2014年3月7日金曜日

箱根・湯の花温泉の露天風呂に、ゆったりと浸かる。



源泉から引いた露天風呂のお湯は、硫黄分が混じって白濁している。手のひらで掬うと、白い
粉状の成分が沢山透けて見えた。 All Photo by TAKA


春の暖気と冬の寒気がせめぎあっているこの季節、急激な天候の変化と気温のアップ・ダウンに

体調を崩される方も多い。私の係わっている地域サービスでも、担当する高齢のじい様・ばあ様

達が次々とダウンし、入院したり不帰の人となったりで、ポカっと時間が空いてしまった。こんな時

はめったにないので、日頃の骨休めに温泉に出かけてみた。


箱根湯の花温泉はゴルフ場に隣接したホテルで、箱根では一番標高の高い場所に位置

する。すぐ側の源泉地から湧き出る湯は硫黄成分が混じり、露天風呂のお湯も白濁した

水色で独特の色をしている。信州育ちの私は万座温泉とか白根山湯釜で、その黄色の

硫黄成分と、それが混じった水の色をよく知っているのでちょっと懐かしい気がした。

小田原まで電車で向かい、駅でホテル迎えのシャトルバスに相乗りして国道1号の山道

をひたすら上り、国道を離れてまた急坂を上ってホテルに着いた。バスは補助席まで

一杯のお客さんだった。ゴルフ場が閉鎖されるこの時期、割安なプランが人気でホテル

も賑わっていたのだ。


露天風呂の湯・湧き出し口は、硫黄成分で黄色に染まり(フォト上)、効能書きが風呂

脇の大石に括り付けられている(下)。神経痛・筋肉痛・疲労回復・冷え性・慢性皮膚炎

にいいそうな。

夕方ホテルにチェックインしたら、そのまま露天風呂に向かった。周囲の杉林に残る雪

を見ながら、肩まで湯につかり、温まったらまた湯舟の外に出て身体を冷やし...

その繰り返しを何度も続けて小一時間露天風呂を楽しんだ。その夜も翌朝もお風呂

に浸かり、温泉三昧を満喫した。翌朝は、冷たい雨が山を覆い、雨に濡れながらの

露天風呂だったが、湯船に入っている分には寒さを感じないので、雨を見ながらの温泉

もいいものだと思った。ただ、それだけなのだが、ゆったりとした時間が流れていく...

この温泉の成分は、肌にピリッとする感じがしたが、皮膚炎などにも効くという。冬場の

乾燥で、肌の痒みや湿疹が出ていたのも治まった気がした。


隣のゴルフ場は、すっぽりと雪にうずまっていた(約30㎝とのこと)。シーズン中は、ゴル

フ客も多いと思われるが、この時期は、温泉目当てのお客が大半だ。











食事は和食のメニューだったが、一皿ごとの量は少ないけれども、次から次へと皿が出て

きて、満腹になってしまった。作りも丁寧でなか
なか美味しかった。

翌朝の朝食も、結構ボリュウムがありしっかりと食べてしまった。地元産のアジの干物が

おいしかったし、温泉卵の茹で具合が絶妙だった。温泉に来ての朝食は、なぜか「日本の

正しい朝食」という感じがして、日頃なかなか食べれない朝の和食を嬉しく思った。



食事した宴会場の入り口に吊るされていた『飾り雛』、かわいいものやユーモラスなものが沢山あり、

眼を楽しませてくれた(左)。


帰路は、冷たい雨の降る中、またシャトルバスで小田原まで山を下り、駅前の鈴廣(蒲鉾の)で、真薯

(しんじょ)と、魚の干物をお土産に買った。天気予報では、一時雪になりそうだと伝えていたが、幸い

に雪で降り込められることもなく、無事帰宅した。この時節は、天候が急変し大雪になることもあるので、

出かけるにも注意が必要だ。


昨年は、雪が降り積もる中、越後の大湯温泉に出かけてみた。シンシンと雪が降り続く中で、露天

風呂に浸かるのもいいけれど、他には何もできない、というのがちょっと辛いかもしれない。今回の

硫黄成分たっぷりの湯の花温泉は、近場の温泉ではあるが、見た目にもきれいでとても気持ち

がよかった。

露天風呂を堪能した早春の温泉旅だった。

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