2015年6月4日木曜日

孔雀サボテンとヒスイカズラの咲く頃




ベランダに置いている孔雀サボテンの花が一輪満開となった。この後数輪が順次開花しそう。
極彩色の大輪花は、とても豪華絢爛だ。 All Photo by TAKA


我が家の孔雀サボテンは、10年ほど前に友人から葉を3枚もらって植木鉢に葉差しして増やしたものだが、

増えた親株がカイガラムシにやられたり、夏の酷暑に負けたりしたのをまた葉差しして、今は三代目だ。

葉差しした年は花は咲かないが、株がしっかりして葉が伸びると、2年めの初夏には見事な花を咲かせて

くれる。自分でも、よくまあ育てて来たもんだと感心する面もあるが、この花が咲く時はとても心が躍るような

気持ちになる。蕾からは想像できないような゛ど派手゛な花の開き方、例えは何だが、まるで歌舞伎の十八番

「勧進帳」で弁慶の見得の切り方を見るようだ(個人的な感想ですが...)。外側の尖った顎片の深紅、内側

花弁の濃いピンクと赤のダブル・トーン、花芯の両シベのクリーム色、なかなか他には見られない南国

ジャングル原産の極彩色だ。しかも花芯からは、とてもバタ臭い香りが漂ってくる。孔雀サボテンは昼咲きで、

朝花が開いてその日と翌日まで咲いて夜には花を閉じる。同じ属の「月下美人」は夜咲きで、白い気品の

ある花を夜中に開いて数時間だけ咲いて閉じてしまう。だから、花の開花になかなか遭遇できないと言わ

れる。幸運なことに、私は昨年椿珈琲店で月下美人の開花を存分楽しむことが出来たが(2014年7月

13日の項を参照のこと)。



ヒスイカズラの翡翠(宝石)色の花房、数ある花々の中でも本当に珍しい花色だ。
2013年5月、フラワーセンター大船植物園にて。


熱帯雨林原産の孔雀サボテン繋がりで思い出したのだが、同じく熱帯雨林(フィリピン)原産の『ヒスイカズラ』

も、なかなかお目に掛かれない花だろう。植物園の温室(熱帯植物専門の)には生育されているケースが

あるけれども、そこまで出かけないと見られない花だ。勾玉を連ねたような不思議な花姿は、小さなランの

花のようにも見えるし、蔓からバナナのようにぶら下がって咲く様は、始めてみた時にはとてもビックリした

のを想い出した。今年は今が満開だろうか、それとも散り終わってしまっただろうか?




オーケストラと合唱団の共演、出し物はハイドン『テレーゼ・ミサ』とブラームス『ドイツ・レクレイム』
東京芸術劇場。コンサートホールの公演パンフレットより


5月の終わりに、以前高校同期生バンドを一緒にやっていたHAちゃんが合唱団の一員として出演する

コンサートが開かれるということで、池袋の東京芸術劇場まで出かけてみた。同じバンドでコーラスを

HAちやんと一緒にやっていたHIさんが招待され、ついでに私も招待いただいたので、とても楽しみにして

いたのだ。公演案内によると、指揮者の牧野成史さんが指導する48人のフル・オーケストラと、3つのコーラス

・グループ計63名の合唱団ハイドン『テレーゼ・ミサ』を、同じオーケストラ(ダヴィド・ティム指揮・)と

4つのコーラス・グループ(郡司博他合唱指導)計236名の合唱団でブラームス『ドイツ・レクレイム』を、

ということで、何だか何だか大変な規模の音楽隊なのであった。

HAちゃんによると、このような大規模コンサートは1年か2年に一度だというが、音響のいいホールで、弦楽器

を中心としたオーケストラの生音と、人声の集合体である合唱、そしてパイプ・オルガンの響きを聞くのは

とても気持ちが良かった。拡大された電気的音響(エレキギターやマイク音など)がまるでない生音がいかに

心地よいか ! おかげで私は途中途中、目を閉じてうとうと寝てしまった(よくあることです!)。こういう大掛かり

な出し物を練習し、ひとつのまとめていくのは時間がかかるし、とても大変なことだと思うが、やはり達成感

も大きいだろうな、と推察された。

公演の後、すっかりきれいに変わってしまった駅ビルの中の喫茶室で、3人揃って色々と四方山話が出来たのも

楽しかった。HAちゃんは地元のバッハ・アカデミーで毎週練習しながら、時折コンサートに出演する機会がある

とのことだが、こういう音楽活動を続けて行くのはとてもいいことだな、と改めて感じたのだった。

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