私、ジョビアゥ・タカのオリジナル・ソング『ブラッド・ムーン』については、その創作の経緯をこのブログにも
載せたし(2014年12月6日:新曲・『ブラッド・ムーン』が、ようやく出来上がった。)、また、You-Tubeで公開した
この曲の動画(同年12月5日)を見た方のコメントを紹介させて頂いたり、60年以上前に作られたイタリアン
・カンツォーネ曲の『ルナ・ロッサ』とそのカバー曲の数々を紹介したりした(同年12月20日:『ブラッド・ムーン』
と『ルナ・ロッサ』〈赤い月〉)。その後、私自身のライブ(ジョビアゥ・タカバンド ライブ)でバンド演奏と共に歌った
り、地元の歌会:どようかいでみなさんと一緒に歌ったりして、私のオリジナル曲の中でもこの曲はお馴染み
の曲になってきているのだが...
きっかけは、歌友HIさんからの情報で、「日本のミュージシャンの大物が、『ブラッド・ムーン』という曲を
最近発表したわよ!」というものだった。早速ネットで調べてみると、それはロック・アーティストの佐野元春が
今年7月22日にリリースしたアルバム『BLOOD MOON』(CDとDVD)に収録された『紅い月』というタイトル
の曲だった。
▢『紅い月』 佐野元春とTHE COYOTE BAND (Daisy Music) You-Tube より
私のオリジナル曲のタイトル『ブラッド・ムーン』と被ったらやだな、という危惧はひとまず解消された。アルバム
名が英文、曲名が日本語でしかも『紅い月』(赤い、でなく)なので、類似呼称にはならないだろう(意味的には
同じでも)。それで、アルバムリリースに先行して公開されているスタジオ録画版のプロモーション・ビデオを
You-Tubeで見てみたら、これがなかなかいい曲だった。『Someday』などでお馴染みの゛佐野節゛は健在で、
小気味よいロック・サウンドに乗って弾き語りする佐野元春は、まだまだ若々しく感じられた。同様にネットで
入手した『紅い月』(作詞・作曲:佐野元春)の歌詞を見てみると、昨年10月8日に日本各地で見られた皆既月食と
紅い月(ブラッドムーン)に曲想を得た(と思しき)詞が綴られていた。その詞のサビ部分は以下の通り(抜粋)。
♪ 君が夢に見た温もりは
ほかの誰かのための おとぎ話だった
もう振り向くことはないよ
人生は短い
だいじな君
心、偽らないで
どんな時でも ここで戦っているから
空を見てごらん
紅い月が浮かんでる
夢は破れて すべてが壊れてしまった ♪
1956年生まれ(59歳)の佐野も、すぐに還暦だ。
♪ 愛とか自由とかについて 語り合ったあの頃
時を重ねて 私たちは大人になった ♪
という歌詞の語り出しもあるが、年を重ねて来た後に得た、ある種の諦観に裏打ちされた穏やかな視点を
感じる。ただし、歌は、ビートの効いたリズムに乗せて、ラップシンガーのように、歯切れよく繰り出される
言葉と、バックバンドの若いミュージシャンと一緒に作り出すパワフルなサウンドに仕上がっていて、
『エッヂの効いた、純度の高いダンサブルなロックサウンドになっている。』(Amazonの内容紹介より)のだ。
ブラッド・ムーンのあの紅い月を見て、「夢が破れて すべてが壊れてしまった」、と言うけれど、「どんな時も
ここで戦っているから」という言葉が、今を生きる佐野のメッセージだと受け止められた。
<この項つづく>
同じでも)。それで、アルバムリリースに先行して公開されているスタジオ録画版のプロモーション・ビデオを
You-Tubeで見てみたら、これがなかなかいい曲だった。『Someday』などでお馴染みの゛佐野節゛は健在で、
小気味よいロック・サウンドに乗って弾き語りする佐野元春は、まだまだ若々しく感じられた。同様にネットで
入手した『紅い月』(作詞・作曲:佐野元春)の歌詞を見てみると、昨年10月8日に日本各地で見られた皆既月食と
紅い月(ブラッドムーン)に曲想を得た(と思しき)詞が綴られていた。その詞のサビ部分は以下の通り(抜粋)。
♪ 君が夢に見た温もりは
ほかの誰かのための おとぎ話だった
もう振り向くことはないよ
人生は短い
だいじな君
心、偽らないで
どんな時でも ここで戦っているから
空を見てごらん
紅い月が浮かんでる
夢は破れて すべてが壊れてしまった ♪
1956年生まれ(59歳)の佐野も、すぐに還暦だ。
♪ 愛とか自由とかについて 語り合ったあの頃
時を重ねて 私たちは大人になった ♪
という歌詞の語り出しもあるが、年を重ねて来た後に得た、ある種の諦観に裏打ちされた穏やかな視点を
感じる。ただし、歌は、ビートの効いたリズムに乗せて、ラップシンガーのように、歯切れよく繰り出される
言葉と、バックバンドの若いミュージシャンと一緒に作り出すパワフルなサウンドに仕上がっていて、
『エッヂの効いた、純度の高いダンサブルなロックサウンドになっている。』(Amazonの内容紹介より)のだ。
ブラッド・ムーンのあの紅い月を見て、「夢が破れて すべてが壊れてしまった」、と言うけれど、「どんな時も
ここで戦っているから」という言葉が、今を生きる佐野のメッセージだと受け止められた。
<この項つづく>
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