これで、三つの歌本を合わせて 151 曲のラインアップです。凄いです。
例えば、「哀愁の町に霧が降る(山田真二)」と、「東京の人(三浦洸一)」のコード進行はほぼ同じなので、一番から二番の歌に行く時に、歌が入れ替わってしまい、皆で゛?゛というケースも。「高校三年生(舟木一夫)」と「青い山脈(藤山一郎)」も同じで、似たようなコード進行で二つの歌を変わりバンコに歌う、という゛お馬鹿な゛遊びも何曲か楽しめる。この前、さいとうさんが「達者でなぁ(三橋美智也)」とジャズの「サマータイム」をおなじAmで変わりバンコに歌ったのにはちとびっくり! ご本人も、東日本大震災の復興支援コンサートで、実際にこの2曲をつづけて歌ったというからまたびっくり。

そんなわけで、歌本5 が出来たのを契機に、このところ毎週かようかいに顔を出している。しばらくは、毎週メンバーの方たちと賑やかな歌と美味しいお酒を楽しむ日々が続きそうだ。

何時も美味しいお酒と肴を用意してくれる茂子ママ、お店に飾る花も素敵です。

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