2013年4月21日日曜日

音楽酒場ピックでの、Jazz & Bossa Nova Night




音楽酒場ピックのHPに掲載されている開催案内より
<小田急線経堂駅徒歩5分にある Live & Session Bar 「音楽酒場ピック」です。
演奏好きや、飲みながら生演奏を聴くのが好きな「大人」の隠れ家的たまり場です。>

と、ホームページの案内にあるこのライブハウスで、毎月第3金曜日に『ジャズとボサノヴァの夜』が開かれている。ジャズ・ボサノヴァ好きなら誰でも参加OK、一人持ち歌3曲の2ステージ構成で自由に歌い演奏できる企画だ。
今年の2月にこの企画が始まる時、店主の高澤さんに誘われて私も参加し始め、以後やんごとなき事情がない限り毎回参加させてもらっている(と言ってもまだ3回目、3月はお休みした)。高澤さんによると、お店を始めた3年前から、当初はオープンマイク形式で、なんでもありの参加スタイルで歌と演奏を来場者にやってもらったのだが、次第に特定ジャンルの愛好者の希望が強くなり、今は、「Clapton セッション」とか、「70's ハードロック セッション」とか、「洋楽ナイト」、「邦楽ナイト」など、色々な企画が組まれるようになった、とのこと。同じジャンルであれば、来場者もより歌と演奏を楽しめるだろうし、一杯飲みながらの会話も色々と盛り上がるはずだ。
この夜私は、ちょっと色々な曲にトライしてみようと思い、ジャズの「Summer Time」を4ビート→ボサノヴァ→サンバ、とリズムを変えて歌ってみたり、「Antonico」をポル語と日本語歌詞(TAKA作詞)で歌ったり、「オルフェのサンバ」をゆっくりの弾き語りから早いサンバのリズムで歌い、最後は日本語歌詞で歌う、というのが前半の出しものだった。
後半は、「黄昏のビギン」をゆったりと歌ってから、「All of Me」をボッサ・アレンジで英語と日本語歌詞で、最後は、「Wave:Vou Te Contar」をポル語と日本語歌詞で歌ってみた。こんな風に、色々な表現を試してみて、来場者の方たちに感想をお聞きできるのも、こういった企画に楽しみでもある。
 
前回も参加されていたギタリストの野津さんが今回も来ていて、「他の都合に優先してこの会には来たいんだ!」と言って店主を喜ばせていたが、その素晴らしいギターソロ演奏をこの夜も聴かせてくれた。「Dindi」、「黒いオルフェ」、そして、コード演奏を重ねながら弾いた「オリジナル曲」など。
彼は、何人かの女性ヴーカリストと組んでのボサノヴァやラテンバンドのライブを、都内各所で続けているギタリスト。ギター演奏は独学とおっしゃっていたが、レパートリーも沢山お持ちで、この夜も素敵な音色で来場者を魅了した。



カウンターに陣取って、次から次へとボサノヴァを弾く野津さんと歌うTAKA、やぁ~楽しかった!
Photo by Takazawa

ステージが終わった後は、後から来た常連さんと一緒に、カウンターでボサノヴァ曲を歌いあった。お店に常備の歌本(「ボサノヴァ・ハンドブック 吉野幸子著」)を広げて、野津さんのギター伴奏で本の頭から順繰りに歌っていく。時折、常連さんのボンゴが入る。ポル語歌詞はもっぱら私が歌ったが、お店スタッフの吉田さんも、「タカさん、空でよく覚えていますねぇ~!」と感心しきり。マスターも、「むかし、雑誌の『明星』についていた歌本を皆で歌っているみたいですね~!」とニコニコ顔。そうして、「イパネマの娘」、「おいしい水」、「アントニオの歌」、「カーニヴァルの朝」などなど、歌い爪弾きながら夜は更けていった。

ふと気が付けば、時計は11時半を廻っている!電車のあるうちに帰らなければと、近辺に自宅がある皆さんに、また次回お会いしましょうと挨拶して、帰途についた。少人数のお客さんだったが、とてもくつろげた一夜だった。

音楽酒場ピックの案内は下記のHPで。
http://pickevent.exblog.jp/17412457/

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